十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第303回 [ 2008/07/07 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
面 積 618.94平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2008年7月3日の記事
北の屋台もエコに協力 割りばし回収廃食油はBDFに
 帯広市内の北の屋台(西1南10)は、環境活動の一環として屋台各店で調理後の廃食油を集め、提携業者に渡しバイオディーゼル燃料(BDF)精製に協力している。同時に使用済みの割りばしも回収してNPOに渡し、足寄町で木質ペレット製造の材料として再利用されている。

 屋台ではこれまで廃食油を産業廃棄物として焼却処分していたが、環境に優しいBDFの生産を手掛ける昭和工業(神田龍一社長)と協力することを決めた。割りばし回収では、帯広NPO28サポートセンター(千葉よう子理事長)と提携し、足寄町のとかちペレット協同組合に渡すこととした。両方とも毎週金曜日に引き渡す。

 北の屋台を運営する北の起業広場協同組合(林隆義理事長)によると、1日平均約600人が訪れる北の屋台では、串揚げ屋なども軒を連ね日々の食用油の廃棄量も多いという。割りばしも単純計算で1日600膳が廃棄されるとみられる。

 同組合の久保裕史専務理事は「将来は中心街の飲食店同士でも環境活動に取り組んでいきたい」と話している。(藤原剣)
2008年7月2日の記事
孫モデルに3年連続入選・入賞 よみうり写真大賞
 第30回よみうり写真大賞(読売新聞社主催)ファミリー部門「春」でこのほど、帯広市在住の秋國為八さん(66)が孫を写した「メイクレッスン」が入選した。秋國さんは3年連続で孫の写真で入選、入賞しており「これからも孫の成長を記録しながら応募していきたい」と話している。

 秋國さんは近所に住む初孫の斎藤衣咲ちゃん(2)を撮り続け、2006年に同大賞で優秀賞、昨年は入選している。

 今回は4月に秋國さん宅を訪れた衣咲ちゃんが、秋國さんの妻テル子さん(64)の化粧道具をいたずらし、口紅を塗ったところを撮影。テル子さんと向かい合い、唇をとがらせているほほえましい作品に仕上がっている。

 秋國さんは「遅れてできた最初の孫で、毎日のように遊びに来るのでかわいい。被写体として最高のモデル。孫が20歳になるまで元気に撮り続けたい」と話している。(成田融)
2008年7月1日記事
十勝の魅力満喫! 十勝バス 定期観光の運行開始
 十勝バス(帯広市西23北1、野村文吾社長)は1日、定期観光バスの運行を開始した。国交省が推進する「シーニックバイウェイ」の候補ルートとなっている十勝中東部の「トカプチ雄大空間」を主体にした各観光名所を巡り、十勝の魅力を満喫できる。予約制で9月30日まで92日間の予定。

 28年目の恒例企画で、昨年度は約1000人が利用した。運行スタートに先立ち同日午前8時50分からは帯広駅バスターミナルで出発式が行われ、同社の長沢敏彦旅客事業本部長・福祉事業本部長が「広大な大自然を満喫してほしい」とあいさつ。また、予約1人目の上士幌町の岡田武司さん(58)に同社から記念品が贈られた。岡田さんは「日本に来た中国人研修生を案内する。花など、自然の豊かさを紹介したい」と話していた。

 コースは、終日周遊する「1日コース」(大人5000円、子供2450円)、「半日コース」(同2800円、同1400円)、「午後コース」(同3500円、同1700円)の3種。十勝川温泉、市内の各宿泊所や同ターミナルを出発点に、真鍋庭園、ばんえい競馬(土・日曜日のみ)、旧幸福駅などが見学施設に組み込まれている。予約、問い合わせは同ターミナル案内所(0155・23・5171)、同社(0155・37・6500)へ。(丸山一樹)
2008年7月1日の記事
こども議員市政動かす 提案受け“走路”整備 緑ヶ丘公園内
 「こども議員」が行政を動かした−。帯広市は1月の「こども議会」で鎌田夕希奈さん(12)=帯広八中1年=から寄せられたまちづくりの提案を受け、近く緑ケ丘公園内にジョギングコースを整備する。このほど同公園内のみどりと花のセンターに鎌田さんらを迎え、具体的な計画内容の協議を開始。鎌田さんは「自分の意見が現実になるのはうれしい」と喜んでいる。

 「こども議会」は、未来を担う世代から市政展開について斬新な意見をもらおうと昨年度初めて開催。小・中学生21人が市議会議場で登壇し、砂川敏文市長らに一般質問した。
 小学3年から陸上競技に打ち込む鎌田さんは長距離走の選手。日ごろから、自然環境にも優れた同公園を練習場所に使っている。「こども議会」では自らの経験を基に、ジョギング・ウオーキングコースとしての機能充実を要望。走った距離を目視できる案内板設置などを求めた。

