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十勝毎日新聞社
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音更町とは・・?
十勝年鑑2004(本社刊行)より
人口 41,715人
   (男19,961人 女21,754人)
町長 山口 武敏

◎主な動き
 町は、2004年度からの実施に向けた(1)「音更町住みよい生活環境づくり条例(仮称)」の制定(2)ごみ処理有料化(3)施設使用料の見直し(4)パークゴルフ場(町営6施設)の有料化を検討。このうち施設使用料の見直しはコミュニティー施設の利用に「受益者負担の原則」をあて、現行10割の減免率を原則5割(半額負担)とし、併せて使用料を現行の1日4区分の設定から「1時間当たり」単価に改定する。
 ごみ処理有料化は、ごみの減量化や再資源化の促進、増え続けるごみ処理経費の削減などが狙い。住みよい生活環境づくり条例は住民への説明不足などから3月議会で提案を撤回、パークゴルフ場有料化も当初の1ヵ所先行有料化が議会などの反発を招いて“仕切り直し”となった経緯があり、町は住民懇談会の開催など合意づくりに力を入れている。
 4月、町の“3大行革”に位置付けられていた町営サイクリングターミナル・十勝婦人会館の民間経営への移行(「吉市」への施設貸与)、町立木野南保育園の民間委託(学校法人・帯広大谷学園が受託)、町国保診療所の入院業務廃止がそれぞれ実行に移された。6月には町が希望が丘運動公園整備の一環として取り組む新・野球場が着工、約7,000人の収容が可能な本格施設が2005年度の供用開始へと動き出し、7月には道内8番目の道立公園「十勝エコロジーパーク」が十勝川温泉南18の十勝川河川敷周辺にオープン(一部開園=56ヘクタール)した。
 市町村合併問題は、北十勝4町(音更、士幌、上士幌、鹿追)の枠組みが6月末に白紙に戻り、その後、鹿追が新得、士幌が上士幌と任意合併協議会を設立したことで、音更は厳しい立場に追い込まれた。山口武敏町長は8月の町議会市町村合併調査特別委員会で、合併への意思を改めて示す一方、合併か自立かの最終判断の時期を当初の9月から12月に修正。9月議会の行政報告でも「地方制度調査会の最終答申(11月予定)の内容いかんによっては、まだ若干の流動性も残されている」とし、近隣市町村の動向を見極める考えを示した。
 8月の台風10号は町内にも大きな被害をもたらした。宝来河川緑地(音更川左岸)ではドッグランとソフトボール場が浸水で全壊状態となり、町は復旧をあきらめ、再整備しない方針を固めた。十勝川温泉アクアパークの町営パークゴルフ場も、下流側を中心に深刻な被害を受けた。
 また、町内で発見されたアイヌ民族の可能性がある遺骨を、町がウタリ関係者に報告せず火葬した問題が同月に表面化、町は道ウタリ協会十勝地区支部連合会に謝罪した。
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音更めーるは毎週金曜日に更新です。
次回第110回掲載は10月1日。お楽しみに!
ブラジルで活躍の谷川さん夫妻 盆踊りやPG普及させ帰国 音更の自宅で喫茶店開店へ 新たな夢持ち帰る

[ 2004年9月22日の記事 ]

 ブラジルで日本語教育などのボランティア活動やパークゴルフ(PG)の普及などに取り組んだ谷川悟さん(65)と妻の節子さん(60)=木野西通15=がこのほど帰国した。5年3カ月にわたる現地での生活を経て谷川さん夫妻は新たな夢を持ち帰り、この12月にも自宅1階にブラジルコーヒーの喫茶店を開く予定だ。(本内のぞみ)

