十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第390回 [ 2010/03/22 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
面 積 618.94平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2010年3月18日の記事
中田食品の豆腐薫製 特別賞 道おみやげ新作コンクール
浦幌の縫いぐるみ努力賞

 道観光土産品協会(札幌市)が初めて開催した「北海道のおみやげ新作コンクール」で、中田食品(帯広市、貴戸武司社長)の十勝産大豆を使った豆腐薫製「とうふくんジャーキー」が特別賞を受賞した。管内からは栄光商事(浦幌町、中尾祐子社長)も、浦幌町のマスコットキャラクターの縫いぐるみ「ウラハ・ホロマ」で努力賞に選ばれた。

 同コンクールは、北海道発の新たな土産品を全国にPRするのが目的。昨年1年間に開発・商品化された土産品が対象。道内外から177点の応募があり、最優秀賞(北海道知事賞)、優秀賞(各市長賞)、特別賞などを選んだ。

 とうふくんジャーキーは、常温流通が可能な豆腐の薫製。中田食品が道立十勝圏地域食品加工技術センターと共同開発した。適度な歯応えと、つまみ感覚で食べられるのが特徴。10枚(100グラム)入りで630円。貴戸社長は「地元産の原料にこだわり、いろいろな協力を受けて生まれた商品。北海道の豆腐の土産として認知されたのはうれしい」と話している。

 ウラハ・ホロマは浦幌中学校の生徒が考案したオリジナルキャラクター。縫いぐるみは1個1050円で、関連グッズも販売されている。中尾社長は「入賞して驚いた。浦幌の名前の宣伝につながれば」と喜んでいる。

 最優秀賞は不二屋本店(函館)が商品化した「鮭のかわあげ」が選ばれた。30日に札幌すみれホテルで表彰式が開かれる。(犬飼裕一)
2010年3月18日の記事
JICA帯広 入館率全国1位 79.5% 開館以降2番目
 JICA・国際協力機構帯広国際センター(帯広市西20南6)の今年度の研修員入館率が79.5%となり、全国に11ある国際センターの中では最高となった。2008年度を9ポイント上回り、1996年度の開館以降2番目に高い入館率。市が初めて受け入れた下水道処理技術など研修コースの増加が要因となった。政府の事業仕分けで札幌センターとの統廃合が検討される中、高稼働率は、帯広センターの存続をアピールするデータとなりそうだ。

 今年度は08年度より4コース多い39コースを実施。このうち新規コースは、国の補正予算で年度途中に追加された3コースなど9コースを占めた。受入研修員数(年度またぎを除く)は59カ国・306人で、08年度より2カ国・61人増加。地域別では中国などアジアが163人で最も多く、次いでアフリカの80人などとなっている。

 48の宿泊室の稼働率を示す入館率は、過去最高だった01年度の81%には届かなかったが、2位の横浜センターを2%上回り、2年ぶりに全国一に。研修が集中する夏場は宿泊室が足りずJR帯広駅前のホテルを活用しており、施設利用に換算すると入館率は91%に達する。同センターは「清掃に伴う全館休館などを考慮すると(稼働率は)ほぼ100%」と説明する。

 コース内容は農業基盤整備や家畜伝染病対策など農業系がほとんどだが、新規の中小企業振興コースは、中南米の10人が管内のパンやチーズなどの加工業者や研究機関でも研修した。同センターは「受け入れ協力企業、機関、団体が増え、研修内容に広がりが生まれ研修員の増加につながった」と語る。

 政府の行政刷新会議の事業仕分けでは関東、関西の近接施設とともに、帯広も統廃合の対象となった。同センターでは「十勝ならではの農業を中心とした研修が必要とされ、国際支援につながっている。今後も協力を得ながら、多くの研修員を受け入れたい」としている。(原山知寿子)
2010年3月18日の記事
帯広出身の清水さん 名護市内に飲食店開設
北海道と沖縄 食で「懸け橋に」

 帯広市出身で那覇市在住の清水敦士さん(43)が来月、十勝をはじめとした道内の農畜産物や水産物を使った飲食店を沖縄で始める。コンセプトは北海道と沖縄の「食を通した文化交流」。両地域の「懸け橋に」と起業した清水さんは、20日まで道内各地を回り、農業生産者ら経済人に事業の構想を伝えている。

