十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第184回 [ 2006/03/13 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2006年3月8日の記事
地元から17人合格 帯畜大 10年で最多獣医12年ぶり
 帯広畜産大学(鈴木直義学長)の前期日程の合格発表が7日行われ、計180人が合格を果たした。十勝管内からは17人が合格し、前年の2人を大きく上回り、ここ10年でも最高となった。

 合格者の内訳は獣医学科25人(うち管内1人)、畜産科学科155人(同16人)。帯畜大によると、この10年間の管内からの合格者は前期・後期合わせても12人が最高(2003年)で、今回は一気に増加した。特に獣医学科の前期日程の管内合格者は12年ぶり。帯畜大では「地域の高校との高大連携を進めたことなどが地元受験者の増につながったのでは」としている。

 今入試から2次試験の受験科目数が増えた影響もあり、全体の受験者数は前年より112人減った。

 この日は午前10時に総合研究棟玄関に合格番号が張り出されたほか、同大ホームページでも同時に発表された。同玄関前では合格を確認して喜ぶ受験生や家族らの姿が見られた。畜産科学科に合格した帯広柏葉高の右谷妃沙子さん(18)は「すごくうれしい。大学でもしっかり勉強したい」と声を弾ませた。センター試験のみで合否が決まる後期日程の合格発表は20日。(佐藤いづみ)
2006年3月8日の記事
不審者出没マップ公開 帯広署HP
 全国各地で児童を狙った凶悪事件が相次いでいる中、帯広署(堀金忠署長)は7日までに、同署のホームページ(HP)上で「不審者の出没情報」を記した地図の公開を始めた。同署は「保護者をはじめ学校関係者に見てもらい、パトロールの参考にしてほしい」と呼び掛けている。(清水生)

 道警が取り組む児童安全対策の一環で、今月中には道内の全69警察署で同様の地図が公開される予定。不審者出没地点を示した地図をHPで公開している警察本部はあるが、警察署単位で一斉に実施するのは全国でも珍しい。

 地図は2万5000分の1で、「車に乗って」「お菓子をあげる」などの声掛け事案や、不審者が出没した場所に印が付けられ、発生時間や事案の内容、不審者の特徴が記載されている。不審者情報が寄せられている帯広市と幕別、芽室、音更、上士幌の各町の地図が公開されており、随時更新していくことにしている。

 公開されている帯広市東地区の地図には、「2月10日午前7時ごろ、同市西4南14付近で、登校中の女子中学生に対し、20−30歳くらいの男が『遊びに行こう』などと声を掛けた」など、3件の不審者情報が掲載されている。

 同署生活安全課の石津教夫課長は「子供の安全確保への関心は非常に高い。発生場所や事案概要などを把握し、各種防犯活動に生かしてほしい」と、地図の活用を求めると同時に、「事案が発生した場合はすぐに110番してほしい」と改めて呼び掛けている。

 HPのアドレスは、http://www.obihiro-syo.police.pref.hokkaido.jp/index.html
2006年3月7日の記事
初の屋内カーリング場 土谷特殊農機 市内で9月にもオープン
 十勝で初の屋内カーリング場構想が現実味を帯びてきた。建設・運営ノウハウを持つ土谷特殊農機具製作所(市内西21北1、土谷紀明社長)が中心となり、市内の企業数社による共同の福利厚生施設の形で検討している。順調にいけば帯広市内で9月にも開業する。

 同社は、製氷やリンクづくりの経験が豊富なスポーティングカナダ(川崎市)と事業提携して低コスト、短工期のカーリング施設「Dフォルム」を開発。農業用D型ハウスを応用し、全長60メートル、間口幅12メートルの規模で、国際規格の2シートと機械室などを併設する第1号屋内カーリング場を山梨県内に建設している。

 トリノ五輪で日本の女子カーリングチームが活躍したのを受け、2月下旬には同社ホームページへのアクセスが殺到して数日間で600件を超えたほか、本州企業から見積もり請求も相次ぐ。

 ビジネスチャンスと考えた土谷社長が3月初め、改めて市内の製造業、医療機関など10社ほどを回り、数社から好感触を得たとしている。

 同社が示している構想によると、9月から翌5月までの264日間稼働。工事費用は1億3000万円。償却費と運営費を合わせた年間費用は2000万円を見込み、賛同する企業で利用する。余裕時間ができればジュニア選手やシニア層に利用してもらう構想もある。

 土谷社長は「カーリングは幅広い世代が楽しめ、社員コミュニケーションに最適。地元の人材を育て、チーム十勝としてトリノ五輪の感動を再現できたら」と話す。

 十勝は、国内で最も早く普及活動が行われた経緯があり、帯広カーリング協会の浦島久事務局長は「熱望していた屋内施設は大歓迎。これを機に新たに始める人も出てくるのでは」と期待を寄せる。

 道内の屋内カーリング場は北見市常呂町、空知管内妹背牛町など5カ所。十勝では池田町内、東光舗道(市内23北1)の仮設リンクの2カ所に屋外施設があるが、使用期間は約2カ月と短く、屋内リンクへの要望は強い。(広田実、宮木宗久)
2006年3月6日の記事
身近な機関庫川調べました 豊成小5年生が大型マップ製作
 帯広豊成小学校(鴨川昌寛校長、児童377人)の5年生61人がこのほど、学校近くを流れる機関庫川を探索し、同川に関する歴史や植生などを整理した大型マップを仕上げた。マップには生活ゴミの汚れはあるものの、水質は比較的良いことや、「わき水」のポイントなどが明記されており、担当の岡上泰子教諭は「(同川は)身近にありながら知らないことが多く、勉強になる作業だった」と話している。(佐藤いづみ)