 谷川さん夫妻は、1999年6月にブラジルのパラナ州ロンドリーナ市へ。士幌・下居辺小学校教諭だった悟さんはパラナ日伯文化連合会の日本語学校で教員を務め、昨年7月には「ミニ日本祭り」と銘打って子供浴衣を十勝管内から募り、子供盆踊りなどの企画を実現させた。
 また、現地からの要望で開拓時代の写真や昔使われた物を集めた「パラナ州日本移民史料館」も設立、館長を務めた。節子さんは着付けや和紙の小物作りを指導するなど、女性ならではのネットワークを築いた。
 滞在中、悟さんは幕別に本部を置く国際パークゴルフ協会(前原懿=あつし=理事長)の“海外特命普及員”にも任命され、節子さんとともにPGの普及に尽力。「テラロッシャ」という硬い土の土地に2コースを造成し、企画立案から中心となって進めた「南米国際交流パークゴルフ大会」の成功を見届け、帰国の途に就いた。
 「マイズメイノ(まぁそこそこにやろう)」というブラジルの気風から、「『損をしてもいつか戻ってくる』という余裕を教えられた」と悟さん。「和」をモットーに活動し、苦労にも「おかげで退屈することがなかった。自分の再発見をした」と屈託なく話す。
 “先生”と慕われた谷川さん夫妻の帰国に際し、現地では約70人が空港に見送りに訪れた。悟さんは「これから先もまだまだ何でもできると力がわいた」といい、節子さんも「夫に息切れしながらついていく感じの日々でした。現地の人に喜ばれ、私も一緒に楽しくやっていました」と完全燃焼した様子だ。
 自宅に開設予定の喫茶店は「カフェボン」と命名。夫妻の今、一番の楽しみは「3人の孫と遊ぶこと」という。
元気いっぱいに子供みこし

[ 2004年9月21日の記事 ]

 宝来神社の秋季祭典が19、20の両日、宝来地区で開かれ、子供みこしや芸能発表会などで盛り上がった。
 19日は午前中に子供みこしを予定していたが、雨のため翌日に延期。正午から同神社で祈願祭のみを行った。
 20日は雨も上がり、午前9時ごろから子供みこしがスタート。地区の小学生約200人が4基のみこしを担ぎ、町内を巡回。元気いっぱいの掛け声とともに練り歩く子供たちに、沿道から盛んな声援が送られていた。
9少年団が熱戦 音更で北部方面サッカー大会

[ 2004年9月21日の記事 ]

 第20回北部方面少年サッカー大会兼第4回音更郵便局長杯サッカー大会(町サッカー協会主催)が18日、木野宝来サッカー場で行われた。音更、士幌、上士幌の3町から9少年団が参加し、学年ごとに勝敗を競った。
 5、6年生は11人制サッカー、4年生と3年生以下はフットサルで競技を実施。6年生は予選リーグと決勝トーナメント、5年生は総当たりのリーグ戦、4年生と3年生以下はリーグに分かれ、各リーグのトップを決める方式で勝敗を競った。(高田敦史)
売店通じて地域と交流 音更の更葉園 授産施設製品を販売「おとぷけ通り」 町民の展示スペースも

[ 2004年9月20日の記事 ]

 社会福祉法人「更葉園」(東通13、氏隆一理事長)の売店「おとぷけ通り」が19日、町道沿いの同施設敷地内にオープンした。同法人の授産施設で作られた製品の販売を主に、施設の沿革を紹介する資料展示や町民向けの開放スペース(作品展示)なども設置。売店を通じて地域との交流、施設への理解促進を図る。この日は午前10時半から関係者がテープカットを行い、門出をにぎやかに祝った。(高田敦史)

 店名は、町名の由来となったアイヌ語から取った。施設の前の町道を将来は「おとぷけ通り」と呼ぶようにしようと検討委員会で命名した。
 この日は日午前11時からの更葉園「ふれあいまつり」に先駆けて開店イベントを実施。氏理事長が「生産品を通じ地域に貢献し、施設への理解を深めてもらいたい」とあいさつし、建設費の寄付団体である音更郵便局の滝沢正志局長、国際ソロプチミストおとふけの鷲北秀子会長が謝辞を述べた。
 テープカットにはこのほか、同法人の市野輝章常務理事と家族会の佐藤孝会長、自治会の佐藤江美子会長も加わった。
 売店には開店直後から多くの町民が訪れ、授産製品のせっけんや作業用手袋、ごみ袋などを買い求めていた。
 また、ふれあいまつりでは郷土芸能音更太鼓の披露や、よつ葉乳業のバンド「MILK」による演奏などが行われ、会場を盛り上げた。
 売店の営業時間は午前9時から午後5時半まで。日曜日・祭日定休。
 問い合わせは更葉園(42-2236)へ。
来夏の実り 期待込め… 秋まき小麦の種まき本格化