十勝の産品など提供 伝統芸能紹介も

 清水さんは1967年帯広市生まれ。白樺学園高校卒業後、東京のオーディオメーカーなどで勤務した。しかし、多忙な暮らしから心労が重なり、2003年に心機一転で沖縄に家族で移住。IT関連企業に勤める傍ら、沖縄市や名護市の地域活性化の活動にも積極的に参加してきた。

 郷土愛が強い「ウチナーンチュ」(沖縄人)に触れ、自身も故郷を愛する気持ちが強まったという清水さん。同じく沖縄に移住して泡盛メーカーに勤める埼玉県出身の増見肇さん(37)と出会い、沖縄と北海道の活性化につながる会社を起業することにした。4日に飲食店経営などの合同会社「サピエンティア」(ラテン語で知恵の意)を設立。クラーク博士にちなんだ「ボーイズ・ビー・アンビシャス・デー」の4月16日に名護市内に「北来(きたら)」を出店する。

 店では、ラム肉やチーズ、ジャガイモの料理など、北海道の味覚を提供する。インターネットを通じて北海道の食材を販売する通販事業も展開する予定だ。食をきっかけに互いの地域や伝統芸能を紹介する店づくりを目指し、2人は「北海道と沖縄の懸け橋になりたい」と話す。那覇市で開かれる「琉球の祭典」への出品、将来的には札幌市内に沖縄料理の店を出店するなど夢は広がる。

 2人は開店前に道内入りして、中小企業家同友会や若手農業者の会、チーズ工場などを回り、事業構想を説明。17日には十勝毎日新聞社に来社し、「十勝ホワイトコーヒープロジェクト」にも関心を示した。清水さんは、北海道と沖縄は、地域ブランド力は高いが世帯当たりの収入が低いなどの共通課題があるとし、「地域の優位性はあるが商売が下手な面がある。生産者と消費者のすき間をうめる作業に汗を流したい」と話している。(安田義教)
2010年3月17日の記事
スローウェーブすんく村 十勝で自転車楽しんで ガイドマップ作製
 十勝での自転車利用を普及しようと、帯広のNPO法人スローウェーブすんく村(坂本芳美代表)は、管内の自転車ガイドマップ「Bikers Paradise Tokachi(自転車天国とかち)散走・サイクリングツーリングガイドVol.1」を作成、無料で配布している。モデルコースや安全ガイド、自転車店情報などを掲載、自転車の新たな魅力が発見できる。グリーンシーズンにぴったりの携帯品だ。

 同マップは帯広畜産大学地域共同研究センター(関川三男センター長)の「街育プラザ」事業の一環で3000部を作った。市環境課(市役所8階)や市役所1階総合受付、とかち観光情報センター(JR帯広駅エスタ東館2階)などに置いている。

 内容は市中心部、市中心部周辺、管内全域をカバーする地図を掲載。モデルコースでは、美術と森と田園を楽しむ「中札内アートツアーコース」など10コースを紹介している。

 マップを担当した齊藤健一理事は「自転車は走ると景色が素晴らしい、心身ともに健康になる、低炭素社会のライフスタイルの提案につながる」と強調。マップの活用で「市民も観光客も自転車の楽しみを発見してもらい、自転車文化が発展すれば」と期待を込める。問い合わせは同NPO(Eメール info@sunku.org)へ。(山崎大和)
2010年3月14日の記事
十勝産11種類ずらり 第29回豆まつり 販売、イベントにぎわう
 「第29回豆まつり」が14日、帯広市内のとかちプラザで開かれた。十勝で生産された小豆、大正金時などの豆の即売会や料理体験イベントが催され、大勢の客でにぎわった。

 実行委の主催。日本一の豆の生産地、十勝をPRするとともに消費拡大を図るのが狙い。

 午前10時の開場とともに、11種類の豆を量り売りする即売コーナーには「例年の2倍以上」(会場スタッフ)というほどの客が押し寄せ、長蛇の列をつくった。

 会場では小中学生を対象にした人気ゲーム機が当たる豆に関するクイズ大会や、十勝の豆がモチーフとなったホコテンのキャラクター「テンちゃん」の豆の張り絵なども実施。大人から子供まで「豆づくし」の1日を楽しんだ。

