十勝毎日新聞に掲載された池田町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第278回 [ 2008/01/17 ] 毎週木曜日更新
十勝めーる >>> 池田めーる
池 田 町
町長 勝井 勝丸
面 積 371.91平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 ツツジ・サクラ・カシワ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 地方分権・三位一体改革の中、今後の交付税、税源の移譲などの先行きが不透明であることから、行財政健全化計画により各種の取り組みを展開。職員の給与・人員配置の見直しを行う一方、4月からごみの有料化、公共施設使用料や各種証明発行に関する手数料の見直しなど一部で町民負担を求めた。池田町立病院に奥山泰史内科医長が着任(8月)し、同病院の常勤医師は4人体制(内科2人、外科1人、小児科1人)となった。

 池田小学校、池田中学校が昨年に引続き道吹奏楽コンクールに出場し、池田小は見事金賞に輝いた。1977年から交流が始まったカナダの姉妹都市ペンティクトン市に交流の証として「日本庭園」が完成、町民の訪問団も列席して開園式が行われた(9月)。2年計画で実施された施設整備を経てワイン城が新装落成(4月)。約40年前のワイン誕生のエピソードがNHK「プロジェクトX」で放映され、町出身の吉田美和さんがボーカルを務める「ドリカム」展示販売施設もオープン。これらワイン城・十勝ワインに関する動きは全国的にも反響が大きく、前年を大幅に上回る観光客が訪れた。第32回秋のワインまつり(10月)では約5,300人の来場者を記録し、前年の約2割増しのにぎわいとなった。
関 連 リ ン ク
池田町役場ホームページ
池田町商工会
池田ワイン城
池田町観光協会
2008年1月14日の記事 
20歳のワインで乾杯 晴れ姿の73人が成人式
 成人式(町、町教委主催)が13日午後、田園ホールで開かれた。新成人たちが誕生した1987年産の十勝ワインが開けられ、乾杯が行われた。

 今年の対象者は85人で、うち73人が出席。華やかな振り袖やスーツ姿の若者たちに、勝井勝丸町長が「情報機器は便利だが、心の通い合いを大切にしてほしい」と励ましの言葉を贈った。

 乾杯に使われたのは、20年前に造られた十勝ワイン「セイオロサム(赤)1987年」。千葉那津美さんと刀禰谷唯さんが開栓して大きなワイングラスに注ぎ、沼田源峰さん(3人とも新成人)の発声で乾杯した。

 成人たちは「おいしいです。生まれた年のワインはなかなか飲めないでしょうね」などと“大人の仲間入り”にうれしそうな表情。7年前の中学生時代に収穫を手伝ったブドウで造られた「清見2001年」も、ふるさとの記念品として各自に贈られた。(小林祐己)
2008年1月12日の記事
ミズナラ材使い炭焼き作業開始 「製炭技術伝承事業」で受講生製作の窯
 町主催の「製炭技術伝承事業」で受講生らが製作した炭窯で11日、ミズナラ材を使った本格的な炭焼き作業が始まった。近く火入れを行い、10日間ほどで炭が完成する予定だ。(小林祐己)

 作業は、町清見の町有地に製作した大型の窯3基のうち1基(北海道農林1号)で開始。これまでは天井の型枠作りと乾燥のために内部に詰めたカラマツ材を燃やしてきたが、今回からナラ材を原木に本格的な炭作りを行う。

 この日は朝から、受講生や町職員らが、直径7センチほどに割った長さ約2メートルのミズナラ材を窯の内部へ搬入。チェーンソーで長さを整えながら、壁際から順番に木材を立て、すき間ができないように詰めていった。

 満杯で約15立方メートル分の木材が入り、最高で炭約4トンができる計算。農林1号型の窯は2基あり、町は生産窯として運用する予定で、「カラマツの炭も良い物ができており、今後、公共的な利用を考えていきたい」と話している。

 もう1基の普及型窯では今後、製炭実習が始まり、農畜産分野での炭の効果実証試験も計画されている。
2008年1月12日の記事
池田ワイン城 本場の木樽で熟成を フランスから20本到着
 ワインの熟成に使う木樽(たる)20本がこのほど、製造地のフランスからワイン城に到着した。今月下旬から作業が始まる、2007年産ワインの熟成に使用される。

 ワイン城ではワイン用にオーク樽約200本を使っている。1990年代から毎年、新品約25本をフランス・コニャック地方から輸入し、約8年間使用した後に新旧入れ替えを行っている。

