十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第224回 [ 2006/12/18 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2006年12月13日の記事
人権の花運動で帯広小を表彰 法務局帯広支局と人権擁護協
 釧路地方法務局帯広支局(山崎克敏支局長)と帯広人権擁護委員協議会(助川満会長)は13日、「人権の花」運動に協力した帯広小学校(杉森繁樹校長、児童227人)に感謝状や記念品を贈呈、同運動絵画コンクール入賞者を表彰した。

 同運動は花の苗を学校に送り、栽培を通して思いやりの心を育てることが目的。同校はマリーゴールドなど11種類645株を植えた。今年は管内で同校と高島小(池田)、上札内小(中札内)の3校が5月から花を育てて写生会などを行った。

 この日午前10時25分から校内ふれあいルームで行われた感謝状贈呈式には、児童代表として4年生49人が出席。杉森校長と4年生の平山花凛さんが感謝状、参加賞を受け取った。続いて同運動絵画コンクールの入賞者を表彰。助川会長は「さまざまな色や形があっても争わず咲く花の姿から、それぞれを認め合う心を学んでください」と児童に優しく語りかけた。(松村智裕)
2006年12月13日の記事
ばんえい競馬帯広で存続 ソフトバンク側と大枠合意
 帯広市の砂川敏文市長は13日までに、ばんえい競馬を帯広単独開催で存続させる方針を固めた。IT(情報技術)関連大手ソフトバンクの子会社が設立する新会社に運営を委託するもので、同社との調整が大枠で合意に達した。12月議会最終日の14日にも行政報告する方向で、議会との調整を進めている。廃止が濃厚になっていたばんえい競馬は、新形態で継続することになった。

 砂川市長は17日に開かれる北海道市営競馬組合(旭川、帯広、北見、岩見沢)の正副管理者会議で、単独開催の方針を示す。同組合は現在の4場開催の廃止と組合解散を方針決定しており、廃止に伴う経費(累積赤字、関係者への補償など)は、4市均等負担で清算する予定。

 帯広単独開催に向けては、ソフトバンクの子会社「ソフトバンク・プレイヤーズ」(東京)が新たに運営会社を設立。馬券販売・払い戻し、販売システムの運用、入場券販売などを、開催権を持つ市から委託される。開催日数は夏場を中心に120日間、売上額は80億円強を想定している。

 同社との交渉は大枠で合意に達し、今週末にも細部の調整を行うことになっている。砂川市長は13日午前、「ばんえい競馬を通じて馬文化、経済を発展できるよう総合的に前向きに検討している」と述べた。

 12月定例会最終日の14日にも行政報告し、存続を正式表明する構え。市議会はこの前段に全員協議会を開き、砂川市長から経過説明を受ける方向で内部調整している。砂川市長の正式表明を受けて、今定例会で競馬問題に関する特別委員会を設置する。

 ばんえい競馬をめぐっては、帯広、岩見沢の2場集約案で調整が進められたが合意に至らず、両市は11月27日に断念を表明。その後、単独開催に含みを残す帯広に存続要望が強まり、馬主協会などは1億円以上の寄付を申し入れていた。この間、競馬事業に関心を示していたソフトバンクの子会社が支援を打診、帯広単独による流れが強まっていた。(能勢雄太郎)
2006年12月12日の記事
楽しく厳かにクリスマス礼拝 聖公会幼稚園
 帯広市西8南12の帯広聖公会幼稚園(小貫耕喜園長、園児90人)で12日午前10時20分から、キリスト生誕を祝う「クリスマス礼拝」が行われた。

 園内の礼拝堂で開かれた恒例行事には園児全員のほか、保護者ら約30人が出席。計5クラスの代表園児と松井新世牧師が祭壇のろうそくに火をともした。子供たちは「きよしこの夜」などの聖歌を元気に合唱。キリスト誕生のエピソードなどを聞き、祈りをささげた。

 礼拝後、サンタクロースがやって来て、ニコニコ顔の子供たちにプレゼントを手渡した。ろうそくをともす大役を果たした藤田佑一朗ちゃん(5)は「サンタさんが来てくれてうれしい」と笑顔を見せていた。(松村智裕)
2006年12月11日の記事
施設に広がれ車いすダンスの輪 サークルひまわり、活動本格化
 施設を慰問し、利用者らと一緒に車いすダンスを楽しもうと、4月に発足した「車いすダンスサークルひまわり」(※國安廣美代表)が活動を本格的に始めた。9日には帯広市内で開かれた「お楽しみクリスマス音楽会」で、発足後初めて一般にダンスを披露。國安代表は「これを機に、より多くの施設を訪問していきたい」としている。(山下聡実)

 同サークルは昨年、十勝管内初の車いすダンスサークル「火の鳥 蓮」として発足したが、活動の幅を広げるため、競技ダンスからレクリエーションダンスに活動内容を変えて名称も変更。道内で初めてNPO法人車椅子(いす)レクダンス普及会(本部・福岡県久留米市)に支部として登録した。

