十勝毎日新聞に掲載された中札内村の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第391回 [ 2010/03/30 ] 毎週火曜日更新
十勝めーる >>> 中札内めーる
中 札 内 村
村長 田村 光義
面 積 292.69平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・カシワ・ヒバリ
関 連 リ ン ク
中札内村役場ホームページ
花畑牧場
札内川ダム
2010年3月27日の記事
トップセールスで販路拡大 山本組合長 ドバイで枝豆PR
JA中札内村、3社と契約へ

 枝豆の好調な売り上げを続けるJA中札内村(山本勝博組合長)が、山本組合長自らのトップセールスで海外への販路を拡大している。今月中旬には中東ドバイへ出向いて現地のバイヤーに安全・安心の枝豆を売り込み、今後、レストランなど3社との契約を経て4月から出荷を始める予定だ。山本組合長は「将来的には海外輸出で1億円の売り上げを目指したい」としている。

 山本組合長によると、ドバイでは台湾産の枝豆が流通の多くを占めるが、多少コストがかかっても安全・安心な食材を求める機運は高い。

 同JAは今月16〜21日、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが主催する「アジア・中東 グローバルパスポート2010」などに参加。山本組合長が現地のバイヤー約100人を前に、「日本一おいしいそのままえだ豆」と題してプレゼンを行った。

 収穫後3時間以内で加工・調理し、液体窒素で瞬間凍結するため、色合いや風味が新鮮である点をアピールした。

 山本組合長らはその後、会場で30人ほどのバイヤーと折衝を重ね、試食などで色や味を確認、高い評価を得た。そのうちの1人を通し、現地のレストラン、スーパーなど3社と契約する予定。4月から出荷開始の見込みだが、総量などは未定という。

 同JAの枝豆は、国内40以上の都道府県で学校給食に提供されたりスーパーで販売されているほか、アメリカ、ロシア、シンガポールなどに輸出もしている。昨年度(2009年2月〜10年1月)の輸出は、収穫量全体の0.1%ほどで約5トン。山本組合長は「今後も販路の拡大が期待できる」と話している。(菊池宗矩)
2010年3月26日の記事
盛り上がるアップビート
 村内で27日まで開催中の「アップビート春期国際音楽セミナー」(実行委員会主催)は、世界各国からの講師陣によるレッスンが盛んに行われ、活気を見せている。レッスンの合間には受講者が実行委に寄贈された2台のピアノを活用し、個人練習に励んでいる。(菊池宗矩)
セミナー前の練習丹念に 寄贈のピアノ フル活用

 クラシック楽器の提供を募っていた実行委に、2台のピアノが届いたのは今月上旬。1台は「VICTOR」で帯広の男性が寄贈。30年ほど前に買ったもので、実行委の募集を知り、「役立ててほしい」と思い立った。もう1台は「KAWAI」のピアノで、村内の女性から提供を受けた。

 2台とも中札内交流の杜(もり)に搬入され、現在はセミナーを待つ受講生が個人練習で使用、終了後は村の音楽活動に役立てられる。三谷さんは「ありがたい。弦楽器なども集まれば」と話し、村教委も「交流の杜の文化活動の面でもPRになる」と喜んでいる。クラシック楽器は引き続き提供を呼び掛けている。連絡は実行委(Eメールcontact@upbeat‐japan.com)か村教委(電話0155・67・2929)へ。

専門講師、40人をマンツーマン指導 バイオリンなど5コース

 レッスンはバイオリン、チェロ、ピアノ、室内楽、オーケストラスタディの5コースが設けられ、約40人が受講。このうち農村休暇村フェーリエンドルフでは昭和音楽大准教授の三谷温さん(同セミナー実行委員長)がピアノを指導、管内出身の5人を含む15人が腕を磨いている。

 レッスンはマンツーマンで1回45分。受講者は三谷さんから「スペースを感じて」「少しずつ自分の気持ちを高めて弾いて」などとアドバイスを受け、真剣な表情で鍵盤に向かっている。

 2年前に続き2回目の受講となった兵庫県のピアノ講師仕館洋子さん(35)は「ポイントを突いたレッスンが良い。指導面でも吸収できるものが多い」と充実した表情を見せていた。
2010年3月21日の記事
世界の音色、今年も アップビート国際音楽セミナー開幕
 世界トップレベルの音楽家のレッスンを受講できる「アップビート春期国際音楽セミナー・イン中札内」(実行委員会主催)が、中札内交流の杜(もり)を主会場に始まった。19日にはセミナーの講師らが児童・生徒向けのコンサートを開いた。27日までの予定で、今年もさまざまな行事を展開する。

 同セミナーはクロアチアで毎年行われ、その日本版として2005年に中札内でも始まった。昭和音楽大准教授の三谷温さんが実行委員長。村内では交流の杜を中心に、文化創造センター、中札内農村休暇村フェーリエンドルフなどで開催。ピアノなど一部のコースは既に開講し、管内出身の15人を含む約40人の受講生が各楽器の腕を磨く。

 6年目の今年は7人の音楽家が講師を務める。東京芸術大招へい教授のジュラール・プーレさん(バイオリン)読売日本交響楽団コンサートマスターの小森谷巧さん(同)モスクワ音楽院教授のアシヤ・クシュナーさん(同)ノース・テキサス大学教授のニコラ・ルーツェヴィチさん(チェロ)フォンティス音楽院講師のヒェールト・バーケラントさん(クラリネット)と三谷さん(ピアノ)。昨年と同じ顔ぶれのこの6人に、日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者の菊地和也さん(チェロ)が新たに加わった。

 19日は文化創造センターを会場に「学校コンサート」が開かれ、村内の小・中学校3校の児童・生徒約300人が、講師陣らの奏でるモーツァルト、シューマンなどの名曲に聴き入った。(菊池宗矩)