十勝毎日新聞に掲載された広尾町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第380回 [ 2010/01/12 ] 毎週火曜日更新
十勝めーる >>> 広尾めーる
広 尾 町
町長 村瀬 優
面 積 596.16平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 ヒロオツツジ・オンコ・カモメ
関 連 リ ン ク
広尾町役場ホームページ
広尾サンタランド
2010年1月9日の記事
2日間で68センチ降雪の広尾 ダンプ不足 排雪ままならず
町「あと2、3回で予算も底」

 5〜6日に降り続いた大雪で、町内の道路脇には除雪した雪が積み上がり、交通に支障が出ている。町は排雪に必死だが、ダンプの台数が足りず、作業はままならない。除雪予算も底が見え始めてきた。12、13日にはまた雪の予報もあり、関係者は恨めしげに天を仰いでいる。

 「広尾で24時間降り続けたのは10年ぶりくらいではないか。もう“災害”といっていいレベル」。町民の1人はこう漏らす。町内では2日間で68センチの降雪があり、積雪は1メートルを超えた。町は2日間ほぼ徹夜で除雪を進め、総延長約230キロの町道はおおむね作業を終えた。

 現在、町内の道路沿いでは、除雪で寄せられた雪が至る所で2メートル以上積み上がり、立山黒部の「雪の大谷」さながらの光景が広がる。交差点などでは見通しが悪く、道路を横切る歩行者は雪の壁から恐る恐る自動車の行方を確認する。車線の片側が埋まり、“一方通行”化した場所も少なくない。

 町は7日から町道の排雪作業を本格化させ、バス路線など幹線を中心に作業を進めている。だが、町内では今、十勝港しゅんせつなど大型工事が盛んで、委託業者のダンプも慢性的に不足気味。町建設課は「次の雪の予報がある13日ごろまでには、少なくとも主要幹線の排雪は終えたい」とするが、細かい路地までは回り切れないのが実情だ。

 一方、今冬は広尾では珍しく12月から大雪に見舞われることが多かったため、町の除雪費も膨らんでいる。昨季は1回だった12月の除雪車全車両出動も、今季は6回。1月に入ってからも既に3回、全台出動している。

 町の今年度当初予算では除雪委託費約3800万円を計上。度重なる出動で既に約2900万円程度を使った計算で、「あと2、3回、大雪があれば底をついてしまう」(建設課)。町が除雪費を補正予算で追加すれば、2004年度以来の事態となる。

 町は「一部地区で道路に庭の雪を捨てるような行為があり、効率的な除雪の妨げになっている。やめてほしい」と町民にも協力を呼び掛けている。(長田純一)
2010年1月8日の記事
17日のアイスストッカー大会開催ピンチ! 大雪影響 会場“埋まる”
リンク整備めど立たず

 5日から猛威を振るった大雪の影響で、17日予定のアイスストッカー大会の開催が危ぶまれている。町野塚シーサイドパーク内の特設会場に1メートル近い雪が積もった影響で、リンク整備の見通しが立たないためだ。同大会は今年で28回を数えるが、過去に中止になった例はないといい、関係者は気をもんでいる。

 毎年1月開催の同大会には町内はもとより全道から愛好者が集まり、親睦(しんぼく)を深めている。今年も釧路管内標茶町などから既に23チームがエントリーした。

 特設会場は昨年末に圧雪を終え、6日から水をまくなどのリンク造りに入る予定だった。ところが、5〜6日の豪雪で再び深い雪に覆われ、作業もままならない状態。7日までに関係者が会場の雪をよけたが、散水などの見通しは全く立っていない。

 同大会を後援する町教委は「これまで中止したという記憶はない。今年も何とかしたいが、無理もできない」と話す。ただ、町内の愛好家からは「遠方から来るチームもある。多少、リンク状態が悪くても開催してほしい」との声もあり、町教委は12日に主催団体の町スポーツ推進指導員協議会と話し合った上で結論を出したい考えだ。

 アイスストッカーは、カーリングのようにリンク上でストーンを投げて的に近づける競技で、1982年に広尾で考案されたニュースポーツの1つ。昨年は道内各地から31チーム約200人が参加し、熱戦を展開した。

 広尾では5日から6日夜にかけて68センチの降雪を記録。アメダスの積雪の深さは7日午前8時現在、110センチに達した。(長田純一)
2010年1月7日の記事
貨物中心の定期航路誘致など進める 交礼会 村瀬町長
 町主催の新年交礼会が、6日午後5時半から町コミュニティセンターで開かれた。約70人が出席し、飛躍する1年を願った。

