十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第218回 [ 2006/11/06 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2006年11月1日の記事
広々空間で伸び伸び交流 子どもと文化のひろば ぷれいおん・とかち  
 子供のための舞台鑑賞や体験活動を企画・運営しているNPO(民間非営利団体)の「子どもと文化のひろば ぷれいおん・とかち」(今村江穂理事長)はこのほど、帯広市西20南5にホールを備えた新しい事務所を開設した。親子が気軽に立ち寄れ、異なる年齢の子供たちが触れ合える場所を目指している。(酒井花)

 2階建ての新事務所は1階がステージを設けたホール、2階は子供が本を読んだり、中・高校生が勉強や会話を楽しむための6畳の和室3部屋がある。このほど、もちまきをして移転オープンを祝い、早速親たちがホールで手作りした紙の人形劇と紙芝居を披露した。

 ぷれいおん・とかちは1972年に発足した十勝おやこ劇場が前身。8月にNPO法人格を取得、地域に根付いた子育て支援の輪を広げている。西13南11にあった旧事務所は放課後になると子供たちが集い、学校や家庭とも異なる「子供たちの居場所」になっていた。専属職員の坂本尚事務局長(46)は「異なる年齢との触れ合いがいいのでは」という。

 今後は新事務所を定期的に地域に開放する。今村理事長は「乳幼児を抱えた母親がリラックスできる場所にしたい。私たち育児の経験者が気軽に相談に乗りたい」と話す。羽賀陽子副理事長も「子供の時は体をいっぱいに動かし、けんかをしながら人間関係をはぐくむ時期。この広い空間を多くの親子に使ってもらいたい」としている。

 ぷれいおん・とかちでは会員となる親子、活動を支援してくれる企業やボランティアを募集している。問い合わせは事務局(.0155・36・0560)へ。
2006年11月1日の記事
イルカの機体帯広に初飛来 エアトランセ 
 米国の画家クリスチャン・ラッセン氏の絵が描かれたエアトランセ(本社函館、江村林香社長)の3号機が10月31日、とかち帯広空港に初飛来し、深い青色が印象的な機体デザインを披露した。

 同社が新たに購入した米国製機材「ビーチクラフト1900D」(18人乗り)で、絵は広告として機体全面に描かれた。海中を泳ぐイルカのデザインで、機体前部にはラッセン氏のサインが描かれている。

 この日は函館から同空港に到着し、1日午前に新千歳空港に向けて飛び立った。今後、11月中は帯広と函館、新千歳を結ぶ路線で使用される。問い合わせは同社予約センター(0120・87・3180)へ。 (小林祐己)
2006年10月31日の記事
「命の大切さ」実感 啓北小でいじめ対策授業
 全国でいじめを苦にした小・中学生の自殺が相次ぐ中、帯広市内の学校で市教委通知に基づくいじめ未然防止に向けた指導が進められている。帯広啓北小(造田誠校長、児童476人)の5年生は31日午前の授業で、家族からの手紙を通して命の大切さについて理解を深めた。(池谷智仁)

 安達伸教育長は市内全41小・中学校と市立の帯広南商業高に対して17日、道徳や総合学習など1単位授業時間をいじめ根絶指導に当てることを求める異例の通知を出した。

 啓北小では「命の尊重」に焦点を当て、道徳でクラスごとに取り組んでいる。同日午前9時40分からは、5年1組32人が授業に臨んだ。

 児童は、自分たちの入学時やしかられる場面で、家族が何を考えていたのかを想像。同じ質問に答えた父母からの手紙を読み、家族の思いを実感した。「飛び上がるほどうれしかった」「小さな手を握り、幸せをつかんでほしいと願った」など誕生時に込められた気持ちを知り、児童は照れながらも真剣な表情を見せていた。

 続いて、渡辺教浩教諭がいじめの悲惨さを伝える詩を朗読。いじめについて考えた児童は「絶対にやめた方がいい」「なぜいじめるのか不思議」などと発表した。造田校長は「どんなことがあっても、自分の命を大切にしてほしい」と話していた。

 市教委によると、ほとんどの学校は10月中にいじめ対策授業を実施したという。
2006年10月31日の記事
咲き誇る4000鉢 初日から多くの来場者
 色とりどりに咲き誇る菊が一堂に並ぶ「第37回帯広菊まつり」(帯広のまつり推進委員会主催、帯広菊花同好会共催)が31日、市内の中央公園北側広場で開幕した。多くの家族連れらが訪れ、完成度を競う菊花展や菊で飾った総合花壇などに見とれていた。11月5日午後5時まで。

