十勝毎日新聞に掲載された広尾町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第281回 [ 2008/02/05 ] 毎週火曜日更新
十勝めーる >>> 広尾めーる
広 尾 町
町長 大野 進
面 積 596.16平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 ヒロオツツジ・オンコ・カモメ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 町は自主自立プランで、地方交付税減少による影響から向こう10年間に約87億円の財源が必要と試算した。その財源を生み出す主要施策として十勝港整備に借り入れた政府系資金を民間低利資金に借り換えることに成功。単年度の返済額を大幅に圧縮して44億円の財源を確保、自立への道筋をつけた。

 公的資金の繰り上げ償還と借り換えが今年度から制度化され、全国でも先駆的に導入した格好。返済総額自体は増えるが、港湾の長い耐用年数に即して返済期間を10年間延長するため、財政負担の軽減が可能になった。

 懸案の十勝港企業誘致では、農協サイロの増設が実現する。同校では1,000トン収容するサイロ65基が稼働中。秋まき小麦の生産数量の増加に伴い、同規模のサイロ25基の増設工事が始まった。

 また、釧路税関支署十勝出張所によると、平成17年上半期(1−6月)の十勝港外国貿易概況は輸出と輸入を合わせた貿易額合計が前年同期比64.2%増の32億1,400万円となり、上期ベースでは1999年の開港以来、過去最高になった。石炭や鉄スクラップなどの取扱量が好調に推移したのが要因。
関 連 リ ン ク
広尾町役場ホームページ
広尾サンタランド
2008年2月2日の記事
広尾姉妹都市 西海市少年団 アイスストッカーで交流
 姉妹提携する長崎県西海市の小学生ら親善交流少年団の一行13人が1月31日、来町した。2000キロ離れた南国九州から訪れたとあって、雪景色や寒さに感激した様子。アイスストッカーなど冬の広尾を満喫している。

 広尾と20年前から交流する旧・大島町が、自治体合併で西海市となってから初めての交流少年団来町。団員は小学5年生10人と引率3人。3日まで3泊4日の日程で町内に民泊して滞在する。

 1日、コミュニティセンターで行われた歓迎式では、石井嘉穂教育委員長、大野進町長、良知義徳町議会議長が「きずなを深めたい」と歓迎。※団長の山崎直人・同市教委学校教育課長補佐は「一面の雪景色と肌を刺す寒さを体験でき、2000キロを旅してきて良かった」とあいさつした。

 一行は広尾生まれの軽スポーツ・アイスストッカーに挑み、氷上の競技を楽しんだほか、フンベの滝やウニ増養殖施設を見学。団員の上原結太君は「初めて雪遊びをしました。寒かったけれど、西海市では雪が積もることはないので楽しかった」と感動していた。(児玉匡史)

※山崎直人さんの崎の字は異体字です。
2008年2月2日の記事
開町140年事業に841万円
 町は2008年度に迎える開町140年の記念事業の概要をまとめ、町議会に報告した。町民でつくる推進委員会から昨年末に提言を受けた事業。一般記念事業13件(新規ソフト事業)、開町記念の冠を付ける協賛事業8件(継続ソフト事業)の計21件。総事業費で841万円になる見込みだ。(児玉匡史)

 記念事業の概要は次の通り。

 【新規ソフト事業】(1)怒濤の響「よさこい・ソー乱祭」(2)シーサイドパーク自然環境講演会(3)十勝海洋博20年記念特別展示会(4)広尾文化・自然遺産20選のガイドマップ(5)図書館作品ミニ展示会(6)NHK公開番組とスポーツ教室(7)道警音楽隊と町内小中高校学校吹奏楽演奏会(8)アニメーション講演会(9)広尾町の歩み写真展(10)漁獲日本一広尾ししゃもまつり(11)広尾サンタランドフォトコンテスト(12)サンタランドをもっと盛り上げよう(13)記念映像製作わがまち開町140年の姿

 【継続ソフト事業】(1)スポーツ大会参加記念品贈呈事業(2)まちづくり講演会(3)やまべ放流祭(4)町長杯争奪交流市町と町民の交流パークゴルフ大会(5)十勝港花火大会(6)社会福祉大会記念講演(7)サンタランド広尾のPRアマチュア無線局開局支援(8)全十勝身体障害者スポーツ大会の開催
2008年2月1日の記事
十勝港外南防波堤延長47.5メートル 今年度中に前倒し工事
 国直轄事業で2002年度から実施している十勝港外南防波堤工事は、今年度中に47.5メートルの延長が前倒し発注で行われる。同港港湾計画に基づく延長工事で、外港地区の静穏度向上が期待される。

 外南防波堤は、小型漁船が利用する外港地区の静穏度向上と土砂流入防止を目的に470メートルを整備する計画。これまでに320メートルが完成、07年度には30メートルの整備を終えたが、道開発局は来年度以降に予定していた47.5メートルを2月中にも発注する。整備後の長さは397メートルになる。

