十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第227回 [ 2007/01/15 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2007年1月11日の記事
介護リフォーム積極的に 福祉を学ぶ建設技術者の会=Z(i)G十勝支部
 お年寄りや障害を持つ人が暮らしやすい住宅づくりに取り組む「在宅支援技術者連絡協議会」(愛称・Z(i)G=ジグ、杉澤八実会長)の道東ブロック十勝支部が活動を本格化させている。9日には帯広市内の高齢者施設に無償で手すりを設置。同協議会道東ブロック長と十勝支部長を務める石原良一さん(佐藤建設・幕別)は「福祉を学ぶ技術者の輪をさらに広げたい」と張り切っている。(松村智裕)

 同協議会は2003年9月、道の介護リフォーム講座を修了した専門技術者が集まって発足。現在は全道5ブロックで約140人が活動している。十勝支部は13人が定期的に学習会を開き、介護リフォーム事例の情報交換なども積極的に行っている。

 手すりの設置ボランティアは初の試み。同協議会の3周年を記念し、全道規模で実施している事業だ。十勝支部は9日、帯広市大正町のデイサービスセンター太陽園(嶋崎秀司施設長)に石原支部長、牧野純会員ら6人が訪れ、男女のトイレに延べ8メートルの手すりを設置した。

 手すりの材料は住建工業、近藤商会(ともに帯広)が提供。手すりの先端を壁側に曲げて安全面に配慮するなど、「これまでのノウハウを生かした」(石原支部長)という。

 同園の加藤清美業務課長は「無償で設置していただき大変感謝している。福祉に理解のある建設業者の方がいるのは心強い」と笑顔。石原支部長は「今後も技術力と知識の向上を目指し、社会貢献活動も続けたい」と話している。

 同協議会への問い合わせは石原支部長(0155・54・2377、佐藤建設内)へ。同協議会のホームページは、http://npo-zig.org/
2007年1月11日の記事
管内雑穀業者 新春恒例の「席上商談会」
 今年1年の雑穀取引のスタートとなる席上商談会が10日午後6時から、ホテルノースランド帯広で開かれた。取引が成立するたびに、あちこちで威勢のいい掛け声に合わせた手締めの音が響き、会場は活気に満ちあふれた。

 北海道東部農産物移輸出協同組合(泉吉太郎理事長、組合員33社)加盟の雑穀業者ら46人が出席。新春恒例の席上商談会には、この1年の活発な取引を願う意味も込められ、1952年から毎年行われている。

 同日は全員が赤い法被を羽織り、そろばんを手にした仲立ち人が売り手と買い手の間を忙しく駆け回った。

 この日の出来高は小豆と菜豆の「大手亡」を合わせて197トン、5918万円。前年を17トン、898万円上回る幸先のいいスタートを切った。

 ただ、近年はWTO(世界貿易機関)農業交渉などで雑穀業界を取り巻く情勢は厳しく、梶原雅仁副理事長は「業界全体で安心・安全を提供し、北海道・十勝の豆文化を大切にしていきたい」と話した。(高田敦史)
2007年1月8日の記事
村田さん夫妻が一昨年発売 「食育かるた」全国で好評
 帯広市在住の村田歩さん(72)、ナホさん(70)夫妻が一昨年発売した「食育かるた」(日本フローラルアート出版)が、全国の教育施設などで好評だ。市内の南コミセンではこのほど、村田夫妻が主宰する子供料理教室の中で、かるた大会が初めて開かれた。(酒井花)

 「食育かるた」は中学校の社会科教諭だった歩さんと、高校の家庭科教諭だったナホさんが、「遊びを通じて日本の食文化を習得できるかるたを作りたい」と構想を練り、札幌市内で米穀店を経営している中川喬雄さん(65)らと相談しながら自費製作した。内容はいろはに分けられた45枚組で、「地産地消」「食物連鎖」など子供には難しい用語を明快な言葉とイラストで表現し、頭に入りやすい工夫をしている。