 樽はフレンチオーク種の木材を使ったものが中心で、木材の原産地域、内部の焼き具合などを指定した完全注文生産品。十勝ワインを代表する「清見」などのゆっくりとした熟成に向くように、容量は1本500リットルと世界標準の倍の大きめサイズ、木材は目の詰まった地域産、焼きはミディアム(中位)と細部にこだわった特製品だ。

 「オーク材の溶出成分がワインの味わいとなり、完全密閉でないのでゆっくりと酸が熟成する。新樽からは香りも付く」と町ブドウ・ブドウ酒研究所の内藤彰彦製造課長。十勝ワインは日本でも早くから木樽を使った熟成を行っており、ワイン城地下で熟成樽が並ぶ様子が見られる。

 樽熟成の期間は赤ワインの場合は1年間。07年産を入れる作業は今月下旬から2月にかけて予定され、オーク材の香り立つ真新しい樽も、検査と化粧作業を経て、間もなくワインをたたえて地下に並べられる。 (小林祐己)
2008年1月11日の記事
十勝ワイン全国に発信 来月22日東京のイベントに参加
 町ブドウ・ブドウ酒研究所など道内のワイナリー11社の自慢のワインが楽しめるイベントが2月22日、東京で初めて開かれる。同研究所も町オリジナル品種から作られた「清見」など約4品目を出品する予定で、「北海道・十勝のワインを広く全国に発信する場に」と期待を寄せている。(小林祐己)

 各ワイナリーで組織する道産ワイン懇談会と道が共催する「第13回北を拓く道産ワインの夕べ」。道産ワインとチーズなどの地場食材を楽しむ一般向けのパーティーで、これまでは毎年札幌など道内で開いていたが、より広くPRをと初の道外開催を決めた。

 各ワイナリーは自慢の銘柄2−4品を提供。同研究所は昨年、「清見」のほか、道産食品認証を受けた「山幸」と「セイオロサム」「ツバイゲルト」を出品。今年も清見などをそろえて、東京のワイン通たちに味わってもらう考えだ。

 40年の歴史と一定の知名度を持つ十勝ワインも、他の道産ワインと同様、東京で店頭に並ぶ機会は少ないのが現状。同研究所では「この機会に北海道のワインを知ってもらい、十勝でもいいものを造っていると認識してもらえればありがたい」とPR効果を期待している。

 同イベント(チケット代金8000円)は同日午後7時からヒルトン東京(新宿区)で開かれる。同研究所のほか、北海道ワイン(小樽市)、はこだてわいん(渡島管内七飯町)、余市ワイン(後志管内余市町)など11社が参加。道産食材としては、管内から共働学舎新得農場(新得)、半田ファーム(大樹)、ランラン・ファーム(清水)、十勝野フロマージュ(中札内)、チーズ工房NEEDS(幕別)が出品する予定。
2008年1月11日の記事
「110番の日」街頭啓発 署員6人がチラシ配布
 池田署(中川弘署長)は署員6人がプラザいちまる池田店前で、買い物客に「緊急以外の要望・相談などは♯9110にダイヤルを」などと書かれたPRチラシを配布。併せて防犯、交通安全なども呼び掛けた。

 昨年、道警釧路方面本部で受けた110番は計3万1235件で、出動は1万8799件(約60%)。同署は「誤通報やいたずらなどで、対応に影響を受けることもある。110番は安全・安心のため。極力正しい使用を」と話していた。 (小林祐己)
2008年1月10日の記事
サボテンの植木鉢に豆2メートル 町役場
 町役場1階に置かれたサボテンの植木鉢に、手亡豆とみられる豆が実り、職員や来庁者の話題を集めている。

 鉢は建設水道課の南向きの窓際にあり、昨年12月上旬に豆が発芽。正月明けの7日、初登庁した職員が地上約20センチの場所に、緑色のサヤが7つ実っているのを発見した。

 日当たりが良く、スチーム暖房の真上という条件の良さからか、豆は「あっという間にニョキニョキ」(同課職員)と育ち、現在はサボテンを超える高さ約2メートルに。形状から手亡とみられているが、「こんなに高いのは見たことがない。そもそも種が落ちたのか、誰かがまいたのか」と謎を呼んでいる。

 緑色の葉っぱの間にはかわいい白い花も咲いており、今後もサヤの数は順調に増えそう。池田は豆の産地だけに、職員らは「子(ね)年は豊作の年と言われている。正月早々から豆が実るとは縁起がいい」と今年1年の豊作を願っている。 (小林祐己)