帯広めーるは毎週月曜日に更新です。
次回第144回掲載は5月30日です。お楽しみに!
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市消防本部の中村さん 医師に代わり搬送患者に気管挿管 帯広初の救命士誕生
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2005年5月18日の記事
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救急車で患者を搬送する際、医師に代わって気道確保のチューブを気管に挿入(気管挿管)することのできる救急救命士に、帯広市消防本部の中村久さん(52)がこのほど、道救急業務高度化推進協議会(小町晴行議長)から認定された。管内では2人目、帯広では初の認定となる。最初に患者に接する救命士が現場で気管挿管を行うことで、救命率の一層の向上が期待される。(清水生)
気管挿管は心肺停止状態に陥った患者の気管にチューブを挿入し、肺に空気を送り込む医療行為。気管内に異物や胃の内容物がある場合に行われ、効果的に気道を確保できる。専門的な知識と高度な技術が必要なことから、従来は医師にしか認められてなかったが、昨年7月の救急救命士法改正で、62時間の講習と30症例の病院実習をこなした救命士も医師の指示で可能になった。
中村さんは昨年4月に札幌の道消防学校で講習を受け、2月21日から帯広厚生病院(川口勲院長)で実習をスタート。一瀬廣道副院長(救命救急センター所長)の指導で4月20日に30症例の実習を終えた。中村さんが認定を受けたことで、同本部は15日から気管挿管に用いるチューブなどの器具を乗せた救急車の運用を始めた。
同本部によると、昨年1年間に心肺停止状態の患者を搬送した件数は104件で、うち47件で気管挿管以外の方法を用いて気道確保処置を行った。一瀬副院長は「今後も患者の理解、協力を得ながら、気管挿管のできる救命士の養成をサポートしていきたい」とし、中村さんは「自分ができる気道確保の選択肢が増えた。十勝・帯広の救命率の向上につなげていきたい」と話している。
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市内小学校広がる保護者読み聞かせ 14校にサークル、市も後押し
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2005年5月17日の記事
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帯広市内の小学校では最近、学校内で本の読み聞かせなどをする保護者を中心としたサークルが増えている。読書教育が重要視される中、父母らの関心が高まっているためで、学校側も「特に低学年の児童が本に興味を持つことに役立っている」と評価。関係者は「今後は他校と情報交換したり、技術向上の場を持ちたい」としている。(佐藤いづみ)
十勝毎日新聞社の調べでは、市内26小学校のうち、保護者による読み聞かせなど児童の読書推進にかかわるサークルがあるのは14校。10年以上前から活動する団体もあるが、多くはここ3、4年で結成されている。
増えた要因の1つは国が2001年12月に「子どもの読書活動の推進に関する法律」の制定。同法で子供の読書離れを防ごうとする機運が高まったことに加え、市が02年度から、図書専門員や読み聞かせボランティアの配置を推進する「学校図書館活性化支援事業」を開始し、動きが広がったという。
啓西小(神林利行校長、児童511人)の読み聞かせサークル「どんぐり」は昨年12月に発足。今出富貴子教頭は「各担任も読書活動をしているが、読書の機会はいくらあってもいい」とし、10年ほど前から活動する若葉小(金子良子校長、児童514人)の「おはなし広場」の三上華寿子前代表は「活動を通じて、親として子供の成長を見られるのは幸せ」と語る。
関係者からは「他校の動きが見えず、活動が不安な時もある」「もっと読み聞かせの技術を高めたい」などの声も聞かれ、市教委の目崎達雄学校教育課長は「今後、各団体の交流の場をつくっていきたい」としている。
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花冷えでも花見は活気 緑ケ丘公園
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2005年5月14日の記事