 同川は日本甜菜製糖帯広配合飼料工場の敷地内の横を蛇行して流れる清流。札内川支流で売買川に合流する。十勝鉄道の機関車の機関庫付近を流れていたので「機関庫川」と名付けられたという。

 マップは縦2メートル、横3.8メートル。模造紙にビニール製の荷造りひもで川の流れを型どり、その周囲に調べた情報が書き加えられている。5年生は総合的な学習の時間として初めて取り組み、昨年8月から水質や環境、歴史、植物などグループでテーマを決め調査を進めた。

 同マップには下流に現在も「わき水」があることや、水質の簡易テストの結果、札内川に比べ硝酸や亜硝酸の含有数値が低く、ザリガニやニジマスが生息する一方、プラスチック容器や空き缶など生活ゴミが多いこと−などが克明に記されている。

 このほど、近くの豊成地区に長く住む小川敏男さん(81)=元川西農協勤務=をアドバイザーに招き、完成発表会も行われた。小川さんは「よくこれだけ調べたと感心している。今後も美しい川を保てるよう大事にしてほしい」としていた。

 岡上教諭は「マップづくりを通じ、自主的に『ゴミのポイ捨て禁止』のチラシを作って地域に配布したグループもあり、環境問題を考えるきっかけにもなった。今後、マップには他の学年が調べた情報も掲載し、より情報量を増やしていきたい」としている。

 同校ではこのマップを来校者が観覧できるよう1階廊下の壁に展示する予定だ。
2006年3月5日の記事
44人の熱演に喝采 わくにこジャズオーケストラ公演
 プロ、アマを問わず音楽を楽しもうと結成された「わくにこ十勝JAZZオーケストラ」のコンサートが、4日午後6時から帯広市民文化ホールで開かれた。同市在住のサックス奏者、田野城寿男さん率いる44人のメンバーがそれぞれ主役を演じ、大勢の観客の拍手を浴びた。

 同運営委、市教委、市文化スポーツ振興財団、十勝毎日新聞社主催。2003年に10代から60代までの初心者や経験者が集まり、練習を重ねている。コンサートは3回目。

 この日は、「アマチュアパワーを見せつけよう」という田野城さんの発声で元気よく開幕。ロックから映画音楽まで多彩な演奏を繰り広げ、ジャズの名曲「モーニン」にも果敢にチャレンジした。

 田野城さんが「重要なのは自由な発想と自己表現」と持論を展開する場面もあり、メンバーは真剣な表情で年1回の晴れ舞台を味わった。トランペットの会社員、佐藤裕之さん(48)は「燃え尽きることができた」と話していた。(酒井花)
2006年3月5日の記事
キラリ☆光るセンス 帯広文化専門学校ファッションショー
 帯広文化専門学校(堀比呂子校長、生徒20人)の生徒による習作発表ファッションショーが、4日午後1時半から同校(大通南7)で開かれ、生徒たちが自ら製作したドレスやスーツなど67点を披露した。

 開校当時からの恒例行事で、40回目となる今年のテーマは「ARTISTIC STYLE」。生徒は昨年8月から製作に取り掛かり、1人2−10点を作り上げた。

 村上寿世さん(高等課程2年)による薄いピンクチェック柄のコートや、小野遼さん(同)の黒地に水玉のミニ丈着物風ドレスなど、個性あふれる作品が次々と登場。モデルのほとんどは学生自身で、作品が披露されるたびに客席から大きな拍手が送られた。堀校長は「今回はビーズや小物を多用するなど時間をかけた作品が多かった」と話し、観覧した市内のエステティシャン森香奈さん(20)は「かわいい作品ばかり。ファッションの参考になる」と感心していた。(佐藤いづみ)
2006年3月3日の記事
“知の殿堂”に市民期待 新図書館オープン3日間
 3日にオープンした帯広市の新図書館(西2南14)。午後の貸し出し開始に先立ち午前中は、子供から大人までが来館して施設を見学した。“知の殿堂”にふさわしい真新しい館内に、「近代的な図書館」「広くてきれい」という声が聞かれ、目当ての本を見つけて手に取る人や閲覧席で読みふける人の姿も。これからの利用に、期待に胸を膨らませていた。(安田義教、北雅貴)

 館内には旧図書館になかった部屋や機能がたくさん。児童図書コーナーの一角には「お話室」があり、市内の主婦清水美奈さん(31)は長女千咲ちゃん(2)とともに訪れ、「子供の好きな本を気兼ねすることなく読み聞かせできるのが魅力。子供も友達が増えそうで楽しみ」。20年近く図書館を利用する市内の男性(72)は「視力がやや弱いので、コンピューターで検索できるシステムは簡単に本が探し出せてありがたい」と歓迎する。

 利用者カード新規申込場所の2階総合学習室には大勢の市民が訪れた。午前中で約80人が申し込み、市内の男性(72)は「午後に園芸の本を借りたい」と話していた。

 帯広啓西小3年の3クラスは、自分たちのまちを学ぶ社会科の授業で来館した。市役所や帯広駅とともにコースに入れ、児童らは本の多さに驚いた様子。加茂大聖君(9)は「面白そうな本がたくさんあった」と元気に感想を話した。一方で、市内の男性(87)は「自分がインターネットができないので、新しい情報源となる週刊誌がもっとあればいい」と注文を付けた。

 午前中のセレモニーに出席した帯広市民劇場運営委員会の関口好文委員長(57)は、「新図書館は設備も整っており、道内有数の近代図書館だ」と喜び、市民文藝編集委員長で俳人の山陰進さん(72)は「活字離れを防ぐために役立つ施設になってほしい」と期待していた。