十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第268回 [ 2007/10/29 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2007年10月25日の記事
小豆収穫楽しい 帯畜大と連携し食育事業 第二ひまわり幼稚園
 帯広第二ひまわり幼稚園(佐藤みゆき園長、園児121人)の年長児33人はこのほど、帯広畜産大学内の圃場(ほじょう)で小豆を収穫し、次々と薄茶に色付いたさやを集めた。

 両者は3年前から連携して食育を推進。今年は6月に小豆とトウモロコシの種をまき、草取りなどを行ってきた。トウモロコシは既に収穫、小豆は同大であんこに加工して12月のもちつき大会で園児が味わう予定。

 同大の谷昌幸、小池正徳の両准教授と学生15人が協力。園児は無農薬栽培した小豆を土から抜き、薄茶色のさやを丁寧にもいだ。高橋智也ちゃん(5)は「収穫は楽しい。甘いあんこができてほしい」と笑顔だった。

 同大は今後も、食育事業に力を入れる考え。谷准教授は「子供に分かりやすく農業を説明するコミュニケーション技術育成など、学生にもメリットがある。小・中学校とも連携したい」と話している。(池谷智仁)
2007年10月24日の記事
「霜降」の使者 コチョウゲンボウ市内で発見
 冬に渡来する「コチョウゲンボウ」1羽がこのほど、帯広市富士町で確認された。24日は、霜が降り始めるころを指す二十四節気の1つ「霜降(そうこう)」。

 コチョウゲンボウはハヤブサ科で、全長は約30センチ。目の上に白い線が入っているのが特徴で、動作は素早く飛び方も速い。帯広百年記念館によると、夏場にユーラシア大陸やアメリカ北部など広範囲で繁殖し、越冬のため日本にも訪れる。十勝管内では全域で確認されているが、少数という。

 このコチョウゲンボウは、電線で羽を休めているところを本社カメラマンが撮影した。同記念館の池田亨嘉学芸員は「冬から春にかけ、コチョウゲンボウのほか、タカなどの猛禽(もうきん)類を見かける機会が増える」としている。(山下聡実)
2007年10月23日の記事
収穫間近…「つる切り」忙し ナガイモ畑
 ナガイモの収穫時期を間近に控え、畑では収穫に備えた準備作業が本格化している。朝晩の冷え込みに伴って徐々に褐色に色付いてきたナガイモの茎葉は、高さ約2.5メートルに張られたワイヤごと地面に下ろされ、次々とつるが切られている。

 「つる切り」と呼ばれるこの作業は、ナガイモの表皮を堅くするためのもので、収穫や運搬、選別時の打撲による“あざ”を防ぐのに役立つ。

 農林水産分野で国内最高峰の天皇杯を受賞した帯広川西長いも生産組合(伊勢章敏組合長)では、今年は18日につる切りを開始した。

 副組合長の帯広市広野町、児玉知秀さん(45)は茎葉と一緒に堆肥(たいひ)化できる生分解性ネットを利用している。落とした茎葉とネットを、機械で巻き取りながらつるを切る方法で、「夏場の雨が少なかったけれど、昨年並みのまずまずの出来では」と話していた。

 同組合では11月1日から生食用のナガイモの収穫を開始する予定。(高田敦史)
2007年10月23日の記事
管内一般路線初の女性運転手 十勝バス 加藤さん「安全第一に」
 笑顔で発車オーライ−。十勝バス(帯広市西23北1、野村文吾社長)の乗務員、加藤さとみさん(38)が9月から、管内の一般路線バスでは初の女性運転手として働いている。帯広市内をはじめ陸別や広尾など、各地に向かう路線を運転して約1カ月。安全運行を心掛け、乗客との触れ合いを喜びながらハンドルを握っている。(安田義教)

 子供のころからバスなどの大型車が好きだったという加藤さんは、21歳で大型2種免許を取得し、トラック運転手として働いた。その後、結婚、出産を経て事務職に就いたこともあるが、「やっぱり運転が好き」と市内のタクシー会社で勤務。10年余り観光バスやタクシーに乗り、9月初めに同社に就職した。

