十勝毎日新聞に掲載された池田町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第307回 [ 2008/08/07 ] 毎週木曜日更新
十勝めーる >>> 池田めーる
池 田 町
町長 勝井 勝丸
面 積 371.91平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 ツツジ・サクラ・カシワ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 地方分権・三位一体改革の中、今後の交付税、税源の移譲などの先行きが不透明であることから、行財政健全化計画により各種の取り組みを展開。職員の給与・人員配置の見直しを行う一方、4月からごみの有料化、公共施設使用料や各種証明発行に関する手数料の見直しなど一部で町民負担を求めた。池田町立病院に奥山泰史内科医長が着任(8月)し、同病院の常勤医師は4人体制(内科2人、外科1人、小児科1人)となった。

 池田小学校、池田中学校が昨年に引続き道吹奏楽コンクールに出場し、池田小は見事金賞に輝いた。1977年から交流が始まったカナダの姉妹都市ペンティクトン市に交流の証として「日本庭園」が完成、町民の訪問団も列席して開園式が行われた(9月)。2年計画で実施された施設整備を経てワイン城が新装落成(4月)。約40年前のワイン誕生のエピソードがNHK「プロジェクトX」で放映され、町出身の吉田美和さんがボーカルを務める「ドリカム」展示販売施設もオープン。これらワイン城・十勝ワインに関する動きは全国的にも反響が大きく、前年を大幅に上回る観光客が訪れた。第32回秋のワインまつり(10月)では約5,300人の来場者を記録し、前年の約2割増しのにぎわいとなった。
関 連 リ ン ク
池田町役場ホームページ
池田町商工会
池田ワイン城
池田町観光協会
2008年8月4日の記事
12艇が水上散歩楽しむ 利別川イカダ下り
 「第20回利別川イカダくだり」(実行委員会主催)が3日、高島えん堤から池田市街までの約13キロを下るコースで行われ、参加者が手作りのいかだでのんびりと水上の散歩を楽しんだ。

 河川に親しんでもらおうと、1988年から開いている夏の恒例イベント。町外からも含め12艇が参加した。

 実行委員長の北豊士朗町議会議長が「ゆっくりと下りながら、自然に触れて楽しい一日を」と呼び掛け、合図と共にいかだが順に川面へ。ゆったりとした水流にのり、それぞれのペースでゴールを目指した。(小林祐己)
2008年8月4日の記事
「命の大切さ」池田から全国に 『いのちの森』つくろう事業
 子供の夢や大人が大切にすることを記したカードを「木」の形で展示する「『いのちの森』をつくろう」事業に、町内外から次々とメッセージが集まっている。町民の夢でつくる「いのちの木」のほかに、全国からのメッセージを掲載するインターネット版(掲示板)も開設され、関係者は「命の大切さを考える取り組みを池田から全国に」と幅広い参加に期待している。

 31日に田園ホールで開く福祉イベント「ふれあい広場2008池田」の20周年記念企画。町社会福祉協議会(社協、玉置徳衛会長)を中心に、町内各団体で組織する実行委員会が準備を進めている。

 メッセージカードは、子供が夢を書く「いのちの葉」と、大人が大切なものなどを書く「いのちの土」、子供の夢のためにできることを記す「いのちの水」の3種類。各カードを木の形に張り合わせた「いのちの木」は26−31日、田園ホールロビーに展示される。

 6月から町内3カ所(町役場、高島支所、社協)に回収箱を置いてカードを募集。町内各校の協力も得て、「いのちの葉」は既に500枚超が集まった。町内外の賛同人として、丸谷金保元町長、今回の広場の前夜祭で上映する映画「ふみ子の海」に出演する女優の高橋惠子さんからのメッセージも届いている。

 すべてのメッセージは「いのちの森」ホームページ(HP)=http://www10.plala.or.jp/i_shakyo/inochi.htm=で見ることができる。HP上の掲示板には自由にメッセージを送ることができ、町社協では「インターネットを温かい言葉であふれさせたい」と話す。

 これまでに寄せられたカードで作った「いのちの木」の見本を、町内の北洋銀行池田支店と十勝池田郵便局に展示中。町の子供たちの将来の夢や、「世界中が戦争のない世の中に」という高橋さんのメッセージを見られる。

 町社協の佐藤智彦さんは「子供たちの夢がたくさん集まり、元気が出る展示になりそう。大人からも多くの『いのちの土』を寄せてほしい」と呼び掛けている。問い合わせは同社協(015・579・2222)へ。(小林祐己)
2008年8月7日の記事
リトルベアスタジオ ステンドグラス体験広場開かれる
 「ステンドグラス体験広場」がこのほど3日間にわたり、町東台の工房「リトルベアスタジオ」(森場さとし代表)で開かれた。家族連れらが大勢訪れ、作品を鑑賞したり、製作体験をして楽しい一日を過ごした。

 町の観光イベント「ぐるグルいけだ」の一環。森場代表が指導するステンドグラス教室の生徒が作ったランプや窓飾りなどが並べられ、来場者は美しいデザインと細かな技術に感心。地元の農家が朝取りしたトマトや大根など新鮮野菜の即売、手作りケーキコーナーも人気を集めた。

