音更めーるは毎週金曜日に更新です。
次回第118回掲載は11月26日。お楽しみに! |
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愛のこもった音色で和やかに 畠山さん夫妻徳洲会病院で演奏
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2004年11月16日の記事
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札幌在住の畠山繁信さん(69)、由美子さん(64)夫妻のバンド「S&U(エス・アンド・ユー)」がこのほど、帯広徳洲会病院(木野西通14、棟方隆院長)に入院している義兄の浅井孝一さん(78)を見舞うために来町、同病院ロビーでテナーサックスとキーボードのコンサートを開いた。
畠山さん夫妻は各地のイベントや福祉施設などで演奏。今回は「(浅井さんが)お世話になっているお礼の意味も込めて」と申し入れ、病院側の快諾を得て実現した。
この日は入院患者やデイサービスなどの通院患者と家族ら約60人が集まり、畠山さん夫妻は「川の流れのように」「函館の人」など9曲を演奏。「ふるさと」は全員で合唱し、浅井さんの目からは涙があふれ、集まった人たちも愛のこもった音色に心を和ませた。
1956年から7年間、帯広に住んだ繁信さんは「懐かしい土地での演奏に感無量。患者さんが口ずさんでくれてうれしかった」と話し、由美子さんは「もっと上手になってまた演奏に来たい」と笑顔を見せた。由美子さんの姉で浅井さんの妻の恵美子さん(71)は「夫は目も耳も不自由ですが、うれし泣きをしていました」と感激していた。(本内のぞみ)
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今年度スタートした広域個人貸し出し 登録者1100人超える 音更町図書館 帯広市民が8割 「事業、定着しつつある」
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2004年11月16日の記事
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今年度管内でスタートした図書の広域個人貸出事業で、町図書館(青山昌弘館長)が他市町村からの登録・利用者を着実に伸ばしている。10月末現在の登録者数は帯広市在住者を中心に1100人を超え、貸出冊数も同館全体の14%に当たる2万冊に迫っている。(金谷信)
広域個人貸出事業は十勝管内公共図書館協議会が4月から開始。十勝在住者であれば、管内のどの公共図書館に出向いても個人の貸出カードが作れ、直接、本を借りることができる。
同協議会が9月末時点でまとめた広域利用の登録者数は管内全体で2620人。図書館別では音更が1022人と最も多く、他館(芽室791人、幕別217人など)を引き離している。
町図書館によると、同館への登録者数は10月末現在でさらに増え、1127人に。利用人数は延べ5236人。貸出冊数は1万9228冊で、この7カ月で1人平均17冊を借りた計算だ。
登録者のうち8割は帯広市民(928人)が占める。近隣にあり、駐車スペースも広く、開館(1999年12月)からまだ5年という施設の新しさも足を運ばせる要因となっているよう。
今年度、10月末現在の同館全体の貸出人数は4万2061人(前年同期比10.7%増)、貸出冊数は13万3131冊(同13%増)。広域利用分がそのまま全体実績を押し上げている形で、同館では「十勝住民の間で、この事業が着実に定着しつつある表れでは」と受け止めている。
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音更高農業科の生徒、愛情注ぎ育つ シクラメン 美しさ競演
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2004年11月15日の記事
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音更高校(河合慎二校長、生徒555人)の農場で今年もシクラメンが咲き誇り、色とりどりに美しさを競っている。昨年10月に種をまいてほぼ1年。農業科の生徒が愛情たっぷりに育てた花たちは、19日の一般向け販売で同校を巣立つ。(金谷信)
同校は「花の学校」をスローガンに掲げ、園芸を軸にした地域との交流・連携活動を展開している。シクラメン栽培はその“原点”となった取り組みで、町内公共施設への飾り付けなどで住民にもなじみが深い。