 研修を終えた9月20日から乗務を始め、男性運転手と同じく1日当たり平均4、5路線を走る。バス停や運賃精算、バスを乗り間違えた客への対応など、貸し切りバスとの違いに「覚えることがたくさん。でも日々お客さんが違って楽しい」と笑顔を見せる。

 道バス協会によると、道内の路線バスの女性運転手は、今年1月で13社93人。女性の時間外や深夜業などの規制が解消された1999年以降、全国的に増えている。同社では乗務員150人の紅一点で、「女性らしいこまやかなサービスをしてほしい」(旅客事業本部)と期待を寄せる。

 この1カ月は、女性の運転だと心配されることもなく、「頑張ってね」など励ましを受けることが多い。身長153センチの小柄な体ながら堂々と大型バスを操る加藤さんは、「安全が第一。お年寄りから小さなお子さんまで、1人でも安心して乗れるような運転をしたい」と話している。
2007年10月22日の記事
まるまる太り乳牛里帰り 八千代牧場で下牧
 帯広市八千代町の八千代公共育成牧場で22日午前8時から、預託牛の下牧が行われた。夏の間に草をはみ、大きくなった牛たちが、酪農家の牛舎へと里帰りしていった。

 同牧場では、市内の農家から乳牛を預かり、放牧することで、育成と受胎させることが目的。今回下牧したのは、5月に農家32戸から入牧した生後12−23カ月の184頭。残り827頭は同牧場の牛舎で冬を越える。

 紅葉に包まれ、肌寒くなった秋風の下、棒を持った二十数人の職員が「ほら、行け行け!」と掛け声と棒で促しながら、1頭ずつ細い通路に進ませた。体重を測定し、生育状況をチェックされた牛たちは、酪農家のトラックの荷台に次々と積み込まれていった。

 同牧場では「8月の干ばつで牧草の生育が良くなかったが、太り具合は例年並みで悪くない」としている。

 今年度から個体管理システムをIT化したが、不調だったため、来年度から本格稼働させる予定。(安福晋一郎)
2007年10月21日の記事
大平原交流センターまつり 親子で実りの秋満喫
 十勝の農業や食を知ってもらう「とかち大平原交流センターまつり」(帯広市、みどりの村振興公社主催)が21日午前10時から、同センターで開かれた。収穫体験やピザ作りには多くの家族連れが詰め掛け、農作業の楽しさや地元食材のおいしさを満喫していた。

 今年で2回目。地元農家による新鮮な農産物の直売、市農産物小規模加工研究会によるみそや漬物、いも団子などが販売され、買い求める来場者でにぎわった。ばん馬のリッキー号も来場し、子供たちの人気を集めた。

 体験コーナーでは、多くの親子連れが、石窯を使ったピザ作りや昔ながらの農機具使用などに挑戦。野菜の収穫体験は、親子一緒にゴボウ、ニンジン、ナガネギ、ジャガイモを土まみれになりながら掘り起こしていた。

 ゴボウを収穫した帯広柏小6年の野村文椰君(12)は「抜くのが大変だった。お母さんの料理が楽しみ」と笑みを浮かべていた。(安福晋一郎)
2007年10月20日記事
高所から救助者確保 帯広市消防署の訓練
 帯広市消防署(山田博幸署長)の警防1、2係による救助合同訓練が19日午前9時から、東出張所(市内東7南11)で行われ、10月から同署が運用を開始した「スタティックロープ」を使った救助方法を確認した。

 救助隊員24人が参加。同ロープは、従来のレンジャーロープに比べて伸びにくく、強度もある。このロープと専門の機材を使うことで、体重の4分の1の負荷で救助者を救出することができ、隊員と救助者の同時引き上げや、救助時間の短縮などにつながるという。

 この日は高所にいる要救助者の引き下げ、地下からの引き上げのほか、高所から宙づりになった救助者に見立てた人形の救出を訓練。隊員2人は高さ約10メートルの訓練塔からロープを伝い、救助者を確保、ほかの隊員3人が引き上げて助け出した。

 同署警防課警防1係の田宮秀樹係長は「スムーズな救助を訓練することで、救命率の向上につなげたい」と話していた。(山下聡実)