十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第234回 [ 2007/03/05 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2007年2月26日の記事
冬の動物に歓声 おびひろ動物園が臨時開園
 おびひろ動物園(帯広市緑ケ丘2、大西正典園長)は、本格的な冬季開園に向けて来園者の反応などを探ろうと、25日午前11時から午後2時まで臨時開園した。晴天に恵まれ、新たに仲間入りしたホッキョクグマ「ピリカ」(雄、1歳)などを見ようと、多くの親子連れなどが訪れた。

 同動物園は、11月から半年間閉鎖しているが、通年展示が可能なサル舎を建設することから、2008年度からの冬季開園を検討している。

 初お目見えとなるピリカのおりの周りには人だかりができ、愛くるしい姿に歓声を上げたり熱心に写真を撮っていた。大西園長と一緒に園内を歩く企画では、参加者はアザラシやサルなどについての解説に耳を傾けた。

 市内の小谷珠緒さん(34)、玲未さん(7)、愛実ちゃん(2)は親子で来場。「ピリカがかわいかった」と話していた。この日は同園の予想を上回る2185人が来場し、「冬季開園を前向きに検討したい」(同園)としている。(山下聡実)
2007年2月25日の記事
浜名賞の中島君ら表彰 かちまいパソコンコンテスト
 第14回浜名賞かちまいパソコン作品コンテストの表彰式が、24日午前10時半から帯広市内のとかちプラザで開かれ、最高賞の浜名賞に輝いた中島飛鷹君(帯広明和小4年)ら入賞者に賞状が贈られた。

 十勝帯広コンピュータ教育利用研究会(吉藤清孝会長)、十勝毎日新聞社主催、ジャストシステム協賛。今回は管内小・中学生1104人から425作品(グループ制作あり)が寄せられ、21作品が入賞した。

 表彰式には約80人が出席。十勝のコンピューター教育に尽力した浜名啓次郎さん(元帯広北栄小校長)、吉藤会長らがあいさつ。写真と文字を工夫してアイスの作り方を分かりやすくまとめた中島君の作品などがスクリーンで紹介される中、入賞者は笑顔で賞状と記念品を受け取った。

 同会の早川一之副会長は「複数のソフトを使って仕上げた作品が多かった。コンピューターを上手に使って思いを表現してほしい」と講評した。(池谷智仁)
2007年2月25日の記事
「帯広の森」胸に刻み滑走 中・高生が最後の大会
 屋内スピードスケート場整備のため28日をもって閉場する帯広の森スピードスケート場で25日、最後の大会となる中・高校生によるファイナル競技会(帯広スケート連盟主催)とさよならイベントの「帯広スケート・キングダム 帯広の森ファイナルレース」(実行委主催)が行われ、多くの選手や愛好者らが同スケート場に感謝し、思い出を胸に刻み込んでいた。

 同スケート場は1985年11月にオープンして以来、数多くの五輪選手を育て、W杯や冬季国体など数々の大会が行われてきた。

 この日は天候にも恵まれ、午前のファイナル競技会には84人が出場、好記録を目指し熱戦を繰り広げた。午後のさよならイベントでは多くの親子連れなどが集まり、小学生の選抜五百メートル走や幼児、親子の五十メートル走、杉山(旧姓・島崎)京子さんら元五輪選手による模範滑走が行われた。

 クローズまでの一般開放時間は、26−28日は正午−午後7時。屋内スケート場は2009年7月の完成を目指している。(宮木宗久)
2007年2月24日の記事
来月、初の発表会 「くれよんBOX」発足1年
 幼児から小学生を対象とした帯広市の表現サークル「くれよんBOX」(菅原光季子代表)が発足から1年を迎えた。3月14日には普段レッスンを行っている緑南福祉センター(南町18)で初の発表会を開く。「この1年で、表現することがすごく身近で楽しいことだと感じてくれていると思う」。子供たちの輝く笑顔を見ながら、菅原代表は言葉に実感を込める。

 「思ったことを素直に表す子供になってほしい」。同サークルは、札幌市の劇団「フルーツバスケット」で講師を務めていた菅原代表が昨年2月に立ち上げた。現在のレッスンには5−10歳の30人が参加し、発声練習や動物になりきる即興芝居などを楽しんでいる。保護者からは「恥ずかしがり屋だった子が積極的になった」などの声が寄せられているという。

 これまで劇形式の表現活動は行っていなかったが、成果を形にしようと、菅原代表が「くれよん王国の仲間達」と題した脚本を書き上げ、子供たちが練習を重ねてきた。

 21日の通し練習ではネコやロボットのまねなど、これまで遊びながら表現していた要素を取り入れた演目を子供たちが好演。劇ではクレヨンの色同様、人にはさまざまな個性があることを伝えている。6歳の久保田蓮士君は「体を動かすのが楽しい」と笑顔。菅原代表は「伸び伸びと発表会を迎えてほしい」と話している。

