十勝毎日新聞に掲載された広尾町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第340回 [ 2009/03/31 ] 毎週火曜日更新
十勝めーる >>> 広尾めーる
広 尾 町
町長 村瀬 優
面 積 596.16平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 ヒロオツツジ・オンコ・カモメ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 町は自主自立プランで、地方交付税減少による影響から向こう10年間に約87億円の財源が必要と試算した。その財源を生み出す主要施策として十勝港整備に借り入れた政府系資金を民間低利資金に借り換えることに成功。単年度の返済額を大幅に圧縮して44億円の財源を確保、自立への道筋をつけた。

 公的資金の繰り上げ償還と借り換えが今年度から制度化され、全国でも先駆的に導入した格好。返済総額自体は増えるが、港湾の長い耐用年数に即して返済期間を10年間延長するため、財政負担の軽減が可能になった。

 懸案の十勝港企業誘致では、農協サイロの増設が実現する。同校では1,000トン収容するサイロ65基が稼働中。秋まき小麦の生産数量の増加に伴い、同規模のサイロ25基の増設工事が始まった。

 また、釧路税関支署十勝出張所によると、平成17年上半期(1−6月)の十勝港外国貿易概況は輸出と輸入を合わせた貿易額合計が前年同期比64.2%増の32億1,400万円となり、上期ベースでは1999年の開港以来、過去最高になった。石炭や鉄スクラップなどの取扱量が好調に推移したのが要因。
関 連 リ ン ク
広尾町役場ホームページ
広尾サンタランド
2009年3月28日の記事
JAひろおに初の中国人研修生 和やかに歓迎式 受け入れ酪農家と関係者ら
 今年から中国人の農業研修生を受け入れるJAひろお(萬亀山正信組合長)は26日、来日した研修生11人の受け入れ歓迎式を、町内の料理店「郷土料理のおぐら」で開いた。

 農業技術移転と大規模酪農家の支援が目的で、同JAが受け入れ機関となる。研修に入るのは湖北省鐘祥市の27−33歳の既婚女性で、町内の酪農家6戸に分かれて農業のノウハウを学ぶ。期間は1年だが、習熟度などにより、技能実習生としてさらに最長で2年間、研修を継続することもできる。

 歓迎式には25日に来日したばかりの研修生のほか、受け入れ農家やJA関係者ら約40人が出席。日中国旗が飾られたテーブルを囲み、4月から本格化する研修を前に和やかなひとときを過ごした。研修生を代表し、孫娟娟さん(27)が「ルールを守り、一生懸命頑張ります」と抱負を述べた。

 萬亀山組合長は「一定の技術レベルを身に付けるとともに、町内の酪農畜産の発展の力になってくれれば」と期待していた。(長田純一)
2009年3月26日の記事
西村組に町が感謝状 小、中校で除排雪
 豊似小、豊似中の除排雪ボランティアを行った西村組(網走管内湧別町)に対し、町は24日、感謝状を贈呈した。

 学校除排雪は、国道236号の情報管路工事を手掛ける同社が、公共事業のPRを兼ね地域貢献の一環で実施。14日から17日にかけ、グラウンドの雪などを取り除いた。

 贈呈式では、金井竜二所長が村瀬優町長から感謝状を受け取った。村瀬町長は「今冬は雪も多く、大変ありがたい」と話していた。 (長田純一)
2009年3月26日の記事
サイロ建設へ安全祈願 十勝港飼料コンビナート 来年9月完成予定
 十勝港第4ふ頭の飼料コンビナート計画で、サイロ建設に着手する十勝グレーンセンター(本社東京、若林哲社長)の安全祈願祭が26日、十勝神社で開かれた。若林社長、村瀬優町長ら関係者約40人が出席、玉ぐしをささげて工事の無事を祈った。

 丸紅、上組、パシフィックグレーンセンターの3社が出資する同社は、飼料原料となる輸入穀物の保管などを担う。

 建設するサイロは保管能力4万トン、同ふ頭に3万3000平方メートルの用地を確保している。飼料製造工場とはコンベヤーで直結し、安全性、効率性に配慮した設計。2010年9月ごろの完成予定。

 若林社長は「十勝港という恵まれた立地条件を生かし、十勝、道内はもとより日本の酪農畜産の競争力向上に貢献したい」と話している。(長田純一)
2009年3月25日の記事
街と花火のコントラストを 広尾開町140年記念フォトコンテスト 
 町が開町140年を記念して公募した広尾サンタランド・フォトコンテストの作品審査委員会(委員長・村瀬優町長)が23日、町コミュニティセンターで開かれた。四つ切り部門のグランプリには上士幌町在住の岩崎量示さん(29)の「海上花火大会の夜」が選ばれた。

