十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第391回 [ 2010/04/02 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 芽室めーる
芽 室 町
町長 宮西 義憲
面 積 513.91平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 ミズバショウ・エゾムラサキツツジ・カシワ・カッコウ
関 連 リ ン ク
芽室町役場ホームページ
芽室町商工会ホームページ
公立芽室病院
芽室町新嵐山スカイパーク
2010年3月30日の記事
祥栄の里、料理作りも活動に 来月オープン ピザやそば打ちも
 【芽室】旧祥栄小学校校舎(町祥栄14線)を拠点に創作と展示中心の活動を繰り広げる「祥栄の里」(中村美広代表)が、今年も4月3日にオープンする。「そば打ち」「ピザづくり」など“食”の活動も初めて取り入れ、内容を拡充する。

「遊びに来て」来館呼び掛け
 「祥栄の里」は木工を趣味とする中村代表(帯広)らが同小校舎を町から賃借し、活動の拠点としている。木工、陶芸、絵手紙、皮工芸、透明水彩、陶芸、竹とんぼなどの創作を毎週土・日曜日に楽しみ、来館者も作品づくりを体験できる。

 校舎内には会員の作品約1000点が展示され、体験型美術館にもなっている。

 今年は会員に愛好者がいたことから「そば打ち」を始め、みんなで楽しむ。「ピザづくり」は昨年、野外に専用の窯を設け、4月末からの大型連休前後から調理を始める。

 開設から7年目に入り、当初十数人だった会員数は現在約70人まで増加。町内のほか、帯広、音更、新得の在住者など範囲も広がり、最近は大型バスによる団体見学も増えている。中村代表は「遊びに来てほしい」と来館を呼び掛けている。

 会員は月1000円の会費が必要。今年の開所期間は11月末まで。午前10時~午後5時。問い合わせは中村代表(090・8900・9272)へ。(平野明)
2010年3月28日の記事
「ご苦労さま」「よろしくね」 2保育所が閉・開園式
くす玉を割り、園との別れを惜しむ園児ら(南保育園)
 【芽室】「ご苦労さま」「カシワのようなたくましい子供に」-。町内の保育所では最も古い町立南保育園(東2南6)の閉園式と、十勝立正福祉事業会(内山智修理事長)運営の「めむろかしわ保育園」(東3ノ4)の開園式がそれぞれ26、27日、各園で開かれた。子供たちや関係者らの惜別と期待の思いが、町内に交錯した。(平野明)

43年間の子供見守りに感謝-町立南
 43年の歩みを残した町立南保育園の閉園式は卒園式を兼ねて行われ、会場のホールでは、入場した卒園児3人(4人のうち1人欠席)を在園の子供と父母ら約40人が迎えた。園長の西科純・子育て支援課長が「閉園は惜しいが、この園も皆さんとの思い出は忘れないでしょう」とあいさつし、3人に保育証書を手渡した。

 宮西義憲町長が「地域の人が子供たちを見守ってくれた」と感謝の言葉を述べ、卒園児の父母を代表し、同園OBで姉、子供6人が同園に通ったという杉本志信さん(38)があいさつ。父母の会会長の藤澤晴子さんは「閉園は残念だが、園が児童館として生まれ変わるのはうれしい」と期待を寄せた。

 在園する16人中、8人はめむろてつなん保育所、7人はめむろかしわ保育園、1人が芽室幼稚園に移る。式の最後、卒園児と宮西町長がくす玉を割ると「ありがとう南保育園」と書かれた垂れ幕が現れ、園児や父母、保育士らが園との別れを惜しんだ。

元気いっぱいYOSAKOIで祝う-めむろかしわ
 めむろかしわ保育園は、同事業会が運営する中央保育所が移転し、旧芽室高校跡地に施設が新築された。この日は玄関口で関係者がテープカットした後、約80人が出席して式典を開催。4月から5歳児クラスに通う32人の子供たちが元気いっぱいにYOSAKOIソーランを踊り、開園を祝った。

