十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第290回 [ 2008/04/07 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
面 積 618.94平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2008年4月2日の記事
激励、風刺…吹いたぞホラ 08年大会 士幌の杉山さん大賞
 「2008年夢トーク国際ホラ吹き大会」が、1日午後6時半から帯広市内の農協連ビルで開かれ、個性的な衣装を着た出演者が、高齢者だけのまちづくりや若返り法を披露し、会場を沸かせた。大賞には、しほろ温泉プラザ緑風の職員杉山操さん(52)が選ばれた。

 同大会国内委員会(山崎泉委員長)の主催。毎年4月1日のエープリルフールに合わせて開催し、この日は約230人が来場。海外出身者を含む10組13人が出場した。

 大賞の杉山さんは「正しいモール温泉の入り方」と題して熱弁を振るった。また、お年寄りだけが住む「帯広シニアシティ」を提唱した出場者は「日本は人口減で困っているが、年寄りだけのまちなら人口は増え続ける」と強調。「『やむわっか』と唱えると若返る」というほらでは、会場が大きな笑いに包まれた。

 「機密閣議について」と題したほらでは、盗聴した閣議の様子を再現。首相らが次々と打ち出す「医療費を上げろ」「年金は半分に」といった政策を明らかにした上で、「負けずに頑張りましょう」と来場した高齢者らに呼び掛けた。(佐藤圭史)
2008年4月2日の記事
シラカバ花粉 平年上回る可能性 帯広保健所
 帯広保健所(竹居田和之所長)の花粉飛散量調査が1日に始まり、十勝合同庁舎(帯広市東3南3)屋上に花粉捕集器が設置された。道立衛生研究所(札幌)は帯広のシラカバ花粉飛散量を「平年を上回る」と予想。3月の気温が高かったため、飛散が例年より早まる可能性が高いとみている。調査は9月末ごろまで続く。

 帯広では例年、4月下旬から5月初めにシラカバ花粉が本格的に飛び始める。同保健所は1997年からワセリンを塗ったスライドガラスで1平方センチ当たりに付着した花粉数を計測。道内では帯広など計5カ所で同様に測定している。

 同保健所によると、シラカバほど飛散量は多くないが、ハンノキの花粉がすでに飛び始め、注意が必要。同保健所試験検査課の菊池英次生物検査係長は「シラカバ花粉の飛散が非常に少なかった昨年に比べ、今年は多め。花粉症患者は外出時のマスクや医療機関の早めの受診を心掛けて」と話している。

 なお、シラカバの花粉量は同保健所ホームページ
http://www.tokachi.pref.hokkaido.lg.jp/hf/hfc/kafun.htm)で掲載する。

 環境省は1日、花粉飛散量を1時間ごとに自動計測し、インターネット上で情報提供する花粉観測システム「はなこさん」について、新たに北海道など8道県を対象地域に追加した。これにより、飛散の少ない沖縄を除く46都道府県がカバーされることになる。

 提供されるのは1立方メートル当たりの飛散数のほか、風向きや風速、気温、降水量など。アドレスはhttp://kafun.taiki.go.jp/(松村智裕)
2008年3月31日の記事
書棚づくり「楽しい」 技能ふれあい教室 児童25人が挑戦
 物づくりの楽しさを体験する「技能ふれあい教室」(帯広地方職業能力開発協会、十勝地方技能尊重運動推進協議会、十勝地方青年技能士会主催)が30日午前9時から、帯広市職業訓練センター(西22北1)で開かれた。春休み中の市内の小学生25人が参加、書棚づくりに挑戦した。

 例年、春休み中に開催し、今回で8回目。同技能士会の会員20人が指導に当たったほか、参加児童の父母らも手伝った。

 子供たちは合板をのこぎりで引いたり、かんなで削ったりした後、紙やすりで表面を滑らかに。電動ドリルを使ってくぎ穴を開け、緑や茶色など5色から好みの色を選んで塗装。昼食を挟んで5時間ほどかけて完成させると、子供たちの間に笑顔が広がった。

 2回目の参加という帯広西小5年の橋詰日翔(ひしょう)さんは「前回よりうまく作ろうと思って申し込んだ。のこぎりやかんなを使うのが難しかった」と話していた。(吉良敦)
2008年3月30日の記事
アイヌの思いG8首脳に届け 先住民族プレサミット
 「先住民族サミット アイヌモシリ2008」(7月1−4日、日高管内平取町・札幌市)に向けた「プレサミットin帯広」が29日午後1時から、帯広市生活館で開かれた。同サミット実行委員会の結城幸司事務局長や秋辺日出夫、木幡弘文両共同代表らが同サミットについて説明し、十勝のアイヌ民族などに広く参加を呼びかけた。

