十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第190回 [ 2006/04/24 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2006年4月20日の記事
自慢の菓子実演販売 藤丸で「パティシエ集合」
 管内菓子店の自慢の菓子が並ぶ「第3回春だ!お菓子だ!パティシエ集合!」(藤丸主催)が20日午前10時、藤丸8階催事場で始まった。実演販売する店からは甘い香りが漂い、来場者はパティシエの技に見入りながら、買い求めていた。25日午後5時まで。

 菓子店18店が出展し、15店がロールケーキやワッフルなどを実演販売。幕別町のしま菓子舗の「ナウマン饅頭」は5個525円、催事限定で販売する六花亭製菓の「十勝川西長いもシフォン」は400円で販売されている。

 限定販売の菓子には開店直後から買い求める客が列をつくる人気ぶり。会場ではソフトクリーム、お茶、チーズ、ワインも並び、紫竹ガーデンは花の種や苗を販売。喫茶コーナーや茶席も設けられている。

 帯広市内の主婦、菊池康子さん(64)は「有名店以外にも地元店のおいしいものが発見できる。1カ所に集まるイベントはすごくありがたい」と話していた。(安福晋一郎)
2006年4月19日の記事
名作「月明の砂漠」複製画 更生保護施設「十勝自営会」に寄贈
 帯広市内の更生保護施設「十勝自営会」(東2南14、嶺野侑理事長)に19日午前、更生保護活動に尽力している俵谷利幸弁護士(東京)から、日本更生保護協会(東京都渋谷区、豊田章一郎理事長)を通じて日本画の巨匠、平山郁夫画伯の作品が寄贈された。嶺野理事長は「今回の寄贈を受け、さらに更生保護の充実に努めていきたい」と話している。(清水生)

 平山画伯は1930年広島県瀬戸田町出身。52年に東京美術学校日本画科(現東京芸術大学)を卒業し、「仏教伝来」など数々の名画を創作。76年には日本芸術大賞を受賞したほか、98年には文化勲章、99年には日本人初のジェームス・スミソン賞(米国スミソニアン協会)を受賞した。加山又造、東山魁夷と共に、日本3大巨匠の1人に数えられる。

 今回寄贈されたのは平山画伯の92年の名作「月明の砂漠」の複製画。青く広がる夜空に満月が浮かび、砂漠を行き交うラクダの隊列を幻想的に照らし出す様子が描かれている。複製画自体も極めて貴重とされている。

 同保護協会理事も務めている俵谷弁護士は「刑期を終えた出所者に絵画鑑賞という情操教育を通じ、社会復帰の一助にしてもらいたい。地域住民の更生保護への理解を深めるきっかけになってほしい」という願いを込め、平山画伯の協力を得て3年前から作品の寄贈活動を始め、今回の十勝自営会で道内の全更生保護施設への寄贈が終わったことになる。

 嶺野理事長は「現代の日本の画壇を代表する平山画伯の作品を寄贈され、どう感謝してよいのか分からない」とし、「まだ飾る場所が決まっていないが、できるだけ多くの人の目に触れるような場所に掲げたい」と話している。
2006年4月18日の記事
手紙ありがとう! 愛護週間園児がポスト清掃
 ポスト愛護週間(14−20日)に合わせ、こばと保育園(帯広市西2南6、高田希園長)の園児30人が18日午前10時半から、帯広郵便局(西3南8、秋葉一清局長)前のポストを丁寧に磨き上げた。

 同週間期間中は全国各地でポストの清掃作業が行われ、園児らの帯広郵便局前のポスト清掃は帯広郵便切手販売協会(佐藤亘弘会長)主催で毎年実施されている。

 園児たちはぞうきんを手に、自分の背丈より高い高さ130センチのポストの汚れを落とし、背伸びしながら磨いた。ピカピカになったポストを前に、菊地悠花ちゃん(5)は「ポストの赤色が好き。みんなできれいにするのが楽しかった」と満足そう。園児たちは早速、事前に好きな絵を描いてきたはがきを笑顔で投函した。(本内のぞみ)
2006年4月18日の記事
ハエ研究73新種発見高く評価 岩佐帯畜大教授が学会賞
 帯広畜産大学の岩佐光啓教授(54)=畜産科学科=はこのほど、第49回日本衛生動物学会(小林睦生学会長)の学会賞を受けた。十勝からは初受賞で、道内からの受賞は4年ぶり。長年ハエの研究を進め、国内外で73種に上る新種を発見したことなどが高く評価された。(佐藤いづみ)

 同学会はハエや蚊、ゴキブリなどの研究者で構成。同学会賞は例年1人、学会発展に寄与した学者に贈られる。

 岩佐教授は1952年帯広生まれ。東京医科歯科大大学院博士課程修了、84年から帯畜大助手、2000年から同教授。日本や東南アジアのハエの分類と生態、疫学の研究を専門としている。

