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十勝毎日新聞社
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Obihiro Tokachi Hokkaido Japan
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音更町とは・・?
十勝年鑑2005(本社刊行)より
人口 42,349人
   (男20,231人 女22,118人)
町長 山口 武敏

◎主な動き
 2004年度は、住民生活に深くかかわる町の制度改正や新たな施策が相次いだ。4月、ポイ捨て禁止などを定めた「音更町住みよい生活環境づくり条例」が施行。公共施設使用料の減免基準見直し(原則半額負担)と単価改定も実施され、町営パークゴルフ場は5月の今季オープンと同時に有料化(対象5施設)へ移行した。さらに10月からはごみ処理も有料化され、燃やすごみ、燃やさないごみは指定ごみ袋、大型ごみ(実質は05年度から)は処理券の購入が必要となった。
 町の事業のうち、施設建設では、北側に教室を配するなどユニークな設計で注目されていた下士幌小学校の新校舎や、町営住宅「雄飛が丘中央団地」の最終棟となるE棟が落成。希望が丘運動公園整備の一環として造成が進む新・野球場も、05年度の供用開始へと姿を整えた。
 先進的な取り組みとして関心を集めたが、官民一体型で今年度スタートした「公共残土リサイクル事業」。町内の公共工事で発生した残土を土と石に分離、土は客土として農業者らに還元し、石は道路路盤材などとして公共工事に返す。業者選定には公募型プロポーザル(技術提案)方式を採用。実施場所である東音更の一時堆積(たいせき)場には、各地からの視察が相継いだ。
 市町村合併問題では、山口武敏町長が1月の町議会市町村合併調査特別委員会で、「合併も1つの選択肢」としながらも「基本的には自主自立を目指す」との考えを初めて示した。その後、3月に池田町民有志から音更、池田両町の合併協議会設置を求める請求があったが、「現行特例法期限内の合併にはあまりに時間がなさすぎる」とこれを断り、事実上の自立路線が固まった。同特別委も「当面は自主自立を視野に」などとした最終報告を6月定例会で行い解散、1年余りに及んだ議論にピリオドを打った。
 町は自主自立と健全財政の構築に向け、05年度以降向こう5カ年の財政健全化計画の策定に入り、議会も9月定例会で、これに関する調査特別委員会(山本忠淑委員長、10人)を設置した。
 このほか、2月に発覚した町社会福祉協議会の使途不明金問題は職員派遣、補助金交付などで密接な関係にある町も揺るがし、町長、助役の給与減額(各10%1カ月)の事態にまで至った。教育委員会関連では、長年、町民に親しまれてきた音更ファミリーセンター(木野大通西13)が老朽化のため解体され、国道沿いから姿を消した。
音更町関連リンク
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音更めーるは毎週金曜日に更新です。
次回第137回掲載は4月15日。お楽しみに!
夫が木工 妻が彫刻 仲の良さ評判の佐々木さん夫妻 たんすや鏡台合作 「趣味一緒で理解し合える」

[ 2005年4月4日の記事 ]

 町内の佐々木恒平さん(78)、サチ子さん(77)夫妻=緑陽台北区=は20年以上にわたり、夫の木工品に妻が彫刻を施すという“合作”を続けている。佐々木さん夫妻の仲の良さは周囲でも評判で、2人も「趣味が一緒で運が良かった。これからもずっと理解し合える夫婦でいたい」と笑顔だ。(本内のぞみ)

 佐々木さん夫妻は1948年に結婚。恒平さんは元農水省食糧事務所勤務で転勤が多く、サチ子さんもその先々で助産師、保健師、養護教員を務めた。
 退職後、恒平さんは車庫を大工部屋に改造し、「自由にいろいろな物を作りたい」という夢を実現。サチ子さんも「夫と2人で作品を」と、83年からかつらぎ木彫会の「樹の会」(沢田千鶴子代表)に通って彫刻を習い続けている。
 2人の作業は、恒平さんが設計して木材を切り、サチ子さんは板に花柄や編み目模様などを彫刻する。“愛の結晶”ともいえる作品は、たんすやティッシュケース、鏡台、仏壇の扉まで多種多様。2人の創作意欲もとどまることを知らず、「アイデアが浮かんで夜中に目を覚ますこともある」(恒平さん)という。
 恒平さんは「自分の作ったものが妻の彫刻でぐっと良くなるのがうれしい」、サチ子さんも「世の中に1つしかない2人の合作はいい思い出」と満足顔。恒平さんはサチ子さんが彫刻で失敗した部分は埋め木をしたり、彫刻刀も削ってあげるなど2人のきずなは深い。
 木工品作りのほか、2人は65年から通算298回、道内の118山を登っているほどの登山好き。夏には池田町で無農薬野菜も育てている。サチ子さんは「生きがいがたくさんあって忙しい人生。ずっと健康で2人でいるためにも、次に何をやろうかと前向きに考えているのがいい」、恒平さんも「これからも川の流れのように自然に2人で過ごしていけたら」と話している。
戦争あったこと後世に 音更鈴蘭通沿い 給水塔取り壊し記念碑建立

