十勝毎日新聞に掲載された幕別町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第307回 [ 2008/08/08 ] 毎週金曜日更新
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幕 別 町
町長 岡田 和夫
面 積 478.00平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・シバザクラ・カシワ・オオハクチョウ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 十勝管内では唯一、合併会議が成就し平成18年2月6日に忠類村と合併して、新しい幕別町としてスタートする。人口は2万7,000人を突破、同17年4月に導入した「協働のまちづくり支援事業」を柱に住民と一体となった町づくりを推進している。

 合併を機に、幕別・忠類地区の学校や公共施設を光ファイバーでネットワークする電算統合システムと地域イントラネット基盤整備事業を推進。インターネット上から施設の予約ができるシステムが18年度には稼動する。

 学校や家庭、地域が一体となり子供たちの教育や安全を見守る「幕別教育の日」(毎月19日)を同17年4月に定め、学校を中心とした地域の連携を模索している。

 平成16年に続き、ラリー・ジャパンの目玉となるスーパーSS(スペシャルステージ)が札内河川敷で9月30日、10月1・2日に開催、町民有志の「成功させる会」も発足して、WRCを盛り上げた。
関 連 リ ン ク
幕別町ホームページ
図書館
2008年8月5日の記事
ピザ作りに子供熱中 十勝産小麦使い「農業体験塾」
 町内の小学生に農作業や農産物加工の機会を提供する今年度の「農業体験塾」がこのほど始まり、初回は子供たちが十勝産小麦粉を使ったピザ作りなどを楽しんだ。

 町が2004年度から開設し、今年度が4回目。9月中旬までに3回行い、作物の植え付け作業や酪農体験、収穫作業などに臨む。

 この日は町内の小学生11人と母親4人が参加。町新和の農場試験圃場(ほじょう)で農作業の一端に触れた後、ふるさと味覚工房でピザ作りを行った。食品加工技術指導員の近藤明美さんらの指導を受けながら、十勝産小麦粉のホクシンに水を入れ、練って生地を作り、チーズやサラミ、ピーマン、ハーブなどをのせてオーブンで焼いた。

 参加した足利さん、長谷川さん(ともに札内北小5年)は「自分の好みで作れる」と話していた。(平野明)
2008年8月4日の記事
本番さながら 「はるこさんバンド」気合十分 生演奏担当
 「第50回おびひろ盆おどり」で北海盆唄を生演奏する「はるこさんバンドとその仲間たち」の音合わせが3日午後6時から幕別町の宮田鉄工所(宮田諭社長)で開かれ、本番さながらの熱気に包まれた。

 同バンドは太鼓や三味線、横笛、ギター、ベースで構成し、アレンジした北海盆唄を演奏している。音合わせには20人が参加した。

 長年にわたり盆おどりの演奏を担当しているメンバーの呼吸は良く、迫力ある演奏に合わせて伸びやかな歌声が響いていた。

 メンバーの下村波央己さんは「盆おどりが50回の節目を迎え期待も大きいと思うので、気合の入った演奏で応えていきたい」と話していた。(池谷智仁)
2008年8月4日の記事
忠類ナウマン象記念館 夏休み迎え子供の利用期待
 忠類ナウマン象記念館で開催中の記念特別展「忠類にはナウマンゾウとマンモスゾウがいた!」の入館状況が順調だ。前年の同じ時期の来館者数に比べ2割増のペースで推移しており、同館では夏休みを迎えた児童・生徒の利用にも期待を寄せている。

 ナウマンゾウの化石は1969年に旧忠類村で発掘。最新の研究でこの中からマンモスゾウの化石が見つかり、特別展の開催となった。ナウマンゾウ発見40周年プレ記念と、同記念館の開館20周年記念行事として10月5日まで開いている。

 道開拓記念館(札幌)で保存されているナウマンゾウとマンモスゾウの化石の実物10点(臼歯、腕骨など)を借りて展示し、これまでの研究成果も報告している。

 職員が希望者に対し、化石の研究状況などを説明するサービスも行っており、7月4日の開幕から約2週間で約600人が来館。「特に高齢者学級などの団体客の来館が増えている」(町教委)という。

 10日午後1時からは講演会も開き、化石研究の第一人者として知られる滋賀県立琵琶湖博物館の高橋啓一館長らが最新の研究を報告する。同館では「家族そろってナウマン象の化石を見に来ませんか」と呼び掛けている。

 入館料は高校生以上300円、小・中学生200円。午前9時−午後5時。講演会は無料。(児玉匡史)
2008年8月2日の記事
不法投棄場所ひと目 対策強化町に求め 「ごみマップ」作製
 町民グループ「幕別環境を考える会」(伊藤一男会長、約30人)が、町内各所に投げ捨てられた粗大ごみの状況を調べ、その結果を「幕別町ごみマップ」としてまとめた。前回マップを作製した2005年と比べ、不法投棄された廃車が撤去される一方、古タイヤの投棄が増えていることが分かった。同会は7月31日にマップを町に提出し、対策強化を求めた。

 同会は03年から毎年、町内の粗大ごみの不法投棄状況を調査。今回は5月中旬に会員6人が3グループに分かれ、05年調査とほぼ同じ約80カ所を車で回った。

 調査では、以前、不法投棄された廃車の一部が撤去されていたことが明らかになった。「新川、五位では百台規模、糠内では数百台規模の車が投げ捨てられていたが、それぞれ9割ほどが片付けられていた」(伊藤会長、森脇末雄事務局長)という。

 しかし、古タイヤの投棄は増加。道路や畑などのふちに数本捨ててあったり、大量投棄の例もあり、駒畠地区では数百本が捨てられていた。「投棄先は05年と比べ倍増している」(同)としている。

