十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第185回 [ 2006/03/24 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 43,075人
(男20,637人 女22,438人)
面 積 466.09平方キロメートル
花木鳥 スズラン・シラカバ
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
2006年3月21日の記事
押し花や絵画力作が150点 町図書館で柏寿協会作品展
 社会福祉法人柏寿協会(中出恒雄理事長)の作品展が、町図書館展示ホールで開かれている。押し花や絵画など多彩な作品が訪れた人の目を楽しませている。27日まで。

 展示作品は、同協会の養護老人ホーム柏陽園、特別養護老人ホーム寿楽園、町在宅老人デイサービスセンター「らんらん」の3施設の利用者が日常の活動で制作した。普段は施設内廊下などに展示しているが、地域住民の人に見てほしい−と、今回初めて企画した。

 会場には習字や絵画、塗り絵など利用者が時間をかけてコツコツと作り上げた力作約150点が並ぶ。

 絵画4点、短歌、習字作品を出展している利用者(73)は「98歳の女性の作品もあるのでぜひ見てください」と話している。(新目七恵)
2006年3月21日の記事
東士幌の長沢さん宅 21歳高齢馬無事に出産
 町内東士幌の長沢和恵さん(78)宅で、21歳の牝馬(ひんば)が子馬を無事に出産した。生後1週間以上がすぎて子馬は順調に成長し、母子ともに健康な状態。将来はばん馬出走を目指す。長年馬とかかわり、牝馬の世話を続けてきた長沢さんは「21歳馬の出産は初めて。健康に育ってほしい」と目を細めている。(新目七恵)

 牝馬は「ギンザンヒメ」の名でこれまでにばんえい競馬の競走馬6頭を輩出した。今回の出産はギンザンヒメにとって13頭目で、長沢さんによると、人間でいえば80歳の「高齢出産」に当たる。種馬は元オープン馬の「ジェットタイガー」。

 子馬は11日午前3時半ごろ、体高約105センチで誕生した。「気がついたら生まれていた」という安産で、現在子馬は母親の乳を飲んだり、パドックの中を跳び回って愛らしい姿を見せている。

 子供のころから農耕馬で家業の農作業を手伝っていた長沢さんは、20歳で結婚。夫豊秋さんは78年から調教師を専業とし、リーディングトレーナーにも輝いた。長沢さんは仕事の合間に競馬場に足を運んで手伝うなどして夫を支えてきたが、2002年に豊秋さんが亡くなった後は馬の世話を引き継ぎ、1人で続けている。

 「自分の育てた馬がレースに出場するときには必ず見に行く。馬は子供のような存在」と長沢さん。4月には能力検定試験に長沢さんが育てた2歳馬2頭がチャレンジする予定で、合格を楽しみにしている。
2006年3月19日の記事
高齢者宅にモール温泉 「お湯こうこう」好評
 自宅でモール温泉を楽しんで−。町商工会青年部(三澤敏也部長、44人)の主催で3年目を迎えた温泉宅配事業「お湯こうこう」が18日、行われた。部員たちが十勝川温泉の源泉の湯をタンクに詰めて町内の高齢者宅を回り、日ごろ温泉を味わう機会の少ないお年寄りたちを喜ばせた。(金谷信)

 十勝川温泉旅館組合と町社会福祉協議会(以下社協)の協賛によるボランティア事業。同青年部が一昨年から年1回取り組み、今年も町社協から紹介を受けた独居や夫婦2人暮らしの高齢者宅を対象に行った。

 この日は部員15人が参加。源泉の湯を詰めた容量2000リットルのタンクを大型トラック2台に1基ずつ積み、2班に分かれて計16軒を回った。湯温はタンク給水時で62度あり、宅配時点でも50度前後という熱さ。高齢者宅に着くと、部員たちがタンクから手際良くホースを延ばし、住宅内の浴槽にたっぷりとモール温泉を注ぎ込んだ。

 また、宅配先には例年同様、この事業のために製作したオリジナルのタオルを贈った。

 今回初めて宅配を受けた宝来地区の鈴木シズヱさん(77)は「腰を痛めてからは、家の近辺を散歩に歩く程度。久しぶりの温泉のお湯なので楽しみにしていました」と笑顔。三澤部長は「3年目を迎えて定着してきたと思う。来年は例えば(対象から)独居の枠を外すなど、もっと幅広く喜んでもらえるような方法も検討したい」と話していた。
2006年3月17日の記事
生ごみ処理機普及率20% 購入助成台数3296台
 町内で家庭用生ごみ処理機の普及が進んでいる。町が実施する購入助成制度による助成台数は電動式とコンポスト合わせて3296台、普及率は20%近くになった。町は新年度も助成を行う予定で、生ごみの資源化推進で町民のごみ減量への意識も高まりそうだ。(新目七恵)

