十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第210回 [ 2006/09/11 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2006年9月7日の記事
国際学会で優秀賞 中国で無脊椎動物病理学会 帯畜大4年の新屋さん
 帯広畜産大学畜産学部畜産科学科4年の新屋良治さん(23)が、このほど中国・武漢で開かれた「第39回国際無脊椎(せきつい)動物病理学会」の菌部門ポスターセッションで、世界第2位に当たる優秀賞に輝いた。あるカビの毒素が、害虫ダイズシストセンチュウの卵のふ化を抑制する仕組みを明らかにした。初めて参加した学会での受賞に、新屋さんは「驚いたが、研究が評価されてうれしい。自信になる」と喜んでいる。(池谷智仁)

 同学会には各国から約500人が出席。さまざまな分野で発表が行われ、新屋さんの部門には約50人が参加した。ほとんどが博士課程の学生で、同大は「学部学生が受賞するのは快挙」としている。ポスターセッションは研究成果をまとめた紙などを掲示して説明する発表形式。

 新屋さんは小池正徳助教授の研究室に所属。化学農薬や遺伝子組み換えを使わず、安全な微生物で植物の病気防除方法などを探究している。

 センチュウは大豆や小豆などの生育を阻む害虫で、研究室では昨年度から十勝農協連や道農業研究センターと協力して研究に取り組んでいる。

 センチュウに寄生することが知られていた「バーティシリウム・レカニアイ」というカビに着目。カビとセンチュウを入れて大豆を土で試験栽培し、害虫の影響を受けずに生育効果のあったカビの株を選別。カビの毒素を抽出した培養液にセンチュウの卵を付けるとふ化せず、その相関関係を示した。

 微生物の研究者を志す新屋さんは「毒素が重要な役割を果たしていると分かり、研究内容が広がる。毒素の成分やセンチュウにどう作用を与えているのか研究を続けたい」と話している。小池助教授は「地道な研究だが着目点が良かった。ほかの学生の刺激にもなる」と評価していた。
2006年9月6日の記事
帯広柏葉高小椋さん 高校生国際美術展で秀作賞
 帯広柏葉高校3年の小椋麻央さん(18)が、このほど開かれた「第7回高校生国際美術展」(実行委主催)書の部で、道内最上位となる秀作賞を受賞した。全国規模の大会で初入選を果たした小椋さんは「受賞はびっくりした。将来は書道にかかわる仕事をしたい」と喜んでいる。

 書の部には3949点の応募があり、200点が入選。管内ではほかに、江陵高2年の織田あかねさんと帯南商高3年の早坂麻奈美さんが佳作を受賞した。秀作賞は特別賞と優秀賞に次ぐ賞。

 小椋さんは小学2年から習字を始め、高校では書道部(小林夏希部長、部員35人)に所属。空海の臨書「灌頂(かんちょう)記」を題材に、毛の部分が長い筆を使って半折(140センチ×35センチ)の紙に力強く書いた。

 小椋さんは「字の大小の構成に苦労した。筆一本でさまざまな表現ができるのが書道の魅力」と語る。入学後は毎日のように筆を執り、受験を控えた現在も週2回、部活動に参加。「受賞は自信になるがまだまだ。これからも書き続けたい」と飛躍を誓っている。

 書道部顧問の八重柏恵一教諭は「集中力があり、自己表現もできるようになっている」と評価していた。(池谷智仁)
2006年9月4日の記事
大会成功…盛大にパーティー 健闘たたえ再会誓う ラリージャパン
選手や関係者労ねぎらう フェアウェルパーティー
 WRC(世界ラリー選手権)第11戦・PC(プロダクションカー)WRC第5戦ラリージャパン閉幕後の3日午後9時から、帯広市内の十勝ビアファクトリーでフェアウェルパーティー(大会組織委員会主催)が開かれ、選手や競技関係者ら約400人が集まり、互いの健闘をたたえるとともに再会を誓い合っていた。

 関係者の打ち上げ会に当たるパーティーには、FIA(国際自動車連盟)の役員、現場で活躍したボランティアも顔をそろえた。参加者は食事を楽しみながら、今大会を振り返るなど親交を深めていた。(ラリー取材班)

大役果たし酒片手に交流 オフィシャル打ち上げ
 ラリージャパンの期間中、大会開催を支えたオフィシャル(競技役員)の打ち上げパーティーが3日午後8時半から、帯広駅北多目的広場で行われた。総勢約400人が参加し、焼き肉と生ビールを手に、談笑しながら互いの労をねぎらった。

 オフィシャルは大会運営を多様な業務で支援するボランティア。今大会では公募により全国から約800人が参加した。パーティーは、ラリージャパン大会組織委員会(田畑邦博組織委員長)の呼びかけで実現した。

 途中で新井敏弘(スバル)、奴田原文雄(三菱)の両選手も登場し、奴田原選手はPCWRC優勝の報告、新井選手もWRカーで参戦の感想などを述べ、2人はサインの求めに応じていた。

