十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第297回 [ 2008/05/26 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
面 積 618.94平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2008年5月22日の記事
BDF普及の動き加速 市内GSで廃食用油回収開始
 廃食用油から精製するバイオディーゼル燃料(BDF)の普及に向けた取り組みが、十勝管内で加速している。22日から帯広市内ガソリンスタンド(GS)61店で、家庭から出る廃食用油の回収がスタート。十勝支庁でも公用車にBDFを使い走行試験が始まった。(藤原剣)

 GSでの廃食用油の回収は市の事業の一環、道内では旭川市に続いて2例目。帯広地方石油業協同組合(※高橋勝坦理事長)が賛同し、市内ほぼ全GSで一斉に回収を始めた。

 スタートを記念して22日午前10時から、宮本商産(松山和與社長)経営のGS「帯広南サービスステーション」(大通南27)でセレモニーを開催。高橋理事長が「記念すべき一歩。取り組みを十勝全体に広げ、エコな十勝づくりに貢献したい」と語り、回収開始を宣言。スタンド店員がペットボトル4本分の廃食油を回収ボックスに入れた。

 GSでの回収は市内のみだが、今後、農協系のGSにも参加を呼び掛ける。目標は全十勝で200カ所以上。年間の回収量40万リットルを目指し、7月の北海道洞爺湖サミットまでに自治体などに協力を求める。

 回収ボックスの設置やBDFの製造、販売は十勝エネルギーネットワーク(西崎邦夫理事長)が協力する。

※高橋勝坦理事長の高の字は異体字です。
2008年5月21日の記事
名産ナガイモ栽培に挑戦 帯広川西小 種イモ200キロ植える
 帯広川西小学校(大場渉校長)の全校児童112人が21日午前9時半から、同校に隣接する畑で、川西地区の名産品のナガイモとジャガイモの植え付けを行った。同校ではPTAの協力の下、1999年から農業体験を行っている。

 初めに、準備を進めたPTAを代表して、加藤哲佳会長が「秋にはおいしく実るように、願いを込めて植えてください」とあいさつ。6年生の喜多啓太児童会長がお礼を述べた。

 児童らは植え方の指導を受けた後、全員で約200キロのナガイモの種イモを植え付けた。続いて、1年から4年の児童がメークイン30キロを植えた。3年生の角田幸輝君(9)は「3回目だけど植え方を少し忘れていた。でもうまくできたので収穫が楽しみ」と話していた。(丹羽恭太)
2008年5月21日記事
小学低学年に性の知識正しくやさしく ケーシーズがアニメーションDVD製作
 デジタルコンテンツ企画制作の「ケーシーズ」(帯広市東1南8、佐藤真康社長)は小学1−4年生を対象にした性教育DVD「じぶんのからだ」を製作した。柔らかいタッチのアニメーションが特徴で、男女の体の構造や赤ちゃんが生まれる仕組み、痴漢への注意点などを学ぶことができる。販売予定は6月1日。

 自分の体と異性の体を知り、自分自身の大切さと思いやりの心を学ぶのが目的。「性と健康を考える女性専門家の会」の堀口雅子会長が監修し、学習指導要領に基づいて製作した。

 「あかちゃんのひみつ」や「からだのプライベート」など6章で構成している。簡略化した性器の解剖図なども示し、男女の体の仕組みを分かりやすく説明。不審者が相次ぐ社会情勢を考慮し、プライベートゾーン(胸や口など)を自分で守り、大声を出して逃げるなど、痴漢への対処方法を盛り込んでいる。

 学習内容を楽しみながら復習できるよう、クイズも取り入れた。佐藤社長は「学校の授業で活用してもらい、子供の安全を守るため正しい知識を持ってほしい」と話している。

 聴覚障害者のために日本語字幕を用意した。放映時間は約14分で、価格は2万1000円。同社の性教育DVDは5本目。問い合わせは同社(0155・25・8739)へ。(池谷智仁)
2008年5月21日の記事
病気に苦しむイラクの子供たちを知って 帯広、芽室で絵画展
 小児がんや白血病など難病と闘うイラクの子供たちが描いた絵画ポスターの道内巡回展「旅するポスター展」が6、7月に芽室町と帯広市で予定されている。同展の作品を一般家庭などに貸し出す「里子」プロジェクトも企画。主催者側では「多くの人に身近に絵と接してもらい、イラクの子供たちの現状を考えるきっかけとなれば」としている。(長田純一)

 展示するのは、イラク南部バスラ市のバスラ産科小児科病院で治療を受ける、10歳前後の子供9人が描いた絵画17枚。同病院を支援するNGO「日本イラク医療支援ネットワーク」(松本市)がB2判のサイズでポスター化した。

 この絵に感動した札幌市の学童保育所指導員、高橋伸枝さん(36)が友人らとともに「ポスター展」事務局を設置。作品を借り受け、1月から道内各地で展示会を開いている。

 帯広などでの開催は、高橋さんの友人で芽室町在住の写真家、小寺卓矢さん(36)が協力して準備。6月27日に芽室駅前のめむろーどで、7月1−6日に帯広市立図書館で開催を予定している。