 帯広菊花同好会会員らが育て上げた菊の作品が、菊花展と総合花壇合わせて約4000鉢を展示。

 総合花壇では、菊の香りに誘われて多くの来場者が足を止め、満開の花の写真を撮るなどしていた。

 午前10時から開会式が行われ、帯広のまつり推進委員会の大須賀良明副会長が「秋の菊の風情を堪能していただきたい」とあいさつ。

 帯広市議会の佐々木とし子産業経済委員長のあいさつに続き菊花展の表彰式が行われ、内閣総理大臣賞受賞の七條光義さんらに表彰状などが手渡された。

 夫婦で訪れた音更町の若松勇さん(84)は「自分も庭で菊を育てているので、上手な作品を見るのが楽しい」と笑顔で話していた。

 入場料は高校生以上・65歳未満が300円、65歳以上が200円。(安福晋一郎)
2006年10月31日の記事
大きなダイコン大収穫 帯広わかば幼稚園児
 帯広わかば幼稚園(西17南5、矢野充園長)の園児165人が31日午前10時半から、同幼稚園所有の農園(西9北7)で栽培したダイコン約300本を収穫した。

 同幼稚園では基幹産業の農業を通じて四季を感じてもらおうと、1995年から農園活動を実施。ジャガイモやダイコン、カボチャ、トウモロコシなどを植えて育てている。

 この日、軍手をはめた園児らは元気よくダイコンの収穫作業に挑戦。ダイコンは大きなもので約50センチあり、歓声を上げながら2、3人掛かりで引き抜く姿も見られた。年中組の鈴木大智ちゃん(5)は「重くて大変だったけど面白かった。大きくてびっくりした」と話していた。

 収穫したダイコンは全園児が1本ずつ自宅に持ち帰り、残りは同幼稚園の昼食のみそ汁の具に使うほか、地域住民にも配るという。(北雅貴)
2006年10月28日の記事
屋内スケート場建設 “シンボル”募金箱完成
 北海道とかち帯広屋内スピードスケート場建設促進期成会(岩野洋一会長)で取り組む、2009年7月の完成予定までに1億円を目標とした募金活動のスタートが、11月3日に決まった。午前10時半から藤丸前ふれあい広場で行う。街頭募金の“シンボル”となる屋内スケート場を模した募金箱もこのほど出来上がった。

 3日は、岩野会長も街頭に立ち、市民募金担当の第一部会(笹井祐三部会長)メンバーら10人程度で、屋内スケート場のPRも兼ねて、道行く市民に呼び掛ける。

 市が新施設内で周知・表示する方向で検討しているために課題となっていた、寄付者の芳名録への記載は、希望者のみとした。

 一方、活動開始を前に、メーンとなる募金箱が完成。笹井部会長と親交のある坂本空調(上士幌町)の坂本覚社長が製作した。

 完成予想図を基に、木と鉄板を土台として、カラーテープを巻いて立体的に作られており、縦44センチ×横65センチ、高さは23センチと大きなもの。坂本社長から、「本来の寸法より高くしている。夢のある事業にぜひ」と贈られた。

 笹井部会長は「募金は夢を実現するためのもの。ぜひ市民の力を注いでいただければ」と協力を呼び掛けていた。(植木康則)
2006年10月28日記事
「十勝川西長いも」認定 地域団体商標の第1弾
 地域ブランドを保護するため、特許庁が今年4月にスタートさせた「地域団体商標制度」の第1弾の査定結果が、27日に公表された。全国から52件、道内からはJA帯広かわにし(有塚利宣組合長)の「十勝川西長いも」と、鵡川漁協(胆振管内むかわ町、長谷川光一組合長)の「鵡川ししゃも」の2件の登録が認められた。

 従来の商標法では地域名を付けた商標登録は「全国的な知名度を獲得した場合」などとハードルが高かったが、同制度では地域の特産品の差別化を図るのを目的に、早い段階で登録されるようにした。

 「十勝川西長いも」は、帯広市など7市町村で生産されているナガイモの統一ブランド名。本州のほか、台湾、シンガポールなどにも輸出されている。同JAでは「消費者の要望に応えてきた結果がブランド化につながった。生産者にも喜んでもらえる」と話している。
 今回、登録要件を満たすと判断されたのは4月中に全国から出願された374件(道内10件)のうちの52件。農水産一次産品が19件と最も多く、次いで「京人形」など工業製品が16件、「加賀みそ」など加工食品が8件となっている。30日以内に登録料を納めると商標権が発生する。

 十勝からはこのほか「大正メークイン」などが出願されており、同庁の審査を待っている。(高田敦史)