十勝毎日新聞に掲載された芽室町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第214回 [ 2006/10/13 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 芽室めーる
芽 室 町
町長 宮西 義憲
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 18,669人
(男8,977人 女9,692人)
面 積 513.91平方キロメートル
花木鳥 ミズバショウ・エゾムラサキツツジ・カシワ・カッコウ
□主な動き
 「町自主自立推進プラン」に基づき、住民と行政との“協働のまちづくり”に向けた各種方策を実施。平成17年度は町民の自主的活動を推進する拠点「町民活動支援センター」を設置。町と町民が協定を結び、行政サービスを行う「めむろ公共サービスパートナー制度」の一環として、町民グループによる役場の総合窓口業務の受託も始まった。まちづくりの最高位のルールとなる「町自治基本条例」策定に向け、現在町民15人による検討委員会と役場内での委員会が情報交換しながら協議。町議会でも同条例について調査、研究を始めた。町民参加による地域活性化への取り組みも活発化し、地産地消や食育について研究、提言する「食に関する協議会」や、町の魅力を発掘する「芽室遺産構想推進協議会」が立ち上がった。
関 連 リ ン ク
芽室町役場ホームページ
芽室町商工会ホームページ
公立芽室病院
芽室町新嵐山スカイパーク
2006年10月10日の記事
パン工房「カントリーブラン」 隠れた名店大人気
 上美生4線36のパン工房「カントリーブラン」(延與幸嗣オーナー)の道産小麦を使ったパンが評判を集めている。外国産にはないもちもちした食感と地場産にこだわった食材が人気を広げ、市街地から遠く離れた場所にもかかわらず、週末には管内外から130−140人が訪れる。延與さん(60)は「今後もより安心な商品を提供したい」と意気込んでいる。(新目七恵)

 同店は清水町出身の延與さんが昨年1月にオープン。良質なパン作りを目指し、日高山系の冷たくておいしい水を求めて同地区での開店を決めた。

 延與さんは「お客さんに安心して食べてもらうため、生産者の顔が見える、より身近な食材に徹底してこだわりたい」と話し、ジャガイモやトマト、ブルーベリーなど、素材はほぼすべて管内など地元の生産者から調達する。中札内村のホエー(乳清)や有精卵も良い生地作りを支えている。

 オープン以来、口コミなどで店の評判が広がり、連休時期は1日で180人が来店。客の7割は帯広市内から車で来る人で、札幌、東京から訪れる人も。リピーターも多いという。

 店内には卵、アーモンドプードルなどを使った人気商品の「メロンパン」をはじめ、町内産牛乳の生乳100%の「モーモー食パン」、砂糖を入れず、道内産ラードを使用した「ハードトースト」など自慢の商品約30種類がずらりと並ぶ。香ばしい香りが漂う店で、延與さんは「お客さんと直接つながれるのも小さなパン屋の強み。これからも地元に徹底してこだわりたい」と話している。

 営業時間は午前10−午後6時。定休は水、木曜日。
2006年10月8日の記事
こだわりのカボチャ評判 畑作農家・杉本さんが生産
 町内新生で畑作を営む杉本信雄さん(60)が生産する九重栗カボチャを原料にした菓子「北のホクホク」が人気を集めている。菓子は埼玉県の菓子店が2004年から期間限定で販売したところ、「風味が良く甘みがおいしい」と若い人を中心に評判を呼び、今では1カ月で5000個ほど売れるヒット商品に。杉本さんは「こだわって作るカボチャが喜ばれてうれしい」と話している。(新目七恵)

 杉本さんは10年ほど前から「九重栗」を手掛けている。傷みやすいなどの理由で生産農家は少ないが、栄養が豊富で味も良く、杉本さん方では年間約15トン出荷するカボチャのうち約9割がこの品種。無農薬栽培で、一般の出荷時期よりも早く生産する早出し栽培を定着させている。

