十勝毎日新聞に掲載された芽室町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第389回 [ 2010/03/19 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 芽室めーる
芽 室 町
町長 宮西 義憲
面 積 513.91平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 ミズバショウ・エゾムラサキツツジ・カシワ・カッコウ
関 連 リ ン ク
芽室町役場ホームページ
芽室町商工会ホームページ
公立芽室病院
芽室町新嵐山スカイパーク
2010年3月15日の記事
芽室中に国連文庫寄贈 朝読書活動に 図書カード4万円分
 芽室中学校(藤代和昭校長、生徒451人)に12日、日本国際連合協会北海道本部から「国連文庫」として図書カード4万円分が贈られた。

 同本部は青少年に国連の思想を普及するため、1988年から国際理解教育や読書活動に熱心な小・中学校に「国連文庫」を贈る活動を続けている。学校側は贈られた図書カードで、国連や国際理解教育に役立つ図書を購入している。

 芽室中は5年前から、始業前の10分間を利用して朝読書を続け、町と姉妹都市提携している米国トレーシー市の生徒との相互訪問も行っている。今回贈呈されたのは全道で7校で、管内では同校だけ。

 この日は十勝支庁の伊藤敏彦副支庁長が同校を訪れ、生徒会図書委員会の北林君と木村君(ともに副委員長)に図書カードを手渡した。北林君らは「うれしい」と話し、藤代校長は「朝読書は学校活動の目玉。読書に関心を持つ生徒が増えてくれれば」と願った。

 購入する本は、同委員会が生徒へのアンケート調査を基に決める。(平野明)
2010年3月14日の記事
EMボカシ 5袋買うともう1袋 「オークル」キャンペーン
 障害者支援施設「オークル」(町西士狩、古川誠施設長)は15日、同施設が製造する堆肥(たいひ)用資材「EMボカシ」の春の販売キャンペーンを始める。5袋(1袋600グラム、210円)を購入すると、1袋をプレゼントする。

 EMボカシは、もみ殻と米ぬかに有用微生物群(EM)を混ぜて乾燥させた資材。生ごみに入れると、微生物の分解力によって良質の堆肥ができる。「花きは花が長持ちし、野菜は甘くて大きな実を付ける」(同施設)という。キャンペーンは毎年、需要期の春と秋に実施。春は2008年に始まり、3回目。家庭菜園やガーデニングの季節が近づき、利用を呼び掛けている。4月30日まで。問い合わせはオークル(62・5449)へ。(平野明)

 EMボカシの取扱店は次の通り。
 ▽芽室=なかむら薬局、すまいる薬局、武藤商店、三浦金物店、JAめむろ資材店舗、愛菜屋、花ちゃん本舗、オークル、アットホームめむろ▽帯広=アップルファーマシー、福祉の広場(JR帯広駅)、ヤマト運輸帯広営業所、グッドー白樺店▽音更=おとぷけ通り(更葉園売店)
2010年2月13日の記事
農作物被害防止に本腰 新年度から芽室町 有害鳥獣対策協発足へ
 町は新年度から、エゾシカなどの鳥獣による農作物被害の防止対策に本格的に取り組む。対策の方針などを示した「町鳥獣被害防止計画」(2010〜12年度)を策定したほか、今月中にも町有害鳥獣対策協議会を発足させ、関係団体が結束して被害防止に乗り出す。

電気柵や捕獲わな設置

 町内ではエゾシカによる農作物被害が広がっている。かつては雄馬別、渋山、伏美など山沿いで多かったが、近年は西士狩などでも被害が発生。「被害エリアは市街地方面に広がりつつある」(町産業振興課)という。

 町によると、被害額は05年度17万4000円だったのが、今年度(昨年12月現在)は3倍以上の58万3000円に拡大。捕獲頭数も05年度の46頭が、08年度は2倍以上の102頭に。今年度(同)も67頭に上っている。

 一方、道猟友会帯広支部芽室部会(会員30人)は会員の平均年齢が57歳と高齢化しつつある。最近は新規入会者もなく、会員数が年々減っており、「駆除活動は限界」といった問題も抱えている。

 こうした状況を受け、町は国の特別措置法に基づく鳥獣被害防止計画を策定し、19日の庁議で決定する。対象鳥獣はエゾシカ、ヒグマ、その他鳥獣(ユキウサギ、アオサギ、アライグマ、カラスなど8種)とし、計画期間の3年間でエゾシカ320頭、ヒグマ32頭、鳥類2350羽を捕獲する。

 対策ではエゾシカ用の電気柵やヒグマ、キツネ用の捕獲わなの設置、狩猟免許取得のための講習会参加費助成などを盛り込んだ。計画策定により、道からの対策費として新年度は200万円弱の補助が見込まれている。

 町有害鳥獣対策協議会は町、JAめむろ、道猟友会帯広支部芽室部会、十勝広域森林組合、農業者代表の合わせて9人で構成。有害鳥獣の捕獲のほか、農作物被害や有害鳥獣の生態調査、被害防止策の立案などに取り組む。23日に設立の会議を開き、4月から活動を始める。(平野明)
2010年3月12日の記事
多様な字体力作75点 鶴心書道会芽室支部作品展
 鶴心書道会芽室支部(後藤勝雄支部長、会員20人)の作品展が、町中央公民館で開かれている。会員の力作75点が並び、来場者の目を引いている。15日まで。

 同支部は1995年に発足。会員が毎月、東京の同書道会本部に作品を送り、審査を受け、腕を磨いている。師範以上の会員が3人、八段から十段の師範格の会員が6人おり、上級者がそろう。

 作品展は8回目。漢詩を半切紙に書いた作品が多く、かい書、行書、草書、れい書など多様な字体が目を引く。後藤支部長は「かい書が書の基本。ごまかしができず、最も難しい」と書の奥深さを話している。