 村瀬優町長と阿曽公道町議会議長があいさつ。村瀬町長は十勝港について「今年はいよいよ飼料コンビナートが完成、稼働する。操業後の経済効果にも期待、今後は貨物中心の定期航路誘致などを進めていきたい」と述べた。

 また、今年から始動する「まちおこし会議(仮称)」については「民間主体の組織で、行政主導ではないまちづくりへの機運の高まりを感じている」と期待を寄せた。橘克弘町商工会長の発声で乾杯。山本良一広尾警察署長の万歳三唱で締めた。(長田純一)
2010年1月7日の記事
無火災誓い堂々と行進 広尾消防団出初め式
 広尾消防団(神野公司団長、団員132人)の出初め式が4日、町消防総合庁舎で開かれた。市街地では分列行進も行い、威風堂々の姿を町民に披露した。

 団員100人、来賓20人が出席。式典では永年勤続者を表彰したほか、村瀬優南十勝消防事務組合長(広尾町長)が「住民生活を守る消防団への期待は大きい。さらに結束を強めてほしい」とあいさつした。

 式典に先立ち、団員が町内全戸に火の用心を呼び掛けるお札を配ったほか、帯広信金広尾支店前で分列行進を実施。広尾少年消防クラブも加わり、総勢120人が消防車両9台を先導して歩き、無火災への決意を新たにした。(長田純一)
2010年1月7日の記事
広尾署管内 刑法犯認知が過去最少
前年比38%減 「地域活動の成果」

 広尾署のまとめによると、同署管内の昨年1年間の刑法犯認知件数は34件で、過去最少だった前年(55件)からさらに38%の減となった。交通人身事故発生件数も前年を2件下回ったが、4人が輪禍の犠牲となった。

 昨年の刑法犯認知の内訳は窃盗犯26件、粗暴犯2件、知能犯4件など。車上狙いの減少で、窃盗犯が前年比17件減と大幅に減少した。一方、8月末に大樹町内で連続事務所荒らしなどが発生し、侵入窃盗は5件と前年から4件増えている。知能犯では振り込め詐欺被害が2件あった。

 検挙件数は11件8人で、検挙率は32.3%と前年から6.9ポイント向上した。

 交通事故は人身が16件(前年18件)、物損が371件(同362件)発生。人身では負傷者数は19人と前年と同数だったが、死者は前年比3人増の4人に達した。物損事故の増加は、車対シカの事故が急増したのが背景。シカの絡む事故は昨年65件と前年の30件から倍増している。

 特別法犯では、廃棄物処理法違反が前年並みに推移。ただ、家庭ごみの大量不法投棄など悪質な事例が目立ったという。

 過去最少の刑法犯認知件数について、同署は「地域ぐるみの防犯意識の高まりや、各団体の地域安全活動の成果」とする。一方、死亡交通事故の急増に関しては「いずれの事故も、被害者か加害者に高齢者が絡んでいた」とし、啓発活動を引き続き強化したいとしている。(長田純一)
2010年1月7日の記事
万一の備えに避難路を除雪 川田工業が作業奉仕
 国道336号防災工事を手掛ける川田工業(川田章博社長)はこのほど、町音調津地区の避難路をボランティアで除雪した。

 同社は同地区に現場事務所を設置しており、地域貢献の一環で実施した。4人が参加し、階段となっている避難路など約150メートル区間で雪を払った。「工事が完了する1月末まで、10センチ以上の積雪をめどに除雪したい」(同社音調津防災工事作業所)としている。

 同地区は高齢化が進み、地域住民による避難路の除雪が困難。同社は昨季も9回、除雪作業を行っている。(長田純一)
2010年1月6日の記事
マダラ大漁に沸く 広尾漁協 威勢良く初競り
 広尾漁協(亀田元教組合長)の地方卸売市場で5日午前10時から新春恒例の初競りが行われた。今年は前年の2倍以上となる約65トンのマダラなどが上場され、豊漁の1年を予感させる滑り出しに、市場は大いに沸いた。

 競りに先立ち亀田組合長は「広尾の基幹産業として足腰の強い漁業をつくっていきたい」と新年のあいさつ。三上昭悦広尾水産物仲買人協同組合理事長、村瀬優町長が祝辞を述べ、阿曽公道町議会議長の発声で乾杯、武石勇広尾海上保安署長の三本締めで一年の商売繁盛と安全操業を願った。

 この日は、刺し網漁船が漁獲したスケトウダラ、アカガレイ、マツカワ、オヒョウなどがずらり。65トンが上場されたマダラは、漁協関係者によると「初競りでは、これまでで最も豊漁ではないか」という。

 上々の年明けとなった市場はハッカク一箱(9キロ)に3万円の値がつくなど、ご祝儀相場で盛り上がっていた。(長田純一)