十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第179回 [ 2006/02/10 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 43,075人
(男20,637人 女22,438人)
面 積 466.09平方キロメートル
花木鳥 スズラン・シラカバ
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
2006年2月7日の記事
町自治基本条例の素案 「町民の情報共有」など3原則
 町が2006年度の施行を目指す「(仮称)町自治基本条例」の検討会議(委員長・津久井寛帯広大谷短期大学教授)は、同条例の素案を6日までにまとめた。名称を「(仮称)町まちづくり基本条例」とし、「町民の情報共有」「参加」「協働」の3原則によるまちづくりの推進を掲げている。(新目七恵)

 同条例は町の条例の最高位に位置付け、まちづくりの理念や目標などを定める。同検討会議は昨年7月、公募を含む15人の委員で発足。庁内の若手職員でつくる同条例調査研究会が作成した骨格案を基に8回の会合を重ね、福士明札幌大学法学部教授をアドバイザーにその在り方や内容を話し合ってきた。

 素案は6日午後7時から町役場で開かれた第9回の同検討会議で山口武敏町長に答申した。前文と9章で構成。第1章の総則では「町民自らの意思に基づいた自治の実現」を条例制定の目的に掲げ、第2章では町民と行政の情報共有、協働、町民参加の3点をまちづくりの基本原則に定めている。まちづくり推進に当たっては男女共同参画や未成年の参加などを明記、条例の見直し規定も盛り込んだ。

 また、(1)条例の分かりやすさ(2)育てる条例(3)条例の位置づけ(4)具体的施策への反映−の4点を素案の付託意見として提出した。

 津久井委員長は「細かい文言の表現を分かりやすくするなど、建設的な雰囲気の中で議論を尽くせ、良いものができた」と述べ、山口町長は「まちづくりの根幹を成す基本的な条例。私自身、全面的に利活用したい」と話した。

 町は今後、素案をパブリックコメント(町民意見提出)にかけ、議会協議を経て、同検討会議に意見を求めながら最終案をまとめる。、6月定例会への条例案提出を予定、2006年度中の施行を目指す。
2006年2月6日の記事
競技形式でGB学ぶ 協会の初心者講習14人参加
 町ゲートボール(GB)協会(吉田弘隆会長)の初心者講習会がこのほど、音更地区老人健康増進センター(室内GB場)で開かれた。高齢者を中心に小学生も含む14人が参加し、実際に競技を体験しながらGBの基本を学んだ。

 同協会ではGBの普及と会員拡大を目的に、毎年1−3月に初心者対象の講習を集中的に行っている。この日は今年の第1回で、町内から希望者が集った。

 同協会の五十嵐隆男事務局長が「1年たてばGBの楽しさが分かってくると思う。あきらめずに頑張って」とあいさつした後、参加者は簡単なルール説明を受けて早速コートへ。協会指導部(大塚昇部長)のメンバーを講師に競技形式でGBを体験し、打撃などの基本や競技の進行などを楽しみながら学んだ。

 矢部地区の細木ハル子さん(76)は同じ地区に住む土田トメ子さん(74)と2人で参加。「きょうは(相手の球に)当てるだけで精いっぱい。早くルールも覚えて楽しみたい」と笑顔で感想を話していた。 (金谷信)
2006年2月6日の記事
浅見さん 「辛口交通標語」を作成
 町内木野に住む無職浅見信明さん(84)が、交通安全に役立てようと「辛口交通標語」を作った。8年前に考案した「交通安全50音標語」の第2弾。浅見さんは「前回より厳しい言葉の標語になった。交通事故防止の役に立てば」と話している。(新目七恵)

 浅見さんは28年前、オートバイを運転中に乗用車と衝突し、全治6カ月の重傷を負った。事故から10年後、交通安全50音標語を初めて作り、老人クラブなどで好評を得た。

 今回は知人から「前回の標語内容が甘いのでは」と指摘されたのを受け、再度練り直すことに。一昨年には十勝大橋付近の交差点を自転車で横断中自動車にぶつかり、通院生活を2週間ほど送っており、2度の交通事故の体験を踏まえ昨年春から作り始めた。
 標語はいろは順で、「いつも気をつければ事故はない」から「すっきり安心無事に運転終わったよ」まで47点。中には高齢者の運転に注意を呼び掛ける「歳をとったら乗る数へらせ」、飲酒運転や携帯電話の使用を厳しく啓発する「片手運転するな携帯電話煙草」「飲んで乗ったら匂いでわかる」や、「人の命は取り替え出来ぬ」と命の大切さを訴えるものもある。