 このほか、農機具やふとんなどが見受けられ、沢地などではごみを詰めたごみ袋も目立った。家具、家電製品などは少なかった。投棄場所は本町から糠内にかけた地域や本町、札内市街地の郊外が多く、忠類地区はほとんどなかった。

 ごみマップはA4判で、町内の地図に不法投棄の場所が写真入りで示され、ひと目で分かる。伊藤会長は「廃車の撤去は、くず鉄の価格高騰によるとみられ、タイヤは処理に料金がかかるため投棄が増えているのではないか。不法投棄防止の看板などを増やすべき」と話す。会から申し入れを受けた町は「帯広署と連携し、監視取り締まりを強化したい」としている。(平野明)
2008年8月2日の記事
学校経営在り方学ぶ 管内の教頭会が研修
 十勝管内小中学校教頭会(平岡弘孝会長)と帯広市教頭会(西保俊太郎会長)の学校経営研修会が7月31日、幕別町の十勝教育研修センターで開かれた。

 管内小・中学校の教頭が集まり、学校運営上の課題や法規運用などについて実践的な研修を行うのが目的で、143人が出席。開会式に続き、十勝教育局の吉【異体字】村泰之指導主幹が「十勝教育の課題解決に向けて」と題して講話した。

 ※吉指導主幹は、学力向上や道徳の時間の授業改善、いじめの根絶と不登校の解消など、同局が掲げる十勝教育の課題を提示。解決に向けては「教頭として、徹底的に学校を開いているか、確かな論拠を示しているか、校長の意思を支えて職員、地域、保護者にしっかり伝えているか」の3点が求められるとした。

 「信頼される学校づくり」「学校教育指導上の課題」など5分科会に分かれ、演習や協議も行われた。(山下聡実)

※吉村指導主幹の吉の字は異体字です。
2008年8月1日の記事
議会ネット中継開始から2年 質疑にアクセス集中
 町議会(古川稔議長)の本会議の様子をインターネットで伝える中継システムが導入され、2年余りが過ぎた。これまで臨時会も含めて14回の議会を中継し、アクセス数は7588件に達した。予算審査特別委員会や一般質問の際のアクセス数が多く、議員と町理事者が交わす質疑応答への、町民の強い関心を示している。

 議会中継は2006年6月の定例会から始めた。議会ごとのアクセス数では、今年の3月定例会が1204件と最も多く、以下、06年12月定例会1090件、07年9月定例会966件、06年6月定例会907件、07年12月定例会879件だった。

 本会議では一般質問のアクセス数が突出し、1日当たり200件前後に達している。また、予算審査特別委(毎年3月)、決算審査特別委(同9月)も多く、同200件を超える委員会が多い。

 1日当たりのアクセス数(中継開始直後を除く)上位は、07年3月13日(第1回定例会予算審査特別委)の280件、同年12月12日(第4回定例会一般質問)の262件、06年9月21日(第3回定例会決算審査特別委)の249件だった。

 これまでトラブルもなく、町は「中継による不利益はなかった」と説明。議会側は「議会の広報紙では町民への周知が遅れる。議場での質疑応答を家庭で、リアルタイムで見聞きできるメリットは大きい」(千葉幹雄副議長)と説明する。

 アクセス数は幕別の人口と比べ、まだ少ない印象を受けるが、パソコンの普及度などとも関係し、簡単に増やせない面もある。「まだ議会公開の第一段階。アクセス数の評価は長い目でみてほしい」(同)としている。

 一方、本会議の中継で議員側には緊張感も出ている。質問する議員が増え、中継1年目の06年12月定例会の一般質問では過去最高の16人(当時議員定数30)が登壇。昨年12月定例会でも議員20人中14人が行い、町民から見られる環境が議員活動を触発している。(平野明)
2008年7月31日の記事
都内で初の二人陶芸展 三越池袋店 町出身の折笠さん
 幕別町出身で「陶房 折笠」(茨城県)を主宰する陶芸家、折笠秀樹さん(34)が8月4日まで、東京・三越池袋店4階美術サロンで星野就久さん(39)=栃木県在住=と陶芸二人展を開いている。折笠さんは、陶芸を志して十勝を出てから9年、自らの工房を開いて1年余りの新進作家。都内での作品紹介は初めてで「声を掛けられた時は驚いたが、うれしい。チャンスを生かしたい」と張り切っている。

 折笠さんは、幕別町軍岡の折笠農場代表、折笠秀勝さん(64)の三男。「ものづくりの環境で育ち、何かものづくりをしたい」と、勤めていた十勝管内の企業を1999年に退社。カルチャースクールで学んでいた陶芸を「日用で必要とされる身近な存在」として選んだ。

 各地の工房を訪ね、栃木県益子町の川尻浩史さんの門をたたいた。川尻さんの下での5年間の修行は「親方に学び、技術を盗み、ひたすら体に技を染みこませる日々だった」。その後、独立準備を進め2007年、同町に近い茨城県笠間市に窯を開いた。日用の食器を中心に制作。近隣の水田の稲わら天然灰を使ったうわぐすりの、素朴な風合いが特徴だ。

 今回の二人展は29日に開幕。修業時代から親交のある星野さんの誘いで参加した益子町内での陶器市がきっかけ。星野さんの作品が、同店美術担当者の目に留まり、星野さんから「一緒に」と声を掛けられた。

 東京初進出に「気合を入れて作った」という皿や茶わんなど約150点を出品。老舗百貨店の展示会に「搬入の時には、何とも言えない緊張感があった。最初に売れた時はうれしかった」と語る。「独立し、修行中とはまた違った勉強ができている。粗削りなところがあり、一人前というにはまだまだ」と、さらなる研さんに励む毎日だ。

 入場無料で、開場時間は午前10時から午後7時半(最終日は同5時)まで。(岩谷真宏)