 菓子は埼玉県狭山市の洋・和菓子店「かにや」(水村清司社長)が製造・販売している。皇室にも商品を献上する名店だ。「九重栗」はカボチャの新商品開発に取り組んでいた水村社長に埼玉県内の青果取扱業者岡本民雄さん(60)が紹介し、「いろいろな品種を試したが味が一番」(水村社長)と起用を決めた。

 菓子はゆでてペースト状にしたカボチャに生クリーム、小豆などを混ぜて焼き上げる。9月から約3カ月の限定販売だが、「季節限定商品としては通常より5倍の売れ行き」(水村社長)という。

 水村社長は18−22歳に帯広の六花亭製菓で修業し、「当時の小田豊四郎社長(故人)には菓子作りの基礎から学んだ。十勝には思い入れが深い」と感慨深げ。杉本さんも「今後もおいしいカボチャを作り続けたい」と話している。10個入り1箱2037円(送料別)。注文はかにや(04・2954・7111)へ。杉本さんのカボチャも個人販売中。

 問い合わせは杉本さん(090・7656・5695)へ。
2006年10月7日の記事
災害図上演習 町内会活動研究大会
 「第10回町内会活動研究大会」(町市街地町内会連合会主催)がこのほど、めむろーどで行われた。自主防災に関する講演会と災害図上演習を通じ、参加者は防災への意識を高めた。

 自主防災組織への関心が高まる中、地域活動の一環として防災の必要性と活性化を考えるのが目的。今年は、防災をテーマにしたミュージカル公演(14日・町総合体育館)を企画するふるさときゃらばん芽室公演実行委員会(正村紀美子委員長)の後援で行った。

 約100人が参加。講師は防災教育や自主防災組織の育成などに尽力する北海道教育大学札幌校の佐々木貴子助教授。同助教授は「自主防災活動について〜災害図上演習【DIG】を含む」と題し、道内の自主防災の現状などを語った。

 後半は、参加者が地図上の住民となって災害時の役割などをシミュレーションする「DIG」を実践。町内会単位に分かれ、震度6強の地震が起きた際の避難方法や取るべき行動などを発表し合い、各自が防災意識を共有した。

 弥生西町町内会の田村精悟会長(70)は「普段の防災への意識が重要だと感じた」と話していた。(新目七恵)
2006年10月7日の記事
上美生中 米の学校に英文メール
 上美生中学校(西山猛校長、生徒32人)は6日、町の姉妹都市米国トレーシー市にあるジェファーソン学校に上美生地区を紹介する英文をメールで送信する発信学習を行った。(新目七恵)

 国際理解教育の一環で実施。同校は今年度、多摩美術大学(東京)と連携した表現教育に取り組み、地区の良さを自分たちで取材してインターネット上と紙の地図を作製した。今回はその地図を外国の人に見てもらい、地域を再発見するのが目的。これまでに同校は地図のコピーを郵送しており、生徒は地図の解説文を辞書などを使って英訳した。

 この日は午前11時半に1階中央ロビーに全校生徒が集合。代表者の武藤駿輔君がパソコンを使ってメールを送信すると拍手が起こった。3年生の粟野成美さんは「アメリカの人に楽しんでもらえるよう考えながら英訳した。大変だったけれど良い経験になった」と感想を話していた。

 木戸正人教頭は「他校との連携で創造的な学びを体験できた。今回のメール送信で、子供が世界とつながりを身近に感じてくれれば」と話していた。今後、同校はジェファーソン学校とのメールのやりとりを重ねて交流を深める予定。
2006年10月6日の記事
ビート収穫 開始、近く本格化
 各製糖工場の操業開始を前に、ビートの収穫作業が5日芽室町内で始まった。管内の作業は10月中旬から本格化し、11月上旬ごろまで続く。

 同町渋山地区の大橋正司さん(55)は同日午前、11ヘクタールのビート畑で収穫作業を開始した。6日の夜半から雨が降ると聞いて作業を早めた。大橋さんは「早めに掘り出した分は若干小さいが、収量は平年並みだと思う。糖度は17度とやや低めだが基準内」と話した。

