十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第262回 [ 2007/09/18 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2007年9月12日の記事
夢追う高校生全国大会へ 三条高合唱部 帯農高生8人
 十勝管内の高校生が今秋、全国大会に相次いで出場する。帯広三条高合唱部は「NHK全国学校音楽コンクール」(10月8日、東京都)、帯広農業高の生徒8人は「第58回日本学校農業クラブ全国大会」(同月24、25日、広島県)で、美しいハーモニーや農業王国の底力など学業成果を披露する。

NHKコンクール 十勝勢初出場 金賞狙う 三条高合唱部

 帯三条高合唱部(部員44人)は「合唱の甲子園」と呼ばれる同コンクールに、十勝勢として初めて出場する。

 9日に千歳市で行われた道ブロックコンクールで最高賞の金賞を射止めた。昨年は銀賞にとどまり、3月末には顧問の豊田端吾教諭が体調を崩して入院。試練をチームワークで乗り越え、着実に力を伸ばしてきた。

 道ブロック大会では、自由曲の谷川俊太郎作詞、鈴木輝明作曲「組曲『女に』第一集」から「こぶし」と「なめる」を歌った。豊田教諭は「詩情がしっかり伝わっていたのが評価されたのではないか」と話す。

 全国コンクールの模様はNHK教育テレビで生放送される。熊切優乃部長(3年)は「周囲は名門校ばかりだが、気持ちで負けないよう団結して金賞を狙う」と意気込んでいる。

 なお、道ブロックでは小学校の部で帯広森の里小、中学校の部で帯広第一中がそれぞれ銅賞を受賞している。(大笹健郎)

競技会や研究発表 農業王国の底力を 
帯農高生8人

 帯農高は、厳しい予選を突破した近年最多の8人(2個人2グループ)が全国大会に参加、「8人での出場は心強い。全員で最優秀を目指したい」と話している。

 農業クラブは全国の農業高校が加盟し、農業の知識や技術を高めている。全国大会にはプロジェクト発表会や農業鑑定競技会などの種目で9ブロックの代表が競い合う。

 意見発表会に出場する山下陽子さん(2年)は、自家製チーズづくりへの思いを語る。酪農を営む母親が実現できなかった夢をかなえるためにも今年から本格的なチーズ製造に取り組んでいて、「表現力を付け、自分の思いをうまく伝えたい」と話している。

 パソコンを使って農業関連のデータを処理し、表やグラフ、考察文章を作成する農業情報処理競技に参加する横山貴弘君(2年)は、「大会は楽しみ。ミスなく完成させたい」と意気込む。

 平板測量競技には、1年の大坪馨介君、齋藤諒介君、田代純也君の3人が挑戦。くいが打たれた土地を測量して面積を求め、上空から見た地図を製作する。正確さや早さが評価基準で、「チームワークは良く、全国でも優勝したい」(田代君)。

 酪農科学科飼料作物班(宇野義貴君、和田雄太君、畠中宗俊君=3年)は、低コストで高品質のサイレージづくりに取り組んだ研究内容を発表する。農家と共同の実践的な研究で、「牛によりよいミルクを出してもらうための活動」(畠中君)を全国に発信する。(池谷智仁)
2007年9月11日の記事
ハンバーガーで食育 モスフードサービス 愛国小に出張授業
 帯広愛国小学校(高木昇一校長、児童28人)で10日午前10時40分から、モスフードサービス(東京)による食育出張授業が開かれ、児童はハンバーガー作りを通して食の大切さを学んだ。

 同社は食の安全・安心を見極める力の育成を目的に、2004年から全国の小学校で「モスバーガー食育プログラム」を実施。この日は、同校3−6年生17人と保護者8人が参加した。

 同社から帯広白樺通店の澤田和宏店長ら8人が講師として来校。ビタミンやミネラルなどの栄養を説明し、「元気な体でいるために、朝ごはんを食べるのが大切」と呼び掛けた。店頭と同様の手洗い指導を受けてから調理実習を行い、パンにレタスと肉を挟み、特製マヨネーズやソースを掛け、てりやきバーガーを完成させた。