 先住民族サミットは7月の「北海道洞爺湖サミット」に合わせて開催される。結城事務局長は「日本人の、アイヌ民族についての理解は進んでいないし、世界の先住民族には同じ悩みがある」と話し、洞爺湖サミットに参加するG8首脳を歓迎して先住民の考え方を伝えたいと訴えた。そのためには「まずウタリ同士がウコチャランケ(心を開いて話し合うこと)をしたい」とし、事務局員が道内や首都圏を回って各地のアイヌ民族に協力を求めていることも紹介した。

 質疑応答では、サミット反対を掲げる「反G8サミット北海道(アイヌモシリ)連絡会」との関連について、結城事務局長は「まったく無関係。私たちは北海道に来るG8首脳に、平和的に話を聞いてほしいと思っている」と話した。

 この後、結城事務局長らがつくる「アイヌアートプロジェクト」がアイヌ民謡をアレンジした歌を披露。また帯広カムイトウウポポ保存会が、大人数での輪踊り「ポロリムセ」を披露、アイヌアートプロジェクトのメンバーも加わり、友好を深めた。(大笹健郎)
2008年3月30日の記事
十勝なるほどゼミナール 源氏物語学ぶ 輪読会の和田さん解説
 十勝なるほどゼミナール初心者文学講座「源氏物語の楽しさ−『桐壷(きりつぼ)』冒頭を読む」(十勝毎日新聞社、NHK帯広文化センター主催)が29日午後1時から、市内のNHK帯広放送局で開かれ、40人が源氏物語の楽しさを学んだ。

 今回は「源氏物語成立千年記念特別講座」として開催。源氏物語輪読会の和田道子さんが講師を務めた。

 和田さんは「1000年もの間、読み継がれてきたということは、ほかに類を見ない。日本人の心に深く浸透してきたということ」と前置きし、「桐壷」の冒頭の部分を解説した。

 その中で宮廷の女御(にょうご)、更衣(こうい)など女性の身分について説明。「身分の低い女性が帝(みかど)に好かれているという出だし。周囲の女性が嫉妬(しっと)し、穏やかではない様子で、物語に引きつけられる」などと話した。(成田融)
2008年3月28日記事
「ビーツ」を食べてスープやサラダ作りに挑戦 主婦中村さん指導
 ロシア料理のボルシチなどに使われる赤いビート「ビーツ」の普及に取り組む帯広市以平町の主婦・中村良子さん(42)が25日、帯広市内のとかち大平原交流センター(川西町基線61)でビーツ料理の講習会を開いた。管内の主婦ら4人が参加し、スープやサラダ作りに挑戦した。

 結婚して農家の主婦となった中村さんがビーツ栽培を手掛けたのは2年前。ポット苗を作って移植する技術に驚き、砂糖用途以外のビートの利用方法がないかとたどり着いたのがビーツだった。

 これまでオリジナルレシピ集を作製、漬物製造業の資格を取得して、ピクルスも製品化。家庭料理にも手軽に利用できることを知ってもらおうと料理講習会を開催した。

 同日はビーツで作ったピューレを使い、赤飯やヨーグルトムースなどを色付け。サラダには千切り状にして加えるなど、鮮やかな赤色の料理5品を作った。参加した主婦らは「自然な赤色で体に良さそう」、「身近なところで買うことができればぜひ使いたい」などと話していた。(高田敦史)
2008年3月28日記事
つがやす歯科医院 全員が救急法を修了
 帯広市内のつがやす歯科医院(西10南9、栂安秀樹院長)の全職員約30人がこのほど、日本赤十字社の救急法基礎講習(計4時間)を修了した。同社帯広市地区によると、同基礎講習を1事業所全体で修了したのは管内初。同地区は「事業所レベルで救命率向上を目指す動きがさらに広がれば」と期待を寄せている。

 同地区では要望に応じて1回2時間程度の救急法短期講習を実施。時間が長い同基礎講習は受講自体が少ないという。

 同院の歯科医師や事務職ら各職員は事前研修を含む3日間、同地区指導員の講習で心肺蘇生(そせい)法やAED(自動体外式除細動器)による除細動、気道の異物除去などを学び、検定テストを受けた。

 救命への意識向上は民間レベルで広がりを見せている。AED設置など複数の要件を満たした事業所に協力証を交付する帯広市消防本部の「おびひろ救命アシスト事業」では初年度の今年度、17カ所に協力証を交付した。同本部は「AED設置など救命に関する認識は徐々に高まっている」としている。

 栂安院長は「医療機関として最低限の取り組みができるようにしたかった。訪問診療で高齢者が食べ物を詰まらせることも多いので、救急救命については常にトレーニングを重ねたい」と話している。

 同講習などの問い合わせは日本赤十字社帯広市地区(0155・65・4146)へ。(松村智裕)