十勝毎日新聞に掲載された池田町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第291回 [ 2008/04/17 ] 毎週木曜日更新
十勝めーる >>> 池田めーる
池 田 町
町長 勝井 勝丸
面 積 371.91平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 ツツジ・サクラ・カシワ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 地方分権・三位一体改革の中、今後の交付税、税源の移譲などの先行きが不透明であることから、行財政健全化計画により各種の取り組みを展開。職員の給与・人員配置の見直しを行う一方、4月からごみの有料化、公共施設使用料や各種証明発行に関する手数料の見直しなど一部で町民負担を求めた。池田町立病院に奥山泰史内科医長が着任(8月)し、同病院の常勤医師は4人体制(内科2人、外科1人、小児科1人)となった。

 池田小学校、池田中学校が昨年に引続き道吹奏楽コンクールに出場し、池田小は見事金賞に輝いた。1977年から交流が始まったカナダの姉妹都市ペンティクトン市に交流の証として「日本庭園」が完成、町民の訪問団も列席して開園式が行われた(9月)。2年計画で実施された施設整備を経てワイン城が新装落成(4月)。約40年前のワイン誕生のエピソードがNHK「プロジェクトX」で放映され、町出身の吉田美和さんがボーカルを務める「ドリカム」展示販売施設もオープン。これらワイン城・十勝ワインに関する動きは全国的にも反響が大きく、前年を大幅に上回る観光客が訪れた。第32回秋のワインまつり(10月)では約5,300人の来場者を記録し、前年の約2割増しのにぎわいとなった。
関 連 リ ン ク
池田町役場ホームページ
池田町商工会
池田ワイン城
池田町観光協会
2008年4月14日の記事 
ハッピネスデーリィ新商品 甘みと酸味程よく
 「ハッピネスデーリィ」(町清見、嶋木正一社長)は、17−22日に帯広市内の藤丸で開かれる菓子まつりで、新商品「赤いルバーブのシャーベット」を個数限定で発売する。

 芽室・嶋崎農場産のクリムソンルバーブを使ったジェラート。昨年夏に店舗で販売したが、今回はカップアイスとして初めて商品化した。

 生のルバーブを煮て、レモン果汁を加えることで、原料の鮮やかな赤色を生かしたピンク色のジェラートが出来上がった。てん菜糖の甘みとルバーブの酸味のバランスが良い、さっぱりした味に仕上がっている。

 今回は限定300個製造し、店舗でも販売を予定。価格は263円(内容量120ミリリットル)。

 同社では「ビタミンや食物繊維、疲労などに効果があるとされる色素のアントシアニンが豊富。赤いルバーブはまだ知られていないが、おいしいのでぜひ一度食べてみて」とPRしている。(小林祐己)
2008年4月11日の記事
7月の「ぐるグルいけだ」 「池産池消」サミット登場
 7月の1カ月間、町内で開かれる観光イベント「ぐるグルいけだ」(町観光協会主催)の概要がまとまった。町のグルメ11種類の期間限定商品などを楽しめる「池産池消(ちさんちしょう)サミット」が新たに登場。炭まつりなどの各種イベントや、昨年好評だった各店のクーポン・スタンプラリーも行う。

 テーマの「池産池消」は、「池田のものを池田で食べる」の意味。2年目の今年は各店自慢の商品に注目。「サミット」ではジャンルごとに4−10日間の期間を設定、期間中に特別商品販売や割引などを行う。

 ジャンルはプリン、パスタ、どんぶり、パン、そば、いけだ牛、アイスなど11種類。例えば「プリン・サミット」は7月1−6日で、町内の菓子店など6店が参加し、限定品などを販売する予定。同協会では「サミットは『頂上』、池田のよりすぐりの商品が集まるという意味。今年は商品を際立たせてPRしたい」と話している。

 イベントは、町産木炭をPRする「炭まつり」(同4、5日)、「透明水彩画スケッチ展」(同21日)、「第17回いけだDEナイト」(同25日)、期間中ボーヤファームで行う「シープドッグショー」、スピナーズファームタナカの「羊毛工芸体験教室」など計14本を予定。十勝ワイン秘蔵品町内販売や、清見温泉での「ハーブ・ワイン温泉」も計画している。

 昨年に続き、総合ガイドブック「ぐるグルいけだマガジン」を発行。同協会加盟店で使えるクーポンを発行し、抽選で十勝ワインなどが当たるスタンプラリーも行う。(小林祐己)
2008年4月11日の記事
交通ルールを守って 春の交通安全運動の街頭キャンペーン
 春の交通安全運動の街頭キャンペーンが10日、町内で行われ、関係者が新入学児童の登下校の安全など事故防止を呼び掛けた。

