十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第217回 [ 2006/10/30 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2006年10月26日の記事
28日オープンへ連夜の製氷 帯広の森スケート場
 帯広の森スピードスケート場で製氷作業が進められている。道内屋外リンクとしては最も早い28日のオープンを目指し、12人の職員が白い息を吐き出しながら連夜の散水作業に追われている。

 同スケート場では、今月19日からリンクベースの予冷を開始、氷点下6度前後まで冷やした。21日には散水作業が始まり、不純物を取り除いた約60度の温水を4カ所から霧状に散布。「この作業を約15分間行っては凍結を待ち、氷を積み重ねる。これを一晩で10回以上繰り返し、最終的には厚さ5センチの氷を作り上げる」と市文化スポーツ振興財団スポーツ施設課の高橋正之課長補佐。作業は毎晩午後7時から翌午前3時まで続けている。

 市の屋内スピードスケート場建設計画では、来年度に今のリンクを取り壊して整備するため、建設中の2シーズンは使用しない方向で検討されている。このため今季限りで現在の屋外リンクの製氷作業は最後となる可能性がある。

 今季の営業は来年2月末まで。10月中は一般開放のみで午後2時−同7時。休場日は第1、第3火曜日と祝日の翌日。使用料金は1回大人700円など。詳しい問い合わせは同スケート場(0155・48・8927)へ。(中津川甫)
2006年10月26日の記事
会場内に甘い香り 藤丸で「菓子大国」フェス開幕
 第8回菓子大国とかちフェスティバル(実行委員会主催)が26日午前10時、帯広市内の藤丸7階で始まった。十勝の菓子店自慢の品が所狭しと並び、甘い香りに誘われた大勢の買い物客でにぎわっている。31日まで。

 管内外の人に十勝のお菓子を味わってもらおうと、毎年実施。今回は初出店4店を含む、過去最多の30店が出店。ロールケーキやワッフル、中華まんじゅう、アップルパイなど、17店が実演販売している。牛乳消費拡大キャンペーンとして、十勝産牛乳を使ったプリンも8店で扱っている。

 友人と2人で訪れた、音更町在住の田中洋子さん(50)は「魅力的なお菓子がたくさんあって、どれもほしくなってしまいますね」と話していた。午前10時−午後7時(最終日は午後5時まで)。(植木康則)
2006年10月25日の記事
幸福駅撮影4年の北畑さん 国民文化祭で2位入賞
「幸福駅で幸せの瞬間の写真を撮り続けたい」と語る北畑さん
 帯広市公園東町2の北畑徹大さん(66)は4年前から、同市幸福町の「幸福駅」を題材に写真を撮り続けている。このほど審査が行われた「第21回国民文化祭・やまぐち2006」では、幸福駅で行われているウエディング体験イベント「ハッピーセレモニー」の一場面を収めた作品「揺らめく」が、上から2番目の賞にあたる「国民文化祭実行委員会会長賞」を受賞した。「これからも幸福駅で、幸せの瞬間の写真を撮り続けたい」と話している。(山下聡実)

 北畑さんは25年ほど前に子供が生まれたのをきっかけに、本格的に写真に取り組み始めた。人物やハクチョウを中心に撮影していたが、「駅は人が出会い、別れる場であり、人生の縮図が垣間見える。幸福駅は特に、来る人にとって癒やしの場にもなっている」と、定年を機にライフワークとして幸福駅に通うようになった。

 幸福駅には将来の幸せを願うカップルや子供の成長を祈る家族、銀婚式を祝いに来る夫婦など全国各地からさまざまな人が訪れる。「カメラのシャッターを押すのと同じくらい、人との交流が楽しい」と語り、「ミニ観光大使」と自負するように簡単な観光案内も買って出ている。

国民文化祭実行委員会会長賞を受賞した作品「揺らめく」
 受賞した作品は、3月に定時制高校を卒業したカップルが、思い出づくりのために体験した「ハッピーセレモニー」の様子を撮影した。「青春の揺れる心をベールで表現した」とし、春一番の風の勢いとベールの流れにこだわったという。

 北畑さんは「ライフワークとして撮り続けた幸福駅を題材にした作品が評価されたのはうれしい。幸福駅に通って5年目になる来年は、集大成となる写真を撮りたい」と意欲をみせている。
2006年10月25日の記事
今年度の市民文藝 佳作賞に上田さん山下さん
上田美佐江さん
 帯広市教委は25日午前10時、市役所で今年度の市民文藝賞を発表した。最高賞の市民文藝賞は昨年度に続き該当者はいなかったが、佳作賞に小説「鎖」の上田美佐江さん(43)、俳句「穢(けが)れた舌」の山下真理子さん(52)=ともに帯広市在住=が選ばれた。贈呈式と市民文藝の第46号発刊記念祝賀会は11月18日午後3時から、市内の寿御苑で開かれる。(酒井花)

