十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第181回 [ 2006/02/20 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2006年2月15日の記事
ふろしきの良さ紹介 市役所で温暖化防止展
 帯広市が主催する「地球温暖化防止啓発パネル展」が14日、市役所1階市民ホールで始まった。小池百合子環境相がデザインした「もったいないふろしき」などが往来する人の目を引いている。20日まで。

 京都議定書の発効から1周年を迎える2月16日を記念して、開かれている。展示の目玉である同ふろしきは、物を大切にする日本文化の象徴として古くから使われている生活用具の1つを見直す目的で作られた。江戸時代の画家、伊藤若冲(じゃくちゅう)が京都相国寺に寄進した「動植綵絵」(どうしょくさいえ)(1757−66年)のうち「牡丹小禽図(ぼたんしょうきんず)」と「池辺郡中図」の2種類が布に描かれている。

 このほか、栃木県桐生市の「桐生ふろしきの会」が考案したふろしきの現代的な包み方を紹介しており、実際に箱や瓶を包む体験コーナーもある。約30枚のポスターで地球温暖化の影響や京都議定書の概要が示されている。ふろしきの包み方などを示した資料も配布している。

 問い合わせは環境課(0155・24・4111 内線1811)へ。(寺田祐子)
2006年2月15日の記事
光と音 空間で融合 帯広美術館でコンサート
 道立帯広美術館(帯広市緑ケ丘2)ロビーで14日午後6時半から、光のアート作品とシンセサイザー演奏を融合させた「光の森のコンサート」が開かれ、訪れた約170人が光と音の“共演”で生み出された幻想的な世界を堪能した。

 開催中の特別展「迷宮美術館ミステリー・ツアー」の事業。中庭とロビーで明滅する約200個のLED(発光ダイオード)を背景に、光・環境造形作家、田中敬一さん(東京)が暗闇の白壁に映し出したレーザー光線と、ピアノ奏者のhajimeさん(同)の即興演奏が見事に交わった。

 光のアートと透明感ある音色が作り出す独特の空間に、観客もうっとりした様子で、市内の女性(40)は「レーザー光線と音のハーモニーに感動した」と話していた。(安田義教)
2006年2月14日の記事
一喜一憂 地元も燃えた 市役所では清水選手に拍手
 帯広市役所1階市民ホールの観戦応援コーナーには、清水宏保を応援する会(会長・岩野洋一帯広商工会議所会頭)の会員ら約40人が13日午後11時すぎから集まり、声援を送った。

 岩野会頭のほか、砂川敏文市長、大須賀良明市体育連盟会長も駆けつけ、日の丸をかたどった市民特製のシールをほおに張って清水選手の雄姿を見守った。結果は18位に終わったが、世界のスピードスケート界をリードしてきた偉大なスケーターを温かい拍手でたたえた。

 小・中・高校と清水選手を指導し、自らも2回の冬季五輪出場経験を持つ川原正行さん(市教委職員)は昨年12月、清水選手から「調子は上がっている」という電話を受けた。今回のレースを見届けて「ご苦労さまと言いたい。清水がいたから及川も加藤も頑張れた。スケート界を引っ張った功績は大きい。早く帰って一杯やろう」とねぎらった。岩野会頭も「温かく迎えたい」、砂川敏文市長は「感動をくれた。ありがとう」と話した。(酒井花)
2006年2月13日の記事
一足早くバレンタインムード 「平原のルキア」会場でイベント
 JR帯広駅北多目的広場で展開してきた、イルミネーションで冬の夜を彩る「平原のルキア」(実行委、帯広商工会議所、十勝毎日新聞社主催)が14日で幕を閉じる。閉幕を前に12日午後3時45分から「ルキア・ホットバレンタイン」が同所で開かれ、家族連れやカップルが光の下でのイベントを満喫していた。

 平原のルキアは、昨年11月19日にイルミネーションの点灯を開始。発光ダイオード(LED)で飾った大小の木々やモニュメントが、人々の目を楽しませてきた。

 この日、来場者はビンゴゲームを楽しんだほか、先着100人に北海道ホテルの手作りスイーツが配布された。釧路市在住の男性(25)と一緒に来た帯広市内に住む会社員、久保愛子さん(18)は「新聞で知って、きれいだろうなあと思って誘ってきました」と、2人でシンボルツリーをバックに記念撮影をしていた。

