十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第246回 [ 2007/05/28 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2007年5月24日の記事
「大地のあきんど」開店10年 収穫した新鮮野菜提供
 帯広市大正町の農家・※高道友則さん(49)が自ら調理場に立ち、自分の畑でとれた野菜を中心とした料理を提供する居酒屋「大地のあきんど」(西1南9)が、6月1日で開店10周年を迎える。多くの飲食店がしのぎを削る帯広の中心繁華街で、農家が経営する飲食店のさきがけとして自分の農産物をPRし続けて10年。高道さんは「野菜を実際に食べてもらい、お客さんと会話することが何よりの収穫」と消費者に育てられながら、自らの農業感も磨かれてきたことに感謝している。(高田敦史)

 出店のきっかけは、市や道の市中心部の空き店舗対策事業。出店前から自ら農産物の販売にも取り組みだしたが「大半が市場への出荷。自分の野菜の直接的な評価が分からなかった」(高道さん)こともあり、地元商店街の協力を得ながら開店にこぎ着けた。

 農産物の評価を自分の農業にフィードバックしたいという思いで始めた直営レストラン。しかし、発信したい気持ちとは対照的に、客と直接向き合う飲食店では距離感も大切。そこで高道さんは「お客さんが一番求めるのは居心地」と雰囲気づくりを最優先し、そこから生まれる会話の中から、消費者の声を聞いていくことを心掛けてきた。

 一番大切にしたのは、単に食材を出すだけでなく、自ら店頭に立ち続けること。冬場は毎日、農繁期でも農作業を終えてから週4日は必ず店に出て、消費者との交流を深め続けてきた。

 こうした消費者との交わりの結果、「有機質の資材を投入したり、株間を広げて収量よりうまみを重視したり、作物の栽培体系も徐々に変わっていった」と高道さんは話す。「まだまだ十勝には多くの食材がある。店を通じ、地元の野菜をはじめとした食材の見直しにつながれば」とますます意欲を燃やしている。

 同店では6月1、2日に10周年記念企画として、ドリンク1杯の無料提供のほか、抽選でピーターコーン10キロ(20人)、ナガイモ5キロ(10人)、メークイン10キロ(10人)が当たるイベントを行う。営業時間は午後7時から同11時。日曜日定休。

※高道友則さんの高の字は異体字です。
2007年5月23日の記事
サクランボ白い花満開 「たくさん実をつけそう」
 初夏を思わせる連日の陽気が続く十勝地方だが、帯広市岩内町ではサクランボの花が満開になっている。直径3センチほどのかわいらしい白い花をつけた木の周辺では、みつの香りに誘われてハチなどが集まり、受粉を助けている。

 サクランボの木は実を収穫しやすくするため、横に広がるように剪定(せんてい)する。このため高さは5メートル程度と低く、花はエゾヤマザクラなど観賞向けサクラと違って白、数自体も少なめなのが特徴だ。

 十勝ではサクランボ農園は少ないが、帯広市岩内町東3線12の農業・横山明美さん(58)方では1985年に「佐藤錦」や「ナポレオン」など4種類の約150本を植樹。

 当初は趣味の範囲だったが、今では収穫体験ができるほどに成長し、横山さんは「ここ数日の陽気で一気に咲き始めた。サクランボは他家受粉なので、開花がそろった今年は実が多くつきそう」と、今後の生育に期待していた。横山さん方では7月10日ごろに、収穫体験を始める予定。(高田敦史)
2007年5月23日の記事
特産ナガイモ植えよう!! 川西小
 帯広川西小学校(斉藤昌之校長)の全校児童112人が23日午前9時40分から、校舎近くの学校農園「すくすく農園」でナガイモなどの種イモの植え付けを行った。

 ナガイモが特産品の川西地区の学校として、地域を知る学習の一環で毎年実施。同小PTAの澤田秀樹会長(44)と村瀬佳代子副会長(41)がナガイモとジャガイモの種イモ約1500個を提供した。

 6年生の喜多勇斗児童会副会長(11)が「しっかり植え付けよう」と呼び掛け、児童たちは約300平方メートルの畑に「いい埋め方ができた」などと話しながら、15センチ間隔で丁寧に種イモを植え付けた。秋に収穫して親子キャンプの食材にし、地域にも配る予定。実家がナガイモ農家の1年生の奥谷太一君(6)は「大変だけど楽しかった。細く切って料理して食べるのが楽しみ」と話していた。(藤原剣)
2007年5月23日の記事
夕張市美術館で個展 水彩画家の本田さん
 帯広市東5の水彩画家、本田義博さん(52)が6月11日から同24日まで、夕張市の夕張市美術館で個展「何時か、何処かで、見た風景」を開く。同美術館が「本田さんの心和む作品で市民に癒やしを与えてほしい」と要望し、本田さんが快諾した。「僕の絵で少しでも笑顔になってもらえれば」と、財政破綻(はたん)した夕張を絵で元気づけたいと張り切っている。(松村智裕)

 本田さんは新得町屈足出身。道綜合美術専門学校(札幌)を卒業し、30歳ごろから透明水彩を用いた水彩画を描いている。

 作品は人物やリス、キツネなどの動物が優しいタッチで描いた風景の中にたたずむ創作で、子供のころの風景を思い浮かべて描いている。本田さんは「写実的な風景画とはかけ離れ、『まるで漫画』という人もいるが、これが僕の作風」と話す。