 ステンドグラスの技法を学べるミニトレー作りや、ガラスのアクセサリー作りなど体験メニューも大にぎわい。ハート形のペンダントに色とりどりのガラス片を彩った芽室小学校4年の駒野麻衣さん(10)は「飾り付けるところが楽しかった」と、焼き上がっての完成を楽しみにしていた。(小林祐己)
2008年8月2日の記事
町立病院 常勤医初の5人体制 齋藤氏着任 改築計画に弾み
 町立病院(早苗信隆院長)の5人目の医師として1日、プライマリーケア・総合診療を専門とする齋藤有氏(56)が着任した。同病院の常勤医5人体制は初めて。今春の派遣医1人確保に続く医師増員で、2011年度開設を目指す町の病院改築計画にも弾みがつきそうだ。

 齋藤医師は1952年、岩手県北上市生まれ。東大医学部保健学科、北大医学部医学科卒。北里大学付属病院、札幌緑愛病院、真狩村国保病院などに勤務し、06年から医療法人社団白樺会たいようクリニック(倶知安町)院長。道内の地域医療実践者ネットワーク「道地域医療研究会」の運営委員長を務めている。

 町立病院では内科医長に就任。1日に勝井勝丸町長から辞令を受け取った。

 齋藤医師は数年前から応援医として4回ほど池田を訪れ、「(病院スタッフらの)人柄などにひかれた」と着任の動機を語る。専門とする地域医療の実践について「専門医が患者1000人に1、2人を診るとしたら、(私たちのような)残りの日常的健康トラブルを見る“専門医”も必要。(5人体制で)チーム医療としてできるという期待もある」と話した。

 プロのチェロ奏者の妻と長女、次男は当面、札幌の自宅に残り、高校生の長男と池田で暮らす。自身もプロ奏者と共にバイオリンを演奏する腕前で、「機会があれば福祉施設で演奏を」と考える。

 勝井町長は「新病院ではプライマリーケア、ターミナルケア対応を基本に掲げており、願ってもない方」と期待を寄せる。同病院の佐々木武信事務長は「新病院開設の標準医師数は6人必要。これで臨時を入れて5.4人となり、9割の充足率になる。開設に向けた医師の確保に一歩近づいた」と話している。 (小林祐己)
2008年8月1日の記事
特売など大にぎわい 「第18回いけだDEナイト」
 「第18回いけだDEナイト」(実行委員会主催)がこのほど、大通商店街(1−5丁目)で開かれた。各商店の特売などに、大勢の町民らが繰り出した。

 JA十勝池田町女性部が2丁目に出した新鮮野菜の店は、開場と同時に大にぎわい。50−100円の値札が付いた大根や白菜が次々と売れていた。屋台やゲームコーナーには浴衣姿の子供たちが集まり、夏の祭りを楽しんでいた。
2008年8月1日の記事
町と十勝池田郵便局 災害協定を締結
 町と十勝池田郵便局(長谷川淳局長)はこのほど、災害発生時の協力に関する協定を締結した。郵便局のネットワークを利用した広報、情報の相互提供などで協力する。

 以前も締結していたが、民営化を受けて再締結。町内では建設業協会、水道協会が町と応急対策の協定を結んでいる。

 文書に調印した勝井勝丸町長は「災害がないことを祈りつつ、有事の際には被害を最小に食い止めなければ。郵便局の方々は毎日町内を動いているので心強い」と協力に期待。長谷川局長は「要請があれば、できる範囲で協力したい」と話していた。(小林祐己)
2008年7月31日の記事
好天でブドウ熟度高く…2004年は「最高の収穫年グレートヴィンテージ」 
 十勝ワインのグレートヴィンテージ(最高の収穫年)と期待される2004年産銘柄がこの夏、出荷時期を迎えている。天候に左右されるブドウ栽培にあって、04年は春から秋に好天に恵まれて実の熟度が高まった期待の年。町ブドウ・ブドウ酒研究所は「例年以上に味わい深い、高品質のワインになる」と話している。

 過去に十勝ワインでグレートヴィンテージと言われる年は、1991年と99年。いずれもブドウが開花する6月から収穫の終わる10月まで、各月平均の気温が高く、十分な日照に恵まれた年だった。

 熟度の高い果実でワインを造ると、「酸味が弱く、渋みなどの味成分が増す。しっかりして味に深みが出る」と同研究所。04年を見ると、気温が7月まで99年を上回り、夏場の日照に恵まれ、10月の降雨量が極端に少ないという好条件で、「十分にブドウの熟度を高められた」という。

 出荷が始まったのは熟成された赤ワイン。すでに店頭に並ぶ「清見」に続き、7月に「清舞」の出荷が開始。8−9月には「山幸」も出る予定。同研究所の安井美裕主査は「中でも清舞と山幸は、収穫が遅いため10月の好天の恩恵を十分に受けられた」と両品種に特に期待を寄せている。

 ただ、留意点もある。良いワインほど長期熟成に耐えて品質を高めるため、安井さんによると「91年の飲みごろは03、04年ごろだった。99年の本当の力もこれから」。04年も「最低あと10年たって真価が発揮される潜在能力あるワイン」という。今飲むか、10年我慢するか。楽しみ方もいろいろありそうだ。

 値段は、従来品と変わらず、3品目で最高の「清見」が2566円(税込み)。(小林祐己)