十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第300回 [ 2008/06/16 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
面 積 618.94平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2008年6月12日の記事
市にリンゴなど 苗木85本を寄贈 帯広トヨペット
 帯広トヨペット(帯広市大通南6、若林剛社長)はこのほど、姫リンゴやブドウなどの苗木85本を市に寄贈し、市内のあじさい保育園(藤本史代園長、園児120人)園庭で植樹セレモニーを行った。

 同社は環境保全・緑化活動の一環として、毎年「ふれあいグリーンキャンペーン」を実施。市内小・中学校などに樹木を贈っている。同保育園が2月に移転改築したことから、その記念に7種の苗木と壁掛けプランターなどを寄贈した。

 セレモニーでは若林社長が「一生懸命水をあげて大きく育ててください」とあいさつし、藤本園長が「保育園と子供たちとともに、一緒に育ち合っていきたい」と感謝の言葉を述べた。

 続いて、若林社長と同社の村瀬宏司営業本部長、藤本園長、園児5人がスコップでカツラの木を植樹。最後は年中・年長組の41人がお礼の歌を歌った。植樹した小野夏穂ちゃん(5)は「大きく育ってほしい」と話していた。(山下聡実)
2008年6月11日の記事
全道高校珠算の最高峰 南商高が4連覇
 帯広南商業高校(板宮克芳校長、生徒598人)の珠算部が、釧路市内でこのほど開かれた第61回北海道高等学校珠算競技大会で団体競技4連覇を達成した。また、部長の金山雄太君(3年)は個人総合と種目別競技4種目のうち3つを制した。

 大会には全道から9校28人が出場。同校からは8人が参加した。個人総合競技では金山君が600点満点で優勝。顧問の國村光二教諭によると、全道大会での満点はまれだという。金山君は「競技開始前はガチガチだったが、最初の種目を終えて緊張が解けた」と振り返る。同競技では鈴木里紗さん(3年)が570点で2等、堀田順子さん(1年)が480点で3等に入り、各校上位3人の合計点で争う団体競技では、同校が1650点で優勝した。

 金山君は種目別競技の伝票算、応用計算、読上暗算でも優勝し、個人、団体と合わせて5種目を制した。金山君は「応用計算の練習に力を入れていたので、その成果が出てよかった。分かりやすく指導してくれた國村先生に感謝している」と話す。

 同大会は全国高等学校珠算競技大会の北海道予選も兼ねており、3人に加え堀田悦子さん(1年)、粟野妃加里さん(2年)、片山晃嗣君(同)も出場権を獲得した。全国大会は8月2日に東京で行われる。

 全道では常勝の同校だが、全国では優勝の経験がなく、金山君は「全力を出し切って個人と団体での優勝を目指す」と意気込む。國村教諭も「金山君と鈴木さんの安定感は全国的にも注目されている。3番手のがんばり次第で優勝も狙える」と期待している。(丹羽恭太)
2008年6月11日記事
自慢の美声響かせる 民謡の祭典 出場者124人が競演
 第24回民謡の祭典(おびひろ市民芸術祭実行委員会主催)がこのほど、帯広市民文化ホール・小ホールで開かれ、124人の出場者が自慢ののどを響かせた。

 少年少女の部、十勝小唄の部、どさんこ甚句の部など9部門で競い、遠藤光子さんら3人の審査員が審査。出場者は緊張した表情で次々にマイクの前に立ち、日ごろの練習成果を発揮していた。(成田融)
2008年6月11日の記事
噴水に愛誓う!? 愛国ふれあい広場
 4月に供用開始になった帯広市の愛国ふれあい広場(旧愛国駅前)ハート形噴水から、硬貨が多く見つかっている。観光客らが恋愛成就や、末永い愛への願いを込めて、さい銭感覚で投げ込んでいるとみられる。管理する同広場環境整備委員会(鬼崎芳彦会長)では当初取り扱いに困っていたが、「現在認定申請中の恋人の聖地にふさわしく、縁結びの浄財ともいえる。願いを大事にしたい」と温かく見守る姿勢だ。

 小銭は5月上旬、噴水を清掃する同会の担当者が発見。5円や10円を中心に2つのハート形噴水へ投げ込まれていた。旧愛国駅は、旧幸福駅とともに、NPO地域活性化支援センター(静岡県)が認定する「恋人の聖地」に立候補しており、来月中にも結果が通達される見通し。