 町内会連合会(郷司明会長)は役場前で行い、各町内会や身体障害者福祉協会池田町分会、役場などから約50人が参加した。郷司会長が「新入学児童はもちろん、町民が交通事故に遭わぬよう力添えを」と述べ、勝井勝丸町長、田中清池田署長があいさつ。全員で道路沿いに並び、ドライバーに安全運転を呼び掛けた。
2008年4月10日の記事
「池田遺産」選定、登録へ 町観光協会が推薦募集
 22世紀に残したい地域の宝物大募集! 町観光協会(伊藤征四郎会長)は今年度、次世代に引き継ぎたい町内の自然景観や建造物などを登録する「池田遺産」事業を開始する。町内外から推薦を受け、来年3月に第1次の同遺産を選定する予定。ワイン城などが想定候補だが、同協会では「町内にある宝を掘り起こしていきたい」と幅広い推薦を期待している。(小林祐己)

 地域への愛着と誇りをはぐくみ、観光促進や地域経済の活性化につなげるのが狙い。「地域の未来を創造する資産」と位置付け、学術的・美的価値が高いものや、地域で保全・活用に取り組んでいるもの、“池田らしさ”などを選考基準に選ぶ考えだ。

 池田遺産は「自然遺産」「産業遺産」「複合遺産」の3種類。自然遺産は町を代表する景観や地形、動植物の生息地などで、想定候補として▽十勝川利別川合流地域▽富岡のカシワの大木▽まきばの家展望台▽居辺川の十勝石産出地域−などが挙げられている。

 産業遺産は普遍的価値を持つ記念物、建造物、産業に使われた道具などで、候補は“池田の顔”ワイン城のほか、▽ブドウ清見種▽牛の丸焼き▽高島市街の塩倉庫−など多種多様なものを想定。自然・産業の両方の性格を持つ複合遺産には▽千代田えん堤▽清見温泉−などが想定される。

 近く同協会ホームページ(HP)や広報などで応募要領を発表し、受け付けを開始。推薦を受けた項目は同HPで公開する。応募の締め切りは12月末。同協会や町内有識者による選考を経て、来年3月に第1次遺産を登録する予定だ。

 同協会事務局の町産業振興課では「観光地のデータベース化を図ることで、フィルムコミッションなどのツールとしても役立つ。産業、観光振興につながれば」と期待する。

 伊藤会長も「活用することで、人づくり、地域づくり、経済活性化につなげていきたい」と話している。

 同協会HPのアドレスはwww.tokachi-ikeda.net/kankou/home.html

 「ぐるグル」7月開催 町観光協会の今年度事業

 町観光協会(伊藤征四郎会長)の今年度の定期総会が9日、町社会福祉センターで開かれ、昨年始めた観光イベント「ぐるグルいけだ」を今年も7月に、「第35回秋のワイン祭り」を10月5日にそれぞれ開くことなどを決めた。

 伊藤会長が「町内外に池田の魅力を知ってもらう努力が必要」とあいさつし、両イベントと「いけだ夏まつり」(商工会主催)の3大イベントを中心に取り組む方針を述べた。

 また、昨年度の会計収支決算と今年度の事業計画、収支予算を認定した。(小林祐己)
2008年4月9日の記事
大観覧車で十勝平野一望 全国でも珍しい個人所有
 ワイン城と並んで町を見渡す高台に立つ「キャッスランドいけだ大観覧車」(町清見)は、全国でも珍しい個人所有の観覧車。3年前に町利別の白畑諭さん(59)が買い取り、運営している。春の訪れが早い今シーズンは、例年より約3週間早く営業をスタート。「360度広がる十勝平野の田園風景をぜひ一度上から見てみて」と多くの来場を期待している。(小林祐己)

 大観覧車は道東一の高さ53メートル。丘の上に立つため、標高100メートルの視界を楽しむことができる。1988年の「世界食の祭典」会場(札幌)に建てられたものが池田に移築され、以来20年間近く、町の風景の一部となって親しまれている。

 白畑さんはワイン城横でレストランを経営した傍ら、所有会社との賃貸契約で観覧車も運営していた。しかし観覧車は2003年の十勝沖地震で軸が破損。一時は解体も検討されたが、白畑さんが買い取ることで、修理されて再び回り始めた。

 「千代田大橋を渡ってきても、高速を降りてきても、ワイン城より目立って見えるのが観覧車。ずっと長年ここに立ってきて、今や池田のシンボル」と白畑さん。ゴーカートもあり、「ワイン城に子供連れで来た人たちが遊ぶところがあれば」と毎年4−11月の営業を個人で続けている。