 「車いすの人が踊りに来るのを待つのではなく、自分たちがあちこちの施設に出向くこと」(國安代表)を活動方針に据え、7月には同普及会から指導員を招いて講習会を開いたほか、毎月3回程度の練習を重ねて今回の初お披露目にこぎつけた。

 この日の音楽会には約30人の会員のうち18人が出演。「オクラホマミキサー」や「ジングルベル」など3曲を踊り、来場していた観客も飛び入り参加して楽しんだ。國安代表は「今後はもっと曲のレパートリーも増やしていきたい」と話している。同サークルは施設慰問の依頼を受け付けている。問い合わせは國安代表(090・3773・2349)へ。

※國安廣美代表の廣の字は異体字です。
2006年12月10日の記事
年の市 市内藤丸前で始まる
 正月飾りが並ぶ「年の市」が9日、帯広市内の藤丸前に登場し、年の瀬ムードを醸し出している。31日まで。

 昨年に続き、しめ飾りを生産している「池田農園」(同市東3南3、池田正幸社長)が出店。すでにホームセンターや一部スーパーなどの店内でしめ飾りなどの販売は始まっているが、店を出しての年の市は25日ごろから十勝管内の大型店前などで本格化する。

 売られているしめ飾りは、神棚などに飾る「宝船」や玄関前用の「宝掌」、水回りに飾る「輪〆(わどめ)」など約100種類。最も値段が高いものは2万円近くになるが、2000−3000円台が売れ筋という。

 売り場を眺めていた同市内の女性(70)は「年の市を見ると年末を感じますね」と話していた。(松村智裕)
2006年12月9日記事
初の「完全十勝産」エタノール使用 走行試験期待のスタート
 十勝で製造したバイオエタノールを3%混合した自動車燃料の走行試験が8日、帯広市周辺で始まった。来年2月下旬まで、市民モニターの9台を含めた計18台が、厳冬期の始動性や燃費、加速性などを調査する。走行試験は昨年も行われたが、十勝産原料を九州で加工した燃料を使っていた。十勝産の規格外小麦を使用、製造、蒸留までも担った「完全地場産」のエタノール使用は道内でも初めて。(高田敦史)

 管内でのバイオエタノールの取り組みは、2004年度から十勝圏振興機構(とかち財団、有塚利宣理事長)が、環境・経産両省から事業委託を受け、先進地視察や資源量調査、公用車の公道走行試験などを重ねてきた。

 今回使用するエタノールは、農水省の「バイオリサイクル研究事業」の一環として製造。北海道農業研究センターを中核に、同財団、帯広畜産大などが参画。製造、蒸留は北農研センターが同財団に委託し、十勝産業振興センター内に装置を導入した。走行試験は帯広開発建設部の事業で実施する。

 8日午後3時から市内西20南2のJAおびひろ川西の給油所で、関係者ら約50人が参加し、試験開始式を実施。有塚理事長が「実証試験がエタノールの取り組みを推し進めるものと期待している」とあいさつ、モニターに委嘱状を手渡した。続いて帯広市と十勝支庁の公用車にE3(エタノール3%混合)燃料を給油、関係者の期待を一身に背負い、2台は滑り出すように給油所を出発した。

 地球温暖化防止のため国を挙げて導入を急ぐバイオ燃料は、食料生産基地・十勝が直面する余剰農作物問題の突破口にもなり得る次世代燃料。市民モニターの1人、帯広市の高畠正一さん(74)は「十勝の農産物でできた燃料と聞いてとても興味があった。馬力とか車の性能にどう影響するのか試してみたい」と話していた。
2006年12月8日の記事
「絶対、いじめ撲滅!」初の合同開催 市内全小・中校サミットで宣言
 「市内小中学生いじめ・非行防止合同サミット」が7日午後3時から帯広市役所で開かれ、全41小・中学校の代表がいじめ防止や連携強化について意見を交わした。絶対にいじめはしないなどを盛り込んだ「いじめ撲滅宣言」を児童・生徒が初めて行い、強い意志を示した。(池谷智仁)

 いじめ・不登校・非行等に関する対策委員会、市教委の主催。同サミットは1996年から小・中学校がそれぞれ行ってきたが、行動連携を深めるため初めて合同開催を企画した。児童会から各2人、生徒会から各1人が出席、引率の保護者や教諭を含め約160人が集まった。

 児童・生徒は5つのグループに分かれ、無視や悪口など各学校のいじめ実態を報告し、被害を防ぐための方策などを議論。「標語やポスターを作っていじめを防ぐ」「アンケートで実態を調べる」「あいさつ運動を進める」「合同でクリーン作戦を展開する」などの意見が出された。

 最後に、帯六中の川村大樹生徒会長(3年)が「私たち1万5000人の児童・生徒はいじめを撲滅し、明るく楽しい学校をつくるために努力します」と述べ、(1)いじめは絶対にしません(2)いじめられている人を見たら守ります(3)自分の命も他人の命も大切にします(4)夢や希望に向かってみんなで努力します(5)みんなで仲良く生活します−の5項目を誓った。