十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第204回 [ 2006/07/31 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2006年7月27日の記事
牛乳パックがおもちゃに変身 市図書館で工作教室
 帯広市図書館(西2南14)でこのほど、夏休み特別企画「牛乳パック工作教室」(同図書館、市農業施策推進委主催)が開かれ、参加した親子連れが自宅から持ち寄った牛乳パックを使い、がん具作りを楽しんだ。

 牛乳の消費拡大と夏休みの自由研究に役立ててもらうのが狙いで、管内の小学生と保護者ら約40人が参加した。

 子供たちは帯広第一中学校の美術・家庭科担当教諭上田美紀さんのアドバイスを受けながら、口を動かすことができるワニやゴム仕掛けで動く船作りに挑戦。真剣な表情で牛乳パックをはさみで切り、輪ゴムや竹ぐしなどを利用しながら目当ての形に仕上げた。

 ワニを作った帯広明星小3年、野見山眞州君(8)は「ちょっと難しいところもあったけれど、上手にできた」とうれしそうだった。(岡崎慎也)
2006年7月26日の記事
あゆみどきどき夏休みわくわく 小学校終業式
 帯広市内の全26校をはじめ十勝管内のほとんどの小学校で26日午前、1学期の終業式が行われた。子供たちは夏休みに胸を躍らせ、各教室では笑顔がはじけた。

 帯広啓西小学校(神林利行校長、児童515人)の終業式は午前11時35分から体育館で行われ、神林校長は「夏休み中は普段できないことに挑戦してほしい」とあいさつ。6年生の神谷侑奈児童会議長が「事故や病気に気をつけて」と呼び掛け、1、3、5年生の各代表が1学期の思い出と夏休みの目標を作文で発表した。

 各教室では担任から「あゆみ(通知票)」が手渡され、休み中の注意事項の確認などが行われた。1年3組の教室では児童27人が担任の三上智弘教諭からあゆみを受け取った。子供たちは初めてあゆみを見て、照れたり、喜んだりとさまざまな表情を見せていた。

 十勝教育局によると、多くの小学校で25日間の休みを経て、8月21日に2学期の始業式が行われる。(本内のぞみ)
2006年7月24日の記事
帯広メロン 間もなく出荷 生産者らが目ならし会
 さっぱりとした甘みが好評の「帯広ティファニーメロン」の出荷を控え、十勝管内の果物農家などで組織するFFVプロジェクト(橋本泰昭会長、18戸)は24日午前10時から、帯広市愛国町のキサキ糧穀で、選果基準の目を養う「目ならし会」を行った。

 赤肉の帯広メロンは日持ちも良く、帯広市や中札内村など管内15戸の農家が栽培。贈答用を中心に毎年8000玉前後が全国に出荷されている。

 生産者ら20人が参加。糖度13度以上のメロンのうち、編み目の鮮やかさや形状などを丹念に見定め、秀、優、良の3等級に分けていった。

 今年は日照不足の影響などで生育は5日程度の遅れ。出荷量も若干落ち込むことが予想されるが、帯広市愛国町の農家鈴木由美子さん(53)は「寒暖差が少なくて厳しい年だったが、糖度も16度以上と甘く、予想以上の出来栄え」と笑顔をみせていた。

 出荷は10日から。管内ではポスフール帯広店、市内2店舗のコープ十勝(かしわ店、ベルデ店)で購入できる。価格は2玉5000円前後。問い合わせはキサキ糧穀(0155・64・4101)へ。(寺田祐子)
2006年7月24日の記事
十勝ラーメン 2800個を追加製造 量産化へ原料確保課題
 帯広商工会議所工業部会(秋元紀幸部会長)の作った100%十勝産食材のカップめん「十勝ラーメン」が、「予想以上の売れ行き」(帯商事務局)をみせている。当初用意した1800個が売り切れ、急きょ、2800個を追加で作ることにした。量産化に向けては原料確保や販売の受け皿が課題となっており、人気が出始めたカップめん事業を今後どう展開するか、帯商の判断が注目されている。(井上朋一)

 同部会はこれまで、7、8日の全道商工会議所大会(帯広開催)で約400個(1個350円)、13日から5日間開かれた「第31回国際農業機械展in帯広」(5日間)で約1200個、13、14日に帯広市内の帯商事務局で200個を売り切った。農機展では1人で数箱(1箱12個)を買う人もいた。帯商事務局では急きょ、予約販売の受け付けを開始。個人や企業から既に2100個分の注文を受け、予備700個を含め2800個を追加で作っている。

 カップめん開発は、十勝産小麦の地産地消を進め、十勝に製粉・製めん工場など食品加工業を創出する狙い。秋元部会長は「農産物の高付加価値化につながるだけでなく、工場ができれば生産機械の需要や、雇用が生まれる。結果的に地域の人口減少に歯止めを掛けられる」と期待する。

 ただ、量産化には課題も多い。「十勝ラーメン」のめんには十勝産小麦の「キタノカオリ」が50%使われているが、管内の作付面積は1%以下。「数万個単位のめん生産には原料が足りなくなる」(帯商事務局)計算だ。

 また、「商工会議所では商業的な活動ができないため、カップめん作りの受け皿をどうするか」(同)という問題も浮上。(1)民間の既存企業に製造・販売のノウハウを供与する(2)新たに新会社を設立して事業移管する(3)第三者的な組織(まちづくり会社や物産協会)に事業移管するなどの方策が考えられている。