 あいさつで内山理事長は葉守りの神とされるカシワのたくましさに触れ、「子供たちはカシワの葉のすれ合う音を聞きながら成長する。われわわれもカシワの木や葉を目指したい」。来賓の宮西義憲町長が祝辞、同園の中田春枝園長が「子供たちの声が地域のエネルギーになるよう保育したい」と決意を述べた。

 施設は鉄筋コンクリート平屋で2053平方メートル。教室を南側園庭に向かって扇型に配列。十勝をイメージした「土と木」をコンセプトとし、竹の床材、砂壁などの落ち着いた造り。太陽光発電パネル(20キロワット)や、木質ペレットボイラーを導入したエコ施設にもなっている。

 0~5歳の12クラスを設け、定員170人。4月1日から203人が入園し、管内では最大規模の保育施設となる。
2010年3月27日の記事
住宅も“地産地消”を 初の「くらしのまつり」
 【芽室】町内の関連会社を知ってもらおうと、初の住宅祭「くらしのまつり」が4月25日、めむろーどで開かれる。町内29社でつくる「めむろ新築・リフォーム推進協議会」(代表・小林信之小林建設社長)が主催、最新の住宅設備の展示や無料相談などを繰り広げる。不況で住宅の新規着工は冷え込んでいるものの、最大30万円まで助成される「住宅版エコポイント」など各種助成制度が拡充される中、タイムリーな企画として関心を集めそうだ。

無料相談や展示 助成制度拡充などPR
 町内にはびこる悪質リフォーム業者を排除しようと、町商工会設立70周年記念事業として2007年度、地元の住宅関連会社を周知するチラシの配布事業が行われた。この取り組みが08年4月の同協議会結成につながり、チラシ配布のほか、町広報紙への広告掲載などで会員企業の周知に努めている。

 「くらしのまつり」は町商工会などが共催で加わり、3つの柱で展開する。住宅設備の展示では大手メーカーを中心にキッチン、トイレ、給湯器などの最新機器を出展。同協議会も2つのブースを設け、エクステリアやカーポート、建具などを展示する。

 2つ目は専門家による無料相談の実施。弁護士、公認会計士、ファイナンシャルプランナー、建築士、金融機関担当者ら10人ほどが対応、住宅取得やリフォーム業者とのトラブルなど幅広い相談に応じる。

 3つ目は住宅の各種助成制度のPR。町は既存の助成制度に加えて新年度、耐震改修した場合、最大30万円の補助制度を開始。太陽光発電システムの導入助成(上限28万円)枠は、今年度の10件から20件に拡大する。国も住宅市場の活性化策として、エコポイントや住宅ローン減税、住宅資金贈与の非課税枠拡大などの施策を行う。

 同協議会は、盛況であれば来年以降も継続開催する方針。「町民が地元業者を利用してくれれば、地域の経済循環が促進され、雇用拡大にもつながる」(小林代表)と住宅の“地産地消”を唱えている。くらしのまつりは午前10時~午後4時の予定。問い合わせは小林代表(62・2289)へ。(平野明)
2010年3月26日の記事
新年度は経営管理と販売強化 JAめむろ総代会
 【芽室】JAめむろ(辻勇組合長)の第80回臨時総代会が24日、同JA本部事務所で開かれ、新年度事業計画など議案8件を可決した。

 新年度はWTO(世界貿易機関)農業交渉の決着に向けた動きや、政権交代による戸別所得補償制度の導入などを踏まえ、部門収益の確立や予算統制の徹底による経費節減、収支構造の在り方の検討など経営管理強化を打ち出している。