 今年度の市民文藝は小説や随筆、俳句、短歌など11部門に137人から1580点の応募があり98点が入賞した。市民文藝編集委員会(新宮正久委員長)の11人が選考した。

山下真理子さん
 上田さんは帯広市出身の会社員。小説は4年前から書き始め、十勝毎日新聞社の短編小説公募「郷土作家アンソロジー」で2003年の18回と19回、今年の23回で最優秀賞に選ばれた。市民文藝には短編で43号から3年連続入選し、今回長編に初挑戦した。罪を秘めたまま互いに引かれ合う男女の心理を描いた作品。新宮委員長は「反発しつつも引かれていく女性の深層心理の表現が見事」と評価した。

 山下さんは東京出身で、1991年に帯広に転居し、94年から金子兜太さん主宰の「海程」(埼玉県熊谷市)に投句、96年に第31回「海程新人賞」を受賞し同人になった。今回受賞した「穢れた舌」は、「穢れたる舌月光に晒(さら)しけり」など20句。山陰進編集委員は「微小な自己存在を基点に据えて個性の開花が見られた」と選考理由を語った。

 市民文藝は十勝の文芸界の人材育成を目的に61年に発行、翌62年から賞を設けた。

初めての長編
 上田美佐江さん 作品として認めてもらったことがうれしい。初めて手掛けた長編だけに、構成に課題が残った。今後はさらに大きな目標を持って頑張って書きたい。

評価に感無量
 山下真理子さん 療養のため父の郷里である帯広へ移住し15年。父祖が厳しい風土と闘い、骨を埋めた地で刻むようにつづった句が今回、過分な評価をいただき感無量。
2006年10月23日の記事
長旅の疲れ癒やす 帯広川ハクチョウ飛来本格化
 冬の足音が刻々と近づく中、帯広市東15南3の帯広川河川敷に23日早朝、“冬の使者”オオハクチョウが姿を見せた。午前には十数羽が確認され、カモの群れのそばで仲むつまじく寄り添うように泳ぎ、時折長旅の疲れを癒やすかのように川岸で羽を休める姿が見られた。

 ハクチョウは14日に音更町の十勝川温泉近くの十勝川でも数羽の飛来が確認されているほか、15日には浦幌町朝日でも見られた。十勝川温泉観光協会によると、初飛来は例年10月20日ごろで、今年はやや早い。

 帯広測候所によると、管内の23日の最低気温は陸別で氷点下4.4度、上士幌町糠平同1.2度、上士幌0.8度、帯広0.4度で、19観測地点中14地点で氷点下を記録した22日よりは高くなったが、日中は気温が上がらず、帯広の正午までの最高気温は8.0度と11月中旬の寒さとなった。

 24日の十勝地方は晴れて、帯広の最低気温は氷点下1度の見込み。(山下聡実)
2006年10月20日の記事
市内小学校で学芸会 
 帯広市内の小学校で20日、学習発表会が始まった。帯広栄小(菅野達夫校長、児童442人)では1人ひとりが主役の気持ちで、学年ごとに劇や合唱などを披露した。

 学習発表会や学芸会は11月下旬まで各小学校で順次開かれる。この日は帯広小や帯広東小などでも開かれた。

 栄小は「みんなの希望を舞台にのせて」をテーマに、午前9時から開始。

 2年生は小魚が集まって1匹の大きな魚の姿になり、巨大なマグロに対抗する劇を演じた。オレンジ色の衣装を着た児童たちは、息の合った動きで舞台上を優雅に泳いでいた。

 1、3、5年生は元気な合唱や楽器演奏を、4、6年生は親子の愛情を描いた劇などを披露し、訪れた大勢の保護者らから拍手が送られていた。

 菅野校長は「子供たちの成長した姿が見られた。1人ひとりがしっかりしないと、全体がうまくいかないという意識が身に付いたようだ」と話していた。(池谷智仁)
2006年10月20日記事
帯広調理師専門学校と第一いずみ幼稚園 姉妹校で恒例行事
 帯広調理師専門学校(帯広市東10南13、遠藤珠子校長)と隣接する第一いずみ幼稚園(櫻井金光園長)の恒例行事「ジャガイモ料理作り」が20日午前9時から、同校と同園で行われ、学生と園児約180人が「イモ団子」と「ニョッキ」作りを楽しんだ。

 姉妹校である同校と同園の交流を図り、園児の将来の夢につながるきっかけを作ろうと毎年実施している。ジャガイモは、園児が8月末に芽室町の農家で収穫したものを使用。学生が事前に生地を下ごしらえし、園児と一緒に丸めた。粘土細工のような作業に園児は大喜びで取り組み、出来上がった料理は全員で味わった。

 同園「すみれ組」の竹内章詠ちゃん(5)は「粉をつけるのが気持ち良かったし、丸めるのも楽しかった」と笑顔をみせていた。(山下聡実)