十勝毎日新聞に掲載された幕別町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第188回 [ 2006/04/14 ] 毎週金曜日更新
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幕 別 町
町長 岡田 和夫
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 25,610人
(男12,294人 女13,316人)
面 積 340.46平方キロメートル
花木鳥 スズラン・シバザクラ・カシワ・オオハクチョウ
□主な動き
 十勝管内では唯一、合併会議が成就し平成18年2月6日に忠類村と合併して、新しい幕別町としてスタートする。人口は2万7,000人を突破、同17年4月に導入した「協働のまちづくり支援事業」を柱に住民と一体となった町づくりを推進している。

 合併を機に、幕別・忠類地区の学校や公共施設を光ファイバーでネットワークする電算統合システムと地域イントラネット基盤整備事業を推進。インターネット上から施設の予約ができるシステムが18年度には稼動する。

 学校や家庭、地域が一体となり子供たちの教育や安全を見守る「幕別教育の日」(毎月19日)を同17年4月に定め、学校を中心とした地域の連携を模索している。

 平成16年に続き、ラリー・ジャパンの目玉となるスーパーSS(スペシャルステージ)が札内河川敷で9月30日、10月1・2日に開催、町民有志の「成功させる会」も発足して、WRCを盛り上げた。
関 連 リ ン ク
幕別町ホームページ
図書館
図書館札内分館
幕別町の施設紹介
2006年4月11日の記事
4小学校で巡回、声掛け 道退職校長会東十勝会
 道退職校長会東十勝会(井川巌会長)は、10日から幕別町内の大規模小学校4校で通学時間帯の巡回と声掛けを行っている。

 白人小学校(秋葉正昭校長、児童483人)では、4人の会員が自宅から学校までを巡回した後、学校前と学校近くの国道交差点で児童たちに声掛けを行った。この日は入学式だったため真新しいランドセルを背負ってお父さんやお母さんと登校する児童も多く、会員たちは1人ひとりに「おはよう」と笑顔で優しく呼び掛けていた。

 声掛けと巡視をしているのは同校のほか、幕別小、札内南小、札内北小で、白人小と札内南小は18日まで、札内北小は17日まで、幕別小は19日まで行う予定。(柴田真)
2006年4月11日の記事
道消防操法訓練大会出場へ 消防団で結団式  
 道消防操法訓練大会(7月20日・江別市の道消防学校)に出場する幕別消防団の結団式が、10日午後6時半から糠内コミュニティセンターで行われた。

 同大会は、消防車のエンジン始動から放水、後片付けまでの総合操法訓練の正確さや速さなどを競う。全道各地から14チームが出場する。幕別消防団の出場は1974年、88年に続いて3回目。第3分団(村田辰三分団長、団員34人)のチームが出場する。

 結団式では、田所富男消防団長が「きょうから正式に訓練がスタートする。本番に練習の成果を出せるよう頑張っていただきたい」と、隊員を激励した。東十勝消防事務組合長の岡田和夫町長らのあいさつに続き、出場団員を代表して長谷川政志隊長が「十勝の団員の代表として大会に臨みたい」と、力強く意気込みを語った。(柴田真)
2006年4月10日の記事
歌碑の原盤を展示 忠類ナウマン象記念館
 忠類ナウマン象記念館は、化石骨発掘跡地(晩成)にある歌碑原盤の展示を始めた。旧忠類村のナウマン象研究第一人者で元村助役の池守清吉さん(故人)が詠んだ短歌「きさ(古語で象の意味)の歌」。36年前に全国から集まった研究者でにぎわう発掘現場の雰囲気が伝わる。(児玉匡史)

 ナウマン象発掘跡地では、2002年度に村民らの寄付を財源に使い、化石骨の埋設状態を再現したパネルや故池守さんの歌碑、看板を新たに整備した。

 今回記念館で展示したのは、石製歌碑に刻んだ短歌の原盤。池守さんの妻里子さん(札幌)が1970年に筆で書いた。縦約40センチ、横約50センチの額縁に入れ、今年2月上旬までは旧村教委教育長室に掲示していたが、幕別との合併で教育長室がなくなったため、記念館で一般公開することに。

 短歌は「とほつよ(遠代)の あやめ(菖蒲)のいけ(池)の みなそこ(水底)の きさ(象)の むくろ(骸)に つとふひとひと(集う人々)」。発掘現場の解説文も一緒に展示した。

 70年の化石骨発掘では研究者や大学生ら約160人が参加、12万年前に生息したとされるナウマン象の全身骨格を国内で初めて掘り起こした。来館者は「発掘当時の活気が伝わる作品」と見入っている。
2006年4月7日の記事
亡き夫の手紙を一冊に 八重柏さん、本発刊
 町内の八重柏輝子さん(73)=札内みずほ町=は、夫の理一さん(2001年3月他界)が13年間の闘病生活中に知人などへあてた手紙や歌などをまとめ、「これからが本当の信仰です。よろしく。」として発刊した。