 出版先によると、初版は1000部発行したが、全国から注文が殺到し急きょ増刷した。管内では十勝支庁を通じ、保育所や小学校で使われているほか、空知管内のきたそらち農協が150部購入し、小学校や保育園に寄付。札幌市内の小学校でかるた大会が開かれるなど道内で広がりをみせているほか、英訳の話も持ち上がっている。

 帯広のかるた大会は6日に開かれ、村田さん夫妻が主宰する「ぼくとわたしのたのしいクッキング」に通う小学生16人が参加。学校や自宅でかるたを使っている子供もいて、1人で20枚以上取る子供も。市内の森田有紀さん(11)は「『地球はひとつ すべての生き物の乗り物』という1枚が好き。食べ物を大切にしたい」と話した。

 歩さんは「古風な遊びなのに子供が関心を持ってくれる。意外な喜び」とし、ナホさんは「食育の意味が大人にも広がってくれればうれしい」と期待している。
2007年1月8日の記事
晴れやかに「成人の日」
 「成人の日」の8日、帯広市の「成人の集い」が同日午後1時から市内のとかちプラザ(西4南13)で行われ、1898人が大人の仲間入りを果たした。晴れ着やスーツ姿の新成人は社会人としての自覚と責任を感じながら誇らしい表情を見せ、友人との再会を懐かしみ写真撮影などで親交を温めた。

 新成人を含む14人で構成する実行委員会(森重春実行委員長)、市、市教委の主催。今回の市内新成人該当者(1986年4月2日−87年4月1日生まれ)は1898人で、前回より51人減少した。

 市内の「RED DIAMONDS」(有澤真美子代表)の華やかなチアリーディングで開幕。森実行委員長のあいさつに続き、砂川敏文市長、鈴木孝昌市議会議長が祝辞を述べた。

 続いて、8日に誕生日を迎えた新成人の松浦祥太さんと岩上絵里さんが「社会の一員として責任ある行動を取り、地域の人たちに必要とされる大人になります。夢や希望が実現するよう励み、帯広・十勝の未来の発展に向けて貢献するよう努力します」と宣誓した。
 式典終了後のアトラクションでは、もちつきやイントロクイズなどを実施。新成人は仲間と一緒にカシワの葉をかたどった紙に将来の夢を書き、お茶会などを楽しんだ。

 そのほかの十勝管内18町村は、7日までに成人式を実施した。(池谷智仁)
2007年1月7日の記事
大雪、暴風連休を直撃 陸、空、運休相次ぐ
 急速に発達した低気圧が本道に接近した影響で、十勝管内は6日から7日にかけて強風と大雪の大荒れの天気に見舞われた。7日正午までの降雪量は中札内村上札内で62センチ、上士幌町糠平で48センチ、帯広で18センチを観測。風は池田で最大風速16メートルを記録するなど3地点で観測史上最も強くなった。十勝と札幌圏を結ぶ列車は運休、幹線道路は一部通行止めとなり、屋外開催のイベントが延期されるなど、さまざまな影響が市民生活を直撃した。

上札内62センチ、帯広18センチ 広尾で最大瞬間27メートル
 帯広測候所によると、6日に日本海と本州南海上にあった低気圧は、7日未明に本道付近で1つになり猛烈に発達。7日午前9時の中心気圧は964ヘクトパスカルと台風並みの勢力になった。

 帯広は6日の日中から雪が降り始め、低気圧の接近で南から暖かい風が吹いたために気温が上がり、深夜にはみぞれや雨に変わった。7日午前2時ごろには再び雪になり、同4、5時に降り方がピークを迎えた。日中には風が強まり吹雪になった。同測候所では十勝中部、南部に暴風・波浪警報、全域に大雪警報を発令した。