 「里子」プロジェクトは、巡回展で展示する作品自体を有償で貸し出す試み。イラクの子供をホームステイで招くように、身近に感じてもらえればと企画した。益金はイラク医療支援に使われる。

 イラクでは1990年代半ばから子供たちの白血病など、がんの発症率が上昇し、湾岸戦争などで米軍が使用した劣化ウラン弾との関係が指摘されている。ポスターの原画作者で、既に亡くなった子供もいる。

 主催の高橋さんは「絵を見てどのように感じ、考えるかはそれぞれだろうが、まず多くの人がこの絵と出会い、接してもらえれば」と話している。 
2008年5月20日の記事
わんわんパトロール隊始動 大空連合自治会
 帯広市大空町の大空連合自治会(関健治会長)はこのほど、大空会館前で「わんわんパトロール隊」の出発式を行った。犬の飼い主が愛犬の散歩をしながら、地域の防犯パトロールをする試みで、今年で4年目。

 同隊には現在、約20人の隊員が所属。隊員は愛犬の散歩の際、事件や事故、不審者などを目撃したら警察や学校に通報することになっている。道内でも珍しい取り組みで、地域の防犯に貢献したとして、これまでに道や道警などから表彰されている。

 この日は8匹の犬と飼い主が参加し、全員で町内をパトロールした。関会長は「特に子供たちを犯罪から守りたいと思って始めた。みんなで協力して和やかな地域をつくり上げていきたい」と話していた。(丹羽恭太)
2008年5月19日の記事
第27回津軽三味線全国大会 初出場で金賞受賞
 十勝管内の若者で構成する三味線集団「Mu(みゅー)じょん」(石黒みゆき代表)が、このほど青森県弘前市で開かれた「第27回津軽三味線全国大会」の団体部門に初出場し、金賞を受賞した。石黒さんは「レベルの高い人たちの演奏を聴いて刺激を受け、勉強になった」と話している。(成田融)

 Muじょんは2001年に石黒さんが「津軽三味線の魅力と迫力を多くの人に知ってもらおう」と旗揚げ。今では各種イベントでの演奏依頼が多く、人気ある三味線集団に成長した。石黒さんは01年度帯広市民劇場賞新人賞、Muじょんは03年度十勝文化団体協議会の新賞を受賞している。

 これまで同大会には石黒さんが個人で出場し、3年前にA級4位、昨年は歌付け部門で銅賞を受賞。団体では「自分たちの実力を試そう」と初めて15人で出場した。

 本番では石黒さん作曲のオリジナル曲「ツ・ガ・ル」(約4分)を演奏。息の合った迫力ある演奏で、見事金賞を射止めたほか、個人でも石黒さんが昨年と同じく歌付け部門で銅賞に輝いた。また、前日に青森市で開かれた「第2回津軽三味線日本一決定戦」では団体で3位、個人では石黒さんが審査員特別賞を受賞した。

 石黒さんは「全国組織の流派から出場してくる人が多く、レベルが高かったが、入賞できていい経験になった。4泊5日の大会の旅でメンバーの結束も強まった」と今後の演奏活動にも弾みがついたよう。

 最年少の大樹中3年丹野聖蘭さん(14)は「真剣に弾くほかの人の演奏を聴けていい刺激になった」と話していた。Muじょんへの問い合わせは事務局の大竹口さん(090・5956・1154)へ。
2008年5月18日記事
飼い主探し応援します 緑陽高放送局が署名活動
 帯広保健所などが取り組んでいる犬や猫の新たな飼い主探し事業を応援しようと、帯広緑陽高校(小須田洋校長、生徒599人)の放送局員らが18日午前10時から、帯広市内のダイイチみなみ野店前(南の森東1)で署名活動を行った。

 同保健所と十勝支庁は2006年、引き取った犬や猫の新しい飼い主を募集するホームページを開設。健康で新しい環境に慣れる適性を持った犬猫の殺処分を見送り、広く引き取り手を募集する事業に取り組んでいる。

 同放送局は昨秋から、ドキュメント番組制作の一環で同事業について取材を開始。「持ち込まれる犬猫のうち約7割が飼い主の身勝手な理由による」「飼い主探し事業の成果で、同保健所管内の犬の処分率は全国平均の約3割にとどまっている」−といった現状に触れ、同事業の応援とPRの意味を込めた署名活動の実施を決めた。

 署名は、飼い主探し事業の周知活動と動物愛護に関する啓蒙(けいもう)活動の実施を帯広市に要請する内容。この日は同放送局員ら6人が参加し、買い物客に同事業の内容を説明しながら協力を呼び掛け、約2時間で215筆を集めた。同放送局副局長で番組制作の代表を務めている福庭春奈さん(2年)は「飼い主探し事業といった保健所の取り組みを知らない人が多い。署名活動が不幸な犬や猫の生きる機会につながればうれしい」と話していた。

 同放送局では一連の取り組みをまとめたドキュメント番組を、28日に音更町で開かれる高文連全道高校放送発表大会十勝地区大会に出品する予定。署名活動は19日にも校内で行う。(清水生)