[ 2004年9月19日の記事 ]

 十勝の基幹畑作物、秋まき小麦の種まきが本格化している。2005年産の作付指標面積は、十勝管内で約3万9000ヘクタール。農業収入で大きな比率を占めるとあって、農家は真剣に作業に取り組んでいる。
 町内長流枝の高山功さん(74)は17日から、9ヘクタールの畑にホクシンをまき始めた。「毎年このころにまいている。もう年なので、麦中心の作付けだが反収(10アール当たり収量)はJA平均以上ある。体の動く間、農業を続けたい」と話した。
 種まき適期は、山沿い・沿海地域で9月15日、中央部で同20日とされているが、今秋は前作物の収穫が早めに進行しており、農家の種まき作業も順調に進んでいる。(東条隼士通信員)
70組の親子、楽しいひととき おとふけ子育てサークルまつり 手遊びや縁日など多彩

[ 2004年9月16日の記事 ]

 町育児サークル連絡協議会(君島由美会長)主催の第2回「おとふけ子育てサークルまつり」がこのほど、町児童会館大ホールで開かれた。手遊びや工作コーナー、縁日などが用意され、約70組の親子が楽しいひとときを過ごした。
 同協議会は町内で活動する育児サークルが集まり、2000年2月に発足。フリーマーケットや観劇などの合同企画を通して横の連携を深めている。現在は育児クラブとあそぼう会の2サークルで活動している。
 この日は午前10時半から始まり、子育て中の母親たちが子供を連れて次々と来場。親子同士で交流を深めながら、ヨーヨーつりや輪投げなど手作りの縁日、小麦粉粘土を使った工作、手遊びなどを楽しんだ。
 君島会長は「これからもサークル以外の親子も一緒に楽しめる企画を続けていきたい」と話していた。(金谷信)
ブラジルに移住、バナナ栽培で成功した山田さん 34年ぶり音更に里帰り 川で泳いだ思い出など語る

[ 2004年9月16日の記事 ]

 音更町出身で13歳でブラジルに移住し、現在は同国一のバナナ生産業者として活躍する山田勇二さん(57)がこのほど34年ぶりに里帰りした。13日には町役場に山口武敏町長を訪ね、近況や思い出話を交えて歓談。生まれ育った木野地区をはじめまちの変ぼうに驚きを見せながらも、「懐かしい」と故郷への変わらぬ思いをにじませた。(金谷信)

 山田さんは11人兄弟の10番目として農家に生まれ、下音更小学校から下音更中学校に進学して間もなくの1960年、家族とともにブラジルに移住。父の勝造さんが入植後2年で他界するなど苦労したが、20歳で独立後、バナナ栽培に情熱を傾け、湿地帯でない場所でも水を引く(かんがい)ことでバナナ栽培の適地とすることに成功した。
 現在は同国内10カ所でバナナ園(生産面積850ヘクタール)を展開。ほかに5種類の果物を栽培し、牧場や果物の卸販売なども手掛ける企業経営者(年商約15億円、従業員約830人)。現地では「バナナ王」と呼ばれ、住まいのあるミナス州ジャナウバ市では名誉市民でもある。妻の由美子さん(52)との間に4男1女を設け、母のモモエさん(94)も健在だ。
 今回の里帰りは、山田さんが所属する経営塾「盛和塾」(稲盛和夫塾長)の全国大会(京都)で体験発表するのに合わせて実現。11日に音更入りし、実姉の墓参りや牧場視察などで故郷でのひとときを過ごした。
 13日は午後1時、下音更小時代の同級生で町内在住の土井弘さん(57)とともに役場を訪れ、山口町長と懇談。山田さんは34年ぶりの故郷について「自分の住んでいた所がすべて街(市街地)となり、それが音更本町まで続いているのには驚いた」と話す一方、「音更川ではよく泳いだり、魚を釣って遊んだ。懐かしいですね」と笑顔を見せた。また、まちのために役立ててと5万円を町に寄付した。
 役場には番組製作のため同行した関西テレビの撮影班も訪れ、懇談の様子を収録した。山田さん夫妻は同日中に兄姉の住む室蘭市へ向かった。22日に帰国の予定。
 
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