 関口好文副実行委員長は「一足早いバレンタインデーの催しに、寒さの中、大勢来ていただいてありがたい」とし、「3年たって、ある程度認知されてきたと思う。今後も続けていきたい」と話した。点灯は14日午後11時まで。(植木康則)
2006年2月12日の記事
2006年氷彫刻世界大会 道内勢で最高の2位
個人の部で6位の伊藤さん、団体で2位に輝いた佐藤さん、馬渕さん(左から)
馬渕さん、佐藤さんペアが制作した「世界遺産知床−シリ・エトゥ」
 「2006年氷彫刻世界大会」(NPO法人日本氷彫刻会主催)がこのほど旭川市で開かれ、帯広市の北海道ホテル(西7南19、林文昭社長)洋食調理部門の馬渕善範さん(38)、佐藤史門さん(27)ペアが団体で、道内勢としては最高となる2位を獲得、伊藤礼蔵さん(34)も個人の部で6位入選を果たした。(酒井花)

 同大会には団体に29チーム(うち海外5チーム)、個人に36人(海外2人)が出場。出場選手は、野外の会場で2昼夜46時間かけて製作に挑んだ。

 2位に当たる優秀賞と今回初めて設けられた「加賀城章賞」にも輝いた馬渕さん、佐藤さんペアの制作した「世界遺産知床−シリ・エトゥ」は、波しぶきを上げながら2羽のオジロワシがサケを奪い合う姿を表現。ノコを多用した巧みな技法が関係者の注目を集めた。

 今大会が初出場となった佐藤さんは表彰式の結果発表で、「夢でも見ているのかと思い、涙が止まらなかった」という。

 同大会の個人で過去13位が最高の伊藤さんは今回、力強く翼を広げる女神を彫った。制作中に氷のブロックが崩れるハプニングもあったが、「先輩からアドバイスを受けていたので、あわてなかった」と振り返る。氷の独特な質感を生かした表面にもこだわり、「最高の出来に満足している」と喜ぶ。

 同大会は昨年も、個人の部でル・ボルドー(帯広市)の加藤和彦代表が1位に輝くなど、日本氷彫刻会帯広支部(押井徹支部長)の会員が活躍。馬渕さんは「世界的に活躍している中村順一さん(帯広在住)をはじめ、職場を超えた先輩たちの指導のおかげ」と話している。
2006年2月10日の記事
屋内スケート場 新年度に実施設計 07年着工、09年完成予定
 帯広市は10日までに、仮称・新帯広の森スピードスケート場の基本設計を終えた。これを受けて2006年度は実施設計に着手、07年度着工、09年度の完成を予定している。国内では長野エムウエーブに次ぐ屋内スケート場となり、スピードスケート競技の強化拠点を目指す。国際大会の誘致により、地域経済への波及効果も期待される。(能勢雄太郎)

 老朽化や製氷用冷媒(フロン)の製造中止など、多くの課題を抱える帯広の森リンク(帯広の森運動公園内)を改修し、新たに屋内化する。現リンクと同位置に整備する。総体事業費は60億円で、うち半額程度は国の補助(都市公園整備事業)を見込む。道にも支援を求めている。

 施設は鉄骨造一部鉄筋コンクリート造り、地上2階建て(高さ約20メートル)。延べ床面積は1万8910平方メートル。アリーナは400メートルダブルトラック、観客席数は3000人。幅広い市民の利用も想定し、多目的広場(中地)、ランニング走路も整備する。多目的広場は当初、人工芝を予定していたが、最終的には樹脂製コートにした。

 設計費、解体費などを除く概算工事費は約57億5000万円。エネルギーコストは1億4000万円(7月中旬−3月上旬)と試算した。

 基本設計は1月末で完了。市教育委員会は並行して、06年度から予定している実施設計の補助を国に要望している。帯広商工会議所を中心とする建設促進期成会は募金活動を展開することにしている。

 半面、市民団体や労働団体の有志による会が財政負担を理由に建設中止を申し入れている。
2006年2月10日の記事
パソコン生かし経営 市農技センター 農家向け研修開講
 帯広市農業技術センター(川西町)の経営研修が9日始まり、農家の人たちが農業経営に生かすためにパソコンの基礎を学んだ。

 農閑期の冬期間を中心に毎年開き、今年で8年目。パソコンソフトを使った簿記習得を目指し、28日まで表計算ソフト「エクセル」の基礎と中級、農業簿記のほか、ホームページ作りの4講座計8回が開かれる。

 午前9時半から「エクセル基礎」が開かれ、全くのパソコン初心者を含む20代から60代までの17人が参加。講師の富士通オープンカレッジ帯広校(東2南19)の五十嵐均部長が、パソコン操作の基本から表計算の仕組みなどを分かりやすく説明した。

 清川町で畑作を営む兵頭保子さん(55)は「昨年からお嫁さんがコンピューターで経営簿記を始めた。一緒にやらないと分からないので」と参加。午前中の講義を終えて、「大丈夫そうです」と笑顔を見せていた。

 同センターの市営農課は「農家の多くはコンピューターを持っているが、若い人が主体で年配の人たちは使っていない。ぜひ農業に活用してほしい」と期待している。(小林祐己)