十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第266回 [ 2007/10/15 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2007年10月11日の記事
コンクリート作りに挑戦 帯工業高 体験入学に330人参加
 帯広工業高校(青木一明校長、生徒460人)でこのほど体験入学が開かれ、十勝管内の中学3年生約330人がコンクリートや電子回路製作などの実習を行った。

 十勝唯一の工業高校への理解を深めてもらうのが目的。学校概要の説明を受けた後、中学生は13テーマに分かれて同校授業の一端を体験。コンクリート実習では、砂と砂利、セメントをスコップで混ぜ、水を少しずつ入れながらコンクリートを作り、品質や強度調査を行った。

 また、くぎを使わない日本伝統の木造技術を使って組み木パズルを作製したり、製図の基本などを学んだ。帯広西陵中の大久保啓太君(15)は「コンクリートを練るのは重かったが、砂利などの分量を量るのが楽しかった」と話していた。(池谷智仁)
2007年10月9日の記事
より良いビオトープに コンクール応募帯広森の里小
 帯広森の里小学校(金子良子校長、児童474人)でこのほど、「全国学校ビオトープ・コンクール2007」(日本生態系協会主催)の現地審査が行われた。審査員3人が整備や地域と連携した維持管理状況などを確認し、持続的な活用に向け助言した。(池谷智仁)

 同コンクールはビオトープの普及を目的に、1999年から隔年で実施。幼稚園・保育所、小・中学校、高校以上の3部門があり、今回は152校が応募した。十勝からの参加は同校のみ。

 同校はハンノキなどの自然林を残した形で91年度に開校。2003年度からは計画的に約3150平方メートルのビオトープを整備し、観察林や池などを環境教育に役立てている。

 この日は、同協会グランドデザイン総合研究所(東京)の松浦重徳所長、ビオトープ管理士の伊藤育子さん(帯広)ら3人の審査員が来校。育成に力を入れている在来種のエゾタンポポ、ヤゴやゲンゴロウなどが生息する池などを西川みゆり教諭が案内した。

 活動の継続性や児童の主体性などを基準に観察した審査員は、「落ち葉が堆積(たいせき)した方がエゾタンポポは繁殖しやすい」「積極的に子供が整備に参加を」などとアドバイスした。西川教諭は「助言を参考に地域とのかかわりを深め、子供のため最大限に活用したい」と話していた。

<ビオトープ> ドイツ語で「生物」と「場所」を意味する単語を合わせた造語。生物が暮らす場所を指し、地域独自の環境を復元する取り組みが進められている。
2007年10月8日の記事
盲導犬育成を応援 帯農高定時制農業クラブ
 帯広農業高校定時制(満月廣人校長、生徒113人)の農業クラブは6日午後1時から、帯広市内のイトーヨーカドー帯広店(稲田町南8線)前で、盲導犬育成を支援する募金活動を行った。

 ボランティア活動の一環で初の試み。道盲導犬協会(本部札幌、佐々木紀夫会長)の会員とともに生徒8人が募金箱を持ち、チラシ配布やグッズ販売などに取り組んだ。

 同協会はこれまでに350頭以上の盲導犬を育成。この日は盲導犬のフー号も参加し、道行く人の人気を集めた。同クラブの代表を務める3年の竹原秀崇君(18)は「皆さんに周知し、自分たちも盲導犬について理解できた」と笑顔。同協会の辻恵子さんは「協力してもらえて大変ありがたい」と話していた。(松村智裕)
2007年10月7日の記事
紅葉と秋の味覚満喫 岩内仙峡もみじまつり
 「第52回岩内仙峡もみじまつり」が7日午前10時から、帯広市内の岩内仙峡一帯で開かれた。来場者は色付き始めた紅葉を満喫し、秋の味覚に舌鼓を打った。

 岩内観光協会(蒲信一会長)などで構成する実行委とJA帯広かわにしの主催。残暑が続いたため岩内仙峡の紅葉の見ごろはまだ先だが、モミジなどが点々と赤や黄色に染まっている。

 この日は昼近くから秋晴れとなり、会場はバーベキューを楽しむ家族連れでにぎわった。ステージでは演歌歌手の歌謡ショー、野菜重量当てクイズなどが催され盛り上がった。帯広・川西合併50周年記念の抽選会、JAや地元農家が出店する飲食店も盛況だった。