農業科草花専攻コースの3年生が毎年、実習の中で栽培。今年は3度の鉢交換を経て、大鉢、小鉢合わせて約1000鉢を育てた。農場内のハウスで、赤、ピンク、白など4色のシクラメンが出番を待っている。
「夏場の暑さでやや弱ったが、日照時間が長く秋口には盛り返した。がっちりとして普段通りの出来です」と、同科実習担当の平田松征教諭。同校のシクラメンは丈夫で長持ちすると評判も良く、「上手に育てれば来年6、7月ごろまで咲いている」(平田教諭)という。
19日の一般販売は午前9時から午後4時までで、市価の7割程度で提供する。既に問い合わせも来ているという。今年はポインセチア、ナデシコ、プリムラも併せて販売する予定だ。
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城や仏閣など模型作り続ける中島さん “ミニ音更神社”も完成 写真や実物見て再現、87点仕上げ
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2004年11月13日の記事
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町内の中島敏夫さん(77)=木野西通13=が、趣味とは思えない“匠(たくみ)”の技で全国の城や神社仏閣の模型作りを続けている。厚紙や竹ひごなどを材料に“我流”で取り組んで10年。この秋には地元に目を戻し、音更神社の模型も完成させた。中島さんは「今後は町内の記念碑や寺を写真に収めて歩きたい」と夢を膨らませている。(本内のぞみ)
中島さんは音更生まれ。中士幌で農業を営み、離農後は建築会社に勤めた。86年に妻を、94年に母親を亡くし、「1人になって何もすることがないから」と始めたのが模型作りだった。
94年9月に完成させた姫路城を皮切りに全国の城を次々と作り上げ、2001年6月に50作目の法隆寺・五重塔を完成させてからは全国の神社仏閣に範囲を広げた。これまでに金刀比羅宮(香川県)、洲本城(兵庫県)、金閣寺(京都府)、時計台(北海道)など87点を仕上げている。
設計図はなく、城や寺などの写真集を基に厚紙や色画用紙、竹ひごを使って形作っていく。格子窓の細かさや引き戸が開くなど、作品には中島さんならではのこだわりも隠されている。
「生前、妻と一緒に旅行をし、熊本城などで写真を撮ったときは、まさか自分がその模型を作るとは思っていなかった」と中島さん。「少しずつ出来上がっていく姿を見るのが楽しみ」という。
9月末には、55センチ×66センチの音更神社の模型を完成させた。写真だけではなく、毎朝往復2時間の散歩の中で同神社へ足を運び、実物を見て再現。中島さんは「大きすぎた」と苦笑いし、現在はひと回り小さいサイズを製作中だ。
十勝石や写経のほか、家系図、新聞スクラップ、わが家の記録、管内のお寺を宗派別に分けて記すなど、整理の達人でもある中島さん。自身が詠んだ「明日もまた生きるつもりで米を研ぐ」の1句を示しながら、「同じ一日の積み重ねでもきょうという日は二度とない大切な日」と話し、“生きている証し”を築き続けていく。
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空き地で“時の航海”続ける舟 音更で故石井さん置く 妻ヒデ子さん当時を回想
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| 全長8メートルの大きさの舟に驚く飛岡さん |
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2004年11月11日の記事
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町内木野大通東13の空き地に、一艘(そう)の朽ちた舟がある。舟は全長8メートル、幅1・2メートルの大きさで存在感たっぷり。この舟は1970年代半ば、町内に住んでいた故石井勝雄さんが置いたもので、石井さんと親しかった木野村商事の木野村六十夫社長が現在も管理し、長い時の航海を続けている。幕別町札内に住む勝雄さんの妻ヒデ子さん(84)は、懐かしく当時を振り返っている。(本内のぞみ)
木製の舟は、「海からの開道」を全体テーマに開かれている「第3回とかち文化まつり」(11−14日・とかちプラザ、十勝文化会議、帯広市教委、十勝毎日新聞社など主催)の会場に展示する舟を探す中で目に留まった。
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| 現在の舟の写真を見て懐かしむヒデ子さん |
