十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第391回 [ 2010/03/29 ] 毎週月曜日更新
十勝めーる >>> 帯広めーる
帯 広 市
市長 砂川 敏文
面 積 618.94平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 クロユリ・シラカバ・ヒバリ
関 連 リ ン ク
帯広市役所ホームページ
帯広商工会議所ホームページ
おびひろ動物園
帯広市児童会館
帯広市民文化ホール
2010年3月25日の記事
白い子牛すくすく 市内酪農家、山野さん宅
 帯広市広野町で酪農業を営む山野保夫さん(58)宅でこのほど、ほとんど黒い部分がないホルスタイン牛が誕生した。

 白い子牛は2月上旬に生まれたメスで、現在の体長は1メートル、体重は50キロほど。ホルスタイン種は通常白と黒のまだら模様が特徴だが、体の側面の一部分黒い斑点があるもののほとんどが白い。長男の康弘さん(27)は「以前から白い牛が好きだった。ここまで真っ白なのは初めて」と満足そう。家畜の遺伝改良を行うジェネティクス北海道によると「被毛の色は種牛から遺伝する。母牛との組み合わせで真っ白になったのでは」という。康弘さんは「白い牛は牛同士でも目立つ。いじめられたりするので大事にかわいがって育てたい」と話している。(塩原真)
2010年3月25日の記事
“生の帯広美術館”発信 専門員・高田さんHP開設
 道立帯広美術館(帯広市緑ケ丘2)のミュージアム・コンシェルジュ(専門員)、高田佳子さん(33)がホームページ(HP)「ART MUSEUM CONCIERJE.LIVE」を開設、同美術館の情報発信を始めた。公式ホームページでは伝えきれない情報を掲載するほか、簡易投稿サイト「ツイッター」も利用し、“生の帯広美術館の姿”を伝えたい考え。

 「美術館には現場の視点で情報発信しないともったいない魅力がたくさんある」と感じたのがHP開設のきっかけだという。HPでは同館で開催する展覧会の概要や、関連グッズの紹介などのほか、展示室に精通した専門員ならではのおすすめの鑑賞術を伝授。「それぞれの展覧会の雰囲気やそれに見合った鑑賞方法を伝え、展示を100%楽しんでもらいたい」と話す。その他、全国の美術展のチラシを閲覧できるページもある。

 ツイッターでは同館の混雑状況などをリアルタイムで発信する。また、「同じ作品でも日によって見え方が違うこともある。『今日はあの絵がとてもかわいく見えます』などということも発信したい」という。

 高田さんは同館に専門員として勤務する傍ら、写真作家としても活動している。HPでは同館の情報以外に、十勝管内外の芸術関係の話題も提供する考え。「美術館で働き、いろいろな作品を目にする機会に恵まれたことで、アーティストとしてプラスに感じることがたくさんある。HPではミュージアム・コンシェルジュとアーティストの両方の視点で情報を発信し、美術館と人をつなぐ役割を果たせれば」と話している。 HPのアドレスは(http://web.me.com/artmuseumconcierje/)。(丹羽恭太)
2010年3月25日の記事
支えに感謝 「五輪勇士」 笑顔で報告
平子・土井選手 人間的にも成長目指す

 開西病院スケート部の平子裕基、土井槙悟両選手の五輪出場報告慰労会が24日夜、帯広市内のベルクラシック帯広で開かれた。約130人が出席し、最高峰の舞台で戦った2選手の健闘をねぎらった。

 とかちスピードスケートアスリートを応援する会(通称チャレンジとかち2010、河西智子会長)主催。河西会長が「2人はこの十勝からオリンピックに出場したいという夢を果たし、私たちに元気を運んでくれた」とあいさつ。来賓の砂川敏文市長、竹島敏治芽室町副町長、赤間義章音更町副町長がそれぞれ祝辞を述べた。

 川原正行監督は「この4年間、平子選手、土井選手とスケート・寝食を共にできて本当に感謝している」と感謝。平子は「開西病院の皆様が温かく見守ってくれたおかげでスケートも成長できた。これからもスケートだけでなく人間的にも成長していきたい」、土井が「バンクーバーの切符をつかめたのは支えてくれた多くの方のおかげ。何より一番近くで支えてくれた川原監督、平子先輩に感謝したい」とそれぞれ謝辞を述べ、2人はそれぞれの両親へ感謝の気持ちを込めて花束と手紙を贈った。

 本迫哲市教委教育長の発声で乾杯、出席者は日本代表として世界と懸命に戦った2人の活躍をたたえた。(高橋宏幸)