 事業費は6億円。このうち15%相当の9000万円が町の負担分で、1月30日の臨時町議会で町分担金を追加する補正予算が可決された。

 外港地区では同防波堤が整備途中とあって、06年の大型低気圧接近で越波したため、港湾施設や地域漁業が被害を受けてきた。町港湾課は「漁業者からも波浪対策として防波堤延長の要望を受けている。前倒し発注で早期に整備されれば」と説明している。(児玉匡史)
2008年1月31日の記事
遺志受け継ぎ文庫創設 故東舘与次郎さんの基金財源に
 町立図書館で「東舘与次郎文庫」がこのほど利用開始となった。音調津の小・中学生に図書を贈るなど長年支援してきた故東舘与次郎さんの「学童基金」が財源。遺志を受け継いだ町教委が歴史本や図鑑など633冊を購入した。生活科学のシリーズ図書も充実し、利用者の好評を得ている。(児玉匡史)

 東舘与次郎さんは1971年に88歳で死去した音調津の漁業者。子供の健全な成長を願って「学童基金」を創設し、卒業式で辞書や文具など学用品を半世紀近くにわたり毎年贈ってきた。

 音調津小、中学校が昨年3月末閉校したことを契機に、遺族が「与次郎おじいさんの遺志を受け継ぎ、子供のために役立ててほしい」と基金残額と合わせ100万円を町に寄付。寄付金で図書を購入して「東舘文庫」を創設した。

 図書館では遺族の意見も聞きながら購入図書を選定。小・中学生が国内外の歴史を楽しく理解できるよう、偉人伝記やまんが形式の歴史本をそろえた。学校の「調べる学習」向けの絵事典、カラー写真を数多く使った百科事典、食育、スポーツなど幅広い分野の図書を用意した。

 館内に専用コーナーを設置。「古くてぼろぼろだった伝記本を更新できたほか、高価でなかなか手を出せなかった図鑑など、以前から必要と感じていた図書も、寄付金でそろえることができました。子供だけでなく大人にも人気です」と同図書館。今後、学校の春休みに向け利用が増えそう。

 司書の奥村京子さんは「さまざまな分野のシリーズ本が充実しており、興味があるものをさらに深く理解することもできます。ぜひ利用してください」と呼び掛けている。
2008年1月30日の記事
全国書道で学年最高賞 広尾小5年の折笠さん
 広尾小学校5年の折笠紫保=しほ=さん(11)が、第39回全国学生書道展覧会(北海道書道協会主催)で同学年の最高賞に輝いた。3年時に獲得した特別賞一席を上回る自己ベスト。課題の「小鳥の声」を出品。審査関係者から「筆遣いが丁寧」と評価を受け、喜んでいる。(児玉匡史)

 折笠さんは5歳から町内の奥村書道教室(奥村美有代表)に通い、書道を習っている。「教室では、友達と楽しくお話ししながら過ごせるのがとても好き」と笑顔。師範の奥村桂風さんは「勝負強いのが良いところ」と評価し、折笠さん自身も「静かに、1人で書くときに良い作品ができる」と説明する。

 今回の受賞作品についても持ち前の集中力を発揮し、小学5年生の部約800点のトップに。折笠さんは「『鳥』という字をバランス良く書くよう気を付けた。『声』の字も、つぶれなくて良かった」と出来栄えに満足そう。奥村さんも「全体的にまとまりがあり、素晴らしい」と認める。

 このほど札幌市内で行われた表彰式で、賞状とメダルを受けた。上位入賞者を対象とした席書会にも出席し、「夢」という見事な掛け軸作品も仕上げた。折笠さんは「受賞できるとは思っていなかったので、奥村先生から通知を聞き、びっくりした。これからも頑張りたい」と話している。
2008年1月29日の記事
サミット見据え治安維持を 広尾沿岸防犯協力会が総会
 広尾地区沿岸防犯協力会(会長・亀田元教広尾漁協組合長)の総会がこのほど、広尾署で開かれた。7月の北海道洞爺湖サミットを見据え、沿岸の治安維持に万全を期することを確認した。

 同協力会は広尾、大樹の両漁協、両町役場、漁業者で組織。この日は15人が出席し、亀田会長が「密貿易や密入国、密漁などの犯罪をなくすため、皆さんの情報提供をいただき、一丸となって取り組みたい」とあいさつした。

 顧問の大野進広尾町長と土谷正二署長が、「国際テロリストはサミットに際し、道内のどこかで事件を起こせばそれで目的を達成する。十勝港でも何があってもおかしくない。皆さんの一層の協力を」と訴えた。

 今後の活動では犯罪防止の啓もう、発見通報の連携強化などを確認した。(児玉匡史)
2008年1月29日の記事
歩くスキーで自然を満喫 楽しむ会 活動シーズン迎え心地よい汗 
 「広尾歩くスキーで自然を楽しむ会」(魚井郁生会長)は今年も冬季活動シーズンを迎え、町内の雪原で歩くスキーに心地よい汗を流し、自然を満喫している。

 町内の愛好者が約30年前からグループをつくって歩くスキーを楽しみ、1988年、会としての規約を定めて正式に組織化した。今年で20年目。現在も30人前後が毎週日曜日の例会に集まり、スキーを楽しんでいる。

 今年も3月下旬まで10回例会を開く予定。コースは町スキー場近くの雪原などで、延長は4−6キロ。スタートとゴールの地点を同じに設定しており、「参加者は疲れたら、いつでも途中で競技を中止でき、自らの体力に応じて楽しめる」と同会事務局。

 参加者からは「きれいな自然を見ながら、和気あいあいと雪原を歩くため、健康増進だけでなくストレスの解消にもつながる」と好評。今年は親睦(しんぼく)旅行も兼ね、大樹町の晩成温泉にも遠征する予定だ。(児玉匡史)