 家族で訪れた市内の会社員、高田典昭さん(58)は「毎年楽しみにしている。紅葉は少ないが暖かくて過ごしやすかった」と話していた。(岩城由彦)
2007年10月7日の記事
全国蒲鉾品評会で水産庁長官賞に 帯広水産の渡辺亘社長
 帯広水産食品(帯広市西22北1)の渡辺亘社長(85)が、大阪府でこのほど開かれた「第60回全国蒲鉾(かまぼこ)品評会」で、「細工かまぼこの部」最高賞の水産庁長官賞を受賞した。渡辺社長は29回連続で出品し、「かまぼこ絵」の熟練技術者として知られる。同品評会は今回を最後に新たな形式となることから、自身の出品もこれで最後にする予定。渡辺社長は「良い締めくくりとなり、大変うれしい」と感慨深げに話している。(山下聡実)

 同品評会は「細工かまぼこの部」と「一般の部」に分かれ、全国の職人が味と技術を競い、練り製品をPRする。今年の出品は約2000作品。展示と審査、即売会、業者大会などを同時に行う従来の形式は今年で最後となり、今後は内容を変えて実施していくという。

 渡辺社長は小樽大会(1978年)から出品を開始。白いかまぼこをキャンバスに、食紅などで着色したかまぼこを使って絵画風の作品を仕上げる。今回は開催地が大阪とあって「阪神タイガース」と「中日ドラゴンズ」が戦う「龍虎」を題材にした。5日間かけ、縦約1.2メートル、横85センチの大作を仕上げた。

 同賞の獲得は4回目。同賞は1度受けると以後4年間は受賞できない規定があるが、渡辺さんは2003年以来の受賞で有終の美を飾った。今後は二男の徹専務(46)に「機会があれば技術を伝えていきたい」とし、「かまぼこ絵」継承への思いを新たにしている。
2007年10月6日の記事
「第1回青春のエッセー」で最優秀賞 帯広柏葉高3年松本早也乃さん
 帯広柏葉高校3年の松本早也乃さん(18)が、高校生を対象にした「第1回青春のエッセー阿部次郎記念賞」(東北大文学部など主催)課題の部で最優秀賞に輝いた。弁当には「滅びの美学」があるとした独創的な考察が高い評価を得た。自身も母親の手作り弁当を持参し、食関連の職業を志す松本さんは「なぜ弁当が日本独自の文化であるのかを考えた。滅びの美学は知っていたが、それが弁当と結び付いて自分でもびっくりした」と話す。(池谷智仁)

 阿部次郎は同大を代表する思想家で、同大創立100周年を記念して開催。「世界の中の日本」をテーマにした課題と自由作品部門があり、384点の応募があった。

 松本さんは「日本がなせる匠(たくみ)の技、弁当」と題し、持論を展開した。栄養バランスや種類が豊富で、アニメキャラクターを表現するなど見た目の美しさにもこだわる弁当は「文化の極み」と表現。食べて形がなくなるにもかかわらず注がれる熱意は、散りゆく桜にも通ずる「滅びの美学」が息づいていると強調した。

 また、思いやりを込めて弁当を作り、感謝の気持ちで食べるなど、コミュニケーション方法にもなり得るとし、弁当に秘められた大きな可能性に言及した。

 同校の3年生が国語授業(田口耕平教諭)の課題で取り組み、25人が同賞に応募。松本さんのほか中村杏奈さんが入選、優れた作品が多かった同校には学校賞が贈られた。
2007年10月5日記事
おさるさんブドウいかが 保育園児が収穫しプレゼント
 おびひろ動物園(帯広市緑ケ丘2、大西正典園長)で5日午前10時半から、市内大正町のことぶき保育所(土屋久伸所長、園児76人)の園児が、園内で栽培しているリンゴとブドウをもぎ、ニホンザルにプレゼントした。

 同園にはブドウとリンゴの木があり、果実をつけた年は来園した子供が収穫している。今年はいずれも豊作で、食べごろを迎えた。この日は遠足で訪れた同保育所の園児70人が、フラミンゴ舎横のブドウの木とアシカ舎裏のリンゴの木で収穫を体験した。

 たわわに実をつけたブドウの房などをはさみで切り落とし、サル山のニホンザル19匹に与えた。おいしそうにほお張るサルの姿に、橋爪あいちゃん(5)は「投げたらすぐに食べてくれた」と喜んでいた。(山下聡実)