太田選手 良い形でシーズンを終えられた

 バンクーバー冬季五輪代表で、13日のワールドカップ(W杯)今季最終戦で自己最高の3位に入った太田明生選手(JR北海道−明大、池田高出)が24日、JR北海道本社を訪れ、「五輪は満足のいく結果ではなかったが、W杯は良い形でシーズンを終えることができた」と報告した。

 ユニホームスポンサー契約を結んでいる同社の中島尚俊社長や札幌駅総合開発の臼井幸彦社長らを訪問。

 記者会見に応じた太田選手は「4年後の五輪を目指すなら相当の覚悟が必要。家族と相談して、これから考えたい」と述べた。池田町でのパレードに関しては「あんなに歓迎してもらえ感激した。池田高で育ててもらって今がある」と感謝した。(山下聡実)
2010年3月24日の記事
「カネヨさん」120年の歴史に幕  広小路「佐藤金物店」 今月末で閉店
管内企業のルーツにも

 明治中期から3代にわたり十勝で営業し、現在も広小路で営業を続ける佐藤金物店(帯広市西1南9、佐藤篁社長)が3月末で約120年の歴史に幕を閉じる。篁(たかし)さん(75)が病気の治療に専念するため。同店は十勝の金物店の草分けであるとともに、多くの企業のルーツとなっており、なじんだ屋号「カネヨさん」の閉店に惜しむ声も多い。

  同店は包丁や鍋などの金物やたばこ販売などを手掛け、順調に経営。近年は不況や大型ホームセンターなどの影響もあり、売り上げはピークから減少していたが、老舗飲食店の板前などの常連も多く、包丁研ぎを中心に営業を継続してきた。

 しかし、今月に入り篁さんにがんが見つかった。「店はしばらくの間の休眠も考えた」(篁さん)というが、治療に専念するため閉店を決意。 帯広市西2南7で中山金物店を営む中山孝昭社長は「歴史と特色ある店で頼りにしていた。突然の閉店はさみしい」と老舗の閉店を残念がる。

 佐藤金物店の歴史は古く、明治にまでさかのぼる。初代社長の故・佐藤喜与丸氏は1892年(明治25年)ごろに山梨県北巨摩郡小淵沢村から池田・利別に入植。喜与丸氏の姉が函館の金物店に嫁いでいた縁もあり「カネヨ佐藤喜与丸商店」を開業。農具や日用雑貨などの販売を手掛け、開拓に大きく寄与し、池田町の町議も務めた。

 このころ喜与丸氏を頼って多くの同郷の有志が渡道。坂本商事(帯広)の前身・坂本勝玉堂創業者、坂本勝氏や「バナナ饅頭(まんじゅう)」で知られる米倉屋(池田)の創業者、米倉三郎氏も山梨から入植、佐藤商店に寄宿したという。

 十勝川のはんらんによる水害が度重なった事を機に1927年(昭和2年)ごろ、帯広に移転。西2南9に店舗を構えた。2代目社長、登氏を経て56年に篁(たかし)さんが社長に就任。同時に店舗を現在の広小路に移転した。

 篁さんは回復次第、自宅で研ぎ作業は続ける。妻の操さん(71)も強力に支援するという。操さんの実家は広尾町でかつて営業していた「渡辺金物店」で夫の仕事に対する理解も深い。結婚45年目で大きな障害を迎えたが、篁さんは「(結婚50年の)金婚式を元気に迎える」と話し、夫婦でほほ笑む。

 長年営業してきた中での一番の財産は「今でも『カネヨさん』と屋号で呼んで来店してくれるお客様」と話す。同店ではこれまでの感謝の意を込め、店内商品を格安で提供している。(大谷健人)
2010年3月24日の記事
母校の発展に願い込め 市内小学校6年生が卒業制作
 十勝管内の多くの小学校で24日、卒業式が開かれた。帯広市内の小学校では卒業生が6年間の学校生活への感謝を胸に卒業制作に励み、母校の発展に願いを込め自分たちの足跡を刻んだ。
木製の花台に思い出刻む 
川西小

 川西小学校(大場渉校長)の卒業生17人は木製の花台を制作。高さ70センチ、幅50センチの台の4つの側面には校章や校訓「学愛健行」、学校生活の四季折々の思い出の場面の絵などを彫った。同小恒例イベントの親子レクでの花火大会、スケート記録会の様子など季節ごとの思い出の一場面が刻まれている。

 「長く使ってほしいと思い、心を込めて作った」(伊藤君)、「川西小でどんな思い出があったのかをずっと残していける」(増地さん)と作品への思いを語る。花台は24日の卒業式でお披露目され、4月の入学式から体育館のステージに設置される。(澤村真理子)