 帯商のカップめん作りに対し、道商工会議所連合会(高向巖会頭)政策局の葛西理明政策部長は「農産物を活用した新しい組み合わせ。製造業を振興し道内景気が上向くきっかけになる」と期待を込めつつ「量産化を実現するには、生産段階の安定供給はもちろん、需要開拓、販路の構築、他商品との差別化など全方位的な取り組みが必要になる」と指摘している。

 これに対し帯商では「人気が出たのは一時的という面もある。量産できるほどの安定した需要があるかどうか見極めが必要」(河合正満専務)とする。9月開催の国際ラリー選手権で販売する新しい具のラーメンで再度、動向を探り、今後の対応を決めることにしている。
2006年7月23日の記事
ばん馬の馬車が運行 帯広まちなか歩行者天国
 帯広まちなか歩行者天国会場に足を運んでもらおうと23日、ばん馬の馬車の運行が始まった。JR帯広駅北多目的広場から西2南10の会場手前まで来場者を乗せ、復路は中心街を周遊。市内中心部での馬車の運行は初めての試みで、子供たちから歓声が上がった。

 実行委員会(藤本長章実行委員長)が会場への誘導策として企画し、国土交通省の社会実験に認定され、実現した。

 この日はあいにくの曇り空だったが、多目的広場では、開始前から馬車に乗り込もうと親子連れらが列をつくった。午前11時に運行を開始、1回約15人を乗せ、平原通をゆっくりと進んだ。幕別町の札内青葉保育所に通う飯塚史奈ちゃん(5)は「お馬さんに乗れてすごく楽しかった」と笑顔。父親の剛史さん(34)は「面白い試み。今回に限らず続けてほしい」と話していた。

 馬車の運行は30日、8月20、27日、9月3、10日の午前11時−午後4時半にも予定している。(安福晋一郎)
2006年7月23日記事
白樺甲子園切符手に凱旋 遠軽下し北大会初制覇
 第88回全国高校野球選手権大会北北海道大会の決勝で遠軽を9−1の大差で下し、初の甲子園出場を決めた白樺学園高ナインは23日午前11時50分、母校に凱旋(がいせん)した。全員安打の圧倒的な攻撃力を発揮して栄誉を勝ち取った選手たちは、学校で出迎えた父母や学校関係者、野球部OBら約200人の歓声を浴びて勝利を報告。8月6日に開幕する甲子園に向けて闘志を見せた。

 スピードスケートで計22人の五輪選手を生んできた白樺学園高は、野球でも輝かしい歴史を刻んだ。1958年(昭和33年)の開校、同年の野球部創設以来、春夏を通じて初の甲子園出場だ。

 同校に到着したナインは優勝旗と優勝メダルを胸に晴れ晴れとした表情。

 戸出直樹監督と大内康至部長に花束が贈られ、戸出監督が「部にかかわってくれた関係者、OBの方々の強い思いを受けて準決勝では奇跡的に逆転できた。生徒たちはよく頑張ってくれた」と優勝を報告。矢野健人主将は「甲子園でも白樺野球で暴れてきたい」と決意を述べた。

 木下修校長は「素晴らしい試合で厳しい戦いを乗り越えてくれた価値ある勝利。甲子園でもいいプレーをしてほしい」とナインをねぎらい、宮西義憲芽室町長も「皆さんの快挙は地域に大きな感動を与えてくれた」とたたえた。

 白樺ナインは午後から帯広市内と芽室町内でも優勝報告を行い、多くの地域住民から祝福を受けた。

 十勝勢は2001年の帯三条以来5年ぶりの甲子園出場。管内では優勝を祝って大型店がセールを開始、22日夜には同校OBが集まって祝勝会を開くなど祝賀ムードが盛り上がった。同校の甲子園出場を支えるための動きも活発化する。
2006年7月22日の記事
声楽家・山内さん中心に 全道組織「童謡・唱歌をうたう会」発足
 日本人の心を映す童謡や唱歌を広めていこうと、帯広在住の声楽家・山内欣子さん(66)が中心となってこのほど、全道組織「北海道童謡・唱歌をうたう会」が発足した。道内各地で童謡を歌う団体のネットワーク化を目指し、「みんなで歌える童謡の素晴らしさを次世代に伝えたい」(山内さん)としている。(酒井花)

 同会の発足は2001年に、山内さんが代表を務める「日本の歌をうたう・あかねぐもの会」の創立10周年を記念して帯広で開かれた「第1回全道童謡・唱歌をうたうつどい」がきっかけとなった。

 この時初めて、道内で童謡を歌う団体が集まり、素晴らしいハーモニーを響かせたほか、詩を公募して新しい童謡「大地とあそぼう」も誕生。翌年から室蘭、深川、池田と会場を移し、毎年「つどい」が開かれている。

 継続的に「つどい」を開催し、生活の場や学校で失われつつある童謡の普及を図っていくためには、全道的な組織づくりが必要という考えから、山内さんを中心に、「池田いろりっこのつどい」(池田)、「いろりっこの会」(札幌)、「みんなで童謡をうたう会」(岩見沢)などの代表者が2年前から準備を進めてきた。

 このほど発足した同会には10団体が加盟。団体間の交流や情報発信、毎年開かれる「つどい」の主管が主な活動。9月10日、岩見沢市で開かれる第6回の「つどい」で山内さんが会の紹介と参加を呼び掛ける。

 山内さんは「世界のどこかで紛争や戦争が起き、心が満たされない世の中で、みんなで歌うことができる童謡は心から癒やされる。子供の未来のためにも、先人の残した童謡を伝える活動に全道の仲間と取り組みたい」と話している。

 同会への問い合わせは、事務局の斎藤迪子さん(011・816・8703)か山内さん(0155・34・7269)へ。