十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第299回 [ 2008/06/09 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
面 積 618.94平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2008年6月5日の記事
公園のごみ拾い集める 光南アトムズが2カ所で
 少年野球チームの光南アトムズ(※佐々木丈司監督)はこのほど、帯広市内の2カ所で清掃活動を行った。

 社会教育の一環として今年から始めた。同チームは市内の光南小と帯広小の児童で構成され、この日は各校の近くにある公園内でそれぞれごみを集めた。

 このうち、東7南21の光南第一児童公園では佐々木監督や保護者、児童ら合わせて約20人が参加。児童はごみ袋を片手に散乱した木の枝やプラスチック類などを拾っていた。

 佐々木監督は「今後も野球シーズンの始めと終わりに1回ずつ行いたい」と話していた。(佐藤圭史)

※佐々木丈司監督の丈の字は異体字です。
2008年6月5日の記事
サイクリング楽しむ 視覚障害者ミニタンデムで
 視覚障害者を対象にしたミニタンデム(2人乗り自転車)教室がこのほど、十勝川サイクリングパークで開かれた。参加者は自転車で風を切る楽しさを満喫した。

 帯広市社会福祉協議会主催。十勝障害者サイクルスポーツ協会や帯広東ロータリークラブが協力した。サイクリングによる体力の維持や増進に役立ててもらうことなどが狙い。応募した視覚障害者9人が参加した。

 この日は、同協会の鎌田利道理事長がミニタンデムの乗り方などを説明した後、管内の自転車愛好家と視覚障害者がペアになって、1時間ほど同パーク内を走った。参加者は次第に自転車に慣れ、楽しんでいる様子だった。(佐藤圭史)
2008年6月3日記事
“建設マスター”管内から2人
 2008年度の優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)に、十勝管内から三浦工業の及川聖広さん(41)、有賀さく泉工業の水越徹さん(48)の2人が選ばれた。建設業の第一線で働き、優秀な技能を持つ技術者を表彰している。全国では412人、道内関係者17人が選定された。

 三浦工業の及川聖広さん 「立派な職人育てる」

 「建設マスターの名前に負けないよう精進し、地域でナンバーワンの会社を目指したい」と心から喜ぶ。

 1967年帯広市生まれ。音更高校を卒業後、三浦工業(同市西18南1)に入社。子供のころから手先が器用で、いろいろなものを作りたいと板金業界へ進んだ。

 同社では最速の30歳で管理職に就いてからは、夏場は板金職人として、冬場は帯広地方高等職業訓練校で講師も務める忙しい日々を送る。2001年には北海道で初の建築板金基幹技能士の講師にもなり、120人を超える技能士を育ててきた。

 専務として12人の職人のトップに立つ。「速さときれいさは誰にも負けない」と、現場のエースとして自らも積極的に工具を握る。技術と情熱に、若手の間では「及川越え」が目標になっている。

 及川さんは「建設業は不況で、若手の減りも著しい。業界の発展のためにも、立派な職人を育てたい」と話している。(藤原剣)
 
 有賀さく泉工業の水越徹さん 「お客様のために全力」

 「国として、『職人気質』を大事にしていただいていることを改めて感じた。大変ありがたい」と喜びを語る。

 ボーリング調査などを行う水越徹さんは、有賀さく泉工業(同市東3南19)の常務。現場の指揮から営業まで業務内容は多岐にわたる。

 足寄町出身。高校を卒業後、同社に入社して28年、温泉、下水道などのボーリング調査に従事してきた。円滑に作業を行うため、事故への対策に最も気を配る。

 事前に回避するための経験や技術は目に見えにくいものだが「だからこそ、評価してもらいうれしい」と水越さん。さく井技能士1級、地質調査技士の資格を持つ。「ボーリング調査に対する需要は減ってきたが、それでも絶対に必要なもの」と話す。

 帯広ライオンズクラブに所属し、人材育成や地域貢献のための活動も欠かさず行う。「会社運営の中で与えられた仕事をこなしながら、お客様のために全力を尽くしていきたい」と決意を新たにしている。(伊藤寛)
2008年6月3日の記事
勇気与える陶壁 陶芸家の清水さん制作
 帯広市内のさわい内科循環器科クリニック(西10南17、澤井仁郎院長)の2階人工透析休憩室にこのほど、帯広在住の陶芸家清水知秀さん(58)が制作した陶壁が完成した。大きさは2平方メートルで、清水さん、澤井院長とも「病気に負けない勇気を与える力強い作品」と満足げに話している。(成田融)

 清水さんは1992年に「客家窯」を開窯。毎年市内の北愛国交流広場で開かれる「帯広手造り陶・食・祭」の実行委員長を務めている。4年前に患者として同院を訪れ、澤井院長と知り合った。

 同院は昨年11月、人工透析を行う2階部分の増改築工事を始めた。透析患者が休憩する部屋の壁に張る陶壁の制作を、澤井院長が清水さんに依頼。清水さんは「病院の壁にふさわしい作品を」と、陶芸仲間の青木紀子さん(47)=本別町、順心窯主宰=と3カ月かけ、涅槃竹(ねはんちく)をモチーフにした作品を作り上げた。陶壁は100のパーツから成り、このほど壁に取り付けて完成させた。

