十勝毎日新聞に掲載された芽室町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第306回 [ 2008/08/01 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 芽室めーる
芽 室 町
町長 宮西 義憲
面 積 513.91平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 ミズバショウ・エゾムラサキツツジ・カシワ・カッコウ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 「町自主自立推進プラン」に基づき、住民と行政との“協働のまちづくり”に向けた各種方策を実施。平成17年度は町民の自主的活動を推進する拠点「町民活動支援センター」を設置。町と町民が協定を結び、行政サービスを行う「めむろ公共サービスパートナー制度」の一環として、町民グループによる役場の総合窓口業務の受託も始まった。まちづくりの最高位のルールとなる「町自治基本条例」策定に向け、現在町民15人による検討委員会と役場内での委員会が情報交換しながら協議。町議会でも同条例について調査、研究を始めた。町民参加による地域活性化への取り組みも活発化し、地産地消や食育について研究、提言する「食に関する協議会」や、町の魅力を発掘する「芽室遺産構想推進協議会」が立ち上がった。
関 連 リ ン ク
芽室町役場ホームページ
芽室町商工会ホームページ
公立芽室病院
芽室町新嵐山スカイパーク
2008年7月29日の記事
日本の伝統文化間近に JICA研修員招き きものパーティー
 JICA研修員に日本文化を楽しんでもらう町国際交流協会(塚田洋人会長、会員50人)主催のきものパーティーが27日、町勤労青少年ホームで開かれた。研修員10人を招待し、会員ら約20人と交流を深めた。

 今年で4年目。浴衣に着替えた研修員らを前に、同協会員が七夕をモチーフにしたパネルシアターを上演したほか、町内民謡サークルのコスモス会、能の芽室宝生会がそれぞれの芸を披露。最後は全員で「北海盆唄」を踊った。

 中国から訪れたイェン・ジ・ウェンさんは「能は、テレビでは見たことがあったが本物は初めて。日本の伝統文化に触れられ楽しい」と話していた。(長田純一)
2008年7月28日の記事
大迫力の花火に感動 めむろ商工夏まつり 2万人が楽しむ
 芽室の夏の一大イベント、めむろ商工夏まつり(町商工会主催)が27日、芽室公園で開かれた。好天にも恵まれ、花火大会では約2万人が迫力の大花火を楽しんだ。

 今年で25回目。会場では、町内20事業所・団体が出店を設けたほか、熱気球体験会やこどもゲートボール大会などの企画が催され、多くの町民でにぎわった。エコロジーを体感してもらおうと商工会青年部が作成した発電機付き自転車も子供たちの人気を集めた。

 イベントのフィナーレでは、2350発の花火が、客席から100−200メートル先に設置された発射台から次々と打ち上げられた。夜空いっぱいに広がる大輪の花に、来場者は盛んな拍手を送っていた。家族で訪れた窪田ひかりさん(8)=芽室西小2=は「すごくきれい。来年も見たい」と笑顔だった。

 町商工会の武藤保宏会長は「天候も良く、スムーズに運営できた。今年は初めて来場された方も多く、ありがたい」と話していた。(長田純一)
2008年7月28日の記事
コーン炒飯1週間で540食 「食でめむろを元気に」大事業に成長
 十勝初、全道13番目の新・ご当地グルメ「十勝芽室コーン炒飯(ちゃーはん)」がデビューを果たした。1週間で540食を販売するなど、関係者も驚く順調なスタートを切った。今年2月、町民有志わずか8人で始動したプロジェクトは、「食でめむろを元気に」という思いのもと、町内産業界を巻き込む大事業に成長した。

 「関係者の情熱と行動力のたまものだ」。新・ご当地グルメ開発を仕掛ける情報誌「北海道じゃらん」のヒロ中田編集長は、完成した炒飯を前に驚きを隠さない。

 新・ご当地グルメのメニュー開発には、宣伝経費などを含めて200万円程度が必要。このため、先行事例では行政や地元商工界が音頭を取るパターンがほとんどで、組織背景のない町民有志だけでの着手は前代未聞だった。

 事実、開発は困難の連続。資金集めという難題を当初から抱えた上、コーンチャーハンというメニュー自体に特段の新奇性はなく、「十勝芽室コーン炒飯」のアイデンティティーとなる味にたどり着くことも容易ではなかった。

 そうした中、資金対策では一般から広く小口の協賛金を募る「サポーター制度」を創設。町内企業のほか、町内外から約240人の賛同を得た。

 肝心の味は、日本罐詰、北海道クノール食品という地元大手2社の参画後、「特製コーンバター」が新開発されて一気に前進。困難と思われた諸要因は、かえって町内に幅広い連携の場を生み出すきっかけになった。

 開発はもともと、町職員3人が1月、休暇を利用して「じゃらん」編集部に押し掛け、ヒロ氏に協力を直談判したのが発端。道東道の開通を控え、釧路・帯広と札幌圏に挟まれた芽室には通過型観光による交流人口拡大が重要との意識と、農業を核にした地域振興が不可欠という確信が原動力だったという。