 同美術館は4月から夕張市に代わって、加森観光(本社札幌、加森公人社長)の子会社・夕張リゾート(西田吏利社長)が運営している。本田さんの作品約50点が現在、加森観光が運営するサホロリゾート(新得町)の「ベア・マウンテン」で展示されていることから、同美術館での展示が決まった。

 作品はベア・マウンテンで今月31日まで展示した後に、同美術館に移動。7月1日から再びベア・マウンテンで飾られる。

 本田さんは「ベア・マウンテンでの展示も、札幌での個展(昨年9月)で加森社長が絵を気に入ってくれたことから始まった。のほほんとした感じの水彩画はあまりないから、目に止まったのでしょう」と笑う。

 同美術館は「館の所蔵作品には、炭鉱画家の重厚な絵が多く、本田さんの絵のような優しい雰囲気の作品は少ない。市民を元気づけるような展示になれば」と期待を寄せる。作品は地元の人の絵を飾ったり、企画展を開催する市民ギャラリーに並ぶ。

 先日、夕張に足を運んだ本田さんは「子供たちと観光で訪れた15年ほど前に比べ、まちは寂しくなった。それでも市民が気力を失わなければ、生き延びる道はまだまだある」と力を込め、絵での安らぎ提供に気持ちを高めている。
2007年5月23日の記事
収穫体験もできる野菜直売所 やぶ田FARM
 有機栽培農家「やぶ田FARM」(帯広市愛国町基線22)の薮田秀行さん(50)は、今年も24日から、野菜の直売所を開設する。今年は念願だった自分の畑の隣接地での販売で、薮田さんは「収穫体験もできるので、ぜひ訪れてほしい」と話している。(高田敦史)

 直売は今年で8年目。昨年までは、旧愛国駅近くの建物を間借りするなどして販売していた。

 有機栽培の現場や作物の育ち方を実際に見てもらい、より消費者との距離が近い農業を目指してきたが、「ようやくお客さんに自信を持って見てもらえるくらい作物の仕上がりがよくなり、物量が確保できるようになった」(薮田さん)と、現場での直売に踏み切った。

 直売所にはちょっとした休憩スペースも作り、お茶を飲んだり有機栽培など農業について気軽に話し合える場所を確保。主にハウス内で育てている約100種類の野菜を実際に見て自分で収穫することもでき、薮田さんは「畑を見て、触って、かじって、農業を肌で感じてほしい」と話している。

 販売価格はホウレンソウや小松菜、水菜などは100グラム40円。キャベツやレタスなどは1個100円。黒豆の瓶詰などの加工品も一部取り扱うほか、地域の農家が農薬を極力使用しないで栽培した農作物も販売する。

 場所は愛国小の正門から北に約300メートル。営業時間は午前10時から午後1時(時間外は要相談)で、日曜日が休み。問い合わせはやぶ田FARM(0155・64・4263)へ。
2007年5月20日の記事
水しぶき上げ強豪競う カヌーレース札内川大会
 カヌーマラソン競技の第17回カヌーレース札内川大会=実行委員会(朝井優子委員長)主催=が20日午前8時から帯広市大正町の札内川・第2大川橋から音更町・十勝川温泉の十勝川・十勝中央大橋までの約22キロで行われた。雪解け水に加えて前日までの降雨で水量は十分、全道の強豪16艇が下って速さを競った。

 十勝のカヌー競技シーズンの幕開けを飾る名物行事。大正町のスタート地点で開会式が行われ、朝井委員長が「(気温6度と)寒いので十分に準備運動を。ゴールで温かいうどんと温泉を楽しんでください」とあいさつ。午前8時半から次々にスタートした。

 地元からカナディアンカヌー2人乗りで5年連続出場の自営業・飯島和男さん(54歳・帯広)、会社員・古川好明さん(33歳・音更)は「これまで8位が最高。上位を狙います」と豪快にこぎ抜いた。
(横田光俊)
2007年5月18日記事
最優秀に帯広の島本さん 全十勝写真公募展
 第22回全十勝写真公募展(NPO十勝文化会議、十勝毎日新聞社、帯広シティーケーブル主催)の作品審査会がこのほど、十勝毎日新聞社で開かれ、最優秀賞に帯広市の主婦島本裕子さん(63)の「芽ばえ」が選ばれた。島本さんは「まさか自分が選ばれるなんて。指導をしていただいた人に感謝したい」と話している。(藤原剣)

 同公募展は道内の自然や農作業、祭り、生活などを題材にした写真が対象。今回は325点の応募があった。

 同文化会議写真部会の関口哲也部会長らが審査し、最優秀賞1点のほか、優秀賞、特別賞各3点などを選んだ。

 島本さんは写真歴10年。現在は十勝フォトクラブなど複数の写真団体に所属。仲間と行った上士幌方面の撮影会で、下方のマツの若葉を橋の上から撮影した。島本さんは「新緑の若葉から生命力を感じ、夢中でシャッターを切った」と振り返る。

 入賞作品は27日付の十勝毎日新聞に掲載するほか、31日から6月5日まで藤丸7階勝毎サロンに展示。表彰式は同2日午前11時から同会場で行われる。また、同10−25日に陸別町のアートサロンガンビー、同28日−7月8日に大樹町生涯学習センター、同11日−8月8日に豊頃町のえる夢館はるにれギャラリーで移動展も開かれる。