 管内のその他の降雪量は帯広空港が40センチ、陸別28センチ、新得27センチなど。風は広尾で7日午前7時25分に最大瞬間風速27.4メートルを観測、最大風速は池田のほか音更町駒場が14メートル、上士幌町東4線が12メートルに達し、それぞれ1977年の観測開始以来で最も強くなった。

 交通機関は6日夜から大きく乱れた。7日にとかち帯広空港発着の飛行機6便が欠航。JR石勝線は6日夜から上下線ともに運転を見合わせ、特急19本が運休、または部分運休した。幹線道路は国道274号の日勝峠、国道273号の三国峠がともに通行止め。道東道も通行止めとなった。

 上士幌町糠平温泉や鹿追町などでは雪で停電が発生。住宅地や商店街などでは、市民が水分を含んだ重たい雪に、悪戦苦闘しながら雪かきに追われた。屋外イベントでは、7日開催のばんえい競馬が9日に順延された。
2007年1月5日記事
おびひろ動物園が冬季開園を検討
 おびひろ動物園(帯広市緑ケ丘2、大西正典園長)は、現在未実施の冬季開園の可能性を検討している。土・日曜日を中心に職員が案内役を務める形態などを含め、通年展示できるサル舎が完成する2008年度以降の実現を探っている。通路の安全確保や受け入れ態勢の課題はあるが、動物園を管理・運営する市教委は「社会教育施設の使命として、冬場の動物も見てもらいたい」としており、早ければ07年度にも試行する考えだ。(池谷智仁)

 防寒対策が取られていないなど冬季展示に不向きな動物舎が多く、ペリカンやオシドリなどは動物舎から離れた総合獣舎で越冬している。これらの要因で11月から約半年間閉園し、「帯広氷まつり」期間(26−28日)に限り臨時開園している。

 こうした中、2000年度から老朽化した施設の改築が進み、フラミンゴ舎に越冬用施設を併設(06年完成)するなどハード面が充実。08年度には来園者が建物内でガラス越しにマンドリル、チンパンジーを見学できる新しいサル舎が登場することになり、冬季開園を検討できる素地が整ってきた。

 現在80種いる動物のうち、冬に展示できるのはキリンやシマウマ、アザラシなど半数ほどに減るが、寒さを待ち望んでいたかのように活発に行動するホッキョクグマやシベリアトラの姿を楽しめる。夏場の自由見学と異なり、冬は職員が動物の生態を説明しながら案内することも検討。限られた展示になるため、無料開園を視野に入れている。

 新たな財政負担が発生しないことを前提に、起伏が多い園内の転倒防止や来園者の寒さ対策などが課題。大西園長は「動物園という市民の財産を市民に還元するため工夫・努力し、できるところから取り組みたい」と話している。
2007年1月5日の記事
帯広地方卸売市場 威勢良く初競り
 帯広地方卸売市場(帯広市西21北1、佐藤裕社長)で5日午前7時から「初競り」が行われた。近年は同市場と店側の相対取引が主流で競りはごくわずかだが、初競りは新春の風物詩。中国の和食ブームなどで海産物は全体的に単価高の傾向にあり、初商いの売り上げは前年比2000万円増の2億5000万円となった。

 競りに先立って新年交礼会が開かれ、職員や買い受け人(業者)ら約200人が出席。佐藤社長が「中央、地方の市場、産地と連携し、流通の拠点としての役割を果たしたい」とあいさつ。同市場買受人組合の亀尾輝組合長が祝辞を述べ、商売繁盛を願い全員で手締めを行った。

 水産物と青果の競りが始まると、身が引き締まるような寒さの中で競り人の活気ある掛け声が飛び交い、宮城県塩釜産メバチマグロや愛媛産ハマチなどが次々と競り落とされた。

 初商いの内訳は水産物1億5000万円、青果1億円。水産物が前年に比べ1600万円増と売り上げをけん引した。同市場の山室俊晴副社長は「2000万円増で出足は良好」と話し、今後の活況に期待を寄せていた。(松村智裕)