十勝毎日新聞に掲載された上士幌町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第374回 [ 2009/11/25 ] 毎週水曜日更新
十勝めーる >>> 上士幌めーる
上 士 幌 町
町長 竹中 貢
面 積 694.09平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・シラカバ・カッコウ
関 連 リ ン ク
上士幌町役場ホームページ
2009年11月21日の記事
校舎航空写真を寄贈 近隣で工事の井原工業 閉校する上音更小へ
 今年度で閉校する上音更小学校の閉校記念事業協賛会(渡部信一会長)に19日、同校の航空写真が贈られた。21日に行われた最後の学芸会で校内に展示され、地域住民らも感慨深げに見入った。

 寄贈したのは井原工業(帯広、井原章司朗社長)。同社は上音更地区のシリクニ川で排水路工事(9月〜来年3月)を手掛けており、高さ100メートルに浮かべたアドバルーン(無人の係留気球)から工事現場と併せて同校の全景も撮影。閉校記念事業が行われていることを知り、地域貢献の一環として贈った。

 この日は上音更コミュニティーセンターで贈呈式が行われ、同社の岩城勝義副社長と同工事現場代理人の横澤知之さん、平本純さんが、全紙サイズの額に入った航空写真を渡部会長に手渡した。

 同社は在校生への記念のプレゼントも製作中。岩城副社長は「地域とのコミュニケーションを取りながら、工事を進めていきたい」と話し、陰元正二校長も「地域の人に見てもらいたい」と喜んでいた。(伊藤寛)
2009年11月20日の記事
鉄道資料館 今季の来館者数大幅増 最多記録を連続更新
前年比18%増7892人

 NPO法人「ひがし大雪アーチ橋友の会」(那須襄太郎会長)は、指定管理者として運営する「町鉄道資料館」(町ぬかびら源泉郷)の今季(4〜10月)の入館状況をまとめた。総来館者数は前年比18%(1191人)増の7892人で、今季も過去最高を更新した。鉄道ファンへの周知が深まったのに加え、同会が資料館裏で展開するトロッコ(旧国鉄士幌線跡を活用)の試乗が人気を集め、本州からの来館を後押しした。同会は「情報発信の積み重ねが成功した」としている。

ひがし大雪アーチ橋友の会 「情報発信の積み重ね成功」

 同館は1988年、旧士幌線の歴史を伝承しようと町が旧糠平駅跡に開設。駅時代の備品や写真などを展示している。1年を通じて開いた時期もあったが、2002年からは4〜10月の7カ月間、開館している。

 07年から館の維持管理業務を受託した同会は、今年度から指定管理者となり、館内を一部改装。会の活動や、アーチ橋の風景を写したパネルも設置した。7、8月は無休化。トロッコも約200メートル延伸し、620メートルとした。

 今季は例年10月ごろに湖底に消えるアーチ橋のタウシュベツ川橋りょうが多雨などで6月に沈み、一帯の魅力アピールという点で「完全な逆風」(同会の角田久和事務局長)となったが、月別の来場者数は10月を除いてすべて過去最高を記録した。

 「レンタカーで立ち寄る本州からの来場者が増えた」と角田事務局長。また、廃線跡を観光拠点として有効活用する“模範例”として関係者の視察もあり、「ネットワークも広がった」という。

 同会は現在、橋りょう補修のための募金活動を展開しており、今後、同館とともに鉄道遺産の価値創出に努める考え。角田事務局長は「募金を通じ、旧士幌線の情報発信を進めていきたい」と話している。(伊藤寛)
2009年11月20日の記事
「超早割」クーポン人気 ぬかびらスキー場 観光協会もPR強化
 ぬかびら源泉郷スキー場(市田雅志支配人)が販売するクーポン「超早割」が人気だ。当初用意した200枚は完売、新たに100枚を追加し、21〜23日には帯広での販売会も開く。町観光協会(市田雅之会長)なども19日、同スキー場をPRする道内キャラバンを始めた。

 「超早割」は、同スキー場のリフト1日券(2500円分)5枚と、糠平舘温泉ホテルで使える入浴券(700円分)5枚のセットを、定価1万円のところ8000円で販売。町内の2店ほか、帯広市内のスポーツ用品店「スーパースポーツゼビオ帯広いっきゅう店」(西19南2)で販売会を行ってきた。

 同スキー場は「超早割」の好調さについて「昨年は(前の運営会社の破たんで)不安を持たれていたと思う。今年はしっかり運営することが周知されている。券もお得感が出ているのでは」としている。21〜23日の販売会は「ゼビオ」で、午後1時〜同6時に行われる。

 一方、同温泉郷の各旅館と町観光協会も同スキー場のPRを強化。19日のキャラバンでは5人がそろいの黄色いジャンパーで士幌町役場などを訪れ、パンフレットを配布した。12月5、6日に釧路、同12、13日には北見のゼビオ各支店に出向く。同スキー場の本オープンは同26日。(伊藤寛)
2009年11月17日の記事
最後の学芸会 輝いた熱演舞台 東居辺小
 今年度で閉校する東居辺小学校(片山修校長、児童8人)の体育館で14日、最後の学芸会が開かれた。

 卒業生や歴代教職員を含む40人が来場。「舞台の上で最後まで輝き続けろ!」をテーマに、歌や研究発表、劇など9演目が披露された。また、児童の器楽演奏に合わせて全員で「ふるさと」を合唱。子供たちによる毎年恒例のユニセフ募金への呼び掛けも行われた。

 最後は児童全員で劇「おじいちゃんの夏」を熱演。6年生が「最後の思い出のために一生懸命練習しました」とあいさつした。(酒井花)
2009年11月16日の記事
鉄道遺産活用は時流 第三音更川橋りょうフォーラム 募金活動を開始
 NPO法人「ひがし大雪アーチ橋友の会」(那須襄太郎会長)主催の「第三音更川橋りょう保全および活用フォーラム」が14日、町生涯学習センターで開かれた。道内で鉄道遺産の保存活動に携わる関係者や一般町民ら40人が参加。各地の取り組みを通じて、地域遺産をまちづくりに生かす方法を考えた。

 同会は今年度、内閣府の「官民パートナーシップ確立のための支援事業」の補助を受け、町と連携して、劣化が進む第三音更川橋りょうの補修工事に取り組む。この日のフォーラムを契機に募金活動を開始、12年度から2カ年で補修する計画だ。

 フォーラムでは、同会の角田久和事務局長が「NPOの企画、行動力と行政の信用力の両輪で進めていくこの事業は、厳しい時代の中で産業遺産の保存に取り組む地域活動に有効な方法」と説明。日本鉄道保存協会顧問の米山淳一氏が「鉄道遺産を活(い)かしたまちづくりと観光」と題して基調講演した。

 米山氏は、全国各地の鉄道を生かしたまちづくりの事例や、観光と一体化したイギリスの保存活動を紹介し、「鉄道を取り巻く環境は変わり、広く関心を持たれている。鉄道遺産がまちづくりの振興につながっているのは、全国、世界の潮流」とし、行政と一体となった上士幌の取り組みを評価した。(酒井花)