十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第229回 [ 2007/01/29 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2007年1月25日の記事
南極の氷到着 百年記念館展示氷まつりで氷像
 海上自衛隊砕氷鑑「しらせ」が昨年1月に南極で採取した氷2個の贈呈式が25日午前11時から、帯広百年記念館(緑ケ丘2)で開かれ、自衛隊帯広地方協力本部(佐藤次郎本部長)を通じて、同館と帯広市商工観光部に贈呈された。南極の氷は同館で28日まで展示するほか、第44回帯広氷まつり(26−28日、緑ケ丘公園)では氷を加工したペンギンの氷彫刻が披露される。

 同館は昨年から南極の氷を展示。同氷まつりで南極の氷を使った彫刻を作るのは初めて。

 贈呈式では、佐藤本部長から同館の冨岡浩二館長、中島剛市商工観光部次長が目録を受け取った。氷の大きさは縦25センチ、横35センチ、奥行き25センチほどで、2万−4万年前のものと推定される。

 同館では南極観測に関する写真パネルを約20枚展示し、氷に触れることも可能。同館は「氷やパネル展を通して、遠い南極に思いをはせてほしい」と話している。

 また、陸別町の銀河の森天文台でも2月3日、南極の氷を展示し、自由に触れるようにする。(松村智裕)
2007年1月24日の記事
北栄小で交流給食会 市長と一緒に「いただきます」
 学校給食週間(24−30日)に合わせた帯広市長と児童の「交流給食会」が23日午後0時25分から北栄小学校(匂坂哲郎校長、児童402人)で開かれ、薩摩(さつま)団子汁やアジフライ、ポンカンなど姉妹都市・大分市の味覚を堪能した。

 市教委は同週間に合わせ、今週の小・中学校給食で、帯広の特産品を使った牛丼や白花豆チャウダー、大分市のかぼすゼリーなどを日替わりで提供している。

 この日は砂川敏文市長や舩津龍之輔教育委員長、安達伸教育長ら8人が同校を訪れ、1年1組(担任・打田容子教諭)の児童35人と給食を囲んだ。砂川市長は「食事をしっかり取ると元気で大きく育つ」など、食や地産地消の大切さを呼び掛けた。児童は子供時代の給食や食べ物の好みなどを市長に質問し、交流を楽しんだ。

 桜井香奈さん(7)は「市長と食べられてうれしかった。魚がおいしかった」と笑顔だった。(池谷智仁)
2007年1月24日の記事
帯広美術館15周年 参加型で多彩なイベント
 道立帯広美術館(緑ケ丘2、小野寺浩館長)の開館15周年記念展「感じる!美術する アトリエ・ミュージアム オビビ倶楽部〜見ると創(つく)るをつなげたい〜」が25日午前9時から同館で開かれる。多彩な仕掛けや体験コーナーを設け、鑑賞者がさまざまな形で美術作品にかかわることができる市民参画型の内容だ。(酒井花)

 同館は1991年に道東初の道立美術館として開館した。記念展は同館と同館ボランティア「しらかばの会」、同館振興会の主催で、ボランティアらが熱心に準備に当たっている。
 主展示室では同館が収蔵しているポスターを中心としたプリントアート、近・現代の版画、道東にゆかりのある作家の作品などから70点を展示。作品の前に鏡を置いて絵の中に入るような一体感を味わうなど、随所に工夫が凝らされている。

 コレクションギャラリーでは網走管内津別町に私設美術館「シゲチャンランド」を開設する立体作家の大西重成さん(同町在住)の特別展、コルクや豆、ティッシュペーパーなど身の回りの素材を使った工作コーナーを設ける。25日午前9時半から同11時半まで、大西さんが訪れワークショップを開く。

15周年記念展に向けて準備を進めるボランティア「しらかばの会」の会員たち
 また、今年も第44回帯広氷まつり(26−28日)に合わせ、同館前庭に雪の迷路やアイスキャンドルで同館への誘導路をつくる。氷まつりで花火が打ち上げられる26、27日は、午後8時までの夜間開館も実施する。同館では「一日遊んで、楽しめる内容。氷まつりの隠れた花火鑑賞スポットとしても訪れてほしい」と呼び掛けている。

 記念展の開催期間は4月11日まで。観覧料は一般700円、高校・大学生450円、中学生以下は無料。問い合わせは同館(0155・22・6963)へ。
2007年1月22日の記事
子供の笑顔広がった アイスタウンフェス
 寒さを吹き飛ばし、冬を満喫する「アイスタウンフェスティバル」(実行委など主催)が21日午前10時から、JR帯広駅北側多目的広場(西2南11)で開かれた。親子で楽しむゲーム大会や雪と氷を使った工作教室、氷の器で飲むアイスカフェなどさまざまなイベントで盛り上がった会場の様子を写真で紹介する。(文・山下聡実、写真・金野和彦)


雪だるまの工作教室で作った子供たちの力作がずらり。「わたしの作品も上手でしょ?」 子供をそりに乗せた親子が順位を競う「ひっぱれチビッコ列車」。お父さんの一生懸命な姿に観客からは盛んな声援が飛んだ
氷の器に入ったジュースに子供たちは大満足。十勝の作家らによるアートの祭典の関連事業「アイスカフェ〜フローモーション〜」 「冷たい!」「もう無理!」。そんな声が飛び交った「かき氷早食い大会」。参加者は冷たい氷に悪戦苦闘
2007年1月20日の記事
お菓子大国全国へ発信 「メルヘンスイーツランド十勝」展開へ
上田敬一氏
田村昇氏
 お菓子の国、帯広・十勝を全国に発信−。北海道菓子工業組合十勝支部(田村昇支部長、16社)と帯広洋菓子協会(上田敬一会長、63人)は、来年度から共同で「メルヘンスイーツランド十勝」と題した、菓子を生かした地域活性化に取り組む。砂糖や小豆、小麦など原材料に日本一恵まれている地域として「十勝こそ菓子大国」をPRしていく考え。管内主要道路で地域を5ブロックに分割し、5つの「スイーツ街道」を定めて、イベントなどを積極展開していく。(植木康則)