 理一さんは1979年、50歳で教員を退職し、天理教幕別分教会の会長に就任。89年8月にくも膜下出血で倒れ、医師からは「座ることや字を書くことはできないかもしれない」と宣告された。しかし、書が好きだった理一さんは、不自由ながらも動く右手で字を書くことに挑戦。2年後には手紙を出せるまでになった。

 手紙の下書きや文字はコピーを取るなどほとんどを保存しており、数百枚に達した。「4年間は開けることのできない“宝の箱”に入れていましたが、努力する姿を孫たちにも見せてあげたい。いろいろな人に伝えたいと思い、本にすることにしました」と、輝子さん。本のタイトルは「最初の手紙に書かれていた言葉から取った」という。

 輝子さんは同分教会の第4代会長を務めており、「文章は信仰と優しさにあふれています。人間はやればできる。努力ということを改めて教えられました。夫の分も頑張りたい」と話す。

 本は町にも10冊を寄贈。図書館と分館など3館に収蔵された。(柴田真)
2006年4月6日の記事
故安東さんの世界を後世に DVD「けうとぅむ」製作
 マクンベツアイヌ文化伝承保存会(小助川勝義会長)は、2004年に他界したアイヌ文化の伝承者安東ウメ子さんのウポポ(歌)31曲を収録したDVD「ウメコウポポ全曲集『けうとぅむ』」を製作した。小助川会長は「ぜひ多くの人に聴いてほしい」と話している。
(柴田真)

 安東さんはムックリの奏者、ウポポの歌い手として知られ、「安東ウメ子・ムックリの世界」(1994年、町教委製作)をはじめとするCDを残している。今回のDVDは当初、CDとして企画。03年12月から04年3月まで4カ月をかけて安東さんのウポポ31曲を収録したが、安東さんは収録終了後の同年7月、72歳で急逝した。

 その後、映像も交えて安東さんの世界を後世に伝えるため、収録済みのウポポをベースにDVDとして構成した。タイトルの「けうとぅむ」は、アイヌ語で心や想いの意味。収録曲は「リムセウポポ 輪踊りの歌」「イフンケ 十勝地方の子守唄」「バッタキ バッタ踊りの歌」「イオマンテ 熊送りの歌」「エラシアンタンパ 歌謡曲・北国の春」など。

 帯広カムイトウウポポ保存会、ウタリ協会上士幌支部、上士幌ウタリ文化伝承保存会、ウタリ協会阿寒支部、静内民族文化保存会、ウタリ協会幕別支部、幕別町の協力で四季の映像のほか、祈りや踊りなど儀式の映像、安東さんのウポポの収録風景などを交えた。時間は100分。

 財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構の研究・出版に関する助成金150万円と町の補助金など250万円で同保存会が100枚を製作。さらに、同保存会の協力で町が700枚を製作した。

 小助川会長は「病気もあり、かなりの痛みの中での録音だったはず。この31曲は安東さんが後世に伝えたいと歌い上げた」と収録当時を振り返る。安東さんの長女春江さん(49)は「病気の中、必死にやり遂げたのだと思う」と話している。

 町教委は実費で10日から頒布する。価格は3000円(送料別途)。問い合わせは町教委(0155・54・2006)へ。
2006年4月6日の記事
常的なガラスの器300点 作家西山さん作品展
 空知管内長沼町のガラス作家西山亮さんによる吹きガラス展が、古布の洋服などを展示・販売するギャラリー「宝づ来」(札内中央町)で開かれている。9日まで。

 西山さんは1983年に長沼町で工房「GLASHAUS」を開設、「日常使いの器作家」として人気が高い。初日の5日に会場を訪れた西山さんは、「何気なくて使いやすい作品を心掛けています」と話していた。今回は約300点を展示・販売している。

 開場は午前10時から午後6時(最終日は同4時)まで。問い合わせは宝づ来(0155・56・2186)へ。(柴田真)
2006年4月5日の記事
寮母の視点で第1号 職員提案制度
 特別養護老人ホーム札内寮(古澤稔施設長)の寮母成田利恵子さんが作ったカード立てが、職員提案制度の第1号に認定された。成田さんは「入所者に使ってほしい」と話している。

 カード立ての名称は「タテるんです」。細長く切った段ボール2枚を使い、1枚を台座にしてもう1枚は60度ほどの角度で張り付けた。成田さんは「2年前に考案した試作品ですが、手作り感がいいと言われ、そのままにしていました」と笑顔で話す。「片手の不自由な人がトランプや花札するのを見て、片手でもできるものをと考えました」と振り返る。

 澤田治夫事務局長は「日ごろ入所者に接している寮母ならではの視点。これからも多くの職員から提案が出てほしい」と期待している。

 同ホーム職員の提案制度は、札内寮を経営する社会福祉法人幕別真幸協会(林照男理事長)が今月導入。経営に関することから施設内のことなど、自由なアイデアを対象としている。(柴田真)