十勝毎日新聞に掲載された足寄町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第314回 [ 2008/09/25 ] 毎週木曜日更新
十勝めーる >>> 足寄めーる
足 寄 町
町長 安久津 勝彦
面 積 1408.09平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 エゾムラサキツツジ・アカエゾマツ・エゾライチョウ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 町は自立のまちづくりの推進のための指針「足寄町自律プラン」を1月にまとめ、「協働のまちづくり」「産業の振興」「財政の健全化」を3本柱に掲げ、2014年度に04年比30%の財政規模縮小を図る方針とした。町営大規模草地育成牧場は4月からJAあしょろ(仲野貞夫組合長)に一部委託を開始、06年4月から指定管理者制度による全面委託を予定。3月に北見市で行われた第13回ふるさと銀河線関係者協議会で「ふるさと銀河線」の廃止と06年4月からのバス転換が決定。7月1日で町は機構改革を実施、19部門の課・部局を11部門に統合。7月31日に町消費者協会が設立、悪質商法から町民を守る啓発等を開始。8月にオンネトー地区の環境保全と観光振興の長期計画を関係機関が協議する「阿寒国立公園オンネトー地区連絡協議会」発足。38年の歴史を刻んだ町ばん馬大会(町輓馬協会主催)が8月23日の大会で終了。9月1日付けでJAあしょろと町開拓農協が合併、懸案だった町内1農協化が実現。9月に新役場庁舎着工、カラマツ材を使用しペレットボイラーを導入する計画で06年10月完成予定。10月、芽登の旧足寄西中学校体育館に、とかちペレット協同組合(中島正博理事長)の木質ペレット製造工場が完成した。
関 連 リ ン ク
足寄町役場ホームページ
商工会(ギュウギュウドットコム)
足寄町国民健康保険病院
足寄動物化石博物館
北海道立足寄少年自然の家
2008年9月22日の記事
ヒグマの農業被害拡大 農家に打撃、早期対策求める声
 デントコーンなどの農作物の収穫が本格化した今月に入り、ヒグマによる農業被害が上足寄や螺湾などの山間部で拡大している。被害額は明らかになっていないが、農家からは「年々食害がひどくなっている。飼料、燃料の高騰に追い打ちを掛ける勢いだ」と早急な対策を求める声が上がっている。

 上足寄地区で酪農を営む大西慎司さん(40)のデントコーン圃場(ほじょう)は、国道241号に隣接しているが、深刻な食害を受けている。エゾシカは外側から農作物を食べていくが、ヒグマは内側まで入り込み、座ってコーンを食べるため、圃場の中に円形に倒れ込む被害が多数出ているほか、ヒグマが掘った穴にハーベスターの車輪が落ち込み、壊れる被害も出ている。

 大西さん自身も畑の外周に携帯ラジオを設置したり、花火を鳴らすなど対策を取っているが「一度味をしめたクマは毎年やってくる。危険で牧草地の草刈りにも行きづらい。圃場の外からでは見えないところで被害が増えているので、被害が広がる前に収穫に取り組んだ」と話す。

 足寄集落農業推進会議の松井啓員会長も「クマの被害は年々増加している。エゾシカ対策の柵も老朽化しており、早急に何とかしなければ」と語る。

 しかし、被害を食い止める有効策は見当たらない。町有害鳥獣被害対策協議会(会長・安久津勝彦町長)では国の「鳥獣被害防止総合支援事業」を受け、今年度から3年間、エゾシカ侵入防止柵の再整備や移動式囲いわなによる捕獲実証実験、ハンターの養成などを行うが、「現状では目撃や被害情報に応じてハンターに捕獲要請し、箱わな設置による駆除やパトロールしかできない」(町)と決定打がないことに苦悩している。

 一方、上足寄シカ柵管理利用組合の畠正市組合長は自身のスイートコーン圃場約3.5ヘクタールに電気牧柵を設置。これまではビートも含め毎年被害を受けたが、今年はスイートコーンの被害は1回のみ。畠組合長は「電牧で一定の効果が出ているので、再整備するシカ柵にも電牧を導入したらどうか」と提案しており、注目される。(宮木宗久)
2008年9月20日の記事
開町100年の古里応援を 札幌足寄会総会と懇親会
 札幌足寄会(鷲岡彰会長)の総会と懇親会が19日、札幌すみれホテルで開かれた。約50人が出席し、古里談議に花を咲かせた。
 総会で再任された鷲岡会長は「今年は開町100周年の記念すべき年。ふるさと応援団として協力していきたい」とあいさつ。安久津勝彦町長が「ふるさと100年祭りを盛大に開催することができた」など、最近の町内の動きを報告、吉田敏男町議会議長の発声で乾杯した。

 鈴木宗男衆院議員も駆け付け「足寄で生まれ育ち、自然に鍛えられたから今日がある」などと語った。石川知裕衆院議員(代理)、椿原紀昭空知管内栗山町長があいさつ。ラワンブキの漬物など町の特産品が当たる抽選会も行われ、出席者は旧交を温めていた。(末次一郎)
2008年9月20日の記事
草の根活動に意欲 足寄出身市原さん タンザニア派遣の抱負語る
 青年海外協力隊の今年度2次隊としてタンザニアに派遣される町出身の市原真須美さん(27)がこのほど町役場を訪れ、安久津勝彦町長に抱負を語った。