 調理後にみんなで味わい、5年の上村元輝君(11)は「初めてハンバーガーを作り、楽しかった。タマネギを冷やすと甘くなることを学んだ」と話していた。(池谷智仁)
2007年9月10日の記事
野外料理や散策楽しむ ポロシリキャンプ場初のまつりにぎわう
 「ポロシリ自然公園オートキャンプ場まつり」(ポロシリ自然体験観光推進委員会主催)が9日午前10時から、帯広市拓成町の同キャンプ場で開かれ、子供たちがアウトドアクッキングや自然散策などを体験した。

 キャンプサイトのほかにも、パークゴルフ場や自然加工の体験施設などが整っている同キャンプ場を満喫してもらおうと初めて開催した。

 アウトドアクッキングでは、段ボールを使った薫製作りを体験。アウトドア工作教室、バードウオッチングなどが企画され、台風一過で晴れ渡った空の下、子供たちは元気いっぱいに各種行事に参加していた。

 正午からは、来場者で下ごしらえしたジンギスカンを大鍋で調理して無料配布。薫製も出来上がり、市内から一家4人で訪れた明星小2年の川本結未伽さん(7)と妹の悠有希ちゃん(4)は「おいしい」と笑顔でほお張っていた。(高田敦史)
2007年9月9日の記事
ホコテン盛況のうちに閉幕 ばんば馬車に列 抽選会は大歓声
 6月中旬から毎週日曜日に市西2南8、9街区で開催されてきた帯広まちなか歩行者天国(ホコテン、実行委主催)は9日、今年度最終日を迎えた。台風一過で澄み切った青空が広がる中、閉幕を惜しむ家族連れらが詰め掛け、ホコテンライブやチアリーディングなどを楽しんだ。

 午前11時から「ミカバトントワラーズ」(工藤美佳代表)の演技などイベントが次々と繰り広げられ、藤丸南側のフードコートに並べられたテーブルやいすは家族連れらで埋まった。市商店街振興組合連合会(夷石行夫理事長)主催のまちなか宝くじセール抽選では、来場者から歓声が上がり、「ばんば馬車」は、順番待ちの行列ができた。

 帯広幼稚園に通う坂田悠ちゃん(6)は「何度かきたけど毎回面白かった」とし、帯広市内の主婦保前明美さん(45)は「まちに人が戻って活気づいてきたので、楽しかった」と話していた。

 午後3時20分からはクロージングセレモニーが開かれ、総計5000個のパンやもちがまかれた。

 ホコテンは昨年度から始まり、今年2回目。来年度も開催される予定。(藤原剣)
2007年9月9日の記事
救命率向上へ体制整備 アシスト事業協力店 AED活用の人材育成
 不特定多数の人が集まる大型スーパーや運動施設などにAED(自動体外式除細動器)を設置し、救命率向上を目指す帯広市消防本部の「おびひろ救命アシスト事業」。7月に協力店として大型商業施設3店に協力証が交付され、事業は本格的にスタートした。協力店は、従業員を救命講習に参加させ、体制整備を進めている。きょう9日は「救急の日」−。(吉良敦)

 協力店は藤丸、イトーヨーカドー帯広店、ポスフール帯広店。AEDの設置台数は藤丸とイトーヨーカドーが2台、ポスフールが1台で、1階のサービスカウンターなどに備えている。

 同本部が主催する普通救命講習を受講すると、AEDの操作資格が取得できる。講習は毎月9日で、定員40人が毎回、ほぼ満員という人気ぶり。

 藤丸の講習修了者は7人。「各階バランスよく資格を取得してもらうよう配慮している」(総務部)とし、「今後も操作できる社員を増やしていきたい」(同)。

 イトーヨーカドー帯広店は26人で、「役職員の95%」(渡辺秀喜総務マネジャー)。7月の協力証交付に向け、業務命令で受講させた結果という。9月は同社の異動時期で、「転勤してきた未受講の人には、いずれ講習を受けてもらう」(同)方針だ。

