十勝毎日新聞に掲載された池田町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第303回 [ 2008/07/10 ] 毎週木曜日更新
十勝めーる >>> 池田めーる
池 田 町
町長 勝井 勝丸
面 積 371.91平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 ツツジ・サクラ・カシワ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 地方分権・三位一体改革の中、今後の交付税、税源の移譲などの先行きが不透明であることから、行財政健全化計画により各種の取り組みを展開。職員の給与・人員配置の見直しを行う一方、4月からごみの有料化、公共施設使用料や各種証明発行に関する手数料の見直しなど一部で町民負担を求めた。池田町立病院に奥山泰史内科医長が着任(8月)し、同病院の常勤医師は4人体制(内科2人、外科1人、小児科1人)となった。

 池田小学校、池田中学校が昨年に引続き道吹奏楽コンクールに出場し、池田小は見事金賞に輝いた。1977年から交流が始まったカナダの姉妹都市ペンティクトン市に交流の証として「日本庭園」が完成、町民の訪問団も列席して開園式が行われた(9月)。2年計画で実施された施設整備を経てワイン城が新装落成(4月)。約40年前のワイン誕生のエピソードがNHK「プロジェクトX」で放映され、町出身の吉田美和さんがボーカルを務める「ドリカム」展示販売施設もオープン。これらワイン城・十勝ワインに関する動きは全国的にも反響が大きく、前年を大幅に上回る観光客が訪れた。第32回秋のワインまつり(10月)では約5,300人の来場者を記録し、前年の約2割増しのにぎわいとなった。
関 連 リ ン ク
池田町役場ホームページ
池田町商工会
池田ワイン城
池田町観光協会
2008年7月5日の記事 
池田出身の歌手 雪次郎さん 老人ホームを訪問
 町清見出身で、「あきあじ音頭」など郷土の歌の数々を作曲した歌手の雪次郎(本名・吉田富男)さん(73)がこのほど、特別養護老人ホーム池田光寿苑を訪れた。病気を乗り越えた親友と作った歌などを披露し、お年寄りを元気づけた。

 雪次郎さんは池田小、池田中、帯広農業高校を卒業した後、上京して歌手・作曲家として活動。「いけだ音頭」など郷土の歌を数多く作り、現在は東京都公認の路上アーティストとして全国の施設を慰問。一昨年から毎年、故郷も訪れている。

 この日は、お年寄りへの贈り物として作った「池田光寿苑」のほか、「あきあじ音頭」では郷土芸能保存会の踊りと共演。帯農高時代の親友で、脳梗塞(こうそく)の後遺症と闘う鎌田昭幸さん(帯広)が作曲し、昨年完成した「十勝晴れ」も演奏した。

 雪次郎さんは「きょう、皆さんと歌えること、心から古里に感謝しています」と話していた。 (小林祐己)
2008年7月4日の記事
十勝広域森林組合 新工場池田に 豊富なカラマツ資源決め手
 10月1日に十勝中央、池田町、豊頃町の3森林組合が合併して発足する「十勝広域森林組合」の新工場予定地が池田に決まったが、選定の最大の理由はカラマツ材の豊かな資源背景。2011年度に製材工場、14−15年度にはチップ工場操業を予定する20億円規模の事業で、町は町有地の無償貸与など全面的に協力する考えだ。

 予定地選定は2日の合併協議会で承認。3日に協議会の猿渡房信会長(十勝中央組合長)ら3組合長が豊頃、池田両町にあいさつに訪れた。

 新工場の予定地は、池田町森林組合の現工場用地と西側の町有地、周辺の民地を含む計11.6ヘクタール。事業費十数億円の新製材工場ではカラマツ年間約6万立方メートルを受け入れ、集成材を主力に、梱包(こんぽう)材、パレットなどに幅広く加工する予定。豊頃、十勝中央が持つ現在のチップ工場も池田に新設統合する。

 池田選考の理由について猿渡組合長は「最終的な決め手は資源背景」と話す。池田のカラマツ資源量250万立方メートルは、豊頃の125万立方メートル、十勝中央の160万立方メートルを大きく上回る。本別や幕別など豊かな資源を持つ地域からも近く、関係者は「近隣からの輸送コストを見ても池田が適地」としている。

 一方、実現への課題は予定地に7戸の民地(農地、宅地、雑種地)が含まれること。町は町有地(3.2ヘクタール)を無償貸与するほか、民地取得に関する経費の補助なども行う予定で、農家の土地売却・移転、農地転用などの交渉や手続きも含め、工場建設に全面的に協力する考えだ。

 町役場を訪れた猿渡組合長は「用地拡張の難問はあるが、解決してもらえるのならば池田町が条件が整う」と述べ、勝井勝丸町長は「用地確保については農家の敷地もあるので、両JA、経済界挙げて後押しする態勢をつくり、議会とも十分に協議し、実現に最大限の努力をしたい」と話した。(小林祐己)

