十勝毎日新聞に掲載された広尾町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第189回 [ 2006/04/18 ] 毎週火曜日更新
十勝めーる >>> 広尾めーる
広 尾 町
町長 大野 進
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 人 口 8,868人
(男4,277人 女4,591人)
面 積 596.14平方キロメートル
花木鳥 ヒロオツツジ・オンコ・カモメ
□主な動き
 町は自主自立プランで、地方交付税減少による影響から向こう10年間に約87億円の財源が必要と試算した。その財源を生み出す主要施策として十勝港整備に借り入れた政府系資金を民間低利資金に借り換えることに成功。単年度の返済額を大幅に圧縮して44億円の財源を確保、自立への道筋をつけた。

 公的資金の繰り上げ償還と借り換えが今年度から制度化され、全国でも先駆的に導入した格好。返済総額自体は増えるが、港湾の長い耐用年数に即して返済期間を10年間延長するため、財政負担の軽減が可能になった。

 懸案の十勝港企業誘致では、農協サイロの増設が実現する。同校では1,000トン収容するサイロ65基が稼働中。秋まき小麦の生産数量の増加に伴い、同規模のサイロ25基の増設工事が始まった。

 また、釧路税関支署十勝出張所によると、平成17年上半期(1−6月)の十勝港外国貿易概況は輸出と輸入を合わせた貿易額合計が前年同期比64.2%増の32億1,400万円となり、上期ベースでは1999年の開港以来、過去最高になった。石炭や鉄スクラップなどの取扱量が好調に推移したのが要因。
関 連 リ ン ク
広尾町役場ホームページ
広尾サンタランド
2006年4月15日の記事
先陣切り4隻出漁 サケ・マス流し網漁解禁
 日本200カイリ内太平洋水域で操業する小型サケ・マス流し網漁が15日解禁となり、十勝港からも広尾漁協所属の4隻が同日午前0時すぎに出漁した。高級魚「トキシラズ」で知られるシロザケやカラフトマスを漁獲する主要漁業。家族らが岸壁で航海の無事と大漁を願った。

 広尾漁協からは前年同様14隻が出漁を予定しており、残る10隻も5月にかけて順次出漁する。大樹漁協からも近く出港する予定だ。初水揚げは1週間後の今月下旬になる見込み。

 肌寒い中、15日午前0時すぎ各船とも一斉に汽笛を鳴らして出港。建設会社勤務の工藤将美さん(26)は家族ら7人と一緒に「第五十八魁漁丸」の見送りに訪れ、「けががなく無事に操業し、たくさん取ってきてほしい」と願った。小さな子供も「頑張って」と大きな声を出し、漁場に向かう船に手を振っていた。漁期は7月7日まで。(児玉匡史)
2006年4月14日の記事
町地域包括支援センター 運営協議会が発足
 介護保険法改正に伴い、町地域包括支援センター運営協議会が12日午後1時半から町コミュニティーセンターで会議を開き発足した。会長には黄金晃治氏(町社会福祉協議会長)を互選、高齢者の介護予防や総合的な相談など同支援センターの円滑な運営を図る。(児玉匡史)

 同支援センターは保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーの資格を持つ専門職3人と臨時職の計4人体制。1日付で町が設置し、在宅介護支援センターがあった特別養護老人ホーム内に事務所を置く。

 この日は大野進町長が委員9人を委嘱。同町長は「支援センターを適切に運営し、公正・中立な立場を確保していきたい。皆さんの協力をお願いする」とあいさつ。黄金会長は「町と連携しながら福祉向上のため頑張りたい」と抱負を述べた。

 議事では2006年度事業計画と予算を承認した。具体的な事業では、65歳以上の高齢者が転倒や骨折で要介護状態にならないよう予防教室を開くほか、高齢者の総合的な相談や生活支援など各種サービスを展開する。介護を担う家族への身体的な負担を軽減する取り組みも行う。
2006年4月13日の記事
白バイ仕込みの安全運転 郵便局の集配業務職員に好評 広尾署
 広尾署(工藤清己署長)は二輪車の安全運転を推進するため、実技指導に力を入れている。白バイ運転で道内有数の署員を指導員として派遣する初の取り組み。11日には第一弾として広尾郵便局の指導にあたり、集配業務職員から好評だった。

 二輪車の指導は同署地域交通課地域係の濱中洋希さんが担当。濱中さんは元交通機動隊員で白バイ全国大会に選手として出場したほか、選手育成にあたるなど白バイの指導に実績がある。

 同署の交通安全の取り組みでは事業所や住民を対象とする講習会を開いているが、「耳で聞くだけでなく、実体験で交通安全に理解を深めてほしい」(地域交通課)と、自動車も含め実技指導を実施することにした。