[ 2005年4月4日の記事 ]

 町教委は旧91部隊の給水塔(高架水槽)の取り壊しに伴い、当時、部隊の入り口があった鈴蘭通沿い(鈴蘭郵便局東側)に記念碑を設置した。
 給水塔は中鈴蘭の国立十勝療養所跡地の北西部に位置し、旧陸軍が1943年に建設。コンクリート造りで、高さ18.6メートル、直径8.8メートル。側面上部には45年の北海道空襲の際に受けたロケット弾2発の痕跡が残り、貴重な戦争遺跡として長く保存が検討されてきた。しかし、劣化が進み保存は困難との結論に至り、今年3月末で取り壊しが完了した。
 記念碑はステンレス製。60センチ四方の銘板に、給水塔にまつわる説明書きと、弾痕の跡が見える給水塔の写真が焼き付けられている。「長い歴史の中で、音更でも戦争があったということを後世に伝えるため」(町教委)に設置された。
 隣には91年に設置された「高射砲聯隊 北部第91部隊跡地」の記念碑も建っている。道路沿いに設置された2つの記念碑は行き交う人の目に触れ、戦争を後世に伝えていく。(本内のぞみ)
民設民営でスタート 木野南保育園 保育士増員、延長保育も

[ 2005年4月3日の記事 ]

 今年度から民設民営となった木野南保育園(堀川治夫園長)の入園式が、2日午前10時から開かれた。社会福祉法人大谷菩提樹会が設置主体となり、延長保育も始める。
 同保育園は2003年度から、町が学校法人帯広大谷学園(伊藤篤理事長)に運営を委託。「人間関係」「表現」「健康」などの項目別に年度目標を設定し、幼稚園のような教育的要素を取り入れている。
 同園も含めた町内の認可保育所では、通常の保育時間が午前7時半−午後6時半だったが、同園では今年度から午前7時−午後6時を通常保育時間とし、午後6時−同7時までを延長保育とする。これに伴い、保育士も1人増員した。
 今年は35人が入園し、全園児数は計98人に。式では年長組たちによる歓迎の歌に合わせて、新入園児たちは手拍子をたたいて喜んでいた。
 伊藤理事長は「地域と密接にかかわり、地域にとって必要な子育てニーズに対応していきたい」と抱負を話している。(梅庭寛子)
冬乗り越え漂う春 音更高農場でパンジー咲く

[ 2005年4月3日の記事 ]

 音更高校(河合慎二校長)の農場で農業科の生徒が育ててきたパンジーが今年も無事冬を越し、徐々に春めいてきた日差しに花びらを差し出している。近く校舎前庭の花壇に植えられ、11日の入学式には鮮やかな色合いで新入生を迎える。
 「花の学校」をスローガンに掲げる同校では毎年、農業科の実習としてパンジーの栽培に取り組んでいる。7月に種をまき、ハウスで暖房を入れずに越冬させ、3月半ばには徐々に外気に慣らすため屋外に出す。
 「いい土を使い、できるだけ低温で育てるのがポイント。(ハウス内でも)温度をかけないことで、がっちりした苗になる」(実習担当の平田松征教諭)という。
 今年もそうして育てられた赤、黄、紫など5色のパンジー合わせて約3000鉢が農場の一角に並び、春の日差しを楽しんでいる。まだ花は咲き始めで、見ごろ(今月下旬から5月上旬)には早いが、それでも数が数だけに一面“花畑”さながらの華やかさだ。
 パンジーは今後、入学式に向けて校舎前に飾り付けるほか、十勝が丘公園内の花時計「ハナック」や町内の道路沿いなどを彩る。一般向けの販売もしており、既に買い求めに訪れる町民らの姿もあるという。(金谷信)
自宅がギャラリーに 毎月3日間開放 音更の竹田さん 古布のかばんやちりめんの童人形…

[ 2005年4月3日の記事 ]

 古布の魅力にはまり、小物やかばんを作っている竹田靖子さん(61)=共栄台西13=、佐々木良子さん(60)=帯広市=、田中玲子さん(55)=札幌市=の3人は、「作品を多くの人に見てもらおう」と、4月から11月まで毎月3日間、竹田さんの自宅をギャラリーとして開放する。3人は「肩の凝らない雰囲気にしたい。気軽に見に来てください」と話している。(本内のぞみ)