 チリ国籍で帯広市在住3年目のアドリアナ・レペさん(26)は、2年連続で通訳として大会に参加。「昨年にアルゼンチンチームと仲良くなり、今年も呼ばれた。交流できて楽しかった」と話していた。(ラリー取材班)
2006年9月3日の記事
元気いっぱい競技や踊り 市内保育所で運動会
 帯広市内の認可保育所が運動会シーズンを迎えた。トップを切ったうちの1つ、市緑ケ丘保育所(木村秀子所長、園児84人)では3日、晴れ間がのぞく中、父母らの声援を受けた子供たちが、元気いっぱいに走ったり、踊りを披露していた。運動会は今月前半までに各保育所で開かれる。

 運動会は、子供たちが保育所での生活に慣れ、体力がつく9月に毎年行われている。
 緑ケ丘保育所では8月31日に、園児全員が地域の商店街などを練り歩き、運動会の開催をアピール。父母によるわが子の似顔絵を会場に飾り、保護者、地域と一体となって運動会を行っている。

 午前9時から、法被姿の4、5歳児が踊るYOSAKOIで幕開け。アンパンマンに扮(ふん)した1歳児がバイキンマンにボールをぶつけやっつけるのを競ったり、2歳児が懸命に平均台を渡ってゴールを目指す姿に、会場からはさかんに声援や拍手が送られた。

 今年入所した佐藤春輝ちゃん(3)のゴールを見守った母由香さん(23)は「元気いっぱい体を動かしていました。感動です」と息子の成長に目を細めていた。市内の運動会は10日にもピークを迎える。(栗田直樹)
2006年9月2日の記事
あす開館半年 市図書館来館30万人間近
 帯広市図書館(西2南14、吉田真弓館長)は3日でオープンから半年を迎え、来館者数が間もなく30万人を達成する。夏休み期間には中・高校生を中心に多くの市民が訪れ、新たな学習拠点としても定着しつつある。吉田館長は「今後は司書が積極的に働きかけ、1冊でも多く借りてもらえるような仕掛けをしたい」と話している。

 同図書館は老朽化した旧図書館(西7南7)に代わり、3月3日にオープン。8月30日までの来館者数は約29万5000人、1日平均約1900人が訪れた。実際に本を借りた利用者数は、同日までに約11万4700人。開館日数が少ない昨年度とは比較できないが、旧図書館の2004年度の年間実績(約11万1000人)を既に上回り、利用冊数も5万3000冊多い約43万7000冊に伸びている。

 旧図書館の5倍に当たる750席でゆっくり読書を楽しめるほか、7月から2階総合学習室を開放し、多くの中・高校生が勉強のために訪れた。

 今後の目標は登録者数の増加。現在の約3万3000人、人口比率約19%を、道内主要都市の30%まで引き上げる。吉田館長は「職員が知恵を絞り魅力を伝える努力が必要」としている。(酒井花)
2006年9月1日記事
東北海道学校農業ク連盟・技術競技大会 帯農高定時制で初竹原君に最優秀賞
 第36回東北海道学校農業クラブ連盟・技術競技大会がこのほど、釧路管内標茶町で開かれ、帯広農業高校(満月廣人校長、生徒711人)定時制2年の竹原秀崇君(17)が「農業鑑定競技」農業部門で、全日制3年の操上隆明君(18)が「農業情報処理競技」で最優秀賞に輝き、10月に愛媛県で開かれる全国大会の出場権を手にした。同校定時制の生徒が最優秀賞となるのは初めて。(本内のぞみ)

 同大会は各校の農業クラブの学習成果を発表するため毎年実施。道東地区から10校165人が出場した。

 竹原君は更別農業高3年の村上良輔君と同点で最優秀賞を受賞。昨年は入賞を逃したが、定時制教諭に資料集めを手伝ってもらいながら知識を積み上げ、今回栄冠を手にした。「全国大会が目標だったので、うれしい気持ち。向上心を持って勉強に励みたい」と意気込んでいる。

 操上君も「皆で勉強したおかげ。全国に行くからには、もっと早く(パソコンにデータを)打ち込めるようになって最優秀賞を狙いたい」と張り切っている。
2006年9月1日の記事
帯広市グリーンプラザ 関係者300人開館祝う
 高齢者や障害者、福祉団体などの活動の場となる帯広市グリーンプラザ(旧総合福祉センター)が1日、帯広市内の公園東町3にオープンした。午前10時からは記念式典や各種イベントが行われた。

 同プラザは、旧総合福祉センターの保健関係の機能が4月オープンの市保健福祉センター(東8南13)に移転したことを機に改修。地域福祉の活動拠点として、市福祉会館(西4南9)の市社会福祉協議会などを移転した。

 記念式典には関係者約300人が出席。砂川敏文帯広市長が「今後、地域福祉はますます重要になる。グリーンプラザが市民の皆さんに親しまれ、市民協同のまちづくり促進の場になってほしい」と式辞。鈴木孝昌市議会議長、若林宣龍市社協会長、田中幸一市身体障害者福祉協会長、長谷部謙三市老人クラブ連合会長が祝辞を述べた。

 市から十勝在宅リフォーム協議会(帯広、古田薫理事長)に、日赤帯広市地区(地区長・砂川市長)からチエコ美容室(帯広)の経営者野々村千恵子さんにそれぞれ感謝状が贈られた。記念イベントでは、高齢者ダンスパーティーや福祉団体らによる作品展示・販売、日赤帯広市地区によるチャリティーバザーなどが行われた。(山下聡実)