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足 寄 町 |
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| 町長 安久津 勝彦 |
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| 面 積 |
1408.09平方キロメートル
(総務省統計局より) |
| 花木鳥 |
エゾムラサキツツジ・アカエゾマツ・エゾライチョウ |
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関 連 リ ン ク |
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| 2010年3月11日の記事 |
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| 暖房使わず越冬栽培 独自有機堆肥で葉物野菜青々 |
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「だちょう牧場足寄湖」(町中矢631)場長の笠原諭さん(76)=本別町南1=はこの冬、場内のビニールハウスで一切の暖房を用いず、ホウレンソウなど葉物野菜の越冬栽培に成功した。独自に作った有機堆肥(たいひ)が、ハウス内で土の凍結や極端な室温低下を防いだ格好。ハウス内では青々とした葉を付けた作物が収穫期を迎えており、笠原さんは「土づくり次第で越冬栽培が可能と実証できた。来季はさらに規模を拡大したい」と手応えを感じている。
「だちょう牧場足寄湖」の笠原さん
笠原さんは5年前から場内の畑地に、馬ふんと、シイタケ栽培で出た菌床のおがくずを混ぜた有機肥料を投入。この冬、そこに建つ大型ハウス(330平方メートル)の内部に小型ハウス(100平方メートル)を用意し、この中でホウレンソウと小松菜、大根、サラダ菜の越冬栽培を行った。昨年11月の播(は)種後、加温や散水を一切行わず、いずれも順調に作物を生育させた。
ハウス内ではこの冬、「室温が常時プラスとなり、外気温が氷点下30度を超えた2月でも室温が4度前後に保てた」という。有機堆肥を使わなかった一角では、土の凍結も見られ、作物も育たなかったことから「有機堆肥を活用した土は保温性が高まり、室温を上げることにもつながった」と分析する。
7年前に大腸がんと診断されて以来、食事療法を実践し、余命半年と宣告されながらも無農薬野菜などの食事を通じて病気の進行を食い止めてきた。「冬場でも健康的で新鮮な野菜を口にしたい」と思い続け、コストをかけない越冬栽培の方法を独自に模索してきた。
有機堆肥の効果については自身でも半信半疑だった面もあり、「何度もハウスに暖房器具を持ち込もうと考えた」。しかし、自らの挑戦をしっかり検証したいとの思いが勝り、どれほど外気温が下がっても「失敗しても仕方ないと覚悟を決め、ひたすら何もせずに生育を見守った」。心配とは裏腹に作物は順調に生育し、「信じてきた栽培方法が成功し、喜びはひとしお」と顔をほころばせる。
ハウス内の作物は、今月上旬から本格的な収穫が見込める状態に。冬場を乗り切ったため、「夏場のものより甘みもうま味も強い」と品質にも胸を張る。来季は規模を拡大して越冬栽培に臨む考えで、「播種を1カ月前倒しし、寒さが厳しい2月ごろから収穫できるようにチャレンジしたい」と目を輝かせている。(杉原尚勝) |
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