十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第271回 [ 2007/11/19 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 171,807人
(男82,690人 女89,117人)
面 積 618.94平方キロメートル
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2007年11月15日の記事
アルゼンチンに筆やすずり 三条高有志が寄贈 「書道普及を」
 帯広三条高校(橋本進一校長、生徒948人)の生徒有志は、筆やすずりなどの書道道具をアルゼンチンに贈り、日本文化を伝える“国際協力”を行う。現地の小学生に書道を教えるJICA(国際協力機構)海外協力隊員に届け、活用してもらう。

 同校で書道を教える野坂武秀教諭の友人が、海外協力隊員としてアルゼンチンで書道を指導していることがきっかけ。1、2年時に書道授業を選択していた3年生約130人に野坂教諭が呼び掛け、6割を超える生徒が協力した。

 アルゼンチンに贈るのは、大筆77本と小筆44本、下敷き20枚、お手本となる教科書15冊、書道セット4ケース。大筆は生徒の名前が入った特注品で、例年は記念に持ち帰る生徒が多いという。

 家庭などで使わなくなった物品を開発途上国に届けるJICAの「世界の笑顔のために」プログラムを活用。今月中旬に同校からJICAに送り、来春までにはアルゼンチンに到着する予定。

 道具を提供した澤邊江実さん(17)は「アルゼンチンで書道が行われているのは知らなかった。書道の普及に貢献できればうれしい」と笑顔。野坂教諭は「小さな国際協力だが、生徒はずいぶんと協力してくれた。(アルゼンチンでは)一生懸命に使ってほしい」と話している。(池谷智仁)
2007年11月15日の記事
楽しいな移動動物園 わかば幼稚園
 帯広わかば幼稚園(市内西17南5、矢野充園長)の園庭で15日午前10時から、移動動物園が行われた。肌寒い天候を吹き飛ばすかのように、全園児146人がポニーの馬車やヤギとの触れ合いを楽しんだ。

 情操教育に役立てようと初めて企画。矢野園長の友人で、音更の葛岡美英さん(60)が飼育するポニー3匹とヤギ2匹を提供した。

 園児とほぼ同年齢のポニー「モモコ」(5歳)が、園児10人を乗せた馬車を悠然とけん引。子供たちはその速さに歓声を上げたり、ニンジンやダイコンの葉などを与えながらヤギとも交流した。

 米村琉華ちゃん(5)は「ポニーは毛布みたいにふわふわして温かかった」と笑顔。矢野園長は「動物に接し、命の大切さを学んでほしい」と話していた。(池谷智仁)
2007年11月14日の記事
立派なナガイモいっぱい取れた 川西小児童が体験
 帯広川西小学校(斉藤昌之校長、児童113人)で14日午前にナガイモの収穫が行われ、全校児童が長さ80センチほどに育った地域特産品を次々と掘り出した。

 同校は地域を知ろうと、1999年からPTAと協力して学校農園でナガイモを栽培。今年は5月に種イモ約1500株を植え、草取りなどを行ってきた。

 PTA役員ら約20人が協力し、午前9時40分から作業を開始。児童は深さ約1メートルに掘られた溝に入り、慎重にナガイモを収穫した。初めて体験した河合祐哉君(1年)は「土を深く掘って楽しかった。ごはんにかけて食べたい」と笑顔だった。

 ナガイモの出来は良好で、児童が各家庭に持ち帰るほか、地域住民らに配布する。(池谷智仁)
2007年11月13日の記事
学生だけで住宅建築 帯広高等技専建築技術科電気工学科2年生
 道立帯広高等技術専門学院(成田勤学院長)の建築技術科2年生が、実習の一環として4月から設計・建築してきた木造2階建て住宅がこのほど完成した。すべて学生の手作りで、屋内配線は電気工学科の2年生が担当。学生たちは初めて自分たちで手掛けた住宅の完成に喜んでいる。(角田悠馬)

 出来上がった住宅は3LDKの木造一部2階建て。延べ床面積は100平方メートル。建築技術科の志摩是指導員(32)によると、同科では毎年2年生を対象に一軒家を建てる実習を行っている。今年は2年生14人が4月から作業を始めた。建築場所は、同学院敷地内の一角。区画を設定し、「2階建て」「夫婦と子1人が住む」といった条件を加えて設計図を作製。実習にふさわしい難易度の図面が選ばれ、それに沿って全員で作業を進めた。

 着工は7月中旬ごろで、夏休みやインターンシップなどを除く約2カ月半で完成させた。

 設計図が採用された浜田将吾さん(19)は主に2階の手すりと多目的ホール、階段を担当。設計でこだわったのは、丸太を使った柱や手すりで、「木のぬくもりが感じられる、遊び心のある家が造りたかった」と振り返る。和室を担当した小島直樹さん(26)も「思っていたよりも和室っぽくできた」と笑顔を見せ、「仲間と一緒に楽しく学ぶことができた」と話していた。

