十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第233回 [ 2007/02/26 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2007年2月22日の記事
「とてっぽ通」活性化を 北海道ホテルなど3企業が会結成
 帯広市中心部から南に向かう西6条沿いの道路緑地「とてっぽ通」と周辺地域の活性化を目指し、同通沿いの大型店、ホテルなどが「みんなのとてっぽ通の会」を結成した。同通を活用し、5月下旬にも第1弾のイベントを実施する。(新目七恵)

 ポスフール帯広店(西4南20、水上正晶店長)、帯広日産自動車ドーム店(西7南20、逸見陽子店長)、北海道ホテル(西7南19、林文昭社長)の3者で構成。身近にある遊歩道を盛り上げ、地域に貢献したいと1月に同会を発足させた。

 計画しているのは子供向けのイベントや地域住民を巻き込んだ催し、冬場のアイスキャンドル設置など。長期的に各種事業に取り組む。

 21日午後7時から帯広日産ドーム店で会合を開き、関係者5人が参加。イベントの具体案について話し合い、「皆で使って楽しめる通りにしたい」との思いから会の名称を決めた。

 同会の安友千春リーダー(ポスフール帯広店営業マネジャー)は「緑が豊かなとてっぽ通の周辺環境の良さを生かし、地域活性化の手助けをしたい」と話していた。

<とてっぽ通> 帯広市西6南17−31の延長1870メートル。北海道製糖(現・日本甜菜製糖)の専用鉄道「十勝鉄道」(通称・トテッポ)の線路跡に造成した緑地帯。水路や園路のほか、同鉄道で使用されていた車両(1994年に帯広市指定文化財指定)も展示されている。
2007年2月20日の記事
若手夫婦弁護士事務所開業へ 佐々木さん「1件1件誠実に」
 帯広市内の弁護士佐々木涼太さん(28)と妻で弁護士のしゅりさん(28)は3月1日、所属している市内の斉藤道俊法律事務所(東3南14)から独立し、十勝管内で7番目の法律事務所となる「佐々木法律事務所」(西5北3)を開業する。佐々木さん夫妻は「1件1件誠実に対応していきたい」と張り切っている。

 涼太さんは1978年鹿追町生まれ。帯広三条高、北大法学部を卒業後、2002年に司法試験に合格し、04年11月から斉藤道俊法律事務所に勤めた。一方、しゅりさんは1979年広島県廿日市出身。京都大法学部に進学し、同大在学中の2002年、司法試験合格を果たした。

 2人は司法修習生時代に知り合い、しゅりさんは結婚を機に05年、同事務所に着任し、管内唯一の女性弁護士として活躍している。

 佐々木さん夫妻は現在管内にいる13人の弁護士の中で最も若手。涼太さんは斉藤弁護士から「2年後には独立を」と勧められていたこともあり、同事務所に入った当初から開業を考えていたという。

 涼太さんは同事務所での約2年4カ月を「とても良い経験だった。(斉藤弁護士は)どんな案件でも断らず、真摯(しんし)に対応する目標にすべき先生」とし、「普通の人の目線を持った、親しみやすい弁護士を目指したい」と抱負を語る。

 しゅりさんは「事務所は相談に来る人がほっとできるような雰囲気づくりに気を配った。気軽に相談できる場所にしたい」としている。

 問い合わせは佐々木法律事務所(0155・26・3265、土・日曜・祝日除く)へ。(山下聡実)
2007年2月19日の記事
ザ・本屋さんと道教委協定締結 「道民家庭の日」啓発や従業員研修
 企業などの家庭教育を推進する道教委の「道家庭教育サポート企業等制度」で、ザ・本屋さん(本部・帯広市東4南6、高橋千尋社長)が19日、十勝管内で初めて協定を結んだ。従業員を対象に子育て関連の研修を行うほか、自作啓発ポスターの店舗掲示なども検討している。同日午前10時に同社本部で協定書の締結式が行われた。(池谷智仁)

 同制度は家庭教育支援の職場環境をつくる企業などを応援するため、道教委が今年度に創設。企業は子育て環境整備や地域行事への協力、子供の生活リズム向上などに取り組む。道教委は協定を結んだ企業の活動をホームページ(HP)で紹介、啓発資料配布や企業が開く講演会への講師派遣などを支援する。