 広尾郵便局では集配業務にバイクを使う局員4人を対象に行われ、駐車場に練習コースを設け指導した。濱中さんは、低速でのバランス維持やブレーキの掛け方などを熱心に説明し「広い視野を維持して事故を防止するよう、運転時の目線を大切にしてほしい」とアドバイスした。

 白バイ仕込みの本格的な指導を受けた同局総務主任の荒川靖さんは「ブレーキの掛け方など安全運転にとても参考になった」と感心した様子。本保栄光局長は「運転の基本動作の重要性を改めて確認でき、いい経験になった。今後も交通安全に気を引き締めたい」と話していた。(児玉匡史)
2006年4月12日の記事
大森農場 宿根草の出荷盛ん
 春の庭づくりを控え、大森農場カントリーガーデン(町紋別、大森康雄代表)の温室で宿根草の出荷がピークを迎えた。緑や赤など色鮮やかな草花が暖かい日差しに映えている。

 同農場は十勝の寒さにも耐える世界の宿根草を提供しようと約700品種を栽培。プラス15度の温室内にはヒューケラー類やゲラニウム類などの苗がずらりと並ぶ。園芸店で5月連休前に本格化する苗販売に向け、同農場は道内外に約3万6000鉢を送る予定だ。

 大森代表は「出荷時期に合わせて成長を管理するのは大変だが、今年もいい苗が順調に育っている」と笑顔を見せる。同農場は全国規模の園芸展示会に出品した実績があるほか、英国の庭園デザイナー、ダン・ピアソンさんが訪れたことも。29日からは一般向けの今季営業も始める。(児玉匡史)
2006年4月12日の記事
15日解禁の小型サケ・マス漁安全操業へ指導、点検 広尾海保
 広尾海上保安署(相馬文良署長)は10日、十勝港漁港区で、15日解禁の小型サケ・マス漁に出漁する漁船の海難防止指導と安全点検を行った。

 日本200カイリ内の小型サケ・マス流し網漁で広尾漁協からは14隻が出漁を予定。このうち4隻の漁船が出漁準備を整えており、広尾海保署員8人が手分けして指導に当たった。

 火災防止に向け船内暖房器具の取り扱いに注意を呼び掛けたほか、作業中は救命胴衣を必ず着用することなど、安全操業への注意事項を改めて確認した。(児玉匡史)
2006年4月11日の記事
広尾署と町商工会女性部新1年生にプレゼント 「愛の鈴」28年目に
 町商工会女性部(萬亀山ちず子部長)と広尾署(工藤清己署長)は10日午前、広尾小と広尾第二小の新入学児童に交通安全の願いを込めて「愛の鈴」をプレゼントした。

 この日は各校で入学式が行われ、萬亀山部長や工藤署長ら8人が正面玄関前に待機し、新入学児童が父母に付き添われ、校門を初めてくぐると「入学おめでとう」と声を掛け、真新しいランドセルに愛の鈴を付けた。

 鈴の贈呈は1978年から28年間続けている取り組み。女性部員10人が1年かけて毛糸を鐘のように編み上げ、広尾小28人、広尾第二小33人に贈った。萬亀山部長は「子供たちが交通事故に遭わないよう無事を願っています」と話していた。

 また、同署では新入学児童と父母の記念写真をポストカードとして贈ろうと、署員が入学式の看板前で写真撮影、親子に喜ばれていた。(児玉匡史)
2006年4月9日の記事
防犯ブザー無償提供 町内の児童480人全員に
 町内の小学生全員に、携帯用防犯ブザーが無償提供される。ピンを抜くと大音量のブザーが鳴って周囲に危険を知らせ、不審な声掛けなどの犯罪から児童を守る。

 防犯ブザーは、広尾ロータリークラブ(魚井郁生会長)が10日の小学校入学式で新入学児童約80人に寄贈するほか、2年生から6年生までの約400人分は町教委が提供する。

 町は2001年の児童殺傷事件をきっかけに、児童・生徒を犯罪から守ろうと計200個の防犯ブザーを小・中学校に配備。課外学習など必要に応じて、児童・生徒のクラスごとに貸与し使ってきた。

 通学中の児童を狙った声掛けなどの犯罪が十勝でも相次ぐ中、今年度からは、新しい防犯ブザーを買って児童に無償提供する。「電池など消耗品は自己負担をお願いするが、通学や遊ぶときも常に防犯ブザーを身に着けてほしい」と町教委。以前からある防犯ブザーは回収し、中学生向けの貸与を検討する。

 また、広尾ロータリークラブもこれまで黄色いランドセルカバーを新入学児童にプレゼントしてきたが、魚井会長は「最近はランドセルを使わない児童も増えたので、今年は贈り物を防犯ブザーに替え、子供の安全を守りたい」と話している。(児玉匡史)