 レッスンは毎月第1、3水曜日の午後2時20分から。レッスン料は月1000円。問い合わせは菅原代表(090・1643・3927)へ。(松村智裕)
2007年2月24日の記事
「木の砂場」に大喜び 「とかちの木」PRイベント
 木(木製品)の有用性を考えるイベント「感じて!木の良さ とかちの木」(十勝支庁、帯広市主催)が、24日午前10時から帯広市保健福祉センター(東8南13)で開かれた。

 木のぬくもりや優しさが教育や福祉の場で再認識される中、十勝の豊富な林産資源を見つめ直そうと企画。昨年に続き2回目。

 「木のワンダーランド」と称したコーナーには楽器や木馬など木製遊具がずらりと用意された。直径3、4センチの球状の木を敷き詰めた「木の砂場」は大人気で、子供たちは木球をすくったり砂場に潜ったりして、全身で木の感触を楽しんだ。更別村から家族と一緒に来場した斉藤瑠花ちゃん(6)は、「木のおもちゃは気持ちがよくて大好き」と笑みを浮かべていた。

 午後は、教育・福祉現場への地場産材の利用をテーマにトークセッションが行われた。(高田敦史)
2007年2月24日の記事
迫力あふれる植村さんの冒険 記念館展示品更新
 おびひろ動物園(市内緑ケ丘2、大西正典園長)敷地内にある植村直己記念館(氷雪の家)の展示品がこのほど更新され、未公開写真を含むパネル23枚が展示された。過酷な北極圏を犬ぞりで挑む姿など、故植村さんの魅力や冒険の迫力が伝わってくる。(池谷智仁)

 植村さんはエベレスト登頂や単独犬ぞりによる北極点到達など数々の冒険を実行。1984年にマッキンリー冬季単独登頂に世界で初めて成功した後、消息を絶った。

 北極圏1万2000キロを単独犬ぞりで走破した時のエスキモー犬2頭を76年に同動物園に寄贈するなど、植村さんと帯広の縁は深い。市は85年に同記念館を開館、冒険で使った防寒着や犬ぞり、エスキモー犬の剥製(はくせい)など約120点を展示している。

 植村さんの遺族から寄贈を受けたパネルの更新は2度目。割れた氷に囲まれ進むことができないグリーンランド横断の様子やよだれが凍った犬の写真など、過酷な状況がうかがい知れる。北極点で誇らしげに国旗を掲げたり、子犬を抱いて愛情を注ぐ姿など、さまざまな表情を見ることができる。

 パネル更新に合わせ、元職員の田中忠さんの協力を得て内部修繕も行った。同動物園は「植村さんの冒険の姿が詰まっている。未公開写真も多く、ぜひ見てほしい」と話している。

 同記念館は動物園開園中に見学できるほか、冬季は日曜・祝日の午前10時から午後2時まで開館している。問い合わせは同動物園(0155・24・2437)へ。
2007年2月23日記事
「セラピー犬」招き有用性学ぶ 帯広農業高定時制
 帯広農業高校(満月廣人校長、生徒691人)定時制は今年度、「セラピー犬」を活用した動物の理解を深める授業に取り組んでいる。犬の行動特性やしつけ、飼い主の責任などを学習。介助や救助犬などの有用性を実感し、人間と犬が真に共存できる社会づくりへの意識を高める効果も期待している。(池谷智仁)

 セラピー犬は人間と上手にコミュニケーションが取れ、過敏な反応をしないなどを基準に、NPO法人「北海道ボランティアドッグの会」(札幌)が認定。十勝管内では現在3頭が登録し、帯広の北斗病院と新得の聴覚障害者養護老人ホーム「やすらぎ荘」を訪問、患者や高齢者の心を癒やしている。

 同校定時制では昨年11月から、1年生33人が総合実習で毎週1回授業を受けている。同会会員の菊地信二教諭(48)がセラピー犬「ルーク」(雄9歳、ラブラドルレトリバー)と共に講師を務めている。

 生徒が手のひらに握った餌をルークが探すゲームでは、人間の数千倍ある犬の嗅覚(きゅうかく)を実感し、麻薬探知犬の仕事を理解。救助犬の訓練になる物陰に隠れた人間を発見する遊びも行った。

 授業では犬の行動理解のほか、社会に受け入れられるため予防接種や経済的に余裕がある状態で飼育する重要性を学習。菊地教諭はマナーの悪い一部飼い主のせいで社会に偏見が生まれ、公園の芝生に犬が入れないなどの問題点を指摘した。

 生徒は愛らしいルークの行動に注目、松本和也君(16)は「犬との接し方や食事のあげ方など勉強になった」と理解を深めていた。

 菊地教諭は「なでたり抱きしめるだけが犬との付き合いではない。きちんとしつけられた犬が増えることで、住みよい社会になることを生徒に理解してほしい」と話している。