ヒデ子さんは「忘却のかなたでした。置いた当時は子供たちが見に来たり、『陸(おか)に揚がった船』として評判でした。懐かしい思い出」と話している。
ヒデ子さんによると、舟は大樹町浜大樹でサケの定置網漁を営んでいた勝雄さんが釧路管内音別町の浜辺で、砂に埋まっていたのを見つけた。数日をかけて掘り出し、音更までトラックで運んだ。「漁師を辞めて舟が恋しかったのか、大事にしていました」という。勝雄さんは94年にこの世を去り、舟が残された。
舟は片側は朽ち果てているが、もう片側は青や緑、赤色のペンキで塗られた跡があり、当時の面影が残っている。鉄のくいが一列に木材に埋め込まれており、強固に造られていた様子。屋根もあるが、「屋形船ではなく、大事に舟を保存するため被せたもの」だという。
また、「北海道の舟ではなく、漂流してきたのではないでしょうか。『良い木材でできていて転覆しづらいものだ』と、夫は話していました」と振り返る。
十勝文化会議郷土史研究部会長の飛岡久さん(77)は「とかち文化まつりの会場に飾られている川舟(21世紀の音和を創る会所有)に比べて大きく丈夫な造り。川というより近海で定置網漁に使われたのではないか。もっと早く見つけて保存活動をしたかった」と話している。
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折り鶴ささげ“命”考える 「原爆の子の像」でセレモニー 広島見学旅行で音更高生
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2004年11月10日の記事
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音更高校(河合慎二校長、生徒555人)は今年も2年生の見学旅行(14−18日)に広島市を組み入れ、同市内の平和記念公園に立つ「原爆の子の像」の前でセレモニーを行う。今年は生徒自身や保護者らが折った折り鶴約3万5000羽をささげるほか、クラスごとに詩やメッセージなども読み上げ、平和の意味や命の尊さなどを考える。
同校では4年前から見学旅行先の1つに広島市を加え、毎年「原爆の子の像」前でセレモニーを行っている。内容はその年々で生徒や教員らが話し合って決め、今年も夏休み明けから準備を進めてきた。
折り鶴作りは2年生が学年を挙げて取り組み、ホームルームの時間などを利用して各クラス1000羽ずつ折り上げた。一部保護者などから3万羽近い提供も受け、これらを合わせて像にささげる。クラス単位では平和に関する詩やメッセージの朗読、合唱なども計画され、それぞれ追い込みの練習に入っている。
セレモニーは旅行2日目の15日午前、2年生5クラス181人全員が参加して行う。現地では班ごとに被爆跡なども見て回る予定という。
学校側では「生徒たちがそれぞれに平和の意味などを感じ取る機会になれば」(研修担当の鶴身幸一、小野幸司両教諭)と期待。生徒代表でつくる見学旅行委員会(吉田秀一委員長)のうち、研修委員長を務める廣岡聖太君も「僕たちは平和な時代に生まれた。その前の苦労を少しでも知ることができれば」と話している。(金谷信)
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新そば収穫祝い試食会 「七飯会」 香りやコシに満足げ
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2004年11月10日の記事
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手打ちそばうどん「七飯」(新通6ノ5)店主の工藤伊佐雄さん(73)と仲間たちが集う「七飯会」がこのほど新そばの収穫を祝い、同店で試食会を開いた。
同会は今年、陸別町のほか音更町内音幌で農業を営むメンバーの1人大島暁さん(73)の畑でソバ作りに挑戦。6月中旬に20アールの土地に種をまいた。音幌周辺でのソバ作りは初めてで、周囲から注目を浴びた。
この日は、午後6時から同会メンバーや音幌地区の人たち約25人が集合。メンバーは9月初め、台風を前に急きょ雨の中で手刈りした苦労話とともに、格別の味を楽しんだ。音幌地区の婦人たちも「コシがあっておいしい。香りが違う。音幌で作ってくれて光栄です」と感激しながら、お代わりをしていた。
同店では、来店客にも新そばの提供を始めた。(本内のぞみ)
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