  町は1991−97年度にコンポストのみの助成を実施、2869戸に導入した。2004年度にはごみ有料化に伴い、電動式とコンポストの助成として再開し、購入金額の2分の1以内、限度額は電動式2万円、コンポスト3000円で実施している。

 04年度は電動式50台に200件、コンポスト100基に249件、05年度は電動式100台に370件、コンポスト150基に121件と電動式には申し込みが殺到し抽選会で対象者を決めた。

 町によると、これまでの助成による生ごみ処理機の普及率は約19.12%、減量効果は年間約350トンと試算する。

 町内主婦の佐藤昌子さん(37)宅では、昨年7月に電動式生ごみ処理機を購入。毎日生ごみを入れ、夏場は堆肥(たいひ)として活用する。「生ごみが5分の1ほどに減って経済的。特に生魚の処理に便利」と話していた。

 町は新年度も助成制度を継続する予定だが、新設された町補助金等交付基準では生ごみ処理機助成は新年度以降3年以内に廃止とされている。
2006年3月16日の記事
交流深め福祉に理解 柳町小3年生「更葉園」など訪問
 柳町小学校(合田義博校長、児童308人)の3年生がこのほど、社会福祉法人「更葉園」(氏隆一理事長)と介護老人保健施設「とかち」(佐藤民子施設長)を訪れ、楽器演奏などで利用者と交流した。

 社会科の地域学習の一環として実施。地域に住む障害者やお年寄りと触れ合うことで普段から福祉の意識を高め、児童の心を豊かにするのが狙い。児童は各施設に分かれて訪問した。

 このうち、「更葉園」を訪問した児童11人は、食堂に集まった利用者約100人の前で「海」「風のワルツ」をリコーダーで演奏し、手作りの工作や塗り絵などをプレゼント。トランプや囲碁などのゲーム遊びを利用者と一緒に楽しんだ後、軍手作りなど同施設の作業を体験した。

 岡本圭介君は「利用者の人と一緒に話したりできて良かった。上手に作業してすごいと思った」と話していた。

 市野輝章施設長は「施設見学だけではなく、遊びや作業体験で利用者と触れ合ったのは柳町小が初めて。施設の理解につながるので、学校教育の一環として今後も利用してほしい」と話していた。見学や利用に関する問い合わせは同施設(0155・42・2236)へ。(新目七恵)
2006年3月15日の記事
80歳記念100射に挑戦 弓道協会の大久保さん
 音更弓道協会(宇野英樹会長)会員で、今年満80歳を迎えた町内の大久保弥太郎さんが、14日午後3時から町武道館射場で100射に挑戦した。傘寿を記念しての実施。最後の1射まで集中して射た大久保さんは「最後までできて満足」と話し、元気な現役ぶりをアピールした。

 大久保さんは60歳のとき、退職を機に弓道を始めた。週6日、約2時間の練習を重ね、各種大会にも参加。これまでに十勝年代別対抗弓道大会で総合優勝と準優勝を果たし、1991年には町スポーツ奨励賞も受賞した。現在は五段の腕前。

 今回は大久保さんの傘寿を祝おうと、同協会が記念百射会を企画。この日は会員6人も参加し的中本数を競った。

 大会は約3時間で終了。大久保さんは100射48中で、参加者中3位の好成績を収めた。

 宇野会長は「大久保さんは協会のビタミン剤で刺激を与えるホルモン剤のような存在。射型が素晴らしく伸び伸びしている」と話す。

 大久保さんは「集中力や筋トレが自分にマッチし、体力を維持する上でも弓道は素晴らしい競技。これからも元気なうちは続けたい」と抱負を話していた。(新目七恵)
2006年3月15日の記事
十割そば手打ちに挑戦 東中音更小PTA川元さん講師に
 東中音更小学校(荒井美代子校長、児童11人)のPTA研修会がこのほど、同校家庭科室で行われた。参加した親子は、地元産のそば粉を使ったそば打ちを楽しんだ。
 研修会は、保護者や地域住民らPTAの教養を深める目的で毎年実施。今年は東中音更地区で畑作を営む川元たまえさん(58)を講師に招き、川元さんの畑で取れたソバで十割そばを打った。

 7組の親子20人が参加。川元さんのアドバイスを受け、そば粉にお湯を混ぜて生地を作り、めん棒で伸ばすなどそば打ちを体験。初めて体験する子供も多く、慣れない手つきで一生懸命に励んだ。できたそばは、参加者全員で味わった。

 小野塚健二郎君(5年)と宏次郎君(1年)と一緒に参加した母志津子さん(40)は「難しいけれど楽しい。自宅でもやってみたい」と話していた。(新目七恵)