 押し掛け組の1人だった西科純さん(町子育て支援課長)は「協働のまちづくりの理想的な形だったと思う。この経験で得た財産を、いかに将来につなげられるかが次のテーマ」と話す。

 同プロジェクトにとって、デビューは新たなスタートライン。最大の目標である「食でめむろを元気に」へ向け、関係者の一層の情熱と研さんが期待されている。(長田純一)
2008年7月27日の記事
工夫で付加価値アップ 甘い雪室ジャガイモ
 管内で生産されている農作物のうち、貯蔵や栽培方法の工夫によって通常とは異なる時期に出荷、収穫している作物がある。手間をかけることで、作物の付加価値や取引価格をアップさせ、消費者の反応も上々のようだ。

 冬期の除排雪を有効活用する雪室(ゆきむろ)で約1年間、熟成させたジャガイモが、「甘くておいしい」と静かなブームを呼んでいる。町内の農産物直売所「愛菜屋」では、この時期に出荷が始まった新物と並んで、買い求める客が少なくないという。

 雪室は、農産物貯蔵庫に雪を搬入し、その冷気で作物を保存する。ジャガイモの場合、冷気が発芽を防止するほか、デンプン質を糖分に変化させるため、甘みが増すという。雪の搬入以外に、手間やコストがほとんどかからないのもメリットだ。町内では数軒の農家が取り組む。

 町祥栄の尾藤農場では、5年前からジャガイモの雪室貯蔵に本格着手。今年は約350平方メートルの貯蔵庫に、過去最大級の200トン近い雪を投入。大量の雪は今月下旬になっても解けずに残り、外気温にかかわらず庫内を1−2度程度に保っている。

 雪室貯蔵の熟成ジャガイモは愛菜屋で販売するほか、町東2ノ1の焼き肉レストラン「KAGURA」にも卸す。同農場の尾藤光一さんは「1年物のジャガイモはチーズと合わせても絶妙の味。徐々にファンが増えている」と手応えをつかんでいる。

 既に新ジャガイモが店頭に並ぶ「愛菜屋」でも、「雪室貯蔵のイモを求めて来店するお客さんが増えている。知名度は向上してきているのでは」と話している。(長田純一)
2008年7月24日の記事
全道出場の中学生44人 岸本教育長に報告
 中体連の十勝地区予選を勝ち抜き、夏季全道大会への進出を決めた町内の中学生44人が23日、町教育委員会を訪れ、※岸本昇教育長に出場報告した。

 全道大会出場を決めたのは芽室中学校の37人と芽室西中の7人。バドミントン、陸上、ソフトテニス、水泳、器械体操、相撲の各分野で、27日から8月3日まで道内の強豪と力を競う。

 出場報告では、各クラブごとに「悔いの残らない試合を」「今までの練習の成果を発揮したい」と決意表明。岸本教育長は「全道大会進出を誇りに思う。特に3年生にとっては最後の大会なので、健康に留意し、実力を発揮してほしい」と激励した。(長田純一)

※岸本昇教育長の昇の字は異体字です。
2008年7月23日の記事
犯罪の愚かさ知って 芽室中 現職警官が非行防止教室
 少年犯罪の防止や犯罪被害に遭わない心構えを学んでもらおうと、芽室中学校(利浪啓介校長、生徒434人)で22日、3年生141人を対象に、現職警察官が講師を務める非行防止教室が開かれた。

 警察官が直接指導する防止教室の開催は、十勝管内では今回が初めて。釧路方面本部、帯広署の生活安全担当職員6人らが同校を訪問した。

 授業は各クラスの担任と警察官によるチームティーチング方式で実施。「犯罪の愚かさと命の重み」をテーマに、少年が加害者となる事件の特徴や、自身が加害者とならないための心掛けを学んだ。3年A組の藤崎謙君(15)は「自分も時々カッとなることがあるが、しっかり自制しなければいけないと思った」と感想を話した。

 非行防止教室は今年度中にあと2回開講する予定。(長田純一)
2008年7月23日の記事
第二物流センター完成 横浜冷凍 東工業団地に道内最大級の冷蔵倉庫
 横浜冷凍(本社横浜市)が町東工業団地で建設を進めてきた十勝第二物流センターがこのほど完成し23日午前11時半から、竣工(しゅんこう)式が開かれた。隣接する第一センターと合算すると収容能力約3万9000トンと、道内最大級の冷蔵倉庫となる。

 第二センターは収容能力1万9381トンで、2001年運転開始の第一センターとほぼ同規模。同社としては初めて、農産物専用スペース8000トン分を備えた。

 両センターの稼働により同社では、農産物収穫が集中する8−12月期でも、安定した保管容量の確保を図るほか、道東道インターチェンジ至近という立地条件を生かし、道東エリア全域の物流拠点を目指す。竣工式には同社の吉川俊雄社長ら関係者約40人が出席。センター内に設けた祭壇に玉ぐしを奉納して、昨年6月から始まった建設工事の完成を祝った。

 吉川社長は「十勝ブランドの農産品を、高品質に消費地へ送れる。食の安全への関心が高まるなか、消費者ニーズにも応えられる施設になると思う」と話した。(長田純一)