十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第308回 [ 2008/08/11 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
面 積 618.94平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 砂川敏文市政2期目の主要公約の仮称・保健福祉センターは、旧北海道森林管理局帯広事務所庁舎(東8条南13)を買収・転用して実現することになり、6月に同事務所を3億1,000万円で購入した。10月から改修工事に着手し、来年春にオープンする。これに合わせて市の保健・福祉機能を再編、総合福祉センター(公園東)は高齢者の活動拠点や社会福祉協議会の事務スペースとなり、福祉会館(西4南9)は廃止することにした。

 屋内スピードスケート場整備計画は基本計画をとりまとめ、17年度は基本設計に着手した。帯広の森スピードスケート場改修の延長で整備、屋根構造は建設コストなどが割安な平行トラスを採用した。国内では長野のエムウエーブに次ぐ屋内施設となり、21年度の完成を目指す。総事業費60億円のうち、市は国に半額補助、道に4分の1程度の支援を求めている。1月には経済界などで建設促進期成会が発足、同期成会を中心に約1億円が目標の募金活動を行うことにしている。

 第2次行財政改革は、各種事務事業の見直しが本格化。今年度から高齢者無料バス券に所得制限を導入、地区敬老会を廃止するなど福祉部門の縮小が論議を呼んだ。中国・朝陽市との国際友好都市提携が5周年の節目を迎え、7月に砂川敏文市長、鈴木孝昌議長を中心とする記念訪問団が同市を訪れた。WRC(世界ラリー選手権)ラリージャパンが昨年に続き今年も、9月30日から10月2日にかけて、帯広を主会場に開催された。全国各地から大勢のモーターファンが集まり、全国に「帯広・十勝」の名を情報発信した。
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2008年8月7日の記事
新任警官が新たな一歩 帯広署で拳銃貸与式
 帯広署(河本敏憲署長)の拳銃貸与式がこのほど、同署署長室で行われた。新任警察官4人が拳銃を手に新たな一歩を踏みだした。

 拳銃を携帯する意識と重要性を認識してもらうために実施。今回の4人は道警察学校初任科を卒業し、7月31日付で着任した。

 貸与式では河本署長からそれぞれに拳銃と実弾が手渡された後、緊張した表情で弾を装てんした。河本署長は「第一線で治安維持に努めるための厳正な使用を」と訓示。4人を代表して稲崎直人巡査(30)が「社会的責任を自覚し、拳銃使用の諸規則を守ることを誓います」と述べた。(佐藤圭史)
2008年8月7日の記事
ペレットストーブ補助拡大 1万台の普及を目指す
 帯広市は、環境モデル都市事業に含まれる木質ペレットストーブ普及に向け、来年度「導入促進補助金」を大幅に拡充する。08年度の約3倍となる90件前後の補助を予定。

 市では環境に配慮し、同ストーブの購入に対して2006年度から補助金を交付。07、08年度と補助を拡大し、利用を促してきた。交付件数は06年度が補助枠5件に対して7件、07年度が同10件に対し12件。両年度とも金額は予算内に収まっている。

 今年度の補助枠は30件。7月に市が「環境モデル都市」に選定されたことによる注目度の高まりや、原油高により同ストーブの使用に経済効果が生まれたことで、より多くの申請が見込まれている。6日午後6時から市役所で開いた補助金説明会には約40人が集まった。

 市ではCO 2排出量の約半分を占める民生部門で抑制するため、「ペレットストーブ1万台の普及を目指したい」(環境課)としている。(角田悠馬)

 導入補助金の希望受け付け 28日まで市環境課

 市では今年度の木質ペレットストーブ導入補助金の希望者を受け付けている。

 年度内に同ストーブの導入を検討している市内の家庭、事業所が対象。ストーブ本体の購入費の半額を助成する。購入費が20万円を超える場合は10万円を限度とし、30件程度を想定。予算額を超えた場合は抽選となる。補助金の受給者には2年間の利用状況調査報告書の提出が義務付けられる。

 募集は28日まで。問い合わせは市環境課(0155・65・4135)へ。
2008年8月6日の記事
長尾さん 2年半かけ家系図完成 古い歴史学ぶ機会に
 帯広市の長尾重春さん(83)がこのほど、8代前までさかのぼる長尾家の家系図をまとめた。原点を探るため香川県まで資料探しに歩き、2年半がかりで仕上げた力作で、長尾さんは「大変な作業だったが、長尾家の歴史を形として子孫に残せてうれしい」と話している。

 長尾家と十勝の縁は、長尾さんの父壽太郎さんが1915年ごろ、空知管内奈井江町から清水町に入植したのが始まり。祖母リカさんから「長尾家の祖先は香川県讃岐の長尾大角乃神さん」と聞いていたが、長尾さんの手元には3代前までの家系図しかなかったため、一昨年から家系図作りを始めた。

 各地の市役所や役場から戸籍謄本を取り寄せる作業をこつこつと進め、曽祖父に当たる長尾松太郎さんの前住所が同県満濃町炭所と確認。昨年3月に当地に出向き、付近の尊光寺に問い合わせたところ、故人の死亡年月日などを記した長尾家の「過去帳」が残されていた。これを基に、最終的に長禄、寛正年間ごろ(1450−60年代)に生きた大角乃神さんまでたどり着いたという。