 所有権の問題などもあり、市が警察に相談したところ、自らの意思を持って投げた金銭は遺失物にならないとの返答を得た。現在は水路が詰まらないよう同会が清掃時に集め、保管している。

 同会では観光客増加を見込む夏場の推移を見守り、福祉事業に使う募金活動に寄付する方向で考えている。(中津川甫)
2008年6月7日の記事
鳥さん遊びにきてね 啓北小でバードハウス作り
 帯広啓北小学校(久門好行校長、児童480人)でこのほど、デザイン性の高い鳥の巣箱「バードハウス」を作る授業が行われ、4年生88人が挑戦した。

 青少年の育成や環境保全に向けた活動を進めているNPO法人「フェザードフレンド」(新津秀幸理事長)の主催。東日本高速道路帯広工事事務所(幡鎌俊昭所長)が製作キット、北海道電力新得水力センターが流木などを提供した。

 子供たちは、保護者や学校支援ボランティアのアドバイスを受けながら作業を進めた。組み立てるところまで完了させ、次回にペイントや流木を使ったアレンジメントなどで仕上げる。出来上がったバードハウスは、同校校庭や道東道のサービスエリアなどに設置される。(清水生)
2008年6月7日の記事
Tシャツで十勝PR 19市町村イラスト化
 元ジャズドラマーで音楽イベントのプロデュースなどを手掛ける大谷忠彦さん(65)=とかち帯広音楽センター代表=がこのほど、管内市町村を線で結んで作ったイラストを基にTシャツを作製、道の駅やホテル、観光施設などで販売している。大谷さんは「十勝の一体的なアピールにつながれば」と話している。

 大谷さんが約10年前、地図を見ながら車で管内を走り回る中、市町村を国道の線で結んだところ、動物のような形になることが分かった。帯広開発建設部から市町村間の距離データを提供してもらい、19市町村の名前とともにイラスト化、活用方法を探っていた。

 4月、オリジナルプリントグッズ製作を手掛けるワット(帯広、志賀亨社長)の協力を得てイラストをTシャツに商品化。約500枚を管内の道の駅、観光施設など17カ所で発売、好評を得ているという。

 大谷さんは併せて、太陽をかたどり「tokachi」のロゴを配したイラストも作製、Tシャツとバッジに商品化した。「いずれのイラストも十勝発信が狙い。個人や団体、企業などで活用したい人にはぜひ提供したい」としている。

 Tシャツ(計10種類)は2300円(1色)から。バッジは小(直径約3センチ)が200円、大(同5センチ)が350円。問い合わせは大谷さん(090・1527・7202)へ。(井上朋一)
2008年6月7日記事
「アイヌ民族は先住民族」決議採択 権利確立へ大きな一歩
文化継承に取り組む帯広カムイトウウポポ保存会(昨年8月)
 「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が6日、国会で採択され、十勝管内では歓迎の声とともに、社会的地位向上の施策を求める要望も高まっている。また、アイヌ民族固有の文化を伝える団体は、次代への継承にさらに力を入れる姿勢を示している。

 関係者は「本当にうれしい」「大きな一歩」と声をそろえ、アイヌの権利確立に期待を寄せる。背景には、多くの人が厳しい生活を強いられている実態が挙げられる。

 道が2006年度に実施した「ウタリ生活実態調査」によると、生活保護受給者は3.83%と道内平均の2.46%を上回り、大学進学率は17.4%と道内平均の38.5%より低い。道ウタリ協会帯広支部の笹村七朗支部長代行は「生活保護を受け、子供を高校に通わせることができない人もいる。幼児期からの教育や就労で支援を要望したい」と力を込める。

 「採択のニュースを見て、飛び上がって喜んだ」とは、「帯広カムイトウウポポ保存会」の酒井奈々子会長。同会は1950年代からアイヌの歌や踊りを伝承するため、全国で伝統芸能を披露している。昨年3月には十勝最後のアイヌ語話者上野サダさん(享年86歳)が亡くなるなど、古来の文化を知る人は少なくなっている。酒井会長は「採択を機にアイヌ文化に関心を持ってほしい。後継者育成を含め、活動により力を入れたい」と話している。(松村智裕)