 個人所有の大型観覧車は全国的にも例がなく、“珍しい個人所有物”として、昭和新山などと並んで雑誌に紹介されたことも。専門業者のサポートを受けながら、毎朝の点検で音を聞いて不具合がないかを確認。毎春の法定点検などを通して、安全を確保している。

 ゴンドラの旅は1周約12分。「麦やビート、豆などそれぞれ違う色のパッチワークは十勝平野だけの景色。季節の変化も楽しめる」のが最大の売り。「家族やカップルで会話も弾むのが観覧車の良いところ。『いやーきれいだったね』と言ってもらえるのが一番うれしい」と今日も大きな輪を回し続けている。

 近年は観光客の減少で利用者は年4000人と、最盛期の半分以下に。それでも今年はワイン城に新レストランが開業したとあって、「家族連れがワイン城に来るようにうちも頑張りたい」と期待。夜景を楽しむナイター営業も検討している。

 大観覧車の営業は午前9時半(夏場は同9時)から午後6時半ごろまで。料金は中学生以上600円、小学生400円。
2008年4月9日の記事
道パステル画協会公募展
 道内パステル画の愛好者らによる公募展「第19回北海道パステル画協会展」(同協会、帯広百年記念館共催)の最高賞「協会賞」にこのほど、池田町の公務員佐々木武信さん(56)の「蕗の森(1)、(2)」が輝き、同賞に次ぐ「天岷賞」には帯広市の牛島秀子さんの「凍原に立つ」「林影」が選ばれた。同展は13日まで帯広百年記念館2階ギャラリー(緑ケ丘2)で開かれている。(成田融)

 次点は牛島さん 入賞作品13日まで公開

 同協会のパステル画はチョーク状の棒で色を塗り、指でこすってぼかしたり広げたりして描く技法。通常のパステル画に油彩画の深みが融合した独特の風合いを持つ。

 協会賞の佐々木さんは17年前からパステル画を始めて以来、毎年出品。2003年には天岷賞を受賞している。今回はフキの森で遊ぶ子供たちを民話の妖精に見立てて描いた2つの作品を出した。

 佐々木さんは「パステル画は気軽に描けるのがいい。まだ未熟だが、念願の協会賞はうれしい。続けてきてよかった」と喜んでいる。

 天岷賞の牛島さんは15年前にパステル画を始め、今回は雪原に映る木の影をモチーフに描いた。「パステル画は柔らかさを出せるのが好き。今が一番気持ちが充実している」と次の作品にも意欲を見せている。

 展示会には今回の応募作品の中から入選以上の64点と飯田和幸事務局長の特別出品「想」を展示。飯田事務局長は「年々レベルが向上し、いい作品がそろっている。個性的なパステル画を見てほしい」と呼び掛けている。午前10時−午後4時(最終日は同3時まで)。
2008年4月8日の記事
究極の豚丼”を試作 池田産ダイヤモンドの原石を発掘する会
 池田の力を結集した“究極の豚丼”を−。町内産の黒豚肉を、特産の十勝備長炭で焼いた豚丼の試作会が7日開かれ、関係者が出来映えを味見した。うまく運べば、7月に開催予定の「炭まつり」でお目見えする。(小林祐己)

 今ある素材から特産品を生み出そうと町民有志が集まる「池田産ダイヤモンドの原石を発掘する会」(呼びかけ人・嶋木正一ハッピネスデーリィ社長)の企画。町や観光・商業関係者、農家などの13人が同社に集まり、試食し意見を交わした。

 豚肉は、鹿児島系黒豚約500頭を飼育する「阿部農場」(町信取、阿部雄元代表)のロース肉。米は新津米穀店(町西1条)が「粘りすぎずに丼ものに合う」と選び、当日精米した「きらら397」、たれは寿し処寿楽(町東1条)の特製だれと、町内の各専門家の素材と技術を集めた。

 炭焼き名人・本郷孝雄さん(本郷林業)の十勝備長炭が赤々とおこされ、ジュウジュウと音を立てて肉が焼き上がると豚丼の完成。阿部さんは「肉を食べて軟らかいというのは食感のこと。赤身、脂のおいしさ、本当の肉の味を考えて食べてほしい」と話した。

 試食した参加者には「黒豚は脂にくせがなくおいしい」「肉は素直な味。炭火焼きの香ばしさとの相性が良い」などとおおむね好評。炭のおこし方で肉の味も変わるという本郷さんの説明に、「実際に炭を作る人から聞くと、なるほどという感じ」と感心する声もあった。

 “究極の豚丼”は、7月の観光イベント「ぐるぐるいけだ」で開催予定の「炭まつり」でのデビューを模索中。嶋木さんは「地元のおいしい豚肉を知らない人もいるので、ぜひこういう機会に知ってほしい。最終的には清見の丘で豚丼屋を開く人が出てくれれば」と期待をかけている。