 十勝広域森林組合 帯広、芽室、中札内、池田、豊頃の5市町村をエリアに、森林面積5万6867平方メートル(面積、カラマツ資源ともに管内の25%)の道内最大規模となる。3組合は06年10月に広域合併協議会を設立し、今年2月に合併予備契約書を取り交わした。
2008年7月3日の記事
さようなら…カラス係長 独自のアイデアで駆除に尽力
 6月30日に亡くなった元池田消防署長の深松登さん(享年68)は、町役場勤務時代に独自のアイデアでカラス駆除に尽力。物語はテレビドラマにもなり、「カラス係長」として全国的に有名になった。

 町住民福祉課保健衛生係長として1981年から10年間、農作物などの被害が深刻だったカラス対策に従事。一度入ると出られなくなる「マルチトラップ方式」の捕獲おりを考案し、5000羽を超える捕獲に成功した。

 88年には科学技術長官賞、90年には道知事から社会貢献賞を受賞。カラス退治に知恵を絞る物語は、89年から計4回、TBS系(HBC)テレビドラマでシリーズ化され、俳優の佐藤B作さんが深松さん役を演じて話題になった。町には全国の自治体などから視察が訪れた。98年には「カラス係長奮闘記」も出版した。

 2日夜に通夜、3日午前に告別式が町内で行われた。一緒に碁を楽しんだという勝井勝丸町長は「本州に呼ばれて講演するなどかなり知られていました。実行力のある人だった。寂しいです」と惜しんでいた。(小林祐己)
2008年7月2日の記事
子供たちの夢地域で応援を 来月「ふれあい広場池田」で「生命の森」
 8月31日に開かれる福祉イベント「ふれあい広場2008池田」(実行委員会主催)で、子供たちの夢と大人からのメッセージを記したカードを「木」の形で展示する「『生命(いのち)の森』をつくろう」事業が行われる。同広場の20周年を記念した企画で、実行委では「未来の池田町を担う子供たちの夢を知り、地域で何かできることを考えるきっかけになれば」と多くのメッセージを期待している。

 同広場は町社会福祉協議会(社協)や各団体で組織し、今年は全国の学校を訪問してライブを行う歌手・大野靖之さんの「こころのコンサート」などを開催。「生命の森」は会場の田園ホールロビーに展示する。

 メッセージカードは、子供たちが夢を書く「いのちの葉」と、大人が自分の大切にしているものなどを書く「いのちの土」、子供の夢のために自分ができることを記す「いのちの水」の3種類。事前に記入してもらった葉と土を会場に木の形にして展示し、8月30日の前夜祭と同31日の2日間、展示を見た人たちに水カードを記入してもらう考えだ。

 葉カードは町内の保育園から高校までに協力を依頼して配布。土カードはチラシの形で町内に配り、各団体で協力を呼び掛けており、町出身でトリノ五輪スピードスケート五百メートルで4位入賞した及川佑選手からも「感謝・初心」と書かれたカードと色紙が町社協に届いている。

 カードの回収箱は町役場戸籍年金係、高島支所、町社協に設置。町社協では「幼稚園児から大人まで誰もが参加できるボランティア活動。子供のためにできることを考えることで地域が結束し、共通意識を持つことで、地域活動の活性化につながれば素晴らしい」としている。

 メッセージカードは町社協のホームページ(http://www10.plala.or.jp/i_shakyo/)からダウンロードできる。(小林祐己)
2008年7月1日の記事
「ムーン・フェイス」 身近な風景楽しんで 杉山さん作品展
 透明水彩画家杉山雄作さんの作品展「絵になるIKEDA」が2日、杉山さん主宰の画廊喫茶「ムーン・フェイス」(町清見)で始まる。町の観光イベント「ぐるグルいけだ」(1−31日)の一環で、20、21日には「ワイン城スケッチ講座」も開く。

 「ぐるグル−」に合わせて31日まで開催。「遠くに行かなくても、切り取ると絵になる場所がいくらでも見つかる」とのコンセプトで、町内のさりげない風景を描いた作品18点を展示している。

 池田神社周辺の静かな冬のたたずまいを描いた「神社の屋根」、旭通の華やかな桜並木を表現した「桜の通り」など、町民であれば見慣れた日常の風景を作品にした。ワイン城地下の樽(たる)や旧千代田大橋などもあり、秋から春にかけての池田のさまざまな表情を楽しむことができる。

 「ぐるグル−」のスタンプラリー賞品のワイン城の絵も展示。杉山さんは「何気ない風景でも絵になると考えると、ふだんの散歩も2倍楽しくなる。素晴らしい所に住んでいるというメッセージでもある」と話している。

 杉山さんが指導するスケッチ講座は、両日とも午前10時から正午までワイン城北側のイベント広場で。定員各10人。参加費2000円。申し込み、問い合わせはムーンフェイス(015・572・2198)へ。(小林祐己)
2008年7月1日の記事
沖選手応援の懸垂幕登場
 女子自転車ロードレースで北京五輪出場が内定した沖美穂選手(清水町出身)を応援する懸垂幕が、役場庁舎に登場した。

 沖選手は池田高校卒業のスケート部OB。懸垂幕は長さ約10メートル、幅90センチで、同校同窓会(斉藤正観会長)、役場職員らでつくる「沖美穂選手を応援する会」(村田政宣会長)、同校PTAが掲げた。3度目の五輪出場に、関係者は「町民の皆さんと応援したい」と話している。