 また、農産物の販売強化にも重点的に取り組み、「十勝めむろ」のブランド化を推進。ブランド化と連動する高品質で安全・安心な農畜産物の生産にも力を注ぐ。

 農産物の取扱計画では、畑作の販売見込み額が123億4362万円で、うち農協取扱目標額は102億7067万円。畜産物は販売見込み額が55億2658万円、うち農協取扱目標額は49億6457万円。総代会には議決権行使書面、委任状を含めて288人が出席した。(平野明)
2010年3月25日の記事
個性あふれる120点が並ぶ サークル陶炎
会員の力作が並ぶ作品展会場
 【芽室】「サークル陶炎」(高橋準代表、27人)の会員作品展が町中央公民館で開かれ、訪れた町民の目を楽しませている。29日まで。

 同サークルは、公民館講座の受講生が20年ほど前に結成。現会員は30~70代で、毎週火、金曜日に町中央公民館で創作に励んでいる。発足当初から指導者を置かず、高橋代表は「会員が自由な発想に基づき、作品づくりを楽しんでいる」と話す。

 作品展は19回目で、湯飲みやコーヒーカップ、皿、花瓶、すり鉢、フクロウの置物など約120点が並ぶ。オブジェ風の大型花瓶や素朴な味わいの焼き締め、風変わりな形の花器などそれぞれに個性を放ち、陶芸の楽しさを伝えている。

 会場には今回初めて絵手紙も展示し、和の雰囲気を醸している。(平野明)
2010年3月25日の記事
矢野さん名誉組合員に JAめむろで組合長30年
推戴状の盾を手にする矢野さん
 【芽室】JAめむろの組合長を30年間務めた矢野征男さん(72)=前ホクレン会長=に24日、同JAの「名誉組合員」の推戴(たい)状が授与された。名誉組合員は、矢野さんの前の組合長で、北農中央会会長、参院議員を務めた故高橋雄之助氏に続いて2人目。

 名誉組合員の称号は同JAの規定で定められ、顕著な功績のあった組合員に贈られる。矢野さんについてはこの日、同JA本部事務所で開かれた第80回臨時総代会で提案され、全会一致で承認した。

 総代会後、同事務所で贈呈式が行われ、辻勇組合長から盾が贈られた。矢野さんは「多くの組合員の支援で無事に任務を終えられた」と謝辞を述べ、「技術と経営力を持った組合員と農業に情熱を持った後継者が育っており、新しい時代の農協をつくってくれると確信している。今後は農協の応援団として貢献したい」と同JAの発展に期待を寄せた。

 矢野さんは芽室町出身。同JA組合長を1979年5月から30年間務め、昨年6月に退任。90年6月にホクレン副会長に就任し、99年から9年間、同会長を務めた。(平野明)
2010年3月24日の記事
顔見知り関係災害時大切に 高齢者ネットワーク推進会議
ゲーム感覚で地域の防災について意見を交わす参加者
 【芽室】地域の防災力を考える「高齢者在宅保健・医療・福祉ネットワーク推進会議(町防災セミナー)」(町、道国保団体連合会主催)が22日、めむろーどで開かれた。町内会役員や町職員らが参加し、災害時に住民同士の助け合いの重要性を学んだ。

 町は、避難が困難な高齢者や障害者らを行政や地域住民、福祉団体などの連携で、災害時に支援できる体制構築を目指している。同会議では、講演や研修を通してネットワークづくりへ理解を深めてもらうのが目的。

 会議には、約80人が参加。初めに1995年の阪神淡路大震災を経験した、神戸市職員で神戸クロスロード研究会代表の柿本雅通さんが「地域防災力の必要性」と題して講演。大地震が起きると「水道や道路は壊れ、火災などいろいろなことがいっぺんに起こる。役所の職員だけでは対応できない。住民の力が必要」と強調。災害時に住民の力を発揮するには「普段から顔見知りの関係が大切になってくる」とした。

 続いて、災害時の対応を問う設問に答えてゲーム感覚で防災について考える「クロスロード」を行った。参加者は7人ずつ、10グループに分かれて実施、自身の経験を踏まえながら答えの理由を説明し、地域住民の連携や対応について理解を深めた。(平田幸嗣)