 昨年9月の産経国際書展、今年2月の鶴心展(ともに開催地・東京)に出品された後藤支部長の行草書2点も展示している。(平野明)
2010年3月12日の記事
60人分のポリオワクチン 世界の子供へ 丹野建設
ペットボトルキャップ4万8000個回収
地域協力予想以上 今後も継続


 丹野建設(町東3ノ1、丹野次男社長)は「エコキャップ運動」を支援しようと協力業者などに呼び掛け、ペットボトルキャップ約4万8000個を回収した。ペットボトルキャップの売却益でポリオワクチンを購入し、世界の子供たちに届けているNPOに郵送する。同社によると集めたキャップの売却益は、60人分のポリオワクチンに相当するとしている。

 ペットボトルキャップは焼却処分すると二酸化炭素の発生源となり、埋めると土壌汚染の原因となる。NPO法人「エコキャップ推進協会」(神奈川県)はペットボトルキャップを回収することで地球環境の改善につなげ、同時にキャップの売却益でワクチンを購入し、子供たちの命を救う活動を展開している。

 キャップ800個で1人分(20円相当)のポリオワクチンに交換できるという。

 丹野建設では、札内橋補修工事の現場代理人の河野雅洋さん(38)が中心となってキャップ回収を実施。述べ4500人が携わった同現場で、下請け事業者や商社など60社以上の協力を得たほか、現場の朝礼や打ち合わせの際にも回収を呼び掛けた。

 昨年5月から回収を始め、今月上旬までに2400個入り段ボールで20箱分、計120キロのキャップが集まった。回収事業は近隣にも広がり、地域住民が持参することもあった。

 河野さんは「皆さんの協力ですごい数のペットボトルキャップが集まり、びっくりしている。世界には想像以上に貧しく、命を落とす人がいる。微力でも力になれば」と話している。

 同社は今後も回収を継続する。問い合わせは同社(0155・62・2800)へ。(犬飼裕一)
2010年3月11日の記事
愛菜屋は勉強の場 地産地消テーマに谷口会長講演
 地産地消について理解を深める講演会とパネルディスカッションがこのほど、めむろーどで開かれた。野菜直売所「愛菜屋」を運営する「めむろファーマーズマーケット運営協議会」の谷口恵一会長が講演。同店の取り組みや、地産地消に向けた思いを語った。

 芽室消費者協会(嶋山亮二会長)主催、町の共催。約180人が集まった。

 谷口氏は「私の考える地産地消」と題して講演。5、6人入れる程度のプレハブ施設として「愛菜屋」を1994年、生産者6人で開設した当時を「消費者と話しながら野菜作りを学ぶ勉強の場だった」と振り返った。

 2006年に「みのりーむ」内に移転、現在は1日平均1240人が入り、にぎわう愛菜屋の店づくりについて(1)(写真を店内に張り)顔が見える直売所(2)安全安心な農作物の販売(3)消費者とのコミュニケーション−の3点を重視していると強調。地産地消については「愛菜屋の理念は『身土不二』。人間の健康は風土、環境に関係するが、その土地の自然に適応した旬の野菜をそろえ、今後も地域に根差した直売所づくりを進めたい」と述べた。

 パネル討論では「広めよう 芽室から食の輪を−地産地消で育て!めむろっ子」をテーマに、同協会の佐藤正行副会長が司会を務め、農業、観光、子育ての町内関係者4人が意見交換した。(伊藤寛)
2010年3月10日の記事
エコ施設目指します めむろかしわ保育園
ペレットボイラーや太陽光発電パネル

 芽室高校跡地に建設され、新年度から子供を受け入れる「めむろかしわ保育園」(社会福祉法人・十勝立正福祉事業会運営)が、暖房用ペレットボイラーを導入した。管内では足寄町内で役場など2施設に導入されているだけで、他の市町村では初めて。また、出力では十勝圏振興財団と並ぶ管内最大20キロワットの太陽光発電パネルも設けるなど環境保全に配慮した施設となっており、教育的効果などが期待される。

 ペレットボイラーは木質ペレットを燃焼、沸かした温水を施設全体に循環させ、天井のファンヒーターから室内に熱風を送る。温水の温度は約80度に設定。ファンヒーターが稼働し、温水が設定温度から5度程度下がると、ボイラーが稼働する。

 2月中旬からのテスト燃焼では、1日当たりのペレット使用量が600キログラムほど。「夜間も建物を温めていれば、1回5〜10分の燃焼を1時間に3回行って十分な熱量が得られる」という。屋外に約7.5トンのペレットを保管できる燃料タンクを設け、10日に1回のペースでペレットを補給。灰は週1回排出し、同園の野菜畑で肥料として活用する。ペレットは帯広の工場から購入する。

 ボイラーの価格は1200万円。灯油ボイラーとの併用で「灯油価格が1リットル72円以上になると、ペレットが経済性で優位になる」(同事業会)という。

 一方、太陽光発電は出力が20キロワット。1.31メートル×1メートル、重さ17.5キロの発電パネル112枚を屋根に設置した。一般住宅用太陽光発電の約6倍に相当する電気を発電し、施設の電灯をすべて点灯した場合、40%を太陽光で補う。年間発電量は1万2643キロワット時、二酸化炭素(CO 2)の年間削減量は12.5トンが見込まれる。事業費約2000万円。うち800万円は、新エネルギー導入促進協議会からの補助を財源とした。

 町は昨年度に町地域新エネルギービジョン、今年度は同重点ビジョンを策定、CO 2排出量の削減に取り組んでおり、同園ではこうした町の施策に対応した。

 同保育園は中央保育所を移転改築し、名称を改めた。定員は170人と管内では最大規模。27日に開園式を行う。(平野明)