 竹田さん宅には作品を見たいと訪れる人が後を絶たないため、「どうせなら」と開放する日を設けることを決めた。開放するのは毎月第2火、水、木曜日の午前10時半から午後4時ごろまで。
 作品はコースター(700円)から飾り物、かばんなど、3部屋を使って約50点を並べる予定だ。また、家の中は竹田さんが長く収集している骨とう品がすてきに配置され、時が止まったような不思議な雰囲気を醸し出している。
 竹田さんはちりめんで作った童人形や唐子などの小物、佐々木さんは酒布などを使ったかばんやタペストリーなどの大きな物、田中さんは足袋などの合わせ目を留めるつめ形の「こはぜ」を使ったイヤリングなどが得意で、それぞれ個性的。
 3人が作るかばんも、自身で色を染めた蚊帳を使ったり、古銭でアクセントを付けているほか、何種類もの古布を組み合わせるなど手間と工夫を惜しまない。
 佐々木さんは「作品を誰かが持ってくれるかと思うとうれしい。見てもらうためには良い物を作らないといけないし、いいプレッシャーになります」、竹田さんは「家の雰囲気も時期によって変えたり、夏は屋外でやるなど来る人を楽しませたい」と話している。
 4月は12、13、14日の3日間。問い合わせは竹田さん(30-5186)へ。住所は共栄台西13丁目1ノ181で、レンガ調の外壁の住宅。
音更町の宝来神社 100年記念で社務所を造営 連合町内会が実行委組織 予想以上に寄付集まる

[ 2005年4月2日の記事 ]

 宝来神社100年記念実行委員会(石川守委員長)は、宝来神社の拝殿西隣に新しく社務所を造営する。来年9月に記念式典を控える中、予想以上に寄付が集まったことで社務所も計画規模を拡大。石川委員長は「歴史と文化を若い人に引き継いでいきたい」と、地域の心を一つに結んでいる。(本内のぞみ)

 同実行委は藤ケ丘、北藤ケ丘を除いた宝来地区連合町内会で組織し、同神社の運営委員会としても機能。記念事業は記念式典・祝賀会の開催のほか、社殿・拝殿の営繕、社務所の造営、境内の整備、記念誌発行などを計画している。
 当初予算は350万円だったが、寄付を募ったところ、現時点で約900万円が集まった。町内会の積立金を合わせると、1000万円以上が活用できることになった。石川委員長は予想以上に寄付金が集まったことに対し、「若い人も無関心ではないことが分かった」と、胸をなで下ろしている。
 造営する社務所は、木造で29.16平方メートル(5.4メートル四方の正方形)の規模とし、拝殿と渡り廊下でつなぐ。5月に着工し、9月ごろに完成する予定。南側の窓からは外の人におみくじなどを渡せるように棚を設置するなど趣向を凝らす。
 また、1962年に建てられた拝殿を改修する。境内全体を整備して各種イベントを行うなど、舗装した参道に出店が並ぶという夢を描いている。
 石川委員長は「将来は神社裏に30、40台の車が止められるようにして宝来地区の公園になれば。神社を媒体として歴史と文化を守っていきたい」と話している。
90歳超える現役プレーヤー3人 ゲートボールやめられません 「元気もらえる」仲間の励みに
 
ゲートボールに夢中の稲川さん(右)と中田さん(左) 「ゲートボールをするとご飯もおいしい」と塚本さん
[ 2005年3月30日の記事 ]

 木野地区老人健康増進センターでこのほど開かれた同センター運営委員会(沼山藤作会長)主催のゲートボール(GB)大会で、90歳を超える“現役”プレーヤー3人に注目が集まった。稲川トシ子さん(94)=南鈴蘭=と中田作次郎さん(93)=共栄台=、塚本アサヲさん(91)=然別=。大会最終日には特別表彰を受け、3人は「一生やめられない」とGBへの愛着を新たにした。(本内のぞみ)

 第9回を迎えた今年の大会には12チーム80人が参加。90歳以上の参加者が3人もそろったことに、主催者側も「めったにないこと」と驚いた。
 GBの誕生当初から楽しむ稲川さんは「仲間に入れてもらうだけでなく、かわいがってもらい、助けられてもいます。見ているだけでも楽しい」といい、妻の千代子さん(80)とともに週1回のプレーに励む中田さんも「GBだけは生きている間は離すことができません」。
 塚本さんは夫が亡くなってから周囲に誘われてGBを始め、20年余り。「疲れるけど、ご飯もおいしく食べられるし、ぐっすり眠ることができます」。3人ともGBを人生の糧とし、周囲も「元気をもらえる」と口をそろえる。
 沼山会長(88)は「90歳になるだけでも大変なのに、ルールが難しいゲートボールができるなんて素晴らしい。励みであり、後に続くわれわれも見習わなくては」とたたえている。
 
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