 せっかく完成した一軒家だが、今週中には取り壊す予定。志摩指導員は「今年は作業も速く、出来も上々。卒業後、それぞれの職場でこの経験を生かしてもらえたら」と教え子の活躍に期待を寄せている。
2007年11月10日の記事
心躍る音楽と光の競演 藤丸前イルミネーション点灯
 心躍る音楽と光の競演−。帯広市内の百貨店・藤丸(西2南8、藤本長章社長)では9日、正面入り口前のふれあい広場でイルミネーションの点灯を始めた。音楽に合わせて変化する青や白の鮮やかな光が、往来する人の目を楽しませている。

 イルミネーションは8日に準備。9日午後3時に点灯。今年も直径45センチの大型の電飾を50個用意。昨年より2万個増やし、合計3万個のLED(発光ダイオード)や電球を、高さ約6メートルの立ち木4本に取り付け、正面入り口の壁には、クリスマスツリーやハートの形に変わる電飾を配置した。

 広場ではクリスマスソングのほか、ジャズやロックなども流され、音楽と連動してイルミネーションが点灯する。「冬を明るい雰囲気にしたいと思った。ぜひ見に来て、音楽も聴いてほしい」(藤丸)とPRしている。

 点灯期間は2008年2月14日まで。時間は午後3時−午後10時。(植木康則)
2007年11月10日の記事
フルートで全国初出場 帯三条高吹奏楽部の田部君 
 第61回全日本学生音楽コンクール(毎日新聞社主催)の東京大会(関東以北)がこのほど都内で開かれ、帯広三条高校の田部元太君(3年)が、フルート部門高校生の部で最高位の1位に輝いた。29日の全国大会(横浜市)に出場する。個人対象の学生音楽コンクールで国内最高峰とされる同コンクールのうち、同部門で道内高校生が全国に進むのは初めて。田部君は「ベストの演奏をしたい」と意欲を見せている。(大笹健郎)

 田部君は芽室西中1年生からフルートを始めた。帯三条高吹奏楽部に入部後、周囲の薦めで札幌在住の阿部博光北海道教育大学岩見沢校教授(元日本フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者)の下で腕を磨いてきた。同吹奏楽部の一員として活躍する一方、「学生指揮者」としても重要な役割を担ってきた。

 同コンクール東京大会では、9月の予選会を経て今月1日の本選に出場した。出場22人の多くは芸術系大学付属高校の生徒。モーツァルトの「フルート協奏曲ニ短調作品314番」の第2楽章を演奏し、全国切符を手中にした田部君は「普段の演奏ができればいいと思って臨んだが、それ以上にうまくいった」と振り返る。

 帯三条高吹奏楽部顧問の島田聖二教諭は「音楽漬けの毎日を送る生徒たちの中で、決して恵まれた環境とはいえない地方の公立校からの東京大会突破は素晴らしい」と田部君の健闘をたたえる。

 全国大会は東京のほか、大阪、福岡、名古屋の各大会通過者を合わせた12人が出場する。田部君には将来は音楽で身を立てるという目標があり、全国大会は夢への大きなステップ。「「最大の敵は上がり性。大舞台を楽しむつもりで演奏したい」と話している。
2007年11月9日記事
全国里親大会会長表彰 7人の子供育てる 山本さん夫妻に栄誉
 長年、保護者の養育を受けられない子供たちを里子として育ててきた帯広市西17南3、無職山本政美さん(73)、妻亀乃さん(72)夫妻にこのほど、全国里親大会会長表彰が贈られた。里親制度の進展に寄与した人に贈られる栄誉で、2人は「やってきたことが認められてうれしい」と喜んでいる。

 1972年、民生委員だった亀乃さんが里親制度を知り、「私でも人の役に立てる」と政美さんに相談し、夫妻で里親に登録した。

 登録から約半年後、最初の里子として女の子(当時6歳)を迎えた。女の子は長男努武さん、二男篤司さんとすぐに仲良くなり、実の兄弟のように育った。夫妻は女の子が高校に入学すると同時に養子縁組し、戸籍上で長女になった。長女は23歳で結婚、同市内で暮らしている。

 夫妻がこれまで育てた里子は7人。亀乃さんは「子供がいることで自然と遊びに行く回数も増え、楽しく生活させてもらっています」と笑う。長年活動を続ける中で「みんな実の子だと思って育ててきた」と振り返る。

 現在も4歳の男の子を養育中。「これからもできる限り、子供たちの力になっていきたい」と、今後も二人三脚で子育てに奮闘するつもりだ。(角田悠馬)