 これに対し、星哲博都市建設部長は「今後、広場や園路に距離や方向を示した案内板を立てる」と答弁、「その際は鎌田議員にも相談したい」と約束した。

 初協議には鎌田さんと母真由美さん、市担当職員のほか、市健康づくり推進員の会(小川誠会長)会員が出席。コース選定や距離看板の設置場所、形状などで意見を交わした。次回会合までに市がたたき台をつくり、さらに協議を重ねた上で8月中の整備完了を目指す。市は今年度当初予算で事業費190万円を確保している。

 鎌田さんは「(予算の都合もあり)思い通りのコースができるかは分からないが、完成したら目いっぱい走りたい」と楽しみにしている。(角田悠馬)
2008年6月30日の記事
お面もつけて園児ハッスル 童謡の日・おびひろ動物園で
 「童謡の日」(7月1日)にちなみ、帯広の森幼稚園(南町南8線、唐澤亀三園長)の全園児226人が29日午前10時20分から、おびひろ動物園(緑ケ丘2、大西正典園長)内の野外ステージで童謡を披露し、来園者を楽しませた。

 昨年に続き2回目。今回は市内の稲富音楽教室(稲富鎮恵代表)が賛助出演した。

 年少、年中、年長に分かれて計12曲を合唱。年少組はカエルなど歌にちなんだ手作りのお面をつけ、「かえるのがっしょう」などを元気に歌い、大きな拍手を受けた。市内の自営業喜多芳雄さん(62)は「孫が頑張って歌っていた。いい思い出になると思う」と笑顔を見せた。

 7月1日には、市内のつつじが丘幼稚園(西25南3、菅幹夫園長、園児212人)の子供たちが歌声を響かせる。(松村智裕)
2008年6月29日の記事
一体どこへ?ワクワク感 市の初企画 ミステリーバスツアー
 帯広市の初企画「田園空間博物館ミステリーバスツアー」が、29日午前10時から行われた。中・高年の夫婦ら33人が参加、帯広、芽室、中札内の農村部7カ所に点在する施設を見学した。

 3市町村の広大な農村景観などを“屋根のない博物館”と見立て、「とかち大平原田園空間博物館」事業に位置付けられた施設を巡回。参加者には「ワクワク感を楽しんでもらおう」(農政課)と、あらかじめ行き先を伝えない趣向も凝らした。

 市役所前を発着点に、午前中は旧川西村役場の赤レンガ倉庫、とかち大平原交流センターを視察。

 同センターでは、5月から常設販売している地場農産物加工品の買い物を楽しんだほか、隣接する昭和初期の農家住宅「旧川原邸」を訪れた。夫婦で参加した市内の石塚弘さん(66)は「初めて見る施設もある。どこに行くか分からないのが面白い」と笑顔で話していた。

 午後は芽室のふるさと歴史館ねんりんや新嵐山展望台、帯広のポロシリ自然公園、中札内の道の駅へ。同課では「多くの申し込みがあったので、第2弾も検討したい」としている。(中津川甫)
2008年6月28日記事
新エネに思わぬ“副作用” BDF車で「油酔い」 市のごみ収集担当者
 今月から試験走行を始めた帯広市のバイオディーゼル燃料(BDF)を使用したごみ収集車の作業員の一部が、胸焼けして気分が悪くなる「油酔い」の“症状”を訴えている。現段階では作業に支障は出ていないが、「気温が30度を超す夏場はきついかも」と打ち明ける人も。環境に優しい新エネルギーの思わぬ“副作用”に市も困惑気味だ。

 BDFは家庭の廃てんぷら油などで精製。市の管理栄養士らによると、てんぷらを調理した時の油酔いは、新しい油では起こりにくく、使い回したものや長時間加熱した油で生じるという。劣化した油は発煙しやく、アクロレインなどの揮発成分を吸うと気分が悪くなるとされる。

 市のBDFごみ収集車は、平日午前9時から夕方まで稼動し、作業は3人1組。一般車と異なり、排気口が運転席上部にあるのも要因の一つとみられる。排ガスを吸う時間が短ければ「てんぷらのにおいでおなかがすくことも」と作業員は笑うが、終日となると「無臭の軽油に比べてすごく気になってくる」と話す。BDFを精製しているNPO十勝エネルギーネットワークの昭和工業(神田龍一社長)は「油酔いは聞いたことがないが、四六時中吸っていればなるかもしれない」という。市内のバスや十勝支庁の公用車にもBDFが一部導入されているが、こうした報告はなく、関係者は「普通に使用している分には特に影響はないのでは」と静観している。(中津川甫)