 このほど、大角乃神さん以下の家系図を冊子にまとめた重春さんは「家系をさかのぼることが古い時代の歴史を学ぶ機会になった」と振り返り、「これ以上は難しいかもしれないが、さらに昔の家系も調べたい」と意欲を見せている。(清水生)
2008年8月5日の記事
サッポロと十勝ビールが開発 コラボビール「十勝小麦のかおり」 
 十勝ビール(帯広市、林浩史社長)はサッポロビール(東京、福永勝社長)とのコラボレーションビール「十勝小麦のかおり」を開発した。十勝産小麦をはじめ素材はすべて道産品を使用した、地産地消ビールを実現。十勝ビールで数量限定で提供している。

 十勝の魅力を全道にPRしようと、十勝産小麦と道産ホップの使用を条件に両社がそれぞれオリジナルビールを醸造。サッポロビールが開発した「まるごと北海道−THE十勝」は大通公園西8で開催中の「THEサッポロビヤガーデン」などで販売している。

 「十勝小麦のかおり」は道産大麦を使用した麦芽と富良野産ホップ、十勝産小麦「キタノカオリ」を用いて、十勝千年の森(ランラン・ファーム、清水町)の天然水で仕込んだ。すっきりとした味わいが特徴だ。十勝ビールの塚本篤工場長は「十勝ビールにとって道産100%のビールは初めて。サッポロビールの協力で実現できた」と語る。

 「まるごと北海道−」は十勝産小麦「ホクシン」を使用、「さわやかで爽快(そうかい)感の高いビール」(サッポロビール北海道工場の千葉英樹製造部長)に仕上がっている。同じ原料を用いながら、違った味わいが楽しめる。

 十勝小麦のかおりは十勝ビールとJR札幌駅南口で開催中のビアガーデンで販売しているほか、サッポロビール博物館(札幌市東区)で試飲できる。また、9−11日には「THEサッポロビヤガーデン」で十勝をPRする多彩なイベントが繰り広げられる。ビールは1杯(320ミリリットル)560円。(澤村真理子)
2008年8月4日の記事
南商高やったぞ 十勝初 写真甲子園で優秀賞
 上川管内東川町などで開かれた「写真甲子園2008」(7月29日−8月1日、実行委主催)の本選で、帯広南商業高校(板宮克芳校長、生徒598人)の写真部(吉田朋可部長、部員27人)が、上から3番目の優秀賞と東川町民代表が選ぶ特別賞を獲得した。本選での十勝勢の入賞は初めて。部員らは3日午後2時すぎに帰帯。吉田部長は「写真づくしの貴重な機会だった。結果にも満足している」と喜んでいる。

 15回目の写真甲子園は、全国8ブロックに分けた「初戦」とその代表校14校による「本選」がある。帯南商高写真部は2002年から参加。今回は22校による北海道ブロックを制して代表になった。本選への出場は2年ぶり2回目。

 出場したのは、吉田部長のほか、川原さん、※澤崎さんいずれも3年の3人。

 本選は東川町のほか、同管内の上富良野町や美瑛町などを撮影地に、2回の審査会が行われた。1回目に同部は「めぐる水」と題し、顔に流れる汗や水がはじける様子などをモノクロで撮影。2回目は「たくさんのありがとう」をテーマに、東川町民の日常の風景を切り取った。顧問の西島啓喜教諭は「1回目は力を出し切り、他校と比べて非常に良かった」と話し、部員らが「まったく予想していなかった」という特別賞にも選ばれた。

 写真甲子園で撮影した写真は20日ごろから、帯広市内の道新情報プラザ(西4南9)で展示する予定。吉田部長は「私たちの幸せが詰まった写真を見てほしい」と来場を呼び掛けている。(佐藤圭史)

※澤崎さんの崎の字は異体字です。
2008年8月3日の記事
幻想的な演舞で魅了 真鍋庭園でナイトガーデン
 「花と環境・アートシーン2008」(実行委員会主催、岩野洋一委員長)の関連事業「ナイトガーデンin真鍋庭園」が2日午後6時から、帯広市内の真鍋庭園で開かれ、大勢の参加者がアートや舞踊、邦楽などで楽しい一夜を過ごした。

 初めに、同庭園内に作品を展示した池田緑さん、熊澤桂子さん、半谷学さんが自身の作品を解説した。同7時からは舞踊集団BU・Uの5人が池のほとりを舞台に幻想的な演舞を披露。森の精霊たちが周辺の自然と戯れる様子を着物姿で演じた。

 引き続き、薩摩琵琶奏者岩佐鶴丈さんによる演奏会を開催。日本庭園を会場に「平家物語」「耳きれ芳一」の2曲を高らかに語りながら琵琶を演奏。参加者は庭園に響きわたる和の調べに酔いしれていた。(成田融)
2008年8月3日の記事
イチャルパで先祖に祈り ウタリ協会帯広支部 アイヌ合同慰霊祭
 道ウタリ協会帯広支部(笹村二朗支部長)主催の第22回アイヌ合同慰霊祭が3日午前11時から、帯広市西25南4のつつじが丘霊園内にあるウタリ納骨堂で開かれた。約70人が集まり、焼香後に先祖供養の儀式「イチャルパ」を執り行った。

 納骨堂は西帯広共同墓地に納められていた伏古コタン(西15−17北1以北の地域)の人々の遺骨や、研究目的で北大研究室に置かれていた遺骨を集め、1986年に移転整備。現在317柱が納められている。

 笹村支部長が「慰霊を今後も続け、若い人にも引き継いでいってほしい」とあいさつ。イチャルパでは、アイヌ文様の伝統衣装に身を包んだ老若男女が神々と先祖に祈りをささげた。

 続いて、帯広カムイトウウポポ保存会(酒井奈々子会長)の踊りで先祖の冥福を祈り、笹村支部長が講演を行った。(山下聡実)