 市原さんは足寄中を卒業後、北星学園女子高、青山学院大を経て、2004年から米国ボストン大大学院で女性や子供の権利向上を目的としたコミュニティー開発について学び、ネパールでNGO(非政府組織)のインターンシップも経験した。

 タンザニアへの派遣期間は29日から2年間。村落開発普及員として、女性の生活向上を目的とした活動や、職業訓練校の自立運営への支援などに携わる。

 この日はJICA(国際協力機構)帯広の中野智・業務課長、事業担当の小川啓子さんと来庁。市原さんはJICAでの研修内容や目標などを語り、「草の根レベルでの活動を行っているので青年海外協力隊を志願した。2年間の活動を通し、将来の自分の進路を考えたい」と述べた。

 安久津町長は「足寄から世界で活躍する人が出ることは、子供たちへの励みにもなる」と激励した。(宮木宗久)
2008年9月19日の記事
放牧酪農の現場視察 JICA研修員7人
 国際協力機構(JICA)帯広国際センターの「循環型家畜生産システム」コースの研修員がこのほど、町芽登の柴田牧場(柴田哲夫代表)を訪れ、農耕飼料の利用が少ない低投入型の放牧酪農を学んだ。

 同コースは6月27日から今月25日までで、フィジー、インドネシア、マダガスカルなど6カ国から7人が参加している。

 この日は研修員ら9人が参加。柴田代表から同牧場の歴史や規模などの説明を受けた後、放牧地を見学。乳量や草地の状況などについて活発に質問したほか、牧場内を撮影し、「青草が健康な牛を育て、良質な牛乳を生産していることが実感できる良い牧場だ」などと感想を述べた。(宮木宗久)
2008年9月18日の記事
足寄開町100年記念 近代美術館帯広美術館 移動展スタート
 開町100年記念事業「2008北海道立近代美術館・帯広美術館コレクション〜美へのいざない」(町教委など主催)が17日、町民センターで始まった。両美術館の厳選された絵画作品など40点が並び、多くの人が訪れている。21日まで。

 両美術館による移動美術展で、地域への作品鑑賞の機会提供などを目的に実施。今年度は足寄町と日高管内様似町の2町で行われる。

 近代美術館所蔵のエコール・ド・パリの絵画や十勝ゆかりの神田日勝らの作品30点と、帯広美術館所蔵のバルビゾン派の絵画など10点を展示。鑑賞した螺湾小の桜井君は「将来は画家と木工作家になりたい。上手な絵を見ることができて楽しい」と話していた。

 初日は午前10時から開会セレモニーが行われ、足寄保育園の園児、大誉地、芽登、螺湾の3小学校の児童ら約100人が出席。星崎隆雄町教育委員長、安久津勝彦町長があいさつし、町民代表の長野さん(芽登小)と3人でテープカットを行った。

 午前10時−午後8時。入場無料。最終日は午前10時から、帯広美術館学芸員による作品解説も行われる。問い合わせは町教委生涯学習室(0156・25・3188)へ。(宮木宗久)
2008年9月17日の記事
進学に向け意見交換 足寄高 九州大の学生勉強方法など進言
 足寄高校(谷川信幸校長、生徒157人)でこのほど、進学希望の生徒に、九州大北海道演習林(古賀信也林長)での実習に訪れた同大の学生がアドバイスなどを行う「高大連携進学座談会」が初めて開かれた。

 同校では魅力ある学校づくりを目指し、進学合宿など学力向上の取り組みを進め、同演習林で1年生を対象とした体験学習も行っている。今回の事業は、町と協力協定を結んでいる九州大農学部の協力で実現した。

 同校から進学希望の2、3年生29人、九州大からは12日まで実習を行った農学部の3年生7人が参加した。

 谷川校長らのあいさつの後、古賀林長が九州大や大学とは何かについて説明。生徒と学生は3グループに分かれて座談会に臨み、大学生活や進学に向けた勉強方法、将来の夢などについて活発に意見交換した。

 生徒代表で謝辞を述べた三原君は「気軽に勉強方法などいろいろ教えてもらい、貴重な体験になった」といい、九州大の塩崎さんも「高校生の素直さや頑張りが、自分たちの刺激にもなった」と話していた。(宮木宗久)
2008年9月16日の記事
新鮮野菜を収穫 ネイパルあしょろ探検隊 小・中学生がカレー作り
 道立足寄少年自然の家・ネイパルあしょろ(平野隆一所長)主催の「ネイパルあしょろ探検隊〜野菜を収穫しよう〜」がこのほど、2日間にわたり同施設で行われた。

 同事業は、野菜の収穫と調理を通し、心のバリアフリーを図る障害者交流促進事業として開催。小・中学生35人とボランティア5人の計40人が参加した。

 初日は十勝農業改良普及センター十勝東北部支所の野原富幸さんと麻生真琴さんを講師に、同施設の体験農園でタマネギやニンジン、ジャガイモなどを収穫。最終日はトウモロコシを収穫した後、野外炊飯場でカレーライスやシチューなどを作った。

 足寄小の智哉君は「収穫が楽しかった。新しい友達もでき、料理もおいしくできた」と話していた。(宮木宗久)