十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第408回 [ 2010/07/28 ] 毎週水曜日更新
十勝めーる >>> 上士幌めーる
上 士 幌 町
町長 竹中 貢
面 積 694.09平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・シラカバ・カッコウ
関 連 リ ン ク
上士幌町役場ホームページ
2010年7月24日の記事
上士幌ダッタン蕎麦研究会の白石さんがそば打ち初段合格
全麺協の初段を取得した白石さん(右)。障害者へのそば打ち指導にも力が入る
 【上士幌】上士幌ダッタン蕎麦(そば)研究会(杉山幸昭会長)の白石馨さん(62)が、全国麺(めん)類文化地域間交流推進協議会(全麺協)認定の審査会で初段に合格した。同研究会のメンバーで段位を手にしたのは白石さんが最初で「町内でも初めてでは」(白石さん)という。今後は町内産ダッタンを使ったそばの普及に努め、理事長を務めるNPO「サポートセンター白樺」でも、障害者の自立支援の一助に-と、そば打ちの指導に力を入れる。

「障害者の指導に力」
 2008年まで町役場に勤めた白石さんは、5年ほど前からそば打ちを始めた。趣味が高じ、現在は自宅前のプレハブに専用スペースを設けるなどの力の入れようだ。

 現在は同サポートセンターで月に1回、障害者2人にそば打ちを指導。「資格のない“地域の大人”というだけでは箔(はく)が付かない」と今回、アマチュア向けでは唯一、段位を認定している全麺協の試験(会場・空知管内奈井江町)に挑んだ。

 初段の試験は「練り」や「くくり」などの基本作業を、決められた工程で行えるかを実技で問う。「審査中は多くのギャラリーに見られ、プレッシャーを感じた」というものの、日ごろの練習の成果を生かし、合格を果たした。

 「まずは障害者へのそば打ち指導に力を入れる」と、合格を機に、アドバイスにも一層力が入っている様子。

 今年は同サポートセンターの農園で10アール程度、ソバの栽培も開始。「障害があるがために、就職は難しいのが現状。ゆくゆくは施設として、利用者が収入を得られるような形にできれば」。障害者の働く場として、そば店を開くことが「遠い夢の1つ」と話している。

 同研究会は2年前から「ダッタンそば祭り」を開催。食べ比べなどで、地元収穫のダッタンでできるそばのPRに努めている。(伊藤寛)
2010年7月23日の記事
上士幌「子ども樹木博士」誕生
「子ども樹木博士」の認定証を受け取る糠平小の児童
 【上士幌】糠平小学校(中村真也校長、児童4人)でこのほど、「森林環境教育」が行われた。十勝西部森林管理署東大雪支署の職員らを講師に、児童は学校隣の森林で樹木の特徴を学び、森林と触れ合った。

 同支署は士幌、鹿追などの各小学校で同様の教育活動を行っている。この日は同支署に加え、糠平森林事務所の職員が講師を務めた。最初に、講師が児童4人に森林内の樹木の名前や特徴を説明。その後、低学年と高学年に分かれ、低学年の2人は「宝探しゲーム」を楽しみながら学んだ樹木の特徴を実際に確かめた。

 高学年の2人は木の葉や枝の標本を見た後、森林内の樹木を識別する「樹木博士テスト」に挑戦。終了後は同支署の諏訪幹夫支署長から「子ども樹木博士」の認定証が手渡された。濱岡さんは「(普段よく入る森だが)新しい木の名前もたくさん教えてもらった」と、新たな発見に目を輝かせた。(伊藤寛)
2010年7月22日の記事
解体中の上士幌中旧校舎で消防訓練
上士幌中の旧校舎で訓練に臨む消防署員
 【上士幌】北十勝消防事務組合上士幌消防署(米澤政志署長)はこのほど、上士幌中学校の旧校舎で消防訓練を行った。旧校舎は夏休み中に解体作業を終える予定で、今回の訓練が最後の“役目”となった。

 旧校舎は1963年に建設され、87年から4年間で大規模な改修を行っている。既に解体作業は始まっているものの、有効活用しようと、解体業者と相談の上、作業の合間に訓練することにした。中学校で火災が発生、校内に生徒が取り残されているとの想定で行われ、署員が呼吸器の付いた面体を装着して中に入り込むなどした。

 同署によると、署員18人のうち、約半数が旧校舎で中学時代を過ごしたという。訓練中の真剣な表情とは一転、終了後はそれぞれ「寂しいものだ」などと、旧校舎との別れを惜しんでいた。(伊藤寛)