古切手など集める「エコ棚」活用して 
清川小

 太陽光発電システムなどを備えた「エコスクール」として知られる清川小学校(濱口勝彦校長)では、9人の卒業生が「エコ棚」を制作した。

 清川小にふさわしく実用的なものをと考え、同校で収集に取り組む古切手やリングプル、インクカートリッジなどを一時的に収めるエコ棚を作ることに。制作係の橋本君、知地君を中心に休み時間も利用して組み立てや塗装に励んだ。

 高さ120センチ、奥行き30センチ、幅90センチ。正面に糸のこで木をくり抜いて作った「清川エコのたな」の文字、側面には卒業生一人ひとりの名前を刻んだ。及川僚真君は「在校生に大切に使ってもらいたい」と笑顔を見せた。(澤村真理子)
2010年3月23日の記事
帯畜大学生寮 3寮統合「寄宿舎」に 男女混住型、工事が終了
 帯広畜産大学(長澤秀行学長)が男子学生寮「碧雲(へきうん)寮」で進めていた耐震補強と内部リニューアルの工事が完了した。老朽化した女子寮「萠宥(ほうゆう)寮」と別科男子寮「黎明(れいめい)寮」を統合し、男女混住型の学生寮として生まれ変わった。3寮統合により、これまでの各寮の名称は消え、大学側と寮生との協議を経て「学生寄宿舎」に決まった。

  碧雲寮の改築は老朽化が著しい施設を耐震補強し、女子の入寮定員を増やすため、国費補助と大学負担で事業費約9億円をかけ、昨年6月に着工。ただ、施設管理や寮生の安全確保に当たる管理人配置をめぐり一部寮生が「自主的な寮生活が侵害されかねない」と反発、大学側は着工を一時見送った経緯がある。同10月からは管理会社による運営委託が始まった。

 建物は鉄筋コンクリート造り5階建て延べ5366平方メートル。定員は碧雲寮380人(2人室)、萠宥寮24人(同)、黎明寮28人(4人室)だったのに対し、統合寮は302人(男子182人、女子120人)。3寮に比べ全体定員は減るが、女子の受け入れ人数を拡大したのが特徴。居室は女子が個室、男子が2人室となった。

 女子は個室でプライバシーを確保したほか、各階にはミニキッチンが付いた共有空間「コモンルーム」、シャワールーム(女子のみ)を設置。寮内で使うすべてのエネルギーを電気(風呂は除く)とし、1階にマルチルーム、喫煙ルームを新設。男女それぞれに共同浴室がある。男女の各エリア入り口をオートロックにするなど、安全安心な住環境を提供する。

 寄宿料は月に6400円。ほかに光熱水費や駐車場使用料、清掃費、食堂を利用した場合の費用がかかる。

 同大によると、統合寮の名称については学長に一任。学長は「柏(かしわ)寮」を提案したが、寮生の同意が得られなかった。互いに決めかねた結果、寮生の同意も得て「学生寄宿舎」に落ち着いたという。

 先行して工事が完了した男子エリアから既に学生が入居しており、女子エリアは23日から引っ越しが始まった。新入生は4月から入寮する。

 同大は「快適な学生生活を送れるようになったので大学の売りとしてアピールし、志願者増につなげたい」(総務課)と話している。(山崎大和)
2010年3月22日の記事
温暖化に理解深める 市児童会館 「地球のようす館」オープン
  帯広市児童会館(緑ケ丘2、川田広泰館長)の科学展示室内に21日、地球温暖化問題について学べる「地球のようす館」がオープンした。地球の美しさや温暖化現象について理解を深め、環境問題に関心を持ってもらうきっかけづくりの場を目指す。

 午前10時20分からようす館前で行われたオープニングセレモニーでは、川田館長が気象キャスター菅井貴子さんにたすきを掛けて一日館長を委嘱。市内の豊成小の河岸君と稲田小の森谷さんが南極と北極をイメージした同館の2つの入り口にプレートを掲げた。

 ようす館は約30平方メートル。子供たちが簡単に操作できる2台のパソコンが設置され、「地球と宇宙のクイズ」「星空シミュレーション」などが体験できるほか、ミニプラネタリウムも楽しめる。

 セレモニー後には親子連れらが続々と入館し、さっそくクイズなどに挑戦していた。豊頃茂岩保育所の佑月ちゃん(5)は「どれも楽しい」と話し、興味深げにパソコンに触れていた。

 同11時と午後1時半からは菅井さんが「お天気は地球の言葉」をテーマに講演。「二酸化炭素がいっぱいになると、地球がお熱を出してしまう」と地球温暖化について分かりやすく解説した。(澤村真理子)