 同社は道内で書店11店舗を展開、従業員は約100人。これまでも人員配置の工夫などで就学児童のいる従業員を支援してきた。今後は従業員対象の家庭教育や子育て研修を実施。毎月第3日曜の「道民家庭の日」を啓発し、家族だんらんの機会を設けるために職場行事を控え、11月1日の「北海道教育の日」の普及に努める。

 十勝教育局の矢花司局長と協定を交わした高橋社長は「教育は家庭や社会、学校などの総合力が必要。企業として家庭教育に力を入れたい」、矢花局長は「教育の原点である家庭教育を地域一体で進めるよう、いろんな面で協力したい」と話していた。

 道教委によると、19日現在の道内締結企業は準備中を含めて63社。同制度の詳細は道教委HP(http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/sgg/kateisp/index.htm)内に掲載している。
2007年2月19日の記事
農家自慢の製品ズラリ 加工品販売会にぎわう 市役所展望ホール
 農産物の加工販売に取り組む農家グループなどによる「農家製農産加工品」の販売会が19日午前11時、帯広市役所11階展望ホールで始まった。農家の女性たちが栽培から製品化までを手掛けた「十勝の味」が並び、買い求める客でにぎわった。

 農家などで構成する「帯広市農産物小規模加工研究会」(事務局・帯広市農林課)の主催。同研究会の9団体が出品した。市庁舎を会場に実施するのは初めて。

 以平産メークインに赤ビートを加えた「ビーツ入りマッシュポテト」(アイディアクラブ、200円)や、広野、八千代産トマトを使った「トマトジャム」(元気なトマトの会チャオ、525円から)など数十種類がずらり。

 友人らと訪れた市内の佐々木スミさん(73)は「地元の農家が作ったので安心感がある」と家で食べる漬物を購入。大豆などを販売する笹金ファームの笹金くに子さんは「種まきから収穫まで手掛けたので自信を持って売れます」と話していた。

 販売会は23日までの午前11時−午後2時。問い合わせは同課(0155・24・4111)へ。(安福晋一郎)
2007年2月17日の記事
市民訪問第2陣が来帯 姉妹都市会会長マッキャビン氏ら2人 マディソン市
 帯広市の国際姉妹都市・米国ウィスコンシン州マディソン市の市民が16日に帯広入りし、稲田小(真田正樹校長、児童885人)を訪れて児童らと交流した。20日までの5日間、マ市を紹介するイベントやパーティーなどに参加し、市民レベルの友好を深める。

 来帯したのは、マディソン帯広姉妹都市会会長のジーン・マッキャビンさん(57)、同会理事のカレン・ヘンドリクソンさん(41)の2人。昨年10月の姉妹締結後、マ市からの訪問は、1月に来帯した同理事のジョー・ミラーさん(61)に次いで第2陣となる。

 2人は同日午後、とかち帯広空港に到着し、森の交流館・十勝などを視察。稲田小の訪問は、2年前まで帯広市国際交流員を務めたヘンドリクソンさんの長男・エメット君(9)が通学していたことから実現した。真田校長と再会し、「稲田小の友達と今でも手紙をやりとりしています」と思い出話に花を咲かせた。

 吹奏楽少年団「稲田小ウィンドアンサンブル」のパート練習を見学し、子供たちが奏でる音色に耳を傾けた。クラリネット担当の若原衣里さん(12)=同小6年=は「すごく緊張した」と照れ気味だった。マッキャビンさんは「指導者がいなくても自主的に練習しており、素晴らしい」と笑顔で話していた。