 北海道てん菜協会の調べによると、今年管内で栽培されているビートの作付面積は約3万ヘクタール。10アール当たりの収量は昨年より390キロ(6.5%)少ない5940キロの見込み。

 操業開始日は、日本甜菜製糖芽室製糖所が11日、ホクレン清水製糖工場と北海道製糖本別製糖所は13日に原料受け入れを開始する。(寺田祐子)
2006年10月6日の記事
育てた野菜どんな味? 芽室南小本格フレンチを体験
 芽室南小学校(竹内光男校長、児童84人)の6年生23人がこのほど、帯広市内のフランス料理店で自分たちが育てた農作物を食材にした料理を味わった。食育の一環として実施。テーブルマナーを実践しながら本格フレンチを体験した子供たちは、食の楽しみ方や大切さを学んだ。

 同学年は総合的な学習の時間に、校舎東側の約1アールの畑で農産物を栽培。今回は生産から調理までのつながりを学ぶことが目的。協力した料理店「le Bordeaux(ル・ボルドー)」(帯広市西16南5、加藤和彦代表)には、子供たちが作ったカボチャやジャガイモ、サツマイモのほか、農家の保護者らが提供した野菜を持ち込んだ。

 用意されたのはカボチャスープやジャガイモを使った肉料理、デザートのスイートポテトなど創作料理5品。子供たちはフォークやスプーンの使い方などを学び、少し緊張しながらもおいしそうに味わった。※島崎尚君は「自分たちが作った野菜で料理してもらってうれしい」と話していた。

 担当の宝泉大実教諭は「野菜の好き嫌いがある子も一生懸命に食べていた。他人を気遣うというマナーの意識の醸成や食を見詰め直す機会になったのでは」と話していた。

 今後、同学年は各国の食事から身近な給食まで幅広く学ぶ予定。(新目七恵)

※島崎尚君の崎の字は異体字です。
2006年10月5日の記事
“ユリ根”の新商品販売 パン工房「あんここ」
 町内北伏古で畑作を営む岩間初男さん(50)方が生産するユリ根を原料に、町内のパン工房「あんここ」(北伏古南12線、林智美代表)がオリジナルのパンと菓子を期間限定で販売している。正月料理など高級食材のイメージが強いユリ根をパンに使うのは珍しく、柔らかな甘みが特徴。岩間さんの妻玲子さん(50)らは「ユリ根をもっと身近な野菜として食べてほしい」と話している。(新目七恵)

 ユリ根は北海道が主産地だが、その多くは関西方面など本州に出回る。出荷までに3年かかる上、世話や収穫に手間が掛かるため手掛ける農家は少ないが、たんぱく質や食物繊維が多く栄養が豊富で、健康的食材として人気がある。岩間さんは約30年前から生産し、年間約10トンをJAめむろなどに出荷している。

 パンは「スイートリリー」と名付けられ、ペースト状にしたユリ根を生地に練り込んで焼き上げ、中にカスタードクリームと混ぜた特製のユリ根クリームを入れた。菓子の「リリーババロア」もペースト状のユリ根を混ぜて固めた。どちらもユリ根の風味が味わえ、ホクホクした歯触りが楽しめる。

 商品化は玲子さんが8月末、地元の消費拡大にと林代表に依頼した。パンは1個140円、菓子は1個160円。林代表は「あっさりした甘さでヘルシーな味に仕上がった」と話している。

 岩間さんは町内ユリ根農家8戸でつくる「町百合根生産組合」の組合長を務める。玲子さんは「パンは意外だったけれどユリ根の味が生かされ、おいしい。多くの人に食べてほしい」と期待する。

 来年3月ごろまで販売の予定。注文販売のみ。問い合わせ、注文は「あんここ」(0155・62・4745)へ。