 清水さんは「壁に取り付ける作品なので、ゆがまないように焼くのに気を付けた。頑固に育つ竹の力強さが患者さんに伝われば」と話し、澤井院長は「見るだけで元気、勇気がわいてくる」と喜んでいる。
2008年5月31日の記事
“食観光”推進に期待 コンベンション協と十観連会長を退任 大須賀氏
 大須賀良明氏(73)が29日、帯広観光コンベンション協会(6期12年)と十勝観光連盟(同11年)の会長を退任した。帯広十勝の観光振興をけん引してきた大須賀氏に、これまでの思い出や新体制への期待を聞いた。(井上朋一)

 −現在の心境を。

 近年は足が悪く、周囲に迷惑を掛けるのではとの思いがあり勇退した。タクシー業界出身だが、観光に関わる業界全体、十勝の地域全体を見渡してかじ取りしてきた。後任を行動力のある大友さんに引き継ぐことができ、安心している。

 −会長時代に特に印象に残った出来事は。

 特に思い出深いのは、2001年に3団体(帯広、十勝、帯広物産協会)の事務局を現在のJR帯広駅エスタ東館2階の1カ所にまとめたこと。十観連はもともと支庁の中にあったが、JR帯広駅に事務局を集約、各団体間の連携体制を組んだ。町村の人からは帯広への集中に懸念もあったが、できるだけ町村に配慮して施策を進めた。

 −残した課題は。

 帯広、十勝の両団体事務局体制をもう一歩踏み込んだ形でまとめることだと思う。帯広市だけで観光客を呼び込むことは難しく、町村の魅力をいかに発信できるかがカギ。国際観光客誘致に向けても行政や経済界を巻き込んだ地域全体の強い連携体制が必要だ。

 −新体制への期待は。

 最近は特に、食に対する関心が高まっているので、食観光の推進を期待している。私自身も食いしん坊で、ほかの地域に行くと必ず楽しみなのが当地の食事。帯広十勝には豊富な食の資源があるので、有機的に観光に結び付けてほしい。

 おおすが・よしあき 1934年帯広市生まれ。帯広柏葉高、北海学園大経済学部卒。大一ハイヤー社長を経て98年から同社会長。96年から帯広観光コンベンション協会、97年から十勝観光連盟の会長。公職ではほかに、帯広市体育連盟会長などを歴任。調停委員も務め、2006年には道産業貢献賞受賞、瑞宝双光章を受章した。
2008年5月30日の記事
3部門で帯柏葉高最優秀 NHK杯全国高校放送コン十勝地区
 「第32回全道高等学校放送発表大会十勝地区大会」兼「第55回NHK杯全国高校放送コンテスト十勝地区大会」(高文連十勝支部放送専門部、NHK帯広放送局主催)が28日、音更町文化センターで開かれた。アナウンス部門で大西華奈さん(帯広柏葉高2年)が最優秀賞に選ばれたのをはじめ、7部門で最優秀賞6人(校)、優秀賞22人(校)が決まった。(山下聡実)

 最優秀賞と優秀賞は、6月17−19日に札幌市で開かれる全道大会に出場する。

 管内8校が出場。同部門以外の最優秀賞には、朗読部門で志子田ひかりさん(帯広大谷高3年)、ラジオドキュメントとテレビドキュメント、創作テレビドラマの3部門で帯広柏葉高、創作ラジオドラマ部門で音更高が選ばれた。研究発表部門は該当高がなかった。

 表彰式では、大会委員長の大西千郷音更高校長と大会副委員長の阿部雅利NHK帯広放送局副局長が1人ひとりに賞状と盾を手渡した。大西委員長は「全道大会に出場する生徒・学校は、練習を重ね、十勝の代表として全国を目指してほしい」と述べた。
2008年5月30日記事
「帯広マップ・コム」の運用開始 対象企業1万8000件
 ポータルサイト事業を展開するブロードバンド(帯広市西5南15、池原信孝社長)は6月1日に、店や会社、公共施設などの場所や情報をインターネットで気軽に検索できるサイト「帯広マップ・コム」の運用を開始する。検索対象企業は1万8000件に上り、池原社長は「企業の情報が電子地図という媒体を通じて広く一般市民に開放されることで、企業のPRに貢献できれば」と話している。(成田融)

 同社は資本金1500万円で、4月25日に設立。

 今回運用を始めるサイトでは、検索欄に利用者がキーワードを入力すると、帯広市内の企業データから、キーワードに関連する店や企業、そのほか該当するものがインターネットの「グーグルマップ」を活用して地図上に表示される。

 表示されたマークを選択すると、詳しい企業情報が表示される仕組みで、住所、電話番号、コメント欄を閲覧できる。コメント欄の変更や書き換えは自由にできるよう、各企業に無料で開放している。

 詳細な企業情報のページについては、オプションで写真、動画像などを公開。さらに、業種ごとに同社で開発したさまざまなシステムも利用できる。


 例えば物販の企業向けに、商品をネット上で販売できるショッピングカートシステム、ホテル業者向けのクレジット決済が可能な3カ国語対応ホテル予約システム、病院や理・美容院向けなどの予約システム、不動産会社向けに物件検索公開システムなどを提供する。

 高額なシステムのため、個人企業では独自の開発が難しかった。各企業は安価にこれを利用できるほか、ホームページ(HP)を持っていない企業、または作ったがうまく機能していないという企業にとっても、自社のHP代わりに利用できるようにしている。

 池原社長は「当社の社名はブロード(広がる)バンド(帯)と『帯広』にあやかって付けたもので、帯広の発展につなげたいという願いが込められている。ぜひ多くの人に利用してほしい」と話している。HPのアドレスはhttp://www.obihiromap.com/。問い合わせは同社(0155・67・6000)へ。