 2人は17日午後6時半からとかちプラザで開かれるマ市の紹介イベントなどに参加。19日には砂川敏文市長らを表敬訪問する。(栗田直樹)
2007年2月17日の記事
帯広在住・作曲家川崎さん「サイロ」の詩で 帯三条高が来月定演で初披露
独自の合唱曲の練習に励む帯三条高の合唱部員
 帯広三条高校合唱部(熊切優乃部長、部員32人)は十勝をテーマにした独自の合唱曲を作り、3月21日に開く定期演奏会での初披露に向け練習に励んでいる。十勝で歌い継がれる女声合唱とピアノのための曲を目指し、帯広在住の作曲家川崎智徳さん(40)に曲作りを委嘱、児童詩誌「サイロ」の掲載詩を歌詞に使った組曲「十勝の空の色見本 子どもの詩によるOde」が誕生した。合唱部顧問の豊田端吾教諭(37)は「未知の世界で、感性を頼りに表現方法を試行錯誤している。美しい響きや不協和音などさまざまな要素が含まれた深い歌」と話している。(池谷智仁)

 歌詞や曲、演奏者もすべて十勝の資源で作り上げようと、豊田教諭が上越教育大学大学院(新潟)の同級生だった川崎さんに依頼。川崎さんは東京生まれで、小学5年から中学3年まで帯広で過ごした。国内最大規模の合唱専門コンクール「朝日作曲賞」で2003年に佳作を受賞、現在は帯広花園小で要支援学級補助員も務めている。

 05年4月に新潟から帯広に引っ越した川崎さんは、記憶に残る十勝の空の豊かさを実感。十勝の子供たちの思いや暮らしぶりが素直に表現された「サイロ」と出合い、空にまつわる詩を集めた。

歌詞に使った「サイロ」を手にする作曲担当の川崎さん
 組曲は4曲構成で、昭和30−50年代の詩「秋」「夕日が沈む」「こおる夜」「オレンジ色の朝」を使用。それぞれ、どこまでも広がる青い空や夕焼け、いてついた空気、刻々と色が変化する朝の空を表現する曲を制作した。川崎さんは「詩人の気持ちを代弁し、できるだけ映像的な音楽を目指した」とし、「こおる夜」では緊張感を生み出すために不協和音を用いたという。

 曲に命を吹き込むのは同校合唱部の役割。昨年12月から本格練習を始め、曲に適した声や音量などを探っている。熊切部長(17)は「手本がなくプレッシャーを感じるが、練習するごとに形になり達成感がある。観客に何かを感じてもらえる演奏をしたい」と語る。ピアノ伴奏は波塚三恵子さん(帯広在住)が務める。

 2006年度道合唱コンクール金賞受賞記念と銘打った第17回定期演奏会は3月21日午後6時半から、市民文化ホール大ホールで開かれる。入場料は大人600円、高校生以下400円。問い合わせは同校(0155・37・5501)へ。
2007年2月16日記事
身近な男女共同参画考えて 市教委と市民6団体
 帯広市教委が市民団体と連携し、男女共同参画について考える初めての事業「気づいて!みぢかな男女共同参画」が24、25の両日、市内のとかちプラザで開かれる。パネル展のほか、市民団体のネットワーク「おびねっと(男女共同参画帯広ネットワーク)」に加盟する6団体が男女にかかわる問題や性、暴力、不登校などそれぞれの分野を生かしたワークショップを展開する。(山下聡実)

 市教委が助成金による昨年までの支援事業を発展させて実施。市民団体が日ごろ取り組むテーマに基づいて主体的に企画を担うことで、男女共同参画への市民の関心を高める。

 ワークショップには「高齢社会をよくする女性の会十勝帯広」、おびひろ女性塾卒塾生の「ぱす」、男女平等社会の実現を目指す「たねっと」、子供が暴力から身を守るための教育プログラム(CAP)を広める「CAPきらり」の学習会「エンパワメント・キッズ」、不登校や登校拒否と向き合う親の会「はるにれの会」、性同一性障害者の自助支援団体「COMらっど」が参加。

 各団体はそれぞれ、本別空襲を扱った紙芝居や女性差別撤廃条約の内容を分かりやすく描いた絵本「ひまわり姫」の指人形や読み聞かせ、CAPの教育プログラム体験のほか、不登校や性同一性障害について自由に討論する「しゃべり場」などに取り組む。

 おびねっとの清水マチ子代表世話人は「男女共同参画は多くの分野に関連した問題。気軽に考える機会にしてほしい」と参加を呼び掛けている。各ワークショップとも定員20人。参加無料。22日までに申し込む。詳細は市教委生涯学習部女性青少年課(0155・23・1378)へ。