 できた標語のコピーは宝来大橋の開通に合わせて町役場に提供した。浅見さんは「多くの人に読んでもらって参考になれば」と話している。
2006年2月5日の記事
“冬の十勝川”昼夜満喫 「白鳥まつり」
 十勝川温泉の冬の風物詩「第15回おとふけ十勝川白鳥まつり」(3月5日まで、実行委員会主催)は、1月29日の開幕から1週間が過ぎた。日中は十勝川温泉アクアパークで白鳥観光やスノーラフティング(午前9時半−午後4時)、夜は十勝が丘公園ハナック広場で光と音の幻想ショー「彩凛詩(さいりんか)」(午後7時−同9時)が繰り広げられ、十勝の冬の魅力を提供している。親子連れや観光客の歓声が響くまつりの様子を写真で紹介する。(文・新目七恵、写真・金野和彦)
幻想的な光
今年初登場の球体形のほか、三角すいなど大小約300基の光のオブジェが“光の森”を演出する「彩凛詩」。雪原が七色に染まり、ファンタスティックな空間へと変ぼうする
美しい音色響く オオハクチョウと遊ぶ 凍るシャボン玉
毎週土・日曜日の午後8時から20分間、彩凛詩会場で地元アーティストのステージショーを開催。凛と冷えた冬の夜空に美しい音色が響く 「クワー、クワー」。白鳥の甲高い鳴き声が響く十勝川温泉アクアパークでは、連日人とオオハクチョウとがたわむれる 「うわ−、すごい!」親子連れに大人気の「凍るシャボン玉体験」。氷点下15度ほどになるとシャボン玉に結晶ができる
2006年2月3日の記事
父との約束 句歌集完成 故小針治平さんの長男・誠治さん
 「夢郷(むきょう)」の号で俳句・短歌に情熱を傾け、昨年1月、91歳で亡くなった音更・小針治平さんの初の句歌集「樹氷林」がこのほど出版された。生前、出版を約束していたという長男の誠治さん(66)=万年西3線24、農業=が便せんなどに遺されていた作品をまとめ、1周忌に合わせて発行した。290句・110首を収めた句歌集を手に、誠治さんは「1年間、心の中に重いものがあったが、ようやく(約束を)果たせた」と目を細めている。(金谷信)
 
治平さんは1915年、町内然別生まれ。東士狩高等小学校を出て農業に従事した。青年時代の一時期、句作に取り組み、40代になって5、6年ほど同人誌で活動。その後、約35年の中断を経て80歳ごろから再開。「俳誌おとふけ」や「楡(にれ)の花」などで活動したほか、十勝毎日新聞紙上などで精力的に作品発表を続けた。

 2002年には十勝川温泉・十勝が丘公園内の「いしぶみの丘」に句碑を建立、町文化協会賞も受賞している。

 今回の出版は、生前交わした父との約束を果たしたい−と誠治さんが決意。治平さんが出版に向け便せんにまとめていた句歌や、短冊状の折りたたみ本として遺した毛筆書きの作品などを昨年12月から自らワープロで打ち込み、印刷会社に持ち込んだ。タイトルは治平さんが準備した「樹氷林」(句集)、「草霧氷」(歌集)をそのまま生かした。

 収録作品は「ふと忘る一字もどかし秋灯下」など、再開後、各俳誌・歌誌や新聞への投稿などで入選したり、選評を受けたものが中心。一部昭和30年代前半に作った句のほか、告別式での追悼句なども収めた。

 A5判、213ページ。100部作り、1月28日の1周忌の法事で配布した。誠治さんは「突然の病でかなわなかったが、本人も楽しみにしていた句歌集であり、できれば生前に見せてあげたかった」と話している。

 句歌集は残部が若干ある。問い合わせは小針誠治さん(0155・42・4847)へ。
2006年2月2日の記事
町新年度予算町長査定 歳出抑制を徹底
 財政健全化5カ年計画の2年目となる2006年度町予算の町長査定が1日、始まった。「現時点の目安では一般会計で150億円前後」(山口武敏町長)と引き続き厳しい財政運営が見込まれ、各担当部課との慎重な最終調整が続いている。

 同5カ年計画では、期間中の収支不足額合計を8億9400万円(一般財源ベース)に圧縮するよう数値目標を定めている。06年度予算編成に当たっても、その達成へ少しでも近づくよう徹底した歳入掘り起こしと歳出抑制への作業が続いている。

 町長査定初日は午前中の財政部局からの総括説明に続き、午後からは消防、民生、企画関連について行われ、山口町長と各担当部課長らが真剣な表情で向き合った。

 査定に当たり、山口町長は「07年度以降の交付税の動向など、見えない不安を抱えながらの予算編成。財政健全化5カ年計画を基本にしつつ、一方では少子高齢化など時代的、社会的問題に配慮した形で予算を組んでいきたい」とし、一般会計の規模は現時点で150億円前後(今年度当初補正後151億9120万円)になりそうとの見方を示した。
 町長査定は3日まで行われる。予算発表は今月下旬の予定。
2006年2月2日の記事
40メートルの滑り台登場 柳月スイートピア・ガーデン 
 柳月スイートピア・ガーデン(下音更北9線西18、冨川高明店長)の敷地内に、今年も“ホワイトガーデン”が登場した。雪で作った滑り台やかまくらが、家族連れや若者客に喜ばれている。

 ホワイトガーデンは「子供から大人まで楽しんでほしい」と、同店が昨年初めて企画。2年目の今年は、好評だった滑り台とかまくらを町内の除雪業者が5日間をかけて製作した。

 滑り台は高さ約5メートル、全長約40メートル。同店で用意したタイヤチューブとそり8台を借りて自由に遊ぶことができる。かまくらは大型(高さ約4メートル)と小型(高さ約1.5メートル)の2基が並び、大型かまくらの内部にはライトといす4脚を設置して夜もくつろげる空間を演出した。

 一般開放された23日以降は、早速遊ぶ子供客の姿が見られた。東京から帰省中に母杉浦まつ江さん、おいの矢吹駿ちゃん(5)と訪れた高柳美智子さん(28)一家は、久しぶりの雪に大喜び。父隆浩さん(45)と一緒に初めて雪の上を滑った長男の龍乃介ちゃん(4)と二男の匠実ちゃん(2)は、「速かった」と興奮気味だった。

 ホワイトガーデンは10日ごろまで利用可能。午前8時半から午後9時まで。同敷地内ではイルミネーションも2月末まで点灯中(午後4時−同9時)。(新目七恵)