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曇り空に覆われた14日、帯広では気温が平年を大幅に下回る寒い1日となったが、サクラが見ごろの緑ケ丘公園では、花見を楽しもうと家族やグループが、焼き肉に舌鼓を打ちながらビールを飲み干す姿が目立った。
帯広測候所によると、オホーツク海上にある冷たい高気圧の影響で、道内に湿った東よりの風が流れ込み、管内は軒並み気温が低くなった。正午現在、帯広の気温は4月上旬並みの6.0度で、平年を9.9度も下回る寒さとなった。このほか広尾で2.6度、大樹で3.0度、豊頃町大津で3.3度など。
この寒さに同公園の花見客も、長袖のセーターや帽子などを身に着け、毛布をひざに掛けるなど寒さを“完全防備”。帯畜大の学生仲間8人で焼き肉を味わっていた市内の後藤修治さん(32)は「サクラの下で飲むのは気持ちいい。寒さを吹き飛ばすつもりで楽しみたい」と盛り上がっていた。
同測候所によると、15日の昼前から雨となり、夕方まで降り続き、峠などで雪が交じる見込み。帯広の最高気温は6度と3月下旬並みに冷え込むとしている。(北雅貴)
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新開発のヨーグルトや野菜… 帯農高の味どうぞ 「あぐりす」営業開始 生徒手作りの品を販売
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2005年5月14日の記事
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帯広農業高校(満月廣人校長、生徒590人)のアンテナショップ「あぐりす」が13日、今年度の営業を開始した。早速大勢の買い物客が訪れ、生徒が作った野菜や新たに開発したヨーグルトなどの乳製品を購入していた。(佐藤いづみ)
「あぐりす」は生徒自身が生産・加工した商品の販売体験を通じて消費者ニーズを理解しようと、2003年9月にオープン。店舗は校舎北側のログハウス。開店期間は5−11月で、この日は半年ぶりの営業再開となった。
初日に販売したのは食品科学科の生徒による「農高牛乳」(170円)50パックや、農業科学科のレタス(50円)50個、酪農科学科の卵(128円)100ケースなど。
午後4時の開店より30分以上前から地域住民らが列をつくり、開店15分ほどで完売。特に新商品のヨーグルト(60円)は大人気だった。売り場に立った食品科学科2年の佐藤亜耶さん(16)は「自分たちが作ったものがどんどん売れてうれしい」と話していた。
「あぐりす」は金曜午後4時−同5時の営業だが、学校活動の繁忙期は開店しない。開店日などの問い合わせは同校(48-3051)へ。
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植樹、イベントに大勢の家族連れ 愛の国さくらまつり
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2005年5月14日の記事
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桜の名所づくりを目指して今年から企画された「愛の国さくらまつり」(帯広二建会、実行委員会主催)が、14日午前10時から帯広市愛国町の北愛国交流広場で開かれた。大勢の家族連れが詰めかけ、植樹イベントや大鍋などを楽しんだ。
正午現在の気温は6度と肌寒さが残った。開会直後の植樹には、砂川敏文市長、実行委メンバー、一般公募の住民など155人が参加。同広場が桜の名所になることを願いながら、エゾヤマザクラの苗木50本を丁寧に植えた。
桜を背景に地元食材を販売する約30の店が並び、馬肉の串焼きの店には行列ができた。
ステージでは同市在住のシンガー・ソングライター、クニ河内さんが同まつりのイメージソングを披露。テレビキャラクターのマジレンジャーショーが始まると子供たちの歓声がこだました。
市内から夫婦で来た小川正敏さん(69)は「桜肉が食べたくて来た。とてもおいしい。今後も続けてほしい」と満足そうに話していた。
実行委員会の伊豆倉米郎委員長(帯広二建会代表幹事)は「予想外の来場者で用意していた食材も売り切れた。来年も開催したい」と話していた。(安福晋一郎)
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マガモ親子よちよち大移動 横断歩道渡り中央公園へ