 同コンテストは、広尾の四季折々の自然や行事などをテーマにした写真を募り、まちの良さを再発見しようと企画。四つ切り、スナップの2部門で、町内外の延べ18人から漁業やサンタランド、楽古岳など広尾らしい風物を切り取った52点が寄せられた。

 審査委員会は、応募全作品を1枚1枚吟味しながら、優秀作品を選んだ。

 グランプリを受賞した岩崎さんは、上士幌町糠平在住のフリーカメラマン。大丸山森林公園から遠望する十勝港海上花火の夜景を撮影し、市街地の明かりと花火のコントラストが印象的な作品に仕上げた。

 岩崎さんは「撮影場所は広尾の友人のアドバイス。珍しい角度から花火を撮ることができました」と話し、受賞を喜んでいる。

 入選作品は近く町コミュニティセンターホールに展示するほか、町の広報やホームページなどで活用、広尾の魅力PRに役立てる。(長田純一)
2009年3月24日の記事

ハタハタ 1カ月早く「ふ化」 暖冬影響、高い海水温 町魚類飼育試験施設

 町魚類飼育試験施設(町野塚)で、昨年暮れに人工授精したハタハタが次々とふ化を始めている。前年より1カ月ほど早く、暖冬の影響で海水温が高かったことが要因という。

 沿岸魚種の資源量増を目的に、同施設は昨年度からハタハタ受精卵のふ化、中間育成に着手。今年度は昨年12月初旬に広尾漁協と共同で採卵・授精作業を行い、約25万粒を管理している。

 今年は19日午後からふ化が始まり、水槽では0.7−0.8ミリ程度の透明な仔魚(しぎょ)が元気に泳ぎ回っている。町水産観光課によると、20日時点で既に2万粒以上がふ化したとみられる。

 昨年度はふ化が始まったのが4月中旬からで、今年は1カ月ほど早くなっている。原因は海水温の高さ。

 ハタハタ受精卵は積算温度400度以上でふ化するとされている。同施設では受精卵水槽に前浜の海水を利用しているが、同課の調べによると、平均海水温は昨年1−3月が約1.1度だったのに対し、今年は同期間で約3.2度。水温が1度以下になる日は1日もなかった。

 今冬の広尾は12月−2月の3カ月平均気温が、統計が残る1959年以降最も高いなど、記録的な暖冬だった。

 同施設は仔魚を、自家培養する動物プランクトンを餌に体長1センチ程度まで育ててから、前浜に放流する予定。(長田純一)
2009年3月24日の記事
発音も流ちょう 翔南舎発表会 堂々の英語披露
 建設業の拓殖工業(武田泰幸社長)が運営する学習塾「翔南舎」(町公園通北2、武内みどり塾長)は22日、町児童福祉会館で英語絵本発表会を開いた。同塾で英語を学ぶ4歳から小学6年生までがステージに上がり、およそ1年間の英語練習の成果を披露した。

 同塾は昨年6月、道内で初めてタッチスクリーン式英語学習ソフト「キッズブラウン」を導入。発表会は、同ソフトを使って磨いた英語力を試そうと初めて企画した。運営には、春休み中の同塾の中学3年生16人もボランティアでかかわった。

 保護者ら60人が参観する中、子供たち33人が登壇。スライドに映される絵本イラストの動きに合わせ、せりふを英語で話した。子供たちの流ちょうな発音に、会場から盛んな拍手が送られた。

 同塾は「人前で発表することも大切な経験。子供たちの刺激になれば」と話していた。(長田純一)
2009年3月24日の記事
総取扱高が51億円超 広尾漁協 過去10年で最高水準
 広尾漁協(亀田元教組合長)は23日、同組合事務所で通常総会を開き、水揚げなど販売事業の総取扱高が51億7457万円に達した2008年決算など5議案を承認した。

 委任状などを含め130人が出席。亀田組合長は「厳しい状況の中、経費節減などに努め、好成績を収めることができた」とあいさつ。村瀬優町長ら来賓が祝辞を述べた。

 08年の水揚げ高は地元分が37億9900万円、外地分が11億4800万円。秋サケ、シシャモなどを中心に魚価が高値で推移した。同組合によると、取扱高が50億円台を突破したのは「少なくとも過去10年で最高」という。

 信用事業の貯金残高も69億円1361万円に達するなど、各部門も順調に推移。8002万円の最終利益を確保した。総会では最終益を内部留保に積み増すなどの処分案、規約の一部変更など各議案を承認した。

 総会に先立ち、優良組合員の表彰も行われた。(長田純一)