 道東自動車道の清水−夕張間の全線開通を4年後に控え「主要観光資源が決して強いとはいえない十勝で、道央圏からいかに集客できるかを考えると、最大のキーワードはお菓子」(田村支部長)との位置付けで実施。

 道内では札幌市や砂川市で、菓子を生かしたまちおこしを始めており、同組合や同協会では、相対的に十勝の存在感が薄れてくることへの危機感もある。

 第1弾となる「家族で作るお菓子の家」は、5月1日から6月22日まで開催。組合加盟の有無に限らず、40店舗以上ある管内菓子店すべてに参加を呼び掛ける。

 参加店で300円以上買うともらえるスタンプを10店舗分集めると、音更町の柳月スイートピア・ガーデン菓子工房で行われるお菓子の家づくりに参加できる。作品の中から入賞者を決めて表彰する。

 「1カ月半の間に管内を観光しながらお菓子店に寄って、最後に家族でお菓子の家をつくり、楽しい思い出にしてほしい」と話している。全店舗を制覇した人には特別賞も検討している。

 今年度内に参加店を掲載したマップを作製。企画全体の予算は130万円前後を見込んでいる。お菓子の家づくり以外のイベントは未定だが、「活動は一過性ではなく、継続していく」(田村支部長)考えで、「管内外に広くPRし『お菓子を食べに十勝へ行こう』となるようにしたい」と話している。
2007年1月20日記事
街の空間でアートの祭典 十勝の作家…25日からホシビル
 帯広市内の中心街に位置する西2南9のホシビル2階全フロアを活用した、十勝の作家たちによるアートの祭典が、25日から3月11日まで初めて開催される。都市空間を利用した表現活動の一環で、期間中は作家と一般市民が共に作品を創作するワークショップも行われ、アートづくりを楽しむ。(酒井花)

 この祭典は、とかちのアートを考える会の主催、デメーテル学校運営会、十勝毎日新聞社共催。帯広市内を会場に2004年から3年計画でアート活動を展開している「田園都市のコンテンポラリーアート 雪と風の器」の最終年事業として開催する。

 ホシビルは若者向けの衣料品店が多数入居するファッションビルとしてにぎわったが、中心部空洞化のあおりを受けて、現在は1階の一部と4階を除き、テナントが撤退している状況が続く。2階の全スペースが使用されるのは、02年のとかち国際現代アート展「デメーテル」の関連企画展以来5年ぶりとなる。

 今回出展するのは十勝管内や道内で活動する7人。それぞれが造形物、絵、写真、映像、光などさまざまな素材を使って、インスタレーション(仮設展示)を展開するほか、作品の公開制作も行う。期間中は一般市民も参加できるワークショップを企画するほか、21日にJR帯広駅北側多目的広場で開かれる「アイスタウンフェスティバル」(実行委など主催)でも同事業の関連イベントを実施する。

 出展する帯広の写真作家の高田K子さんは「その土地の歴史や人との出会いから感じた作品を公開したい」とし、市内でアートショップを経営する高坂光尚さんは「アートを通じて、使われていない場所にもこんなに良い空間があることを知ってもらえれば。多数来場してもらいたい」としている。期間中、作品を管理し説明するアートボランティアも募集している。問い合わせは西5南13の「フローモーション」(0155・21・5506)へ。
2007年1月19日の記事
同窓会館意外な人気 展示史料多彩帯柏葉高の「柏友館」 
 帯広柏葉高校の校舎に隣接する同窓会館「柏友館」の展示史料が、意外な人気を集めている。旧制帯広中学校時代からの貴重な品が並んでいるが、来訪者のお目当ては同校卒業の歌手、中島みゆきさんと吉田美和さん(ドリームズ・カム・トゥルー)の卒業文集など関連史料。本格展示(2005年7月)1年半で広島や岡山など全国各地から約150人が訪れ、歌姫の高校時代に思いをはせている。(池谷智仁)

 同校は1923年、帯広中学校として開校した。同館は同校創立60周年を記念して83年に建設。2002年に改築し記念誌編さん室として使用、04年から同校が保管する史料を並べ、05年に本格展示を始めた。

 学校祭や授業風景などの写真が掲示される中、中島さん(1970年卒)が卒業アルバムの寄せ書きに記した「この世で一番醜いものは人の心、この世で一番美しいものも人の心」を展示。「BigでGreatでそしてBeautifulなSingerになる」と吉田さん(84年卒)が公言した卒業文集が並ぶなど、活躍の原点が垣間見られる。

 同館の存在はインターネット上や口コミで広まり、来訪者の大半が広島や京都、東京など道外から。実物の卒業アルバムや文集を1時間ほど掛けてじっくりと読み、充実感を得ている。

 ファン層は中島さんが30歳代男性が単独で、吉田さんは30歳前後の女性グループが多いという。

 展示はほかに、明治天皇名で全国の学校に配った「教育勅語」(1890年)や同校教壇に立った作家・故福永武彦の履歴書など、目にする機会の少ない品が並んでいる。

 同窓会史料部副部長の田口耕平教諭は「後世に価値が高まることもあるので、部活動のユニホームなど今の時代の物を集めていきたい」と話している。

 閲覧には事前予約が必要。入館無料。問い合わせは同校(0155・23・5897)へ。