 ポスフール帯広店は17人。名を連ねるイオン・グループは全国レベルでAEDの導入を進めていて、「会社の方針として積極的に取り組んでいる。毎月、交代で受講してもらい、有資格者を増やしたい」(七海富男管理マネジャー)。

 各店とも同事業の推進に積極的だが、これまでのところ使用例はない。過去にもAEDを必要とするケースは「記憶にない」と口をそろえる。しかし、「高齢化が進み、不特定多数の方が来店される。中心街にあり、万一の時、お役に立てれば」(藤丸)など、社会的使命感が制度普及に向け背中を押している。

 未設置の長崎屋の帯広店と西帯広店は「本社に設置するよう求めている。いつ許可されてもいいように準備を進めている」とし、修了者はそれぞれ2、3人いる。

 同本部の真鍋正寛次長は「お金がかかることだが、生命を守ることは何より大事。民間の協力を得ながら普及していきたい」と話している。

<おびひろ救命アシスト事業> 今年度から始めた事業で、一定要件を満たすと協力証を交付する。(1)AEDを設置(2)救命講習修了の従業員(職員)が複数いる(3)通りがかりの市民も応急手当てができる環境にある(4)500人以上の不特定多数が集まる施設(5)収容人員が100人以上の運動施設−が交付対象。初年度の交付目標は20カ所で、2009年度までの3カ年で59カ所への交付を目指す。
2007年9月8日の記事
武田君(帯工2年)が優秀賞 ものづくりコンテスト
 帯広工業高校2年の武田祥汰君が、このほど小樽市で開催された「第7回高校生ものづくりコンテスト北海道大会」(道工業高校校長会など主催)の電気系部門電子回路組み立ての部で優秀賞を受賞した。わずかなミスで最優秀賞と全国出場権を逃したが、武田君は「来年はミスをせずに最優秀を取りたい」とさわやかに語った。(成田融)

 武田君は1年生の時から工業技術部に入部。毎日放課後、実習を通して電気関係の勉強をしている。今回の大会に出場するために、4月から課題の電子回路製作の練習を重ねてきた。

 コンテストでは基盤にICや発光ダイオード、抵抗などの部品をハンダ付けする技術や、パソコンでプログラムを作る技術を競う。今回は道内から7人が同部門に出場した。

 「初めての大会で緊張した」という武田君。回路図を見間違えて、発光ダイオードの電球の向きを逆に取り付けてしまった。致命的なミスだったにもかかわらず、修正してばん回し、2番目となる優秀賞までのし上がった。

 武田君は「ミスがなければ1位だったが、大きなミスをしても2位にまで上がれた。来年は慎重に臨みたい」と話している。
2007年9月8日記事
児童9人が茶道体験 帯広清川小 淡交会須藤教授を講師に
 帯広清川小(濱口勝彦校長、児童56人)で7日午前10時35分から6年生9人が茶道を体験した。

 同校は今年度、特色ある活動に予算配分する市教委の「夢のある学校づくり支援事業」で豊かな心の育成を推進。地域住民と交流する「ふれあいスペース」を活用し、風炉や茶わんなどの茶器一式を購入して取り組む。

 帯広市民劇場運営委員会と市教委が実施する出前授業の一環で、茶道裏千家淡交会帯広支部の須藤静子裏千家教授が講師を務めた。

 児童は畳の掃除やあいさつなど礼儀作法から勉強。須藤教授は茶器を説明しながら、「お茶を飲むまでにはいろいろな人の手が掛かっている。感謝を持ってほしい」と述べた。児童はお茶をたて合い、和菓子と一緒に味わった。後藤翔君(11)は「お茶をたてるのが面白い。正座は大変だけど、もっと茶道を知りたい」と笑顔を見せていた。(池谷智仁)