 岩佐教授は日本で27種のハエを新たに発見、46種の生息を確認した。東南アジア、西南アジアにも足を延ばし46新種を発見した。

 1997年には、帯広市内の農場から採取したイエバエの一部が病原性大腸菌O157菌を保持し、さらに一部からベロ毒素が検出されたことを確認、専門誌に発表し世界的に大きな話題を呼んだ。2000年には空知管内沼田町で、国内初の吸血バエ、カルヌス・ヘマプテルスの生息を確認した。

 岩佐教授はこのほど長崎県で開かれた同学会で表彰を受け、記念講演を行った。現在も年1回はインドネシアなどに赴きハエの採取を続け、研究室にはまだ未特定のサンプルが数多くある。

 「受賞は光栄だが、まだ研究は途上段階。やりがいがあり、今後も地道に研究を続けたい」としている。
2006年4月16日の記事
思い出つまった地図完成 中谷展に合わせ平原通周辺記す
 帯広市内の弘文堂画廊(西2南9)などで23日まで開催中の絵画展「中谷有逸展−十勝の土、帯広の刻(とき)」(実行委主催)の関連事業として、15日午後1時半から、帯広市の平原通周辺の記憶を地図に記した「思い出マップ作り」が開かれた。幕別町出身のワークショッププランナー、ゴウヤスノリさん(東京)の手引きで、16日と2日間にわたり、参加者の思い出がつまった地図を作り上げた。 (安田義教)

 マップ作りでは最初に、同市内の宮本商産旧本社ビルに集まった20代から70代までの参加者10人が、それぞれ通い詰めた店や愛着のあった場所を挙げた。それを基に1970年代から90年代までに分けて、個人的なエピソードを書き込み、写真を張るなどして模造紙大の地図を完成させた。

 老舗の飲食店や映画館、レコード店などの名前が次々と出て、参加者は「あの店はおいしかった」「学校帰りに寄った」などと話を弾ませた。

 この企画は、実行委事務局の弘文堂画廊と十勝で現代アートを考えるデメーテル学校が主催。中心市街地の古い建物の絵を展示した中谷さんの絵画展覧会にちなみ、街を考えるきっかけにしようと企画した。作った地図は会場で展示する。

 ゴウさんは「町おこしは、イベントや施設を作るだけでなく、思い出を語ることもきっかけになる。会場で地図を見た人も懐かしんでくれればいい」と期待を寄せている。参加した帯広市内の公務員赤坂俊哉さん(46)は「展覧会に触発されて記憶がよみがえった。昔は個性がある街だったと思う」と懐かしんでいた。
2006年4月15日の記事
ばん馬開幕 ファン興奮
 ばんえい競馬の2006年度シリーズが15日、帯広競馬場で幕を開けた。帯広開幕は20年ぶりで、1989年に道市営競馬組合(管理者・菅原功一旭川市長)が発足してからは初めて。訪れたファンは競走馬が繰り広げる躍動感あふれるレースに熱視線を送った。

 帯広開催は前年度よりも1開催増となった。15−24日の第1回開催(6日間)の後、12月2日−来年3月26日(60日間)に再び開かれる。ばんえい競馬を舞台にした映画「雪に願うこと」の上映も始まり、同組合では「追い風に好スタートを切りたい」と意気込む。

 第1レース直前には、コース隣接のエキサイトゾーンなどに660人のファンが詰め掛け、大きな声援を送った。史上初の女性調教師・谷あゆみさんの馬も登場するなど初日から注目レースが続いた。

 オープニングセレモニーでは同組合の斉藤守助役が高らかに開幕宣言。騎手も初参加し、会場を盛り上げた。(丸山一樹)
2006年4月14日の記事
ナガイモ春掘り開始 雪で例年より遅れ気味
 春の便りを告げる越冬ナガイモの春掘り作業が14日、帯広市近郊で始まった。雪が残る遅い春となったが、農家らが次々と掘り出していった。作業は週明けにも本格化する。

 帯広市内基松町の藤田光輝さん(34)では3ヘクタールのうち1ヘクタールが春掘り用。家族や近所の人などに手伝ってもらい、総勢14人で、ショベルで掘られた深さ1メートルほどの畑の溝から、ナガイモを取り出した。「融雪剤を3回まいた。今年は畑の凍結が続き作業が例年より7日ほど遅れたが、品質への影響は少なくほっとしている。比較的大きく、形もそろっており今年の品質は良さそう」と話していた。

 JA帯広かわにし別府事業所では18日から受け入れ開始予定。帯広かわにしと中札内の2JAで3600トンを見込んでいる。(田島工幸)