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2005年5月13日の記事
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帯広開発建設部(西4南8)の敷地内に12日午前9時半ごろ、マガモの親子が現れ、職員や市民が見守る中、横断歩道を渡って近くの中央公園に“大移動”した。親ガモの後を追いかける子ガモの姿に、集まった市民から「かわいい」の声が掛けられていた。
親子は、親ガモ1羽と小ガモ10羽。開建正門の植え込み周辺に営巣、産卵した後、親子で移動を始めたらしい。帯広百年記念館によると、毎年この時期には市内の各所でカモの家族が営巣地から移動。帯広川に例年5家族ぐらいが集まる。
今回の親子は同建設部前の横断歩道を中央公園方面に行進。近くにいた通勤途中のOLからは「初めてみた」「かわいい」と声が上がり、携帯電話で写真撮影する姿も。親子ガモはそんな騒ぎをよそに、職員が交通整理する間もなく早足に横断歩道を渡っていた。
市内の会社員、関秀夫さん(56)は「行進を見たのは今年で3回目。エサの取り方を教えるため、近くの川に向かったのだろう。かわいい子供たちが巣立ってくれてよかった」と話していた。(寺田祐子)
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れんが造り倉庫再生へ 芸術ギャラリー、飲食店や音楽… 新たな創造拠点の場に 有志ら25人愛する人々がNPO法人化申請へ
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2005年5月13日の記事
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帯広市東2南12のれんが造り倉庫とその周辺環境を使って、人が集まる新しい創造拠点をつくるプロジェクトが始動した。地元有志ら25人による任意団体「北のれんがを愛する人々」が倉庫の内部改修などを進めており、6月にはNPO(民間非営利団体)法人化を申請する。倉庫の一部は7月初めをめどに、芸術関係のギャラリーとしてオープンさせ、その後は飲食店や音楽鑑賞の場など幅広い活用を考えている。関係者は「地域住民をはじめ一般の市民にもかかわってもらい、市街地が活力を取り戻すきっかけにしたい」と話している。(國井正行)
任意団体「−愛する人々」は十勝管内の自営業者や医師、農業経営者らさまざまな職種のメンバーで構成。事務局はリゾートホテル「オーベルジュ コムニ」支配人の深尾雅人さん(幕別町、事務局長)、彫刻家の相原正美さん(帯広市)、addi設計工房主宰の吉野隆幸さん(同)の3人が務めている。
同プロジェクトの拠点となるのは、青果卸業の故下山専松さんが所有していた、れんが造りの倉庫2棟と柏尋常小学校の校舎の一部、下山さんの旧住宅などで、周辺の敷地面積は約860平方メートル。それぞれの施設は現在、「−愛する人々」メンバーの所有となっている。
このうち、メーンとなる倉庫は2棟ともほぼ同じ延べ床面積で、1棟につき約230平方メートル。築後約90年を経ており、戦後はリンゴなど果物の貯蔵庫として使われていた。改修作業では天井や床、壁の全面にもみ殻、さらにその一部には素焼きの瓦が敷き詰められていることが分かった。これらは倉庫内部の湿度を調整する役割を果たしていたという。
2棟の倉庫は1950年ごろ、中間の通路部分に屋根が架けられ、現在の外観は1棟のように見える。
事務局の吉野さんは「何度かの地震で倉庫の所々にひびが入っているが、建物の構造自体に影響はない」とし、倉庫の歴史的な経緯についても「この機会に貯蔵庫以前の利用形態などをきちんと調べる必要がある」と話している。また、相原さんは「れんが造り自体が魅力的。大切に管理してくれていた下山さんからバトンを受け、10年、20年先の市民に引き継ぎたい」と青写真を描く。
2棟のうち西側の倉庫内は既に整備が大詰めで、プロジェクト第1弾として豊頃町のハルニレの木など十勝の自然風景を撮り続けた故浦島甲一さんの写真展や、相原さんの彫刻作品展などを検討。深尾さんは「飲食店やワークショップなど幅広く活用し、新しいまちおこしのきっかけになれば」と抱負を語っている。
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