 市内の主婦、籠瀬和子さん(71)は紫花豆や大納言などの豆や加工品を購入。「煮豆やお汁粉など、いろいろな料理に使いたい」と笑顔だった。(大谷健人)
2010年3月13日の記事
オカモトのTSUTAYA帯広大通店 全国1378店の頂点に
道内初 店の雰囲気向上運動で

 レンタルビデオ・書籍販売のTSUTAYA(ツタヤ、東京)が全国・1378店を対象に顧客満足度向上の取り組みを表彰する「ツタヤ・スタッフ・カンファレンス」(TSC)で、オカモトグループ(帯広市)の帯広大通店(市内大通南14、管野好孝店長)がグランプリに輝いた。店員同士がニックネームで呼び合うなど、店内の楽しい雰囲気づくりが評価された。

 TSCは2年前から行われ、今年で3回目。覆面調査やプレゼンテーションを通して全国から5店舗がパシフィコ横浜で開かれた最終審査に臨んだ。北海道の店舗が最終審査に進み、グランプリを獲得するのは初めて。

 同店は管野店長が昨年5月に着任して以来、「エンターテインメント最強宣言」をスローガンに店舗運営。店内の組織を変更し、互いに「てっぺん」「ズゴック」「ハマショー」などユニークなニックネームで呼び合うなど、意見を出しやすい職場改革を進めてきた。

 独自の接客コンテスト、スタッフ全員が工夫、改善点を提案する「カエル運動」などの取り組みも評価された。

 管野店長は「(改革の途中で)スタッフの退職が相次ぐなど苦しい時期もあったが、苦難を乗り越えて一体感のあるチームができあがった」とし、受賞を喜んでいる。(大谷健人)
2010年3月12日の記事
市内の中3生 思い出刻む 巣立ち目前…“恩返し”
 卒業式を間近に控え、帯広市内の中学校では卒業生が3年間の感謝の気持ちを込めて中学校生活へ“恩返し”をしている。清掃活動や後輩との交流を通して、残りわずかとなった中学生活の最後の思い出を刻んだ。

卒業生が後輩にユニークな授業 帯大空中

 帯広大空中学校(村井正志校長)では「卒業記念授業」と銘打ち、3年生81人のうち50人が講師となって1、2年生にさまざまな授業を展開。後輩たちと最後の楽しいひとときを過ごした。

 授業は「2010入試問題解説」(各教科)といった硬派なものから「笑いで学ぶ英会話」(英語)「男のワイルド料理 味の保証はなし」(家庭科)といったユニークなものまで24講座を開講した。

 「男のワイルド−」では調理室で3年生の男子が炒飯(チャーハン)づくりを指導。豪快な味付けで下級生を楽しませた。銅鑼(どら)やコルネットなど普段は吹奏楽部員しか見られない楽器の数々を紹介した「楽器を知ろうの会」(音楽)で講師を務めた小岩君は「最初は緊張したけど、皆のノリが良くて楽しかった」と大満足の様子。「2010入試問題解説」を受講した小田嶋さんは「話したことがなかった先輩たちに教えてもらってよかった」と話していた。

全校生徒で校舎ぴかぴかに 帯二中

 帯広第二中学校(氏雅世校長)では卒業式前の1週間を「清掃強化週間」と位置付け、卒業生をはじめ全校生徒で清掃活動に力を入れている。

 11日には3年生117人が1、2時間目を利用して廊下の床や窓、水飲み場、トイレなどを熱心に清掃。洗剤やスポンジ、ぞうきんを手にクラスメートと楽しそうに3年間の思い出が詰まった校舎をぴかぴかに磨き上げた。

 男子トイレを担当し、便器も素手で一生懸命に磨いた矢島君は「こんなに真剣に掃除をしたのは初めて。きれいになって